《1348》トランプさん大丈夫⁉️医師ユーチューバーは存在しない?ほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・トランプさん、大丈夫⁉️・医師ユーチューバーは存在しないのか😥・医師の偏在にオンライン診療・腎臓の難病にミニ臓器・報道のあり方…https://note.com/naikaitakeo/n/n5b8f948cdae0この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、毎週木曜日に最新の医療ニュースを解説する「今週の興味津々医療ニュース」。今回は過去最多となる5つのトピックが取り上げられました。1. **トランプ氏の発言:鎮痛剤と自閉症の関連性** 最初のニュースは、トランプ氏が解熱鎮痛剤アセトアミノフェン(商品名:タイレノールなど)と自閉症の関連について注意喚起を行うと発表した件です。たけお氏は「虚構ニュースかと思った」と驚きを隠さず、科学的リテラシーのないトップがこのような発言をすることの危険性を指摘。この発表に対し、イギリスの保健省などが「医師を信頼すべき」と反論するなど波紋が広がっています。科学的に明らかになっている事実を蒸し返すような発言が社会に与える影響について、強い懸念を示しました。2. **AIで生成された「架空の医師YouTuber」** 次に、AIで作成された実在しない医師の動画がYouTubeに多数投稿されているというNHKのニュース。たけお氏は、今後さらに生成AIの精度が向上し、本物との見分けがつかなくなる時代が来ると予測。情報を受け取る側のリテラシーがますます重要になると警鐘を鳴らしました。ちなみに、医師が本物かどうかは、厚生労働省の「医師等資格確認検索」システムで(本名が分かれば)確認できることも紹介されました。3. **医師偏在是正のための遠隔診療導入** 3つ目は、医師が不足している地域や診療科の課題を解決するため、遠隔診療(オンライン診療)の導入が進められているというニュース。特に耳鼻咽喉科や眼科などで先行的なトライアルが始まっています。たけお氏は、オンライン診療には向き不向きがあるため、その特性を活かすことが重要だと解説。また、がん予防や緩和ケアへの応用も検討されていますが、対面診療との使い分けが課題になるとの見解を示しました。4. **iPS細胞による腎臓難病の治療薬候補発見** 続いて、iPS細胞から作ったミニ臓器(オルガノイド)を使い、腎臓の難病であるネフロン瘻に有効な薬の候補が発見されたという明るいニュースです。たけお氏はこれを「ビッグニュース」と評価。ただし、今回は特定の遺伝子変異を持つ希少な病気が対象であり、腎不全の主な原因である糖尿病性腎症などへの応用や、腎移植に代わる再生医療の本格的な実用化には、まだ時間が必要だという冷静な視点も示されました。5. **報道のあり方への疑問** 最後に、共同通信の「救急搬送後、適切処置なく死亡と病院側を提訴」という記事について。この記事は、詳細が全く不明なわずか3行の文章で報じられました。たけお氏は、これではニュースの価値が伝わらず、なぜこのような形で報じたのか、報道のあり方自体に疑問を感じたとコメントしました。

《1347》多すぎることの弊害…

この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)今回のテーマは「選択肢やアドバイスが多いことは良いことか?」という雑談。医療現場には、患者が考える以上に膨大な治療の選択肢が存在する。例えば骨粗しょう症の治療薬一つとっても、非常に多くの種類があり、どの薬を最初に使うかは医師によっても意見が分かれるほど難しい問題である。これは便秘薬、降圧薬、睡眠薬など他の多くの薬でも同様で、医師の経験や考え方といった「アート」の部分が選択に大きく影響する。このように医師によって見解が異なるため、患者が混乱するケースも少なくない。特に現代はネットで様々な医療情報にアクセスできるため、さらに複雑になっている。しかし、ネットの情報と主治医の意見が食い違う場合は、圧倒的に「目の前の主治医」の意見を信じるべきだと話者は強調する。なぜなら、ネットの情報は個々の患者の全体像を把握していない断片的なものであり、前提条件が異なれば導き出される結論も変わってしまうからだ。医師は、患者に伝えていない複雑な背景も含めて総合的に治療方針を判断している。また、複数の専門医にかかっている場合も、意見が食い違うことがある。この場合も基本的には、患者の全体像を把握している「かかりつけ医」の判断を重視すべきである。専門家は自身の専門分野に特化しているため、治療全体のバランスを見失う可能性があるからだ。結論として、医療の意思決定は非常に複雑であり、全体をマネジメントしてくれる総合診療医や家庭医のような「かかりつけ医」の存在が重要になる。しかし、そうした医師を見つけること自体が難しいという、日本の医療が抱える課題についても言及した。

《1346》高価な骨粗しょう症の治療、信じて大丈夫⁉️

《本日のご質問》60代の知人が先日骨折の後の内科の受診時に元々骨粗しょう症もある為か注射を薦められたそうですが1回15000円で理想はそれを毎月合計10回打つ治療があると聞いたそうですが、高価なだけにもし副作用等があったら。。とか効果はあるのか等話してくれました。本当にその様な治療法があるのか?ちゃんとした治療法なのか(アドバイスしてくれたのが内科の先生らしいので)お聞きできればと思います。この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお先生が、リスナーからの質問に答えるラジオ。今回のテーマは、骨粗鬆症の高額な治療に関する不安です。### 質問の概要知人(60代)が骨折後、内科で骨粗鬆症の治療を勧められました。その内容は「1回15,000円の注射を毎月、合計10回受ける」というもので、高額なため副作用や効果に不安を感じているそうです。内科医から提案されたこの治療は、本当に存在するのか、ちゃんとした治療なのか、というご質問です。### 内科医と骨粗鬆症治療まず、骨粗鬆症の治療を内科医が行うことについて、全く問題はありません。かつては整形外科の領域というイメージが強かったかもしれませんが、現在では患者数が非常に多いため、内科医も積極的に診療に関わっています。むしろ、内科医の方がより緻密に管理できる側面もあるため、「内科医からの提案だから」と心配する必要はありません。### 質問の治療法は「おそらく存在するちゃんとした治療」結論から言うと、ご質問にあるような高額で回数が限定されている注射治療は、近年の骨粗鬆症治療の選択肢として存在するため、「おそらく、ちゃんとした治療だろう」と推測されます。ただし、「1回15,000円、計10回」という情報に完全に合致する薬剤を特定することは困難でした。これは、自己負担割合や診療内容によって金額が変わるためです。しかし、骨粗鬆症治療には高額な薬剤があり、それらが提案された可能性は高いと考えられます。### 近年大きく進歩した骨粗鬆症治療骨粗鬆症の治療は、ここ10年で劇的に進化しました。2023年には治療ガイドラインが10年ぶりに改定され、新しい治療戦略が示されています。従来の治療は、骨が壊れるのを防ぐ「骨吸収抑制薬(例:ビスホスホネート製剤)」が中心でした。これに対し、近年では骨を新たに作る働きを強力に促進する「骨形成促進薬」という注射薬が登場し、特に骨折リスクが非常に高い患者さんに用いられています。これらの新しい薬は高い効果が期待できる一方で、治療費が高額になる傾向があります。### 治療選択で大切なこと骨粗鬆症の治療方針は、患者さん一人ひとりの状態によって大きく異なります。骨密度、年齢、そして何より「骨折した経験があるか」が重要な判断材料となります。一度骨折を経験した方は、次の骨折を起こすリスクが非常に高いため、より強力な治療が推奨されることが少なくありません。今回のご質問のケースも、骨折後の治療であることから、医師が効果の高い新しい注射薬を提案したと考えられます。しかし、治療は高額であり、経済的な負担は無視できません。また、どんな薬にも副作用のリスクは伴います。したがって、最も重要なのは、主治医と十分にコミュニケーションをとることです。* その治療によって、将来の骨折リスクがどの程度減らせるのか* 考えられる副作用は何か* 費用は総額でどれくらいになるのか* 他にどのような選択肢があるのかこれらの点について納得できるまで話し合い、ご自身が安心して継続できる治療法を選択することが大切です。治療費が高すぎて途中でやめてしまっては意味がありません。骨粗鬆症による骨折は、生活の質(QOL)を著しく低下させ、寝たきりの原因にもなる深刻な問題です。適切な治療を早期に始めることは非常に重要ですので、ぜひ主治医とよく相談してみてください。

《1345》不眠に対して睡眠薬💊は間違いです‼️

チョイス@病気になったとき「不眠症・むずむず脚症候群 治療情報」https://www.nhk.jp/p/kenko-choice/ts/7JKJ2P6JVQ/episode/te/7M3NQMVM14/この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、自身のイベント参加経験とNHKの番組『チョイス』の内容を元に「不眠症」について解説します。**【不眠症の現状とリスク】**たけお氏は、イベントで多くの人が睡眠に悩んでいることを再認識したと語ります。令和元年の調査では、20歳以上の約2割が何らかの不眠症状(入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒)を抱えているとされています。不眠を放置すると、高血圧や糖尿病といった生活習慣病のほか、心筋梗塞や認知症のリスクも高まるため、軽視はできません。**【治療の第一歩は生活習慣の改善】**不眠治療において最も重要なのは、薬に頼る前の「生活習慣の改善」です。病院を受診すると睡眠薬が処方されがちですが、その前に試すべきことがあります。1. **睡眠日誌をつける** 不眠治療において「睡眠日誌なくして治療はできない」と言われるほど重要です。就寝時刻、起床時刻、睡眠の質などを記録することで、自身の睡眠パターンを客観的に把握できます。これにより、医師も正確な状態を理解しやすくなり、適切な治療方針を立てる助けとなります。記憶に頼らず記録することが大切です。2. **寝室のルール** 寝床で眠れないままモンモンと過ごすのは逆効果です。眠れない時は一度寝室を出るなど、「寝る時以外は寝室にいない」というルールを徹底することが推奨されます。3. **高齢者の注意点** 高齢になると長く眠る体力がなくなるため、無理に長時間寝ようとするとかえって不眠が悪化することがあります。国のガイドラインでも「寝床にいるのは8時間以内に」と推奨されています。**【睡眠薬の種類と特徴】**生活習慣を改善しても眠れない場合は、睡眠薬が選択肢となります。現在、主に3種類の薬が使われています。1. **GABA受容体作動薬(ベンゾジアゼピン系など)** 従来から使われている薬で切れ味は良いですが、依存性や耐性(薬が効きにくくなること)が問題となり、新規での使用は減少傾向にあります。2. **メラトニン受容体作動薬** 自然な眠りを促すホルモンに作用する薬で、依存性のリスクが低いのが特徴です。3. **オレキシン受容体拮抗薬** 脳を覚醒させる物質の働きを抑える新しいタイプの薬です。こちらも依存性が少なく、現在の主流となりつつあります。ただし、副作用として悪夢を見ることがあるため注意が必要です。**【不眠の裏に隠れた病気】**不眠の原因が、単なる不眠症ではなく別の病気である可能性も考慮すべきです。* **むずむず脚症候群** 脚に不快な感覚が生じて眠れなくなる病気で、特に透析患者に多く見られます。睡眠薬だけでは改善しないため、専門的な治療が必要です。* **睡眠時無呼吸症候群** 睡眠中に呼吸が止まることで眠りが浅くなります。この状態でベンゾジアゼピン系の睡眠薬を使用すると、症状が悪化する危険性があるため、不眠の原因を正確に見極めることが極めて重要です。たけお氏は、安易に睡眠薬に頼るのではなく、まずは生活習慣を見直し、不眠が続く場合は専門医に相談して、背景にある病気も含めて適切な診断と治療を受けることの重要性を強調しました。

《1344》新しい緩和ケア

・参加登録驚異の700人超え‼️・多職種・非がんネタ多し・楽しく学ぶことの大切さ・リーダーシップ論・緩和医療は基本に立ち返って…第7回日本緩和医療学会関西支部学術大会 https://jspm-kansai2025.sprt-link.jp/この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおです。今回は、昨日開催された「第7回日本緩和医療学会関西支部学術大会」に参加した感想を雑談風にお話しします。まず結論から言うと、非常に盛会で素晴らしい大会でした。最終的な参加者数は、最後の1週間でぐんぐん伸びて700人を超えました。これは関西支部では過去最多でしょうし、全国的に見てもトップレベル、もしかしたら過去最高の規模かもしれません。この成功の大きな要因は、実行委員の先生方の企画力にあると思います。今回は実行委員の先生方が各々企画を持ち寄ってプログラムが作られたそうで、新しい形の緩和ケアをテーマにしたものや、全国大会では難しい支部大会ならではの企画など、非常に魅力的な内容でした。特に印象的だったのは、多職種連携や医療以外の分野の方も登壇されるなど、医療の枠組みを超えた視点が意識されていた点です。また、若手の登竜門となる「フレッシャーズセッション」も充実しており、若手からベテランまで活発に意見交換できる構成になっていました。そして、今回の大会で改めて強く感じたのは、「緩和ケアはがんだけのものではない」ということです。私自身も心不全の緩和ケアについて発表させていただきましたが、それ以外にも神経難病など、がん以外の疾患に関する演題が非常に多くありました。様々な疾患で苦しむ患者さんに対し、緩和ケアが提供されている現状を再認識でき、大変有意義でした。大会長の清水先生が冒頭で「せっかく学ぶなら楽しく学ぼう」とおっしゃっていましたが、まさにその言葉が大会全体を貫いていました。大人の勉強は、やらされるのではなく「好きだから」「楽しいから」こそ身につくものだと思います。その想いがプログラムの随所に反映されており、清水先生の卓越したリーダーシップが、この700人超えの素晴らしい大会を作り上げたのだと感じました。緩和ケアは、終末期の医療と誤解されがちですが、本来は治療と並行して早期から行うべきものです。「患者さんのつらい症状を和らげる」というのは、まさに医療の基本。今回の学会を通じて、その原点に立ち返ることの重要性を改めて感じました。この大会のほとんどの企画はオンデマンド配信される予定で、今からでも申し込みが可能です。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

《1343》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️

・ゲートキーパーになろう☝・検査と食事・病院ラジオ 心の医療センター編・慢性腎臓病のABCDE・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけお氏が配信する「心身健康ラジオ」の放送内容です。この放送は、毎週金曜日に1週間の放送を振り返り、リスナーからのコメントに回答する形式で進行します。今回は、第1337回から第1342回までの6本の放送が対象となりました。まず、先週の放送では心理検査、ステロイド、ウェルビーイングコーディネーター、リハビリ病院などをテーマに取り上げ、特に福井県のウェルビーイングコーディネーターに関する特別回に多くの反響が寄せられました。次に、自殺予防週間にちなんで「ゲートキーパー」の役割を紹介した回(第1338回)では、厚生労働省の「ゲートキーパー手帳」を取り上げました。リスナーからは、ゲートキーパーの重要性や、地域の支え合い、身近な人の変化に気づくことの大切さについてのコメントが寄せられました。「検査と食事」をテーマにした回(第1339回)では、検査前の食事に関する質問に答えました。血糖降下薬を服用中の食事管理や、自己判断での食事制限の危険性について議論が交わされ、基本的には普段通りの食事で検査を受けることが望ましいが、指示がある場合はそれに従い、不明な点はその場で医療者に確認することの重要性が示されました。NHKの番組「病院ラジオ」の精神科病院編を紹介した回(第1340回)では、精神疾患に対する理解を深めることの意義が語られました。リスナーからは、自身の経験を通して精神科医療への見方が変わったという感想や、番組への感動、当事者が自身を責めてしまう「セルフスティグマ」の問題の難しさを指摘する声が上がりました。慢性腎臓病の早期発見と予防のための「ABCDEアプローチ」を紹介した回(第1341回)では、高血圧管理の重要性などが解説されました。自身の経験談として、慢性腎臓病と診断されながらも自覚がなく、血圧が200mmHgを超えて驚いたというリスナーのコメントが紹介されました。最後に、直近の医療ニュース(第1342回)として、風邪と肺炎の診断の難しさ、VR(仮想現実)技術を用いたうつ病治療の可能性、肥満治療薬などが取り上げられました。話者は、安易な自己判断で風邪と決めつけず、専門医の診断を仰ぐことの重要性を強調しました。放送の締めくくりには、リスナーからの多くのコメントに感謝を述べ、知識の定着にはアウトプットが非常に重要であると語りかけました。

《1342》風邪に抗菌薬、うつをVRで、自己決定権、肥満治療薬

【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・風邪やインフルに抗菌薬NG いまさら?・抑うつ VRで改善・説明義務と自己決定権・肥満治療薬が睡眠障害に⁉️https://note.com/naikaitakeo/n/n7110565d05d3この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおが、今週気になった4つの医療ニュースを解説します。### 1. 風邪やインフルエンザへの抗菌薬処方は原則NGに社会保険診療報酬支払基金が、風邪や小児のインフルエンザなどの疾患に対して抗菌薬(抗生物質)を処方した場合、保険請求を原則認めない方針を公表しました。話者は「今さら?」と、これまで認められていたことに驚いたと述べます。ウイルス感染症である風邪に抗菌薬は無効であり、処方しないのは当然という認識だからです。しかし、実際には「風邪」の診断は難しく、急性気管支炎など細菌感染を合併している可能性もあります。診療報酬の審査は紙ベースで行われるため、病名だけで本当に抗菌薬が不要だったかを判断するのは難しいのではないか、と運用上の課題も指摘しています。### 2. VR(仮想現実)でうつ症状が改善高知大学医学部附属病院などが、うつ病患者の気分が落ち込む症状を、VRを使った治療で軽減できることを臨床研究で確認したと発表しました。話者自身もこのVR治療を体験したことがあり、その没入感から「効果は出るだろう」と期待していたと語ります。この治療はマインドフルネスなどを応用したもので、今後、医療機器としての承認を目指すとのことです。しかし、医療機器として承認されるには厳しい基準をクリアする必要があるため、そのハードルは高いのではないかとみています。### 3. 心臓手術の説明義務をめぐる判決【特に注目】九州大学病院で心臓のバイパス手術を受けた後に寝たきり状態となった患者側が、病院を訴えた裁判で、福岡地裁は病院側に約160万円の賠償を命じました。判決では、手術の方法(心臓を一時的に止める「オンポンプ法」と、動かしたまま行う「オフポンプ法」)について、両方の選択肢を患者に説明しなかったことが「説明義務違反」にあたり、自己決定権を侵害したと認定されました。話者はこのニュースに深く考えさせられたと述べます。腎代替療法(透析や移植)のように、治療の選択肢を患者に提示することは重要です。一方で、降圧薬の選択など、医療現場では医師が専門的知見から最善と判断し、患者に全ての選択肢を提示せずに治療方針を決めている場面も無数にあります。どこまでが自己決定権の侵害にあたるのか、非常に難しい問題だと指摘し、後日メンバーシップ配信でさらに深掘りしたいと語りました。### 4. 肥満症治療薬の新たな可能性デンマークの製薬大手ノボノルディスク社が、開発中の次世代肥満症治療薬を、睡眠障害や変形性膝関節症など、より幅広い症状の治療に活用できないか検証する計画を発表しました。肥満に起因する睡眠時無呼吸症候群などへの効果が期待されます。話者は、現在の主流であるGLP-1受容体作動薬とは異なるアプローチの薬剤が、肥満症治療にとどまらない新たな世界を切り拓くかもしれないと、このチャレンジングな取り組みに注目しています。

《1341》慢性腎臓病の早期発見・予防のためのABCDE☝️

■本日の興味シンシン論文■ABCDE to identify and prevent chronic kidney disease: a call to action慢性腎臓病を特定し予防するための ABCDE: 行動への呼びかけNephrol Dial Transplant. 2025 Aug 29;40(9):1786-1798. NotebookLMの解説https://notebooklm.google.com/notebook/075f3f76-3ff5-4e42-9159-aab668002646この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、慢性腎臓病(CKD)の早期発見と予防のための新しい指針「ABCDEアプローチ」を紹介した論文について解説します。これは2023年8月に腎臓分野で権威ある学術誌「NDT」に掲載されたもので、CKDを特定し予防するための行動喚起を目的としています。ビジュアル的にも分かりやすいインフォグラフィックが用いられており、一般の方にも理解しやすい内容です。以下に「ABCDE」の各項目を解説します。**A:Albuminuria(アルブミン尿)**これは「たんぱく尿」とほぼ同義です。健康診断で尿たんぱくを指摘されても、自覚症状がないため放置してしまう人が少なくありません。しかし、たんぱく尿は腎臓がダメージを受けている重要なサインであり、CKDの定義にも含まれる所見です。一度でも指摘された場合は、必ず医療機関を受診し、詳しく調べてもらうことが重要です。**B:Blood Pressure(血圧)**高血圧は腎臓に大きな負担をかけます。腎臓は「糸球体」という細い血管の塊でできており、血圧が高い状態が続くとこの血管が傷つき、腎機能が低下します。高血圧自体がCKD(腎硬化症)の原因になることもあり、血圧のコントロールはCKDの予防と進行抑制の両面で非常に重要です。**C:Cholesterol(コレステロール)**コレステロール値が高いこと自体が直接CKDを引き起こすわけではありませんが、動脈硬化を進行させ、腎臓を含む全身の血管にダメージを与えます。そのため、脂質異常症の管理も腎臓を守る上で大切です。また、この論文では触れられていませんが、「肥満」も腎臓に負担をかける(肥満関連腎症)ため、体重管理も重要です。**D:Diabetes(糖尿病)**糖尿病は、現在日本で人工透析を導入する原因の第1位です。高血糖の状態が続くと腎臓の血管が障害され、糖尿病性腎症を発症します。糖尿病は初期段階では無症状ですが、将来的に腎臓を守るためには、早期からの厳格な血糖コントロールが不可欠です。**E:eGFR(推算糸球体濾過量)**腎臓がどれくらい働いているかを示す血液検査の指標で、多くの健康診断に含まれています。この数値が60を下回ると腎機能が低下している可能性が高く、CKDが疑われます。また、単回の数値だけでなく、前年からの「変化」も重要です。例えば、eGFRが1年で急激に低下している場合は、腎臓に何らかの問題が起きているサインであり、速やかに医療機関を受診する必要があります。このABCDEアプローチは、自身の腎臓の健康状態をチェックするための分かりやすい指針です。健康診断の結果を見直し、これらの項目に当てはまる点があれば放置せず、かかりつけ医や専門医に相談することが推奨されます。

《1340》支え、支えられる力~病院ラジオ(20)心の医療センター編を見て思ったこと~

★必見番組★病院ラジオ(20)心の医療センター編▼サンド新潟県へ配信期限 :9/22(月) 午前9:14 までhttps://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025091523453この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおが、NHKのテレビ番組「病院ラジオ」第20回「心の医療センター編」の感想を語った。この回は、新潟県上越市にある犀潟(さいがた)医療センター(精神医療・依存症治療に特化)が舞台となり、話者は番組から三つの重要な視点を得たという。**一つ目:支え、支えられる力**番組には主に精神疾患の当事者が登場し、自らの病や経験をオープンに語った。話者は、この「生の語り」こそが、精神疾患に対する世間の偏見(スティグマ)を解消し、理解を深める上で極めて重要だと強調する。特に、孤立が依存症に繋がるケースがある中で、当事者同士や医療者との相互扶助が大きな力となることが示された。また、医療者自身も何かしらの病を抱える可能性があるため、「誰もが全て健康なわけではない」という前提のもと、支える側と支えられる側が状況に応じて入れ替わる、相互の支え合いの社会が理想であると述べた。**二つ目:病気に対する理解の重要性**病気に対する深い理解(自己認識)が治療の第一歩であり、特に精神疾患においては、自分の症状や病気の受け入れ方が難しいため、特に重要だと強調した。理解が進めば、適切な自己対処が可能になる。これは身体疾患(内科、腎臓病、癌など)にも共通する。さらに、精神疾患は完治を目指すだけでなく、「病気を抱えながらどううまく付き合っていくか」という、長期的な視点の切り替えが非常に大事であると論じた。**三つ目:心理師の役割**犀潟医療センターには心理師が多く在籍しており、彼らの関わり方がリアルに描かれていた。心理師の役割は1対1のカウンセリングに留まらず、グループワークなど多岐にわたる専門性を活かしたサポート体制が示された。話者は、心理師の専門性や特徴を活かせているこの病院の姿勢を評価し、このような取り組みが広がることを望んだ。**総括**全体を通じて、前回のリハビリ病院の回と同様に「知ることの重要性」を再認識した。このような病院の存在を広く一般に伝えたNHKの試みは非常に意義深く、視聴を強く推奨した(NHKプラスにて翌週月曜まで視聴可能)。

《1339》検査と食事のふか〜い話

【本日のご質問】  疾患による定期通院による血液検査と食事タイミングの疑問をたけお先生に聞いちゃいます。 受診時に血液検査がある場合、検査項目によっては、食事が大きく左右されると思いますが、普通に食事をして数値を観察した方がいいのか、それとも食事から何時間か空けて血液検査をした方がいいのかをお聞きしたいです。ちなみに主治医からは検査の前の食事についての注意事項はありません。…が、経過観察をする場合の推奨をお聞きしたいです。血液検査の項目は、健診とほぼ同じ場合だった場合と仮定してお願いします。この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、リスナーからの「血液検査と食事のタイミング」に関する質問に回答しました。### **質問内容**疾患による定期的な通院で血液検査がある場合、食事は普通にとって数値を測るべきか、それとも食事から時間を空けるべきか、という質問です。質問者の主治医からは特に食事に関する指示はないとのことです。### **結論:主治医の指示に従う**まず大前提として、「主治医の指示に従うこと」が最も重要です。以下はあくまで一般論として解説します。### **血液検査と食事の関係**血液検査の項目によって、食事の影響を受けるものと受けないものがあります。* **影響を受けにくい項目** * **肝機能**:前日の暴飲暴食で数値が急激に変動することはありません。ただし、脂肪肝など日頃の食生活の影響は受けます。 * **ヘモグロビンA1c、グリコアルブミン**:これらは過去1〜2ヶ月の血糖値の平均を反映する数値なので、検査直前の食事の影響は受けません。糖尿病の管理ではこちらを重視することが多いです。* **影響を受けやすい項目** * **血糖値**:食事の影響を最も強く受けます。厳密な測定が必要な場合は、空腹時など時間を指定されることがあります。 * **中性脂肪**:前日の食事(特に油物やアルコール)の影響をかなり受けます。 * **コレステロール**:多少の影響はありますが、大きな変動はありません。### **食事よりも「脱水」が影響することも**食事よりも、脱水状態であることの方が検査値に影響を与える場合があります。特に**尿酸値**は脱水で大きく上昇します。また、ヘモグロビンやアルブミンなども、脱水によって血液が濃縮され、見かけ上高い数値が出ることがあります。### **その他の検査と食事*** **尿検査**:食事の影響は全くありません。* **画像検査**: * **腹部エコー、腹部CT、胃カメラ、大腸カメラ、バリウム検査**など、お腹の検査は、食事をすると消化管ガスなどが発生し正確な診断が困難になるため、**絶食が必須**です。 * 一方で、**頭部CTや胸部CT**など、お腹以外の部位の検査は食事の影響を受けないため、絶食の必要はありません。### **まとめ**検査の種類や目的によって、食事の指示は異なります。血液検査に関しては、多くの項目で直前の食事の影響は限定的ですが、血糖値のように大きく影響されるものもあります。自己判断で食事を抜いたりせず、基本的には主治医の指示に従うことが大切です。特に指示がない場合は、いつも通りの生活習慣で検査を受けるのが良いでしょう。