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  2. 《1347》多すぎることの弊害…
2025-09-24 09:01

《1347》多すぎることの弊害…

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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


今回のテーマは「選択肢やアドバイスが多いことは良いことか?」という雑談。

医療現場には、患者が考える以上に膨大な治療の選択肢が存在する。例えば骨粗しょう症の治療薬一つとっても、非常に多くの種類があり、どの薬を最初に使うかは医師によっても意見が分かれるほど難しい問題である。これは便秘薬、降圧薬、睡眠薬など他の多くの薬でも同様で、医師の経験や考え方といった「アート」の部分が選択に大きく影響する。

このように医師によって見解が異なるため、患者が混乱するケースも少なくない。特に現代はネットで様々な医療情報にアクセスできるため、さらに複雑になっている。しかし、ネットの情報と主治医の意見が食い違う場合は、圧倒的に「目の前の主治医」の意見を信じるべきだと話者は強調する。なぜなら、ネットの情報は個々の患者の全体像を把握していない断片的なものであり、前提条件が異なれば導き出される結論も変わってしまうからだ。医師は、患者に伝えていない複雑な背景も含めて総合的に治療方針を判断している。

また、複数の専門医にかかっている場合も、意見が食い違うことがある。この場合も基本的には、患者の全体像を把握している「かかりつけ医」の判断を重視すべきである。専門家は自身の専門分野に特化しているため、治療全体のバランスを見失う可能性があるからだ。

結論として、医療の意思決定は非常に複雑であり、全体をマネジメントしてくれる総合診療医や家庭医のような「かかりつけ医」の存在が重要になる。しかし、そうした医師を見つけること自体が難しいという、日本の医療が抱える課題についても言及した。

サマリー

医療現場における選択肢の多さが患者に混乱をもたらす可能性が議論されています。特に、インターネット上の情報の信頼性について触れ、医者に対する信頼の重要性が強調されています。

医療における選択肢の多さ
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストをお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、ただ今日はですね、超絶雑談会をしようと思います。
正直話す内容、まだあんまりまとまっておりませんので、気楽に聞いていただけたらなというふうに思います。
で、明日ですね、TKOのメンバーシップの特別、9月の特別企画ですね、
医療現場の意思決定みたいな、またお堅い真面目な企画をさせていただくんですけれども、
それをするにあたってですね、いろいろアンケートをしたりとかですね、
資料をまとめたりしているんですけれども、
あと、ここ最近のですね、コメントを読んでいてちょっと思ったことなんですけれども、
選択肢が多いこととかですね、アドバイスが多いことは果たして良いことなのだろうかというのをですね、
ちょっと最近思っております。
何をいきなり言い出すんだというふうに思われる方も多いかと思いますけれども、
医療現場のですね、選択肢って実はものすごいいっぱいあるんですよね。
そういう点ってあんまり非医療者の方には知られてないんじゃないかなと思って、
例えばですね、例えば昨日放送したコスト少々の治療に関してもですね、
ものすごい最近のお薬進歩してきていて、
どのチョイスをするかって、どの選択肢で治療を変えするかって、
これ医者でもね、結構難しいんですよね。
昨日の投稿にも書きましたけれども、Aっていう先生はこのお薬を使った方がいいけど、
Bっていう先生はこっちのほうがいいと思うみたいな、そういうことってザラにあるんですよね。
別にこれコスト少々だけではなくて、
例えば便秘のお薬とかですね、抗生物質誰に使うかとかですね、
高圧薬、血圧のお薬何に使うかとかですね、睡眠薬何に使うかとかですね、
全てのお薬が最低でも数十種類、
場合によっては100種類を超えるそのカテゴリーのお薬だけでですよ、
いうことがあったりとかして、これをどういうふうに使っていくかっていうのは、
かなり医者のアートの部分ですね、
さじ加減がかなり影響をされる部分が大きいかなというふうに思います。
なので、医者によって言っていることは違うみたいなことはザラにあってですね、
それによって患者さんが混乱するみたいなことも結構起こっているんじゃないかなというふうに、
思うんですよね。
ネット情報の信頼性
加えてですね、今ネット社会でいろんな人がいろんな情報を出しているじゃないですか、
特にYouTubeとかだったらセカンドピノン、公開的なセカンドピノンみたいなこともできてしまうというか、
できる世の中なんで、私はあれは絶対やめた方がいいと思っている人なんですけれども、
でもそういう形でいろんな医者の意見を聞けたりしてしまうっていうのはね、
便利になった反面、逆に複雑、英語しくなっている部分もあるかなというふうに思っております。
まず大前提としてですね、ちょっとネット関係からいくとですね、
ネットで聞く情報と、かかりつけとか指示の情報と、
じゃあどっちいうことが微妙に違っているように見えるみたいなときにどっちを信じたらいいかというと、
これは圧倒的に目の前の医者の言っていることを信じた方がいいですね。
というのは、やっぱりネットの情報って非常に限られてるんですよね。
これ私が個別相談ダメですって言っている理由の一つでもあるんですけれども、
昨日のご質問とかもそうなんですけれども、どの情報が正しいかわからないんですよね。
昨日の質問が悪いというわけではなくて、
例えば100ある情報のうちの5とか10ぐらいの断片的な情報で判断してしまうというか、
せざるを得ないことが多くてですね、そうすると前提条件が違っていてですね、
当然ですけど最後出てくる結論も違うっていうことになるので、
その前提条件が正しく、例えば100のうちの80とか90ぐらい揃っていたら正しい判断できるんですけれども、
それが5%とか10%ぐらいしかないとですね、
例えばガイドラインに従って判断するとしても、それでも違う結論になってしまうということはザラにあるんですよね。
特にネットの情報っていうのはもう本当に断片的でしかないっていうのと、
あと当然ですけど、医者は患者さんとかご家族に対して100%の情報って出してないんですよね。
その裏にはいろんな情報があって、それを非常に複雑な背景の下に治療の選択とかをしてたりするので、
なのでその患者さんが持っている情報だけ別の医者に行ったからといって、
それと同じ結論にならないっていうことはご理解いただけるかなというふうに思います。
なのでネットで相談していただくのは個人的にはあまりお勧めしませんし、
かかりつけ医の重要性
それだったら個人的にはですね、個人的にはいつも言ってますけど、
AI使った方がこれからは良くなってくるんじゃないかなというふうに思いますね。
あとはいろんなところにかかっていてですね、それで言ってることが違う。
例えば内科で睡眠薬が出てるけれども、精神科に行ったら別の睡眠薬が出そうになって、
内科の治療に関してちょっと違うみたいなことを言われたみたいな、こういうこともあったりすると思うんですよね。
そういうのどう考えるかっていうと、これまた非常に難しいんですけれども、
これも基本的にはやっぱりかかりつけ医を信用していただいたほうがいいかなというふうに思います。
もちろんですね、専門家の言うことは正しいっていう部分もあると思うんですけれども、
専門家はですね、専門性のところだけしか見ていないこともあったりするので、
いろんなお病気をお持ちの方に関しては特にですね、その治療のバランスっていうのは重要になってくるので、
その部分だけスーパーな治療をしてもですね、例えば何でもいいですけど、
普通の街中の車にF1のエンジンを搭載するようなもんで、
それなんかだいぶ変なことになってしまうんですよね。
なのでもちろん専門家の意見も大事なんですけれども、
でもそれを全体統合するような医者の意見っていうのも大事かなというふうに思います。
というような感じですかね。
なので、これ本当にね、ちょっとこれ明日は詳しくお話しますけれども、
メンバーシップのところでですね、
医療現場の意思決定って非常に複雑なことをしているので、実際には。
それを全て言語化はしていないですし、
そして全て患者さんとかご家族に話しているわけではないんですけれども、
でもその意思決定をそのかかりつけとか、
いわゆる主事と一緒にやっていくことの重要性ってすごい最近感じているので、
こういうお話をさせていただきました。
ただですね、ただそのかかりつけとか、
じゃあ主事をどうやって選ぶのかっていうのがこれまた難しい問題で、
私個人的には以前からお話しているように、
総合診療医とか家庭医の先生とかですね、
そういういわゆる専門用語で言うとこのジェネラリスト的な人にかかっていただいて、
そのトータルマネジメント的なことをしてもらうのが一番いいんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、
なかなかこういう先生に出会うことが難しいっていうのが現状かなというふうに思うので、
これはこれからの課題かなというふうに思いますし、
私自身もどういうふうに見つけたらいいかっていうのはいい答えを持ち合わせていません。
一つは総合診療専門医とか家庭医療専門医を見つけるっていうのはいいかなというふうに思うんですけれども、
でもまだまだ少ないですし、
その地域によっては非常にアクセスが悪かったりする部分もあるので、
この辺は本当に日本のこれからの医療の課題かなというふうに思っていたりします。
ということで、まとまりのない話で大変失礼しました。
では最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけんじゃんけん
チョキ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
ワイトアナイカイノタケでした。
興味しんしん。
09:01

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