【再】#802. north, south, east, west --- 東西
2026-09-30 16:56

【再】#802. north, south, east, west --- 東西

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は8月11日金曜日です。
山の日ということでお休みということですかね。ちょうどお盆休みに入られているという方も多いんではないかと想像されますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題はヘルディオらしく純粋に語源の話題ということなんですけれども、
North, South, East, West 東西南北の語です。どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前にケルフイベントのお知らせです。
今度の日曜日ですね、8月13日日曜日の午後7時から19時からヘルディオの生放送イベントを開催します。
お盆休みの真っ只中という方も多いかと思うんですけれども、ぜひですねご都合がつく限り生で参加していただければと思っております。
どういうイベントかと言いますと、一昨日の配信会ですね。
こちらお聞きいただけますと早いんですけれども、800回です。
英語は私にとって○○ですを募集します。
日曜日の生放送に向けたリスナー参加型企画と題して、一昨日8月9日水曜日にお届けしました。
こちらチャプターにリンクを貼っておきますので、そちらの回をですね聞いていただければと思うんですが、題名の通りです。
皆さんこれまで数年以上英語に関わってきた、英語を学んできたという方が多いと思います。
そうしますと皆さんの中ではですね、よかれあしかれ英語に対する何らかの思いがあると思うんですね。
皆さん独自の英語感と言いましょうかね。
これをいろいろと寄せていただきたいという企画なんですね。
英語は○○であるというふうに客観的に述べてもらってもいいですし、あるいは英語は私にとって○○ですというような言い方で主観的にグッと皆さん自身の経験に引きつけて語っていただいてもいいです。
とにかく何でもいいです。でかい主語ですが、英語はというのを主語に立てて○○ですと。
ここに○○、自由に当てはめていただければと思います。
そしてこのフォーマットに従ってですね、一文で短くスパッと表現していただいた後で必要であればぜひ理由と言いますか、なぜそう考えるかという心ですね。
03:10
これを解説していただければと思います。
これをたくさん集めたいと思っています。
すでに現時点で多く寄せられています。
もう1日2日おいてですね、日曜日の生放送イベントに突入したいと思います。
そこでは皆さんから寄せられてきたその英語とは○○であるをですね、ひたすら読み上げていく。
そして聞きながらですね、そんな見方もあったかということを思っていただくと言いますかね。
英語にはいろいろな見方、英語との付き合い方対し方があるんだという発見につながるのではないかということでですね、私も今から大変楽しみにしています。
数が多ければ多いほど面白い英語感出てくると思いますので、ぜひですね、皆さん1人1件とは限りません。
いろいろな英語感、個人の中でもあると思いますので、たくさん吐き出していただければと思います。
このお聞きの配信会へのコメントという形ではなくて、一昨日のね、それを募りますといった配信会のコメント欄にたくさん皆さん寄せていただいていますので、そちらでお願いしたいと思います。
このチャプターにリンクを貼っておきますね。
日曜日の生放送イベントは、KELF、京王英語師フォーラムのメンバーがですね、司会と務めるという形で、KELF共産の企画となっております。
ぜひ楽しみにしていただければと思います。
ということで、日曜日のイベントに向けてのお知らせでした。
今日の本題は、North、South、East、West、東西南北の語。
この4つの英単語の語源を探ってみたいと思います。
日常的な方角の単語ということでですね、これ先に言ってしまいますと、すべてですね、何らかの形で太陽あるいは太陽の向きと関係してきます。
自然といえば自然ですよね。何によって方角を見定めるかといったら、基本は天体ですよね。天体の中でも最も著しい天体といえば、当然ながら太陽ということになります。
場合によっては月であるとか、北極星とかですね、それから南十字星とか、明けの明星、宵の明星、なんというのも関わってくるかもしれませんが、
まあまずですね、太陽っていうのがまず出てくるわけですよね。実際、この4つの単語、方角語はですね、太陽と関係します。
そして基本的な概念ですから、非常に古いです。語源的には極めて古いと言っていいと思いますね。
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いずれも当然ながら、古英語にも存在する単語です。それぞれですね、North, South,East, Westという形でした。
だいたい認識できるかと思うんですね。多少、母音が変わったりはしていますが、現代とあまり変わらない形でそのまま伝わってきています。
ただですね、この今読み上げた形はですね、古英語では原則として副詞として使うんですね。
つまり、北南東西みたいな名詞ではなくて、北へとか東へというような副詞です。向きを表す副詞だったんですね。
それが複合語の1要素として現れた場合には、次の第2要素ですね、これを修飾するかのような捉え方になるので、形容詞というふうに分析されました。
つまり、もともと副詞として使われていたものが形容詞にも使えるようになったということですね。
これがNorth, South, East, Westの副詞用法と形容詞用法ということです。
そして最後になって中英語記に入ってからですね、これがそのまま名詞としても用いられるようになったということなんです。
このように用法がどんどん積もり重なっていって、現代では4つのこの方角語、すべて副詞でもあり形容詞でもあり、そして名詞でもあるということになっています。
単語だけ聞くとむしろですね、一番最後に現れてきた名詞の用法というのが頭に浮かぶかと思うんですが、
出来上がった順番といいますかね、用法の出現順を考えますと、実は副詞が最初で、次に形容詞で、そして名詞ということなんですね。
つまりNorthで言えば、北へから始まって、北のと意味になり、最後に北という方角を表す名詞になったという、こんな風に変化を遂げてきたんですね。
さて、後英語からすでにこの4つの単語は出そろっていたんですね。
そしてさらにその前段階のゲルマンソ語にも基本的にはこの4つ出そろっていたと。
さらに遡ってでは究極的にインドヨーロッパソ語ではどんな語根だったのか、どんな語源に遡るのかということが知りたくなってくるわけですね。
では順に行ってみたいと思います。
まずNorth、北の方なんですけれども、これはですね、究極的にはインオーソ語の語根、NERというものに遡るんではないかと考えられています。
このNERっていうのは下方の、下の方のという意味を表しました。
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下っていうのはもちろん上下の下ですよね。
これとじゃあ南北のこの北がどう関係するかと言いますと、もともと下、下方のという意味だったんですが、これは劣っているという意味になりますね。
優れているのが上で、そして劣っているのが下という発想ですから、劣ったという意味になります。
そしてこの優れた劣ったという優劣をでは左右にマッピングすると、どっちが優れてどっちが劣っているかというと、右側が優れていて左側が劣っているっていうのがインオー語族の発想なんですね。
これについてはかつての配信回527回を聞いていただければと思うんですね。
右を表す単語です。
右の方が正しいとか良いって意味があるんですね。
それに対して左は劣っているっていうのがインオー語族のある種の文化的価値観なんですね。
さあこれで下の方のが劣ったに通じ、劣ったというのは左に通じるっていう言い方をしましたね。
さて朝日が昇る東向きに立ちます。
その左手の方角、つまり劣った方、下方の方角というのは北に相当します。
というような発想でネルっていうね、下方の意味する単語からノール、北が生まれたんではないかという説があります。
下と北というのを結びつけるためにある意味考え出された語源説とも言えるわけですが、比較的広く受け入れられている語源説かなというふうに思います。
さあ次サウフの方ですね。
これはですね、インオーソ語サーウェルあるいはスウェン、スンといったいくつかの意形があるんですが、これらの語根に遡るという説があります。
これも説っていうことなんですけどもね。
そしてこれはですね、実はサン、太陽と同語根なんです。
つまり太陽と南、これは結びつきやすいだろうなということは想像つくと思うんですね。
この語根に由来する単語でラテン語周りで英語に入ってきた単語として他にソーラーっていうのがありますね。
太陽のという意味です。
それからソースティスっていう単語もありますね。
これは下士とか当時のあの士にあたるものです。
ソースティス。
次にイースト、東に行ってみましょう。
これはインオー語根のアウスに行き着くと考えられています。
このアウスという語根は輝くが原理です。
これも太陽が輝く、照る、照り始める方角ということで東に関係していると考えられます。
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ちなみにこのインオー語根と関係してですね、輝くっていうことですからオーロラがあります。
それからラテン語でキン、輝くキンのことをアウルムと言いますね。
元祖記号で英雄ですよねキンっていうのはあれです。
あれなんかも輝くの語根に遡っていく単語です。
他にイーストと聞けばイースター復活祭が思い出されると思いますがこれも関係します。
現在ではキリスト教の復活祭という行事になっていますが
本来はゲルマン民族の春分の日を祀る行事だったっていうことなんですね。
春分もちろん太陽の動きと関連する日です。
最後にウエストですね西を表す単語ですがこれはインオー祖語のウエストという形に遡ると考えられています。
これは日没を意味したということなんですね。
関連語としてはウエスペロという語根もありましてこれ夕方、夜ということです。
ラテン語周りで英語に入ってきたのはこのウエスペロのウの部分がVに化けて
Vesperあまり聞いたことないかもしれませんがVesperですねこれでVesperと発音しまして
詩なんかでは今でも使われたりするんですが夕べ夕方という
要するにイブニングに相当する単語ということですね。
みやびな響きのする詩で使われる単語です。
さてこのように四語ともですね語源がはっきりわかっていない意語も含まれているとはいえ
おおよそのところですね太陽の動きと関係するということがわかります。
これはそれほど驚くことではないと思うんですね。
十分に予想されるというところかと思うんですが何が驚くかってですね一つ珍しいことがあるんです。
何かと言いますと中英語記におそらく公開用語開用用語としてこの4つの英語ベースの単語ですね。
これがフランス語に入ってるんですよ。
普通ね中英語記っていうとフランス語から英語に語彙が流れ込んだんですがどうもこの4つの単語に関しては逆で英語からフランス語
さらには他のロマンス語ですイタリア語とかスペイン語にも入ってるんです。
これが謎なんですよね。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
15:00
英語で方角を示す4つの単語。
これについて語源をひもといてみました。
語源不詳のものはあるとはいえ基本はですね引用をそこにまで遡ってそして原義は何らかの形で太陽の動き太陽の向きなんかと関係付けられているということです。
ここまでは驚きではないんですが本編の最後でちらっと述べたように面白いのはこの英単語小英語からちゃんとありましたが中英語記にフランス語に入ったそしてフランス語からイタリア語やスペイン語にも入っているという謎の逆流現象みたいな方向ですね。
これは本当に面白いと思いますね。
いずれ追求してみたいと思っています。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますようにホッタリウイチがお届けしました。また明日。
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