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英語の語源が身につくラジオheldio。 英語史をお茶の間におもとに、英語の歴史の面白さを伝え、
裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は2月26日、日曜日です。いかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題は、【英米差の英語史】です。 どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、お知らせと申しますか、雑談に近いものなんですけれども、聞いていただければと思います。
2点あります。 1つ目はですね、この1週間ちょっとの間に、毎回の放送でも叫んでおりますが、
関連過去回リンク共有プロジェクトというのを提案といいますか、ご協力をお願いしています。
これはですね、別の言い方で言いますと、ヘルディオのリンク張り巡らしプロジェクトとでもいうもので、
私が毎回ですね、タイトルを決めて内容を決めてお話ししているわけなんですけれども、その内容にですね、関連する話題を
だいたいですね、過去回で喋っていることが多いんですね。このボイシーヘルディオを始めて1年9ヶ月ほどがたとうとしていまして、
今回が636回ということで、かなりの過去回が蓄積されてきました。その中で完全に新しい話っていうのは実は少なくてですね、
何らかの形で関連する話題っていうのをだいたい喋っていると思うんですよ、過去に。
ですが私自身もですね、忘れているといいますか、タイトルの一覧というのは手持ちでもちろんあるわけなんですけれども、
実際そのタイトルを関して話した内容ですね、1回10分とか10分以上のものが多いわけなんですけれども、
そこで何を話したかっていうのは忘れているんで、むしろリスナーの皆さんの側で過去回を聞いたりして、割と記憶に新しいっていう方もいるんではないかと思うんですね。
関連する回を最近聞いた。例えばですね、単語レベルで引っかかっている。
今日の放送と過去1年何ヶ月前の放送とが同じ単語に引っ掛けて話をしているみたいなことは私自身は本当にすっかり忘れてるんで、リンク貼りようがないんですね。
この回が関連回ですみたいに言うことができないんですね。
ヘログ、ブログのほうだとですね、検索ができるのでそのリンクが貼りやすいんですけれども、音声の場合なかなかそうもいかない。
これから技術的にいろいろですね、改善されていくのかもしれませんけれども、なかなか今の段階では難しいので、むしろですね、皆さんリスナーの皆さんの力を借りて、
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たまたまこの毎日何百人聞いていただいているわけなんですけれども、一人でもですね、関連する回について記憶があるという方がいれば、その回をですね、コメント欄で寄せていただくだけでみんなでその関連性を共有できる。
私も含めてですけれどもね、こんなことをしゃべってたんだみたいにお知らせいただくとですね、気づくことも絶対たくさんあると思うんですね。
それをご協力いただけないかということでですね、1週間ぐらい前からこの関連過去回リンク共有プロジェクトというのをご提案といいますかお願いしている次第です。
やはり学びって関連することをずつつなぎっていうんですかね、どんどんリンクをつないでいって定着する。
同じことを2度3度言われて初めて定着するというようなところがありますので、これを実現したいんですね。
このVoicy Heldioでも何かいい方法がないかっていうことを探り始めているということなんです。
本当に探り始めなので、そもそもコメント欄に皆さんコメントいただきますけれども、そこで例えば第100回の話が今日の話と関係するといった場合、この100回について皆さんからお知らせいただきたいんですね。
一番簡単なのはコメント欄に今日の放送とこの第100回が関連していますというふうに言っていただければいいです。
面倒な場合は関連回100だけでも皆さんわかることになっています。こういうプロジェクトを今やっているということで、私今ここで宣言していますので、ぜひお願いできればと思うんですけれども、このプロジェクトを始めて1週間皆さんにすでに非常に多くのご協力いただいています。
そこで一つ根本的な問題は、例えば第100回というふうにお知らせいただいても、すぐにその100回の放送に飛べないという致命的なリンク技術の不在ということですね。
これはVoicyに何とか改善をお願いしたいと思う一方で、待っていられませんので、2つほど私自身で改善案といいますか、当面の弁法というのを考えてみました。
というのは、このVoicyのヘルディをお聞きの皆さんは、スマホなどのアプリを経由して聞いていただいているという方がいる一方で、ウェブ一般で、つまりブラウザーで聞くこともできるということで、2通りの聞き方があるんですね。
その際にコメント欄の移り方もスマホのアプリとブラウザーとでは少し違くて、この辺りのリンク張りというのがウェブ上ではどんどんリンクをつないでいけばいいんですけれども、アプリのほうの挙動がまだ完全ではないということで、うまく直接飛ぶことができないっていうんです。
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そこでまず1つは、私が独自に放送界の一覧というのを、このヘルディオのですね、作ってるんですね。それをヘログ英語詞ブログの特設ページのほうに上げています。
これをプロフィール欄にですね、このVoicyのヘルディオのプロフィール欄にリンクを貼っておきましたので、そこに行っていただけると、おそらくVoicyアプリ経由よりも見やすい形で一覧になっています。もちろんリンクもそれぞれの放送界に貼ってありますので、それを利用していただくっていうのが1つです。
もう1つはですね、VoicyアプリあるいはVoicyページの検索欄ですね。アプリだと見つけるというようなタイトルになってると思うんですが、これが検索機能なんですね。検索機能でヘルディオ、これをスペルアウトしていただいて、H-E-L-D-I-Oですね。
これで番号、記事番号というふうにやると大体飛べます。先週リスナーさんからこの方法があるよというのを教えていただいて、私自身やってみたんですけれども、飛べない放送界があるんですよ。それを私の方で少しいじってですね、タグなんかをいじって、基本的には飛べるようにしました。ほとんどの回。
1桁の回っていうのは難しくて、ヘルディオ1とかやると、1っていろんなキーワードになってるんで余計なノイズが入るんですけれども、大体の放送界はヘルディオスペースですね。そして100とか500とかやっていただけると飛べるようには多分なりました。
昨日ぐらいちょっといじってみたんですけれども、お試しください。こんな感じで少しずつですね、リンクに直接飛べるという、これある意味基本的なことなんですけどね、これが整ってきた感がありますので、今後はですね、皆さんこのプロジェクト、関連過去回リンク共有プロジェクトの方にますます協力していただければと思います。
リスナーの皆さんが、そして私を含めなんですが、とにかく関連するリンクを知れば分かればいいという、そういう趣旨のプロジェクトなので、本当に面倒な場合はですね、一言何回っていう、番号だけでもいいぐらいですね。500と言ったらそういう意味だというふうに我々は理解するので、ぜひ関連回に気づきましたら、その番号だけでもですね、数字だけでもコメント欄に投げていただければと思います。
こういう形でリンクを張り巡らすということで、学びの効果も上がりますし、私自身もですね、またどんどん芋づる式にですね、話したい話題っていうのが出てくる可能性もありますので、このあたりぜひご協力お願いいたします。
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それからですね、過去の放送会一覧というのを私独自に作っていますと言いましたが、こちらへのリンクはこのチャプターに貼り付けておきますので、ぜひですね、そちらざっとご覧いただければと思います。プロフィール欄からも飛べるようにしましたので、この一覧一つ覚えておいていただければと思います。
さて、アナウンスの二つ目です。これは短くいきますけれども、関連します。先ほどの関連過去回リンク共有プロジェクトと関連するんですけれども、私自身がですね、一番一生懸命過去回関連するものを見つけ出してリンクを張るということをしなければならない立場で、それをやろうとしているんですけれども、そのお知らせの仕方なんですけれども、もちろん放送会の中でですね、
すでにその時に気づいていれば紹介します。そうでなければ、私自身がコメントに最近参入してますので、関連放送会をコメントでお知らせします。そしてもう一つはですね、これをお知らせするためにというのもあれですが、Instagramを始めています。まさにリンク張り巡らしプロジェクトのためということで、プロフィール欄よりアクセスください。
もう一つ本題に入る前にお知らせがありました。この数週間ですね、日曜日はコメント返しということでお届けしてきたんですけれども、この1週間リスナーの皆さん聞いていただいて、そしてコメント欄を見ていただいていたんであれば、わかるとおりですね、ものすごい数のコメントをいただきました。
これになるべくですね、毎日声ではなくてですね、文章の形でコメントバックするということをなるべく多くお返ししてきました。これはですね、1回の声でのコメントバックでは到底お返しできないという量になってきつつあるということも踏まえてなんですけれども、ですので数週間続いてきましたが、今週はですね、ちょっと新しい思考でいろいろ工夫しながら、
一番良い着地点を探りたいと思っているんですが、今日はですね、皆さんからお寄せいただいたコメントの中でですね、とりわけ今週注目された話題であるとか、
私自身がピックアップしたいくつかのコメント、ご意見みたいなものをまとめて一つのお話にまとめようということですね。通常の放送会に近いことなんですけれども、1週間の皆さんからのコメントを反映した形で一つお題を立ててお話しすると、そんな形で少なくとも今日はですね、やってみたいと思うんですね。
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これからいろんな形でですね、リスナーさんも増えてきました。本当にありがたいことです。そしてコメントもいただきまして、その1週間の振り返り的な曜日として日曜日をですね、とっておきたいとは思っているんですね。これはコメントバックかもしれませんし、特にその1週間で注目された話題で共通のものがあればですね、多くの方に共通する関心があれば、
それを引き取って新たに発展させてお話しするとか、なんかそういう形でやってみようかなというふうに考えてみました。そして今日は634回、金曜日だったんですけれども、コロニアラグは本当にあるのか。これについてですね、様々なコメント、面白かったという声もありましたので、この辺りを引き取る意味でお題を立ててみました。
このコロニアラグの回はですね、さらにその2日先立つ水曜日に井上一平、堀田隆一の英語学、言語学チャンネルというYouTubeチャンネルでこの話題に触れたからということで、このヘルディオでも受けてですね、お話ししたということなんですが、関心が皆さん高いようなので、これを引き取って今日は英ベーサ、英語の英ベーサですね。
これを英語史の観点から見てみるという、そういう回にしたいと思います。それでは本編どうぞ。
今日の本題は英ベーサの英語史ということで、英語の英ベーサというのは非常に関心の高いテーマで、皆さんですね、興味持っていると思うんですね。
英語には様々な方言がありますけれども、最も有名な2つの方言といえば、つまり2大方言という言い方をすると、まずはイギリスですね、英語の発祥の地であるイギリスの英語、イギリス英語と、そして現在のスーパーパワーであるアメリカの英語。
アメリカ英語ということで、イギリス英語とアメリカ英語の違いっていうのは、とにかく話題になりますし、多くの方が関心を持ちます。このヘルディオでも英ベーサについては非常に多くですね、扱ってきました。
ハッシュタグで英ベーサとやっていただくと、いくつかの放送会、過去の放送会が出てくると思いますので、そちらも併せて聞いていただければと思うんですけれども、このヘルディオの一昨日の話題です。634回コロニアラグは本当にあるのかと題して、まさに英ベーサの話題っていうのを扱ったんですね。
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英ベーサだけではないんですけれども、主にA、Bの英語の違いということに焦点を当てました。この回につきまして非常に多くの反響がありまして、知らなかった。英語の英ベーサって文法とか発音とか語彙とかいろいろありますけれども、これはだいたいですね、アメリカがイギリスから逸脱していったんだというふうに、一般的にはそう考えられていると思うんですよ。
というのは、過去400年ぐらいのアメリカの歴史というのを皆さんだいたい知っているからだと思うんですね。イギリスからピューリタンがですね、迫害されたピューリタンが新大陸、アメリカに渡ったと。そこでジェームスタウンというのを1607年にですね、築いて植民地が始まり。
そして、うよ曲折あってですね、18世紀末にはアメリカ合衆国として独立したと。政治的にイギリスから独立したので、言語的にもいろいろと変わって、今の反映したアメリカ合衆国があるみたいなイメージです。
そうしますと、当然ですね、大きな幹はイギリス、そこから枝分かれしてアメリカという国ができたんだっていう歴史的な流れを知っている方にとっては、やはり英語のお膝元っていうのはイギリスですから、そこから分かれていった方言なんだというふうに見えますよね。アメリカ英語っていうのは。なので、イギリス英語からずれていったというふうに見えるかと思うんです。
ですが、おととい話したのはですね、コロニーラックという現象なんです。これは植民地の遅れという、そのまま訳せばそういうことになるんですけれども、アメリカというのはもともとイギリスの植民地だったわけですよね。それが独立したということです。18世紀末に独立戦争を経て独立を勝ち取ったという流れなんですが、それ以前は植民地だったわけですよね。
そして、植民地には古いものが残りやすいという一つのパターンがあります。これは文化的なことが多いんですけれども、言葉も文化の一種ですから、言葉もそうですね。イギリスの古い表現、つまり1607年っていうのが最初の植民地ですから、イギリスの初めての北米での植民地というのがジェームズタウンで1607年ってことです。
この世紀に17世紀にわっとイギリスからアメリカに人々が渡ったわけです。英語を喋っていた、当時のイギリス英語ですよ。喋っていた人々がアメリカに渡り、そこからアメリカ英語の歴史が始まるわけなんですけれども。
往々にして、その頃の17世紀初頭のイギリスでの英語の語法っていうのを、むしろ新天地アメリカでの方が今の今までよく保っているというような見方です。一方、400年ありますから今まで。イギリスはイギリスでですね、英語をやはり変わるところを変わるっていうことなんで。
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21世紀のイギリス英語とアメリカ英語を比べたときに、実はアメリカ英語の方が古い、由緒正しい形式を残しているっていうことは往々にしてあるんです。この現象をひっくるめてcolonial lagと呼んでるわけです。植民地には遅れがある、遅れるというか、要するに古いものがずっと残っていて。
本国、創始国で新しくなったものについていかないといったちょっとネガティブな意味合いを付した用語ですね。colonial lag。そしてこれはですね、一昨日の放送の復習ということで、詳しくは本当にそちら聞いていただければと思うんですけれども、このチャプターにリンクを貼っておりますのでね。
そこで述べたのがですね、まずは発音なんかは典型的なんですけれども、Rの発音star for carというようなアメリカンな発音ですが、これはイギリスでは当然star for carと伸ばしっぱなしで、Rのあの独特なアメリカ英語の音色が出ないっていうことでした。
これは17世紀初頭のイギリス英語の発音、Rがちゃんと響いていた当時の発音がアメリカにそのまま17世紀に移植され、今の今までアメリカではそれが残っているということですね。
ところがイギリスでは、その17世紀以降にロンドン付近でですね、このゴマツのRが発音されなくなるというイノベーション、発音の変化が起こって、結果として現代21世紀のアメリカ発音とイギリス発音を比べると、
アメリカ英語のこのRの独特の音色がある方が、実は古い、優秀正しいイギリス英語なんだという驚くべき事実が明らかになるっていうのが、これが英語詞なんですね。他には、I can'tっていう時ですね、これアメリカ英語ですが、イギリス英語ではI can'tって言います。
このエッって音と、アーっていうことですね。他には例えば、classっていうのと、クラース、それからtake a bathっていうのと、テイカバーフというのとで、ベーエーの差というのがありますよね。これは母音の差ですけれども。
他には発音だけでなく語彙であるとか文法というのも同じようにcolonial lackの例というのがたくさんあります。おとといの放送で述べたのは語彙については、例えばですね、guessという単語を挙げましたね。これはアメリカではI guessっていうのはI thinkぐらいの軽い意味で使いますが、イギリスでは言い当てる。
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Can you guess the answer of the quiz?みたいな言い方ですね。これはもともとより古い意味はthinkの方なんですね。つまりアメリカにこそ古い意味が残っているというような例の一つです。例えば調査ですね。英史の父と呼ばれる14世紀末に活躍したジェフリーチョーサーは考えるというアメリカ風の意味で使っています。
さらに文法的に言えば家庭法現在っていうのをおとといも述べたと思うんですね。例えばIsuggested that he go to see a doctorみたいな言い方ですね。アメリカ英語で一般的な言い方なんですけれども、イギリスでは家庭法現在を用いずに助動詞shouldを使ってIsuggested that he should go to see a doctorのような言い方をします。
これも一般的には家庭法現在を用いる方が古い、由緒正しい形ということで、これがアメリカ英語にこそ残っているということなんですね。
さて、このような話をしたところ、とても反響があって、英語の英米差っていろいろあるっていうことは知っていたけれども、アメリカ英語の方が古い、つまりコロニアラックの例が非常に多いっていうことはびっくりだ。目から鱗が落ちたということで反響をいただきました。
確かにこれはですね、一般的な考え方だと、イギリス英語が幹であると、種であると、歴史上ずっとそうですね。そしてアメリカ英語がそこから枝分かれしたんだということで、新しいことをやっちゃって、新しいイノベーションを起こしてイギリス英語から逸れていったんだというのが、歴史を知っていると自然な考え方なんですが、実は逆だったと。
アメリカ英語でこそ古いこの幹ですね、英語からつながるものがずっと残っていて、イギリス英語でこそ17世紀以降、つまり近代ですけれども、この400年ぐらいでいろいろ変わったことがあって、むしろ逸れていったと見ることができるんだというのは、なかなかの発想の転換ということで、胸がすくと言いますかね、すっかり考え方を転覆させられたというような反応が多かったんです。
しかし、しかしです。
一昨日の放送を慎重に改めて聞いていただけるとわかるように、私はこのコロニアラグですね、これに対して批判的な議論をしてるんです、実は。
チャプターを継いで話を続けさせていただきます。
コロニアラグという考え方ですね。
今回の場合、アメリカ英語でこそ古いものが残っているんだというのは、確かにこれを初めて聞くとですね、すごくびっくりする。
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しかも発音であるとか語彙、そして文法に至るまでいろいろ例があると聞くと、
完全に先入観と言いますか、知っていたと思い込んでいたものがですね、転覆させられたというある意味のどんでん返しの快感にですね、気づいたということかと思うんですけれども。
これは英語のAベーサっていうのは本当にたくさんありますけれども、その一部を説明するパターンでしかないんですね。
英語のAベーサがある場合ですね、言い方が違うという表現があった場合というか本当に無数にあるんですけれども、これは様々な歴史的経緯で変わってきているんです。
その経緯をパターン化すると少なくとも8種類ぐらいあります。
細かく言えばもっとあると思います。
そしてこの8種類ぐらいの違い方っていうんですかね、Aベーサがどうして出来上がったのかという経路、ルートみたいなものですが、8種類ある中の一つが今回述べたようにアメリカが古いものを残していて、
イギリス側で何か新しいことがこの400年のうちに起こってしまったというこのパターン。
いわゆるカギカッコ付きのコローニアンラッグというのは8分の1でしかないんですね。
ですが話として一番多分面白いと思うんですよ。皆さんが面白いと感じたように。
なので8分の1の位置づけなのに、どうも課題評価されてものすごい面白いものとして爆発的な人気を得ているっていうのが現実なんです。
そこで私は英語史の研究者として課題評価はしたくないと思ってるんですね。このコローニアンラッグ。8分の1ですよということで、まあ過小評価もしたくないです。
つまりあるままにですね、他にもいろんなパターンがあってAベーサなんですよということを述べたい。
ただ話題としてあまりに面白く多くの方感じるので、ここだけがクローズアップされるっていうことです。
先日のYouTubeもある意味コローニアンラッグという用語が一人歩きしてしまったかなということを収録後に実は思ったんです。
なので少し是正しておく必要があるかなということで一昨日ですね、このVoicyでも話したんですが、やはり皆さんの関心はですね、そういうことだったのか。
Rの発音とかこのClassの発音とかこういうことだったのかというような反応があったので、私の思いとしてはですね、ちょっと皮肉な結果になってしまったんです。正直言って。
どちらかというと、むしろコローニアンラッグ批判なんですね。批判というほど強く批判してるわけではなくて、要するに全パターンとして言えば8つぐらいいろいろなパターンあるんですよ。
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その中の一つっていうことなんですよっていうことを言おうとして、言おうとしたあまりですね、コローニアンラッグの例ばっかりを結局あげてしまったので、こういうことになってしまったのかなと反省はしているんですけれども。
なので改めてですね、今日の放送で補足しているという、そういう流れになっているわけです。
ただ、皆さんの注目がこのコローニアンラッグに行ってしまうっていうのは、もちろんよくわかるんです。今までの常識的なものと正反対のパターンだったからっていうことで、とっても印象深いっていうことだと思うんですよ。
ですが、これを本当に8パターンぐらい考えられるパターンがある中の一つに過ぎないっていうことです。この8パターンのすべて、今回説明することはしません。
ヘログの方で書いていますので、このチャプターにその記事へのリンクを貼っておきます。そちらからご確認いただければと思うんですけれども、コローニアンラッグのように名前がついているというのもまたですね、この8分の1のパターンなんですけれども、皆さんの関心がやはり高いということですね。
人々の関心が高いということで、こういうコローニアンラッグという名前がついているという。しかもネーミングがやはりイギリスの創始国、元創始国と言いますか偉い側の国ですよね。から見たようなネーミングになってますよね。コロニーではすべてのものがラッグ、遅れるんだと。
自分たち本国はどんどん高みに昇っていく新しいことを成し遂げて、産業革命ですよ。そして大英帝国ということで世界に拡散していくのに、アメリカではどうも古いことが起こっているというような、こういう見方の名前で。
ですから鍵カッコ付きのコローニアンラッグなんですけれどもね。そして8つぐらいパターンがあるのうちの1つに過ぎないのに、これだけにそういうキャッチーな名前がついてるんですよ。コローニアンラッグって。これは何を意味するかっていうことを考えることがとても重要なんだよないかというのが、実はおとといの趣旨だったんですけれども、なかなか通じてないかもしれないということで、今日ですね、改めてここでお話ししている次第です。
この問題について実は非常に面白いのは、特に日本人の方ですね、リスナーの皆さんほとんどだと思いますが、すごくこの話を受けるんです。コローニアンラッグって。面白く思うんですね。私も最初に聞いたとき、多分面白いと思ったんじゃないかなっていう、覚えてないんですけれども、面白いと思ったと思うんです。
なんでそうなのかと考えると、先ほども述べたように、基本はイギリスがベースにあって、アメリカがそこからずれていったというのがデフォルトの考え方っていうか、思い込みだからです。なので、そこがひっくり返ったショックみたいなことで関心を抱くんだと思うんですね。
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ところがですね、アメリカではむしろ状況は全く逆なんです。どういうことかと言いますと、アメリカ人は自分たちの言語、英語がイギリスから来たっていうことをよく知っています。そしてその歴史と言いますか、1600年代にイギリスからピューリタンとしてアメリカにやってきた。これがアメリカ合衆国のスタートなんだという歴史は当然ですね、教育でしっかり知っています。
ですので、アメリカにこそ当時の古い英語ですね、17世紀のイギリス英語がよく伝わり、よく残っているという言説自体は非常に広く知られています。
アメリカではそっちの方がむしろベースです。そして事実以上にむしろそれを思い込むというか神話化しています。アパラチア山脈ではエリザベス朝、エリザベス1世の頃ですよ、シェイクスピアの頃の英語が未だに話されているなんていう一種の都市伝説ですけど、神話と言っていいものがよく知られています。
ですが、これもちょっと行き過ぎた神話なんです。事実とは離れているんです。
改めてまとめますと、日本ではイギリスがベースにあってアメリカが勝手に新しいことをしちゃった。だから英米差があるんだというのが基本的な考え方です。
それがコロニアラグという現象を知ると、ああ、ひっくり返された。面白いっていうことになるっていうのがこれが日本です。
一方、アメリカは逆で、むしろイギリスの古い英語が残っているっていうのを前提、常識として考えています。
だからこそアパラチア山脈で古い英語が残っているという都市伝説がまかり通るっていうことなんですが、これはこれで全く日本とは逆方向ですが行き過ぎです。
真実は真ん中ぐらいにあります。確かにコロニアラグ風にですね、アメリカでこそ古いものが残っているっていうのは一定数あります。
しかし逆につまり日本人の前提と同じようにアメリカこそがやはりイノベーションを起こして、イギリス英語と違う新しい表現を生み出したっていうのもやはり非常に数多くあるんです。
今のところ2パターンしか述べていません。他にも6パターンがあるということで、これはブログのほうを見ていただければと思うんですが、英米差があったときにではなぜ違っているのかっていうのは少なくとも8パターンあって、特定の英米差の表現を比べるときに、これがどのパターンによって違くなったのかということは専門家でなければわかりません。
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現在の状況だけ見て、8パターンのどれなのかっていうことを見抜くっていうことは一般には残念ながらできません。音の変化とか、高英語からの英語詞の流れを知っている専門家でしかわかりません。専門家でもですね、私でも一つ一つのものについてはかなり奥深く調べないとどのパターンなのかってわからないんですよ。
ということで、中場面白半分にYouTubeでもこのボイシーでもコロニアルラックという表現を導入こそしましたけれども、ぜひこれは8分の1のルートでしかないんだ。これは抑えておいていただければと思います。
もう1チャプター継がせてください。
はい、昨日いただいたコメントなんですけれども、のっこさんです。ありがとうございます。こんにちは。ホッタ先生、HOTの高英語はHOTですから、当時の発音のまま米語に残ってしまって、アの発音になっているのですかねということだったんですけれども、こちらご質問ですね。ありがとうございました。
これはですね、面白い例題なので取り上げたいと思うんですけれども、確かに発音上Aベーサーがありますよね。
イギリス英語ではHOTというふうに、Oの音できっちり聞こえます。It's very hottodayという言い方ですよね。それに対してアメリカンではですね、むしろHOTですよね。It'svery hot todayみたいな言い方になるので、Aベーサーがわりとはっきりとわかりやすい母音の差の1つなんですね。
OとAです。典型的にHOTのように、Oの続き字で表される音なんですけれども、これがですね、イギリスではHOT、アメリカではHOT、Aになるだけではなく、ちょっと長いんですね。
Hot、Very hotに対してVery hotという違いなんですけれども、これは著しい違いということで、Aベーサーの典型ということになるんですけれども、ではこの違いがいわゆる今回話題になっていたようなコロニアラックかというと、これは全く違うんです。
のっこさんは小英語を調べられてHATというスペリングに出会ったのかと思います。この小英語はですね、実はHATではあるんですけれども、Aで表されるこの母音は実は長くて、小英語ではHotなんです。
まさにアメリカンではないかと思われるかもしれません。ですので、今回のコロニアラック説みたいなものを考えられたんだと思うんですが、これ全く違うんですね。
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というのは小英語っていうのは1100年、一番こう末端、最後のところが1100年っていうことです。それに対してAベーサー、いわゆるアメリカ英語が生じるっていうのは1600年代っていうことで、そもそもその間に500年ぐらい中英語期を中心とする時代があって、そこでも激しく母音っていうのは発音の変化が起こっていたりするんですね。
そして1600年の時点では基本的にはHotというイギリス英語流の今のイギリス英語流のHotと読んで字のごとくですね。HOTとその頃は綴ったのでHotがアメリカに入ったんです。
イギリスでHotという発音だったからそのままアメリカにもHotと受け継がれたっていうことですね。何も変わりはありません。そしてその後イギリスでは何も変わりなくHotという発音になっています。ところがアメリカ側でこの母音が少し変わってですね。
そしてしかも長くなってHotのようになったっていうことなので、これはColonial Luckどころか逆でColonial Innovationアメリカの方で変わったと考えるんではないかと思うんです。このあたりですね私もちょっと詳しくは調べてみたいと思うんですけれども少なくともColonialLuckの例ではなくてむしろ逆だろうってことなんです。
RのケースとClassのえ・あというケースですね。それとはおそらく違うパターンで今のAベーサー発音の違いが出てきているっていうことなのでこれは表面的に現在の違いだけから判断してあるいは小英語の語形だけから判断してどのパターンによって8つぐらいある中のどのパターンで違うのかっていうことですね。
これは専門家でも調べないとわからないっていうことなのでぜひですねこのAベーサーというものが見つかった場合ですねColonial Luckというなかなかキャッチーなネーミングにぜひ惑わされずにその可能性もちろんあるんです。
何分の1かの可能性であるわけなんですけれども必ずしもそれではないっていうことです。ただキャッチーなだけに特に日本人の英語学習者にはこれが響いてしまうと面白いと感じてしまうっていうことので過大評価されているところがあります。
今日の話はですね応用編と言いますか上級編だったと思います。やはり皆さんですねColonialLuckは面白いと思うんですよ。私も面白いと思います。
ですがこれはAベーサーというものがあった場合の一つのパターンに過ぎないと他のパターンであるっていう可能性も十分にあるので表面的にAベーサーっていうのが見えた場合にですねこれが必ずしもColonialLuckによるものではないむしろそうじゃない可能性の方が高いのでこの辺りの判断については慎重になっていただけるといいかなというふうに思います。
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英語詞面白いと思うんですけれどもとても深くて難しそうな感じもするかと思います。ですがどんどん面白くなってきている。どんどん上級編になってきているという感覚もあるんではないでしょうか。
改めて水曜日のYouTube、金曜日のヘルディオ、そして今日の最新回ということで追って聞いていただけますと皆さんの英語詞リテラシーが相当上がってきているんではないかと思います。
ということで日曜日らしからぬ放送会だったかもしれませんが何か感じていただければ幸いです。どしどしコメントご意見そしてご質問いただければと思います。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
先週1週間でとりわけ後半のことですけれども皆さんの関心が高かったというふうにコメントから察するに思われるアメリカ英語とイギリス英語の違いの話、特にコロニアルラックをめぐるその周辺の話題について今日は大きくまとめる形で総括する形でお話ししました。いかがでしたでしょうか。
日々皆さんにコメントをくださいというふうに呼びかけているということに本当に皆さんも答えていただきまして結果的に先週はこれまでで週間単位で見ますと本当にコメントが一番多かった回ということなんですね。
ありがとうございました。盛り上がってきてます。
ヘルディオ。この感じで英語詞が日常的になる日常的な話題になるということですね。英語詞をお茶の間にというふうに冒頭でいつも叫んでいますけれども、そんな雰囲気が本当に実現しそうな勢いでこれを本当に皆さんのおかげです。
そして先にも述べました通り、リンクを張り巡らせていただきたいというふうに思っています。今日の話題はABSAということで、ABSAもいろいろ扱ってきまして、実際にABSAというタグで検索していただきますと、このヘルディオからの放送会がいくつかヒットするかと思うんですけれども、
私も村があるんで必ずしもすべてにきれいなタグを貼り付けて今までやってきたわけではないので、漏れもありますし、むしろ皆さんが一つ一つ聞いていただいた中で、この回実は今日の放送と関係ありますよということがありましたら、本当に番号だけで構いませんのでコメントに投げていただければ幸いです。
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一人が共有のために投げていただけると、本当にリスナーみんなが私も含めて共有できるということになって、放送間のネットワークができるとともに、この英語詞の輪に入っていただいている皆さんの間のネットワークということにもなりますよね。ぜひお願いできればと思います。
そしてこれからもコメントをよろしくお願いできればと思います。常連の方々もちろん引き続きお願いいただきたいということと、あと初コメントの方ですね、少しだけちょっとした勇気を持って一言、今回の面白かった勉強になったということでもいいですし、先ほどのように過去の放送会覚えがあれば番号だけ投げていただくという形でもいいですし。
参加していただくと、ぐんと能動的になって楽しく毎日この放送も聞いていただけるようになるのではないかというふうに想像します。
今日は日曜日でリラックスして聞いている方も多いと思います。そのリラックスした感じでですね、そのままコメントをリラックスしていただければと思います。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。Voicyのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。TwitterとSNSでのシェアもお願いいたします。
それでは本日、日曜日、今日も皆さんにとって良い一日になりますように。ほったりうちがお届けしました。また明日。