BC116『体内時計の科学』

Jun 17, 2025 goryugo

面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。今回は『体内時計の科学』について語りました。ごりゅごの中で半ばシリーズ化している「健康・ダイエットシリーズ」の最新作です。今回出てきた本はこちらで紹介しています。📖ブックカタリストで紹介した本 - ナレッジスタック - Obsidian Publish This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

BC115『心穏やかに生きる哲学』

Jun 3, 2025 goryugo

今回は『心穏やかに生きる哲学 ストア派に学ぶストレスフルな時代を生きる考え方』を取り上げながら、ストア派(ストア哲学)について語りました。書誌情報:* 著者:ブリジッド・ディレイニー* 英国『ガーディアン』紙ジャーナリスト。毎週執筆している人気コラム「ブリジッド・ディレイニーの日記」は、オーストラリア、アメリカ、イギリスで広く読まれている。『Wellmania』はイギリス、カナダ、アメリカ、フランスでも出版され、ネットフリックス社でドラマ化された。* 原題:『Reasons Not to Worry:How to Be Stoic in Chaotic Times―A Practical Guide to Stoicism for Self-Improvement and Personal Growth』* 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(2024/08/23発売)* 目次:* 第1部 ストア哲学のエッセンス* 第2部 人生とその不条理について* 第3部 耐え忍ばなくてはいけないときストア派の流れChatGTPにまとめてもらいました。ソクラテス(紀元前470年頃 – 紀元前399年)の弟子アンティステネス(紀元前446年頃 - 紀元前366年頃)を始祖とするキュニコス学派の思想から発展した。ゼノンの弟子のうち最も影響力があったのはクリュシッポス( 紀元前280年頃 - 紀元前207年頃)。こうやって図にしておくと把握しやすいですね。語り+図の両面作戦が有効です。倉下とストア派さて、ストア派の話については本編を聴いていただくとして、ちょこっとだけ自分の話を。20代のはじめに、セネカの本を読んだ記憶があります。知的な岩波文庫の本でありながら、薄くて読みやすそうだったからという軽率な理由からです。とは言え、文章自体も難しいものではなく、むしろ多感な(そして生きづらさを感じている)年齢において自分が欲していたものが書かれていた感覚がありました。その後の人生においても、そこに表されていた考えを一つの方針(セルフ・ポリシー)にしてきたような気がします。自分が注力できることに注力し、コントロールできないものは「そういうものだ。しゃーない」と割り切る。そういうことができるようになると、他人の言動や立ち振る舞いにいらいらすることが劇的に減ります。たぶん、そういうマインドセットの習得がなければ、コンビニの店長をやりきることなど不可能だったでしょう。それは一つの生存戦略だったのだと思います。その代償というか反動として、ちょっとしたことでテンションが上がることはなくなりました。「年齢のわりに落ち着いていますね」と言われたことがたびたびあります。心が凪いでいるわけです。世界に対して「ふ〜ん」というまなざしを向けている感じ。今から考えれば、これはストア派の教えを越えていたのだと思います。過度に自分の心の平静を求め過ぎていた(ほどほどにせよ、というのもストア派の教えです)。何事も、よいことばかりではないわけです。結果的に、今の自分はある程度バランスが取れているとは思いますが、そうなったのは間違いなく一緒に暮らしている連れ合いのおかげです。自分ひとりではきっとずっと変わらなかった(むしろ悪化させていた)と思います。本書でも著者はアンドリューという人と議論しながら実践していたという話がたびたび出てきますが、できるならこういうのは話し合えるもう一人の人がいた方がよいと思います。その他の本いろいろ* 『生の短さについて 他二篇 (岩波文庫) 』* 『人生の短さについて 他2篇 (光文社古典新訳文庫)』* 『怒りについて 他2篇 (岩波文庫)』* 『エピクテトス 人生談義 上 (岩波文庫) 』* 『エピクテトス 人生談義 下 (岩波文庫)』* 『マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫) 』* 『ギリシア・ローマ ストア派の哲人たち セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウス』* 『哲人たちの人生談義 ストア哲学をよむ (岩波新書)』* 『迷いを断つためのストア哲学』* 『知的生きかた文庫 ストア哲学―強く、しなやかに生きる知恵』* 『STOIC 人生の教科書ストイシズム』* 『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。: 古代ローマの大賢人の教え』 This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

BC114『イスラームからお金を考える』

May 20, 2025 goryugo

面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。今回は『イスラームからお金を考える』について語りました。我々ととても縁遠いと思ってるイスラームですが、大きな意味で「東洋的」に思えることも多く、本編でも出てきた「おかげさま」「お天道さまが見てる」とかっていう感覚は、非常に近しいものがありそうです。そしてやっぱり、ちくまプリマーが素晴らしいんですよ。今まで自分が読んだちくまプリマー新書の本は、本当に全部「アタリ」難しくないのに、知らないことがいっぱいで、しかも長くないから読みやすい。「大人の学び」の第一歩は、目に付く限りのちくまプリマーを読むことなんじゃないか、くらいのことを思ったりもしています。ちくまプリマー新書 | 筑摩書房今回出てきた本はこちらで紹介しています。📖ブックカタリストで紹介した本 - ナレッジスタック - Obsidian Publish This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

BC113『読書効果の科学: 読書の“穏やかな”力を活かす3原則』

May 7, 2025 goryugo

今回は『読書効果の科学: 読書の“穏やかな”力を活かす3原則』を倉下が紹介しました。タイトル通り、非常に「穏やか」な効果がじっくりと語られます。「科学的知見」を謳いながらえらく強めにその効果を主張するようなノウハウ本にうんざりしている方は、とても落ち着いて読める内容だと思います。また、本編でも触れていますが、読書効果に関する知見を「インプット」するためだけでなく、科学的な研究結果やそのデータをどう「読み取れば」いいのかを、かなり丁寧に教えてくれている一冊でもあります。個人的にはそうした読み取り方を少しでも学んでおけば、それ以降、書籍やWeb記事の「科学的」なデータへのまなざしがかなり変わってくると思います。それこそ、そうした違いは「穏やか」なものでしょうが、5年、10年という単位で考えればかなり大きな差になってくるのではないかと予想します。書誌情報* 著者:* 猪原 敬介 / Keisuke Inohara * 出版社:* 京都大学学術出版会* 出版日:* 2024/10/15* 目次:* はじめに──読書は社会にとって必要か?* 第Ⅰ部 読書の力を正しく知るために* 第1章 読書研究を見る目を養う* 第2章 誰がどれくらい読んでいるのか* 第Ⅱ部 読書効果についての科学的研究知見* 第3章 読書は言語力を伸ばすか* 第4章 読書は人格を高めるか* 第5章 読書は心身の健康に寄与するか* 第6章 読書は学力や収入を伸ばすか* 第7章 読書の行動遺伝学* 第8章 読書効果をうまく利用するために* おわりに──読書の“穏やかな”力を享受していくために倉下の読書メモは以下のページからご覧いただけます。◇『読書効果の科学: 読書の“穏やかな”力を活かす3原則』 | 倉下忠憲の発想工房 This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

BC112 『脳と音楽』後編

Apr 22, 2025 goryugo

本編で触れたグレゴリオ聖歌。「こんな感じ」というイメージが伝われば幸いです。グレゴリオ聖歌のミサ | 1 時間の神聖な聖歌隊の音楽と賛美歌 - YouTube面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。今回は、『脳と音楽』の後半を語りました。そして、今回は最終的な結論として一番「人文学」っぽい観点で話を締めることが出来たんじゃないかな、と思ってます。音楽、という言葉一つにしても、前回話したような人体の構造に関する話もあるし、音色の話(フーリエ変換)なんかはかなり数学っぽい話。今回話したようなことは、いわゆる「音楽理論」でもあるし、西洋の音楽の「歴史」でもある。そして終盤は、音楽とはなにかという哲学的な観点も入ってくる話。こうやって音楽一つの話にしても、様々な観点で語れる、ということこそが音楽の面白さだし、もっと広い意味で「学ぶ」ということの面白さなんではないかな、ということを思います。今回出てきた本はこちらで紹介しています。📖ブックカタリストで紹介した本 - ナレッジスタック - Obsidian Publish This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

ゲスト回BC111 えむおーさんと『庭の話』

Apr 8, 2025 goryugo

今回は、えむおーさんをゲストにお迎えして、宇野常寛さんの『庭の話』をご紹介いただきました。タイトルだけではなかなか伝わってこない、本書の魅力についてたくさんお話いただきました。書誌情報* 出版社* 講談社* 出版日* 2024/12/11* 著者* 宇野常寛* 目次* #1 プラットフォームから「庭」へ * #2 「動いている庭」と多自然ガーデニング * #3 「庭」の条件 * #4 「ムジナの庭」と事物のコレクティフ * #5 ケアから民藝へ、民藝からパターン・ランゲージへ * #6 「浪費」から「制作」へ * #7 すでに回復されている「中動態の世界」 * #8 「家」から「庭」へ * #9 孤独について * #10 コモンズから(プラットフォームではなく)「庭」へ * #11 戦争と一人の女、疫病と一人の男 * #12 弱い自立 * #13 消費から制作へ * #14 「庭の条件」から「人間の条件」へ倉下の感想帯に「庭」と「制作」の文字があったので、「庭をつくる」という話かなと勝手な先入観を抱いていたのですが、どうやら違ったようです。まず「庭」について徹底的に考え、「庭」の限界性すらも考えた上で、「制作」へと至る。そのような議論のダイナミズムがある本なのだと理解しました。倉下自身も、昨今のインターネットの(わりと悲惨な)状況と、自分の手で何かを「つくる」ことの意義を重ねて考えていたので、本書はぜひとも読んでみたいと思います(すでに買ってあります)。なんにせよ、現代では「どう生きるのか」という絶対的な指針が喪失しつつあるわけですが、本書はそれを考える重要な一冊になりそうです。 This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

BC110『エスノグラフィ入門』

Mar 25, 2025 goryugo

今回は、倉下が『エスノグラフィ入門』を紹介しました。倉下のこれからの本の書きかたについて、消しきれぬインパクトがあった一冊です。目次はじめに第1章 エスノグラフィを体感する第2章 フィールドに学ぶ第3章 生活を書く第4章 時間に参与する第5章 対比的に読む第6章 事例を通して説明するおわりに――次の一歩へ本編で読み上げるのを断念した「最終的な説明」は以下です。エスノグラフィは、経験科学の中でもフィールド科学に収まるものであり、なかでも[* ①不可量のもの]に注目し記述するアプローチである。不可量のものの記述とは、具体的には[* ②生活を書くことに]よって進められる。そして生活を書くために調査者は、フィールドで流れている[* ③時間に参与する]ことが必要になる。こうしておこなわれたフィールド調査は、関連文献を[* ④対比的に読むこと]で着眼点が定まっていく。そうしてできあがった[* ⑤事例の記述を通して]、特定の主題(「貧困」「身体」など)についての洗練された説明へと結実させる。これが具体的にどういうことなのかを一つひとつの章を通り抜ける中で確認していく形式になっています。収録時に倉下が見ていた読書メモは以下のページで確認できます。◇ブックカタリストBC110用メモ | 倉下忠憲の発想工房エスノグラフィとはエスノグラフィとはそのまま訳せば「民族誌」で、人類学で発展してきた手法が社会学でも使われるようになっているようです。倉下が一番注目したのはその手法が「生活を書くこと」に主眼を置いている点。"革命的"なものって派手で注目されやすいのですが、それでも私たちの人生の大半を構成しているのは間違いなく生活です。「地に足のついた」という表現で意識されるのも、生活(感覚)との接続でしょう。人びとの生活のディティールを描くこと。それはごりゅさんがおっしゃられたように小説(文学)との営みとも重なってきます。そこには、人の「生」を考える上で決して捨象してはいけないものが含まれているといっても過言ではありません。倉下はいわゆるライフハックな話題が大好きですが、結局それも「人生」=「生活」がその基盤にあるからです。日々の生活から考えること。日々の生活を判断の基準にすること。派手なものに目を奪われやすいからこそ、むしろそうしたものにより注意深く視線を向ける必要があるのではないかと考えます。自分の仕事にひきつけてもう一点、自分の仕事に引きつけて考えたときに、「大きな方法」に注目するのではなく、むしろ日常にあるさまざまな小さな方法とそのディティールに注目する方が、実は「役に立つ」のではないかと考えることができるようになりました。ときどき思うのです。大上段で理論を打ち立てるノウハウが、その語りの中で自分の方法以外をすべて「役立たず」だと切り捨てているのって何か変ではないかな、と。純化された理論に説得力を持たせるためには必要な修辞なのでしょうが、実践は(つまり日常は)さまざまに雑多なもので満たされています。そうした場面において、純粋な理論は参考にはなっても、そのままの形で適用できるものではありません。だからこそ、むしろディティールの語りからはじめ、そのディティールを通して何かしらの理論にアクセスすること。その順番が大切ではないかと思います。なぜなら、そのようにすれば一つの理論に回収できないものが雑多な形で残ってくれるからです。昨今のノウハウ書のあまりにもthinな感じは、整合的に整えようとしすぎたあまりに、実践の中にある雑多さを悉くそぎ落としてしまった結果ではないか、なんてことを考えています。 This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

BC109『脳と音楽』

Mar 11, 2025 goryugo

面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。今回は、『脳と音楽』について語りました。なんだかんだ、音楽シリーズはこれで3回目くらいになるでしょうか?BC076 『音律と音階の科学 新装版 ドレミ…はどのように生まれたか (ブルーバックス)』 - by goryugoBC087 『音楽の人類史:発展と伝播の8億年の物語』 - by goryugo - ブックカタリストそもそも世間一般で「音楽の本」なんてジャンルの比率がけっして多くないことを考えれば、圧倒的に偏ってます。でもまあ、ブックカタリストは「面白かった本」を語る場です。ごりゅごの好みが音楽に偏っていれば、そういう本を面白いと感じるのは当然。それこそが「らしさ」だと思います。で、そういうことを踏まえての今回の本ですが、とにかく興味深かったのが「音」の研究は「心理学」であるという観点でしょうか。今回の話に限って言えば、離した内容の大半は人体の仕組みに関する話ですが、次回話そうと思ってる「音」の話って、その音に対して人間がどう感じるか、というもの。これ、やっぱり確かに心理学です。そして、今回学んだ内容は、どストレートではないんだけど、自分の音楽能力アップ、というのに確実に役に立ってくれています。たとえば今回の話とかだと「高い音は、確かにわざと半音でぶつけること、するよな」とか。こういうのが、音楽の知識ではなくて「脳科学の知識」という観点からも理解ができる。大抵の音楽やってる人とか、たぶんこういうことには興味がないと思うんだけど、自分的にはこの科学や人文学の知識と、音楽的な知識の両方が繋がるということが、とても楽しい。今年一番最初に読み終えた本なんですが、いきなりこれは「今年一番面白かった本」になるかもしれない。そんなことも感じています。今回出てきた本はこちらで紹介しています。📖ブックカタリストで紹介した本 - ナレッジスタック - Obsidian Publish This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

BC108『「学び」がわからなくなったときに読む本』

Feb 25, 2025 goryugo

今回は『「学び」がわからなくなったときに読む本』を取り上げました。7つの対談が収められたすべての章が面白いので、今回は各章から話題をピックアップし、ごりゅごさんと話し合いながら進めるといういつもと違った形を採用しております。おそらくこのポッドキャストを好きな方ならば、「学び」がたくさんある本だと思います。あらためて「学び」についてというような感じで、私たちは日常的に「学び」という言葉を使っています。上記のように「学びがある」という形が多いでしょうか。その言葉のニュアンスを探るなら、「有益な知見が得られた。示唆に富む内容だった」あたりでしょうか。素晴らしい体験です。でも、おそらくそのままでは知識が増えただけです。ネットワーク的に言えば、どこかのノードに子どものノードが一つか二つ増えただけ。ネットワーク全体の組み換えなどは起きていないでしょう。言い換えれば、すでに自分が所有している文脈に引きつけて情報を理解した、ということです。それ自体はまったく問題ありません。問題は、そこからどうするのか、です。* 関連する情報も探りまくる* 似たような問題を考えまくる* 実際に自分でやってみまくる何らかの心情に突き動かされて、そういうことをやってみる。時間と手間をかけてみる。他の人からみたら、「なんでそんなに熱心にやっているの?」と思われる(あるいはあきれられる)ことをやってみる。そうすると、単に知識がインクリメントされるのとは違った経験がやってきます。考え方や物の見方そのものが変質してくるのです。『勉強の哲学』は、その一次的な変化を「キモくなる」と呼びました。実際そのとおりなのです。知識が増えただけなら蘊蓄を披露する回数が増えるだけですが、考え方や物の見方が変わったら、それまでうまく調和していた場(≒人のネットワーク)から外れることになります。こういう風に記述すると、ちょっと怖さを感じてしまうかもしれません。それは自然な反応でしょう。やすやすとできることではない。それが自然にできるレアな人もいるでしょうが、自分が属する場からはじかれてしまうことに深いレベルで恐怖を感じることは多いかと思います。だからこそ「場」が大切なのだ、と私は思います。「最近、こういうことをに興味を持っているんです」「へぇ〜、面白いですね」という何気ないやりとりが行われる場は、「キモくなる怖さ」を緩和してくれるように思います。もちろんその場はスペシフィックな、あるいなアドホックな場であることが望ましいです。言い換えれば、その場がその人の人生そのものにはならないこと。一時的・限定的にそこにいくけども、そこから帰っていく別の場もある。生活の場。そのような往還が、二次的な変化を呼び込みます。そのような往還を繰り返す中で、自分自身を変えながら、同時により自分自身であり続けること。つまり、訂正可能性(BC106参照)が示す開きと綴じの可能性がそこにあるわけです。 This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe

BC107 『結婚の社会学』

Feb 11, 2025 goryugo

面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。今回は、『結婚の社会学』について語りました。たぶん、今までごりゅごが語った中で一番社会派の話です。日常的にずっとこういうことを考えてる、ってわけではないし、常にこんな高尚な問題意識を持って生活してる、なんてことは全然ないんですが、人生の中で時々はこういうことを考える時間があった方が、長い目で見て豊かな生活を送れるのではないか。そんなことは思います。なによりも、本編でも語ってることなんですが、自分はまずこの本でかかれていたようなことをまったくもって「知らなかった」人間、知らないことについて考えることはできません。だからこそ、まず第一歩としてこういう考え方があるんだな、ということを知っておく。これだけでも、今後の人生でなにかこの本の中身と関連するような出来事があった時の大きな判断の助けになるような気がしています。今回出てきた本はこちらで紹介しています。📖ブックカタリストで紹介した本 - ナレッジスタック - Obsidian Publish This is a public episode. If you'd like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe