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ゲノム編集で牛を設計するなら。どんな牛?乳量?繁殖性?未来の遺伝改良
2026-09-25 28:55

ゲノム編集で牛を設計するなら。どんな牛?乳量?繁殖性?未来の遺伝改良

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(Na:ヤマ
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🎵 **ED**: 川上限界牧場「米粒元気」
(Na: ヤマ)

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00:13
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、酪農の魅力を酪農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
おはようございます。
今日が9月25日の金曜日です。
ということで、週の終わりですね。
今日9月25日シルバーウィークをあげて、また今日頑張れば明日からお休みじゃないかなと思いますので、ぜひ頑張っていきましょう。
今日もよろしくお願いします。
今日の天気は一日曇りという天気で最高気温27度です。
過ごしやすい天気になっております。
やる気がないところも、天気が良ければ頑張っていけるでしょう。
そんな天気になっております。
今日のお仕事は、お昼から来月の10日に行われますシマネミルクフェスという大きい牛乳のイベントがありまして、それの最終打ち合わせということで会議がありますので、それに出席しようかなと思います。
今週の毎週恒例の生態が今日なので、午前中はパパッと仕事を終わらせて、モミガラ取りに行ったりしないといけないですけどね。
生態に行って、先週行けなかったんで、バキバキの体を本当に直してこようかなと思いますよ。
そんな感じの一日になるかなと思います。
今日の配信はですね、またリスナーさんからの質問にお答えしていこうかなと思いますけれども、
川上牧場で配信の中で牛の遺伝改良のお話、昨日も一部、餌のお話もさせていただいて、マニアックな話が続いているんですけども、
今日はですね、また質問が来ておりまして、ゲノム編集の話をしてほしいと。
03:03
ゲノム編集するならどんな牛さんを作りたいですか?というね、本当にセンシティブな、そういう何でしょうね、
ゲノム遺伝子組み替え、ゲノム編集、ギャーってなる人とかね、
あとはなんだ、牛をそんなに皮脂肥料とかしちゃいけない、ギャーっていう人が聞いたらもう本当に引いちゃうぐらいの話をしていこうかなと思いますんで。
今日も10分15分ぐらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
はい、ではでは、今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思うんですけども、
はい、乾杯といえばですね、私あの、今日で40歳になりましたね。
いやいいんですよ、皆さん、あー、本当におめでとうございます、あーいいんですよいいんですよ、本当にあのいろんなSNSでね、
あのー、あのー、お祝いのコメントが、もう本当に特快ひっかえ、特快ひっかえ?
もう40ですよ、もう楽能業界で若手若手と言われてますけど、もう40ですから、もう無理です。
もう引退したい気持ちがすごいありますからね。
でもまだまだやっていかないといけないですし、若い子にね、問題を残したまま楽能業界を引き継ぐことはできないんで、
もう今度40になってもガリガリ、バリバリ、ガンガリやっていこうかなと思いますんで、はい。
おめでとうございますって思われる方はですね、ぜひ音声配信のフォロー、そしてメンバーシップね、
はい、などなど本当にいろんなやつ、本当にYouTubeのチャンネル登録、本当にインスタグラムもよろしくお願いしますということで、はい。
頑張っていこうかなというところでございます。
では、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますので、皆さんが牛乳を準備している間にですね、ちょっとお知らせをしたいなと思います。
川上牧場noteというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。
毎日配信して、この音声配信を文字起こしして再構成したものをnoteの記事として毎日上げておりますので、
ぜひ皆さんアカウント登録してログインしてね、読んでいただけたらと思います。
この記事が面白いなとか、もっとよりよく知りたいと思われる方はですね、メンバーシップというものを準備しておりますので、
ぜひこちらの方もですね、登録していただけたら嬉しいなと思います。
ぜひ皆さんの応援とご支援がですね、川上牧場の活動の原動力となりますので、
ぜひおめでとうと思う気持ちがあるのならば、ぜひメンバーシップの方もね、よろしくお願いしますというところでございます。
で、あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、
皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売り上げは川上が子供食堂に牛乳を支援しられたとか、
小中高の職域活動に参加した際の活動品にあたさせていただこうと思っておりますので、
ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、
ぜひこちらの方もよろしくお願いします。
あと川上牧場公式LINEをやっておりまして、365日こうやって配信してるんですけども、
なかなか毎日は来てないという方のためにですね、
週に1回まとめの記事が届くというそんなお手軽な公式LINEになっておりますので、
ぜひこちらの方もチェックしてみていただけたらと思います。
06:03
音声配信を聞いている方はですね、音声配信の概要欄にリンクつけておりますので、
ぜひそちらからよろしくお願いします。
はい、では今日もですね、お知らせでございました。
今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
乾杯!
いただきます。
40になっちゃった。
40になっちゃった。
頑張っていこう。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
乾杯!パチパチ。誕生日おめでとうございますということで。
ありがとうございます、本当に。
いいんですよ、本当。
一番初めに僕にお誕生日おめでとうって言ってくれたのは、
Googleヘルスのアプリでした。
昨年はね、メタグリ研究所Discordグループにあるお誕生日おめでとうBotだったと思います。
ありがとうございます。
朝はね、家族が寝ている時間に仕事をしちゃうんで、
帰ったらお祝いいただけるんですけど、
いえいえ、本当に皆さん配信をしててよかったなと思うことですね。
こうやって何か知らない皆さんにおめでとうなんて言ってもらえるなんて、
ありがとうございます。
本当に身を込みして頑張っていく所存でございますので、
よろしくお願いします。
ではでは、今日もですね、皆さんの質問コメントをお答えするお便りのコーナーをやっていこうと思います。
各配信アプリ、SNSに来た質問コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問は、ポポポというね、もうサービス終了しましたけども、
そちらの方で溜まっている質問をお答えしていこうと思います。
ポポポアプリ、大ポポポネーム、かんしんさんの質問でございます。
いつもありがとうございます。
質問です。
川上さんはゲノム編集の話をしますが、
ゲノム選抜、ゲノム編集にてどのような牛さんを作りたいと思いますか?
そしてどのような過程で理想とする牛さんを設計されていくのですか?
教えてください。
ドクター川上さんという質問が来ております。
ありがとうございます。
はい、私はですね、本当にあの、免許、家畜人口受生種の免許しか持ってないので、
ドクターではないんですけども、
はい、でも本当に楽能の中でですね、一番好きなのがこの遺伝改良とか品種改良になっておりますので、
今日もね、昨日と引き続き、昨日も30分以上喋ってしまったんですけども、
今日も引き続き、はい、この質問にね、お答えしていこうかなと思いますよ、テンション上げて。
なんかこう、どうしたら、どういうのがいいですか?みたいなことを聞くと、
あ、こういうのがいいなーって言って夢が膨らみますよね。
はい、まあ今現在ね、あの、日本ではちょっと規制とかいろいろあってできないんですけども、
海外の方ではですね、このゲノム変種の畜産物とかもね、ちょこちょこ出てきておりまして、
はい、そういうところもね、今日はお話できたらいいなと思っております。
はい、今日のね、ポイントはですね、ゲノム選抜とゲノム変種を混同せずに、
海外ですでに実現しているものと、まだ研究段階のものを明確にね、分けてお話していこうかなと思います。
09:06
特にですね、遺伝率の低い健康形質を高めるという部分は、科学的には少し言い換えをした方が正確だと。
あ、僕はね、遺伝率の低い健康形質が高めたいなと思ってるんですけども、
これはですね、またまたちょっと詳しくお話していきますけども、はい、お話していこうかなと思いますけども、
先にね、結論を言いますと、もし僕がゲノム技術を自由に使って牛を改良できるならですね、
乳量だけがものすごい高い牛を作りたいわけではありません。
僕が作りたいのはですね、病気になりにくくて、暑さに強くて、妊娠しやすくて、
で、あのー、管理しやすく、角が生えてて来ない、で、人にも牛にも扱いやすくてですね、
難産も健康に、牛群に残れる牛、こっちの方がね、作りたいなと思っています。
はい、じゃあ今日はなんでそんな牛本当に作れるの?っていうところまで含めてお話していきたいなと思います。
まず最初に質問にありましたゲノム選抜とゲノム変種、ここが違うというお話をしていきます。
ゲノム選抜というのはですね、すでに牛たちが持っている遺伝的な違いの中から、
この牛は乳量が高そうだなとか、この牛は繁殖能力が高そうだなとか、
この牛は病気になりにくそうというのをですね、DNAの情報から予測して、
次の世代に残す牛を選ぶ技術です。これがゲノムを調べるとかね、スニップ検査とかいうところでやられるやつですね。
一方ですね、ゲノム変種はDNAの特定の場所を狙って変更する技術です。
ものすごく乱暴に言いますけども、ゲノム選抜が手持ちのカードから良いカードを選ぶ技術だとすると、
ゲノム変種はカードそのものを書き換えるという、そういう技術です。
ここは似ているようで全然違います。そして僕が面白いと思っているのはこの2つを組み合わせることですね。
最初に改良したいのはまず繁殖と健康形質だということをお話していきます。
今の牛義はですね、乳量についてはものすごく遺伝改良が進んでいます。
一方で僕が最も改良したいと思っているのが受体率や疾病抵抗性といった健康形質です。
ここで一つ専門的ですけども大切な話があります。遺伝率という先ほどお話したお話なんですけども、
よく受体率は遺伝率が低いと言われます。
乳牛のメスの繁殖形質については多くの研究をまとめると、遺伝率はおおむね0.02から0.04程度と低いと報告されています。
だからといって遺伝では改善できないという意味ではなく、
実際ゲノム選抜の導入後、乳牛の繁殖能力について遺伝的な改善が可能であることが示されています。
ここで誤解されやすいんですが、遺伝率が10%だったらその形質の10%しか遺伝しないという意味ではありません。
遺伝率はある集団のある環境の中で見られる個体差のうち、どれくらい遺伝的な違いで説明できるかという統計的な数字です。
12:08
なので僕がやりたいのは、遺伝率そのものを高くするというより、遺伝率が低くて環境の影響を強く受ける形質でも、
大量のデータとゲノム情報を使って少しずつ改良するという、これのことをやっていきたいなと思っております。
妊娠できる牛をもっと重視していきます。
例えば受胎率、僕だったら単に乳量40キロ出ましたというだけで牛を評価したくはありません。
その牛がちゃんと発情して、受精して、妊娠して、妊娠を維持して、無事に分辺して、また次の貧乳に入れるのがここまでみたいですよね。
繁殖能力は一つの遺伝子だけで決まるような形質ではなく、多数の遺伝子と環境が関係する多因子、多遺伝子形質です。
なので現状では受胎率を高くする遺伝子を1個編集すれば完成という話ではありません。
なので繁殖については僕ならまずゲノム選抜を徹底的に使います。
受胎率だけではなく発情、受胎までの密数、肺、受精卵の生存、流産、分娩、産後の回復、こうしたデータをできるだけ細かくとって、
そしてその牛が本当に繁殖に強かったのかという表現系を積み重ねる、ここが第一段階だなと思います。
一方でゲノム編集と相性がいい形質もあります。
典型的なのが無核です。角が生えないということですね。
角のある牛の場合、生まれた後除核することがあります。
なので最初から角が生えない遺伝子型にできないかと研究されたのが、
2016年に肉用牛などに存在する無核に対する遺伝子型をゲノム編集で乳牛で導入し、角のない乳牛を作った研究が報告されています。
さらに現在、アメリカのFDAのリスクレビュー済食品用ゲノム改変動物の一覧にも、角のない黒毛和牛とヘラフォードが掲載されています。
これはすごくわかりやすいゲノム編集の使い方かなと思います。
牛の乳量を増やすためというより、牛が痛い思いをする処置を一つでも減らせるかもしれないという、そういう遺伝改良ですね。
もう一つ入れたいのはスリックですね、今はね。
スリック遺伝子です。
昨日お話ししましたが、毛が短くなる特徴ですね。初熱に強い牛を作る可能性があります。
これはもともと自然界に存在している変異です。
アメリカではPRLR、プロラクチン受容体遺伝子を編集し、自然界のスリック牛と同様の短毛表現系になるゲノム編集牛が作られています。
15:00
FDAは2022年、最初のスリック牛についてリスク評価を行い、2025年には他の品種への展開についても追加評価しています。
FDAの評価資料では、スリック牛は長い毛の牛より初熱環境への適応性が高いことが期待されています。
ここから気候がさらに暑くなったとき、冷房設備や扇風機をどんどん増やすだけではなく、牛そのものにも暑さへの適応力を持ってもらう。
こういう方向の育種はですね、僕はものすごく重要になるかなと思います。
現在もねスリック遺伝子あるんですけど、あんまり品種、種の本数が少なくてですね、
使ってもすぐ次の世代がですね、キンゴケースを外すことがなかなか難しかったり、
全部兄弟とかね、全部親子とかになったりするので、使いにくいなと思ってるんですよ。
それがこういう風にね、ゲノム編集とかで増えていくと、使いやすくなるかなと思ったりしますね。
続いて僕が一番期待しているのが、感染症に強い牛です。
そしてこれからさらに面白いところです。
ゲノム編集に期待しているのは、病気になってから治すのではなく、そもそも感染しにくい牛を作ることです。
実はこれもSFだけの話ではありません。
2023年、USDAなどの研究チームがBVDV、牛ウイルス性ゲリウイルスに感染しにくいゲノム編集講習を報告しています。
BVDVは、牛の細胞に侵入するとき、CD46というタンパク質を主な需要体として利用します。
そこで研究者たちは、CD46そのものをなくすのではなく、ウイルスが結合する部分の6つのアミノ酸を変更しました。
正常なCD46の働きをできるだけ残しながら、ウイルスが入りにくくしたわけです。
そして、生まれたジンジャーという子牛では、BVDVへの感受性が大幅に低下しました。
研究時点では実証段階であり、市販用の牛ではありませんが、USDAはこれを牛の主要ウイルス病に対するゲノム編集の一つとして位置づけていると。
これがものすごく面白いなと思います。
今まではワクチンを打って感染牛を見つけて隔離して治療するという病原体が入ってくることを前提にした楽能でしたが、将来は病原体が使う入り口そのものを変えるという貿易が出てくるかもしれないという話ですね。
そして僕がぜひ欲しいのが、牛白血病、BLVに強い牛ですね。
ただしここはハルシネーションしやすいところなので正確にお話しますが、現時点でBLVに完全に感染しないゲノム編集乳牛が普及しているという段階ではありません。
でも牛側の遺伝子によってBLVの感染後のプロウイルス量が低くなりやすい牛がいることはかなりわかっています。
特にボーラDRB3という牛の免疫に関する遺伝子です。
18:01
日本を含む研究では一部のアレルを持つ牛はBLVの感染後のプロウイルス量が低い傾向を示すことが報告されています。
最近のホルスタインを対象とした研究でもDRB300902などが低いプロウイルス量と関連する抵抗性側のアレルとして報告されています。
ただ抵抗性イコール絶対感染しないではありません。ここも大事ですね。
感染していてもウイルス量が増えにくい。感染を広げにくくなる可能性がある。
病態進行が違う可能性がある。そういう話です。
なのでBLVについては今すぐならまずゲノム選抜遺伝子型を使った選抜をして将来的には免疫機能への悪影響がないことまで確認できればゲノム編集が候補になるかもしれないということですね。
この順番が科学的には自然かなと思います。
ここまで聞くと入量もマックス受体率もマックスで疾病抵抗性もマックスで初熱対策もマックスにすればいいじゃんと思うかもしれません。
でもそこはちょっと違うんですね。
生き物にはトレードオフがあるんです。
牛の体が使えるエネルギーも有限です。
人間も9秒台で走れるけどそれが2秒台とか生物的に無理じゃないですか。
そういうことで牛にも生物的にも許容量を超えてしまっているということは遺伝改良で徐々にあるんですけどもそれをいきなりガンってやるのはちょっと難しかったりするわけですよ。
免疫だったりお乳の生産だったり繁殖成長体の維持全部にエネルギーを配らなければいけない。
ゲームのキャラクターみたいに全てのステータスを100にすることを目指すより、
僕なら多少環境が悪くても崩れにくい牛、買いやすい、無駄に生産を落とす、人が買いやすい牛を作っていきたいなと思います。
すごい暑さの真夏でも全然へこたれないような牛だったり、乳量が少し落ちても体を壊さなかったり病気にならなかったりとか乳房炎になりにくいとかですね、足が丈夫だったりなおかつそれで妊娠する。
そして難産もしてくれる。こういう牛の方が強い牛かなと思います。
実際にどういう順番で作るか?
いきなりゲノム変種を使うということはまずできないので、
まず現場のデータを集めて、どの牛が乳房炎になったか、どの牛が何回の受精で受体したか、どの牛が暑くなると再食量が落ちたか、どの牛が難産まで残ったかとか、
低病や繁殖障害、周産期病、乳量、乳成分、こういうものの全部をですね、そのデータとDNAを繋いでいきます。
そこでまずゲノム選抜で土台となる牛を作り、繁殖、健康、乳房、指定、聴明性、乳量、均衡係数、ここをバランスさせます。
21:00
その上でゲノム変種が非常に有効な原因遺伝子や変異が明確な形質だけを狙うということですね。
例えば無核だったり、あとはスリック遺伝子だったり、将来的にはBVDVの先ほどの抵抗性があるものとか、
あとはBLVについては確実な標的が見つかれば、それも候補になるかもしれないというところですね。
そして一度に全部編集しないというのも大事です。
10個の遺伝子を一気に変更してですね、スーパー牛完成みたいな、
よくお隣の国はそういうことをやってたりしますけど、倫理観がちょっと違いますからね、そういうことをしてたりしますけども、
そういうことは最初からはやりません。
一つ変更したらですね、本当に狙ったDNAだけが変わったのか、他の場所に予想外の変化はないか、
その牛は普通に育つのか、繁殖できるのか、牛乳は正常なのか、子供にも正常に伝わるか、
何年生きるのか、そこまで確認します。
検定というのはめちゃめちゃ大事です、こういうのをやるっていうのはね。
実際2016年に報告された初期の無核ゲノム編集牛では、後の詳細解析で標的Vの近くに編集時に使ったプラスミド由来のDNAが意図せず組み込まれていたことが分かりました。
これはゲノム編集は危険だという単純な話ではなく、むしろ狙った場所だけを検査して安心してはいけないという重要な教訓だと思います。
技術が進歩すれば、検査技術も一緒に進歩しなければいけないということですね。
一番面白いと思う未来は、牛を乳量ランキングで選ぶ世界から、一生涯どう生きたかで選ぶ世界へ変えることです。
牛乳を何キロ出したかではなく、何回病気をしたか、何回治療したか、何回受精したか、何産したか、
暑い日にどれだけ菜食量を維持したか、どれだけ薬を使わずに済んだか、何歳まで健康にいたか、
そういったデータが全部集まって、そのデータをAIとゲノム解析で評価する。
そして、どうしても従来育児だけでは時間がかかる部分にゲノム編集を使うという、この順番がいいかなと思っております。
ということで、今日質問いただきましたポポポネーム監視さんの質問にお答えしておりましたけれども、
川上さんならゲノム選抜、ゲノム編集でどんな牛を作りますかという質問に答えてみました。
僕が作りたいのはですね、世界一乳量を出す牛ではなく、受胎しやすくて病気になりにくくて、
暑さに強くて、角がなくて、ウイルスにも強くて、そして何年も健康に牛舎でいてくれる、そんな牛です。
そして面白いのが、これがもう完全なSFではないということですね。
無殻牛はゲノム編集で作られていますし、普通に販売されていますしね、スリック牛も普通に作られています。
BVDVも完成しにくい牛も研究で誕生されていますし、
黒毛和牛の方ではね、宮崎県の方で、柏の方でですね、BLVについている、そういう抵抗性のある牛が出てきていたりします。
もう近い将来ね、そういうのが当たり前になってくるようなところになってきています。
24:01
落農家はですね、牛をどう改良できるかだけではなく、
どんな牛を未来に残したいのかを考えなければいけない時代に入りつつあります。
ゲノム編集で一番難しいのは、DNAを書き換える技術そのものではなく、
もしかすると、何を良い牛と定義するか、それなのかもしれません。
乳療なのか、健康なのか、繁殖なのか、長生きなのか、牛の幸せなのか、農家の働きやすさなのか。
僕はですね、病気になってから人間が助け続けなければならない牛よりもですね、
そもそも病気になりにくく、自分の力で健康に生きられる牛を作る方向に遺伝改良を使いたいなと思っております。
はい、ということで、今日の質問にお答えしていきましたけれども、
まだまだゲノム編集もね、あとは、
あと遺伝子じゃないや、ゲノム選抜、ゲノム編集か、
もうですね、日本ではまだまだ認可されてないんでね、
ここら辺は本当に消費者の皆さんが理解してもらわないと進まないところなんで、
まだよくわからないよってところがありましたらね、質問いただけたら嬉しいなと思います。
はい、ということで、今日の質問にお答えしていきました。
ありがとうございます。
はい、ということで、
本当にお隣の国はね、どんどんゲノム編集とか倫理観ぐちゃぐちゃなことをやって、
病気に強い牛みたいなね、RSウイルスだったかにならない抵抗性のある牛みたいなのとか、
はい、あと乳量がもう2万キロとかが平均で出るような牛みたいなのを、
クローン使ったりとかですね、ゲノム編集使ったりとかして生まれてたりするんで、
はい、まあまあ日本でもね、もう、まあ、もうどうしようもないでしょう、
その皆さんが、その、難しいって思われるかもしれないですけど、
もう周りの環境がね、世界各国がそういう牛を作り始めたら、
もうそこは止められることができないんで、
はい、あのぜひ正確なね、正しい判断、あのことで、
あの皆さんに理解していただけたら嬉しいなとは思いますけどね、
はい、僕はこういうの興味があるので、どんどんどんどん新しい技術を入れて、
はい、で、まあ間違ったらまた失敗したら、あの修正して戻して、
また前進してみたいなことを続けていきたいなと思ってますんで、
はい、また、あの、こう起きたいということですね、はい。
ということで、今日の質問にお答えしてきました。
ありがとうございます。
はい、ではでは、今日もこれで終わっていこうかなと思いますけども、
えー、川上牧場のKindleもラグの未経験者のために遺伝改良の使用設計編こちら発売しております。
Kindleの方で購入できますので、ぜひ読んでみていただけたらと思います。
で、このKindleのデータを読み込ませたAI、ファームエコーAIというものを作りまして、
えー、この音声配信の概要欄にリンクつけておりますんで、
ぜひこちらの方もですね、触ってみていただけたらと思います。
AI触ってみたいんだけどどうしたらいいかなとか、
えー、ラグの業界でAIってどうやって使うんだろうって悩んでいる方は、
こちらの方からよろしくお願いします。
あと、えー、川上牧場黒毛和牛の均衡係数が調べることができるアプリ、
えー、和牛交配チェックというね、アプリを作りましたんで、
ぜひ皆さんこちらの方もですね、触ってみていただけたらと思います。
はい、とても便利なアプリでですね、あのー、農家の皆さんは本当に活用できるかなと思いますので、
どしどし使っていただけたらと思います。よろしくお願いします。
27:03
はい、ということでじゃあ今日はこれで終わっていきます。
えー、お仕事の方、学校の方、いってらっしゃい!
みんな、牛乳飲んでね!
ばいばーい!
川上牧場では、リスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やって欲しいことなど、
ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が新しいラグのを作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに!
28:55

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