リスナーさんからブラウンスイスやジャージーやガンジーとね、他の品種で掛け合わせとかしてるんですかっていう質問が来ておりますんで、
ちょっと今日もグッと踏み込んだ配信になるかなと思いますので、牛の鼻血をゴリゴリしていこうかなと思いますんで、
今日も10分15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いしまーす。
はい、では今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、
そうですね、ミルクフェスから帰ってきてまして、本当にたくさんの方が来てくださりまして、各メディアの方も上げてくださったりとか、
ハッシュタグミルクフェスで検索するとね、いろんな方が投稿してくださっておりますんで、ぼちぼちっとね、あの、いいねを押しておりますよ。
はい、ぜひね、あのーフェスをね、きっかけにいろんなラクノカさんのことを知ってもらって、乳業のね、いろんな取り組み知ってもらって応援していただけたら嬉しいなと思います。
本当に脱脂粉乳が積み上がっております。ぜひよろしくお願いします。コップいっぱいね、毎日続けていただけたらと思いますけども。
はい、では今日も皆さんと牛乳で乾杯していこうと思いますんで、牛乳を準備している間にですね、ちょっとお知らせをしたいなと思います。
川上牧場noteというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。
毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをnoteの記事として毎日上げておりますので、ぜひ皆さんね、アカウント登録してログインして読んでいただけたらと思います。
で、この記事が面白いなとか、もっとよりよく知りたいと思われる方はですね、メンバーシップというものを準備しておりますので、ぜひそちらの方もチェックしてみてください。
皆さんのご支援がですね、川上牧場の活動の原動力となりますので、ぜひこちらよろしくお願いします。
あと川上牧場インスタグラムの方でやっておりまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
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りますので、
ぜひ音声配信を聞いている方はですね、概要欄の方からリンクありますんでね、そちらからお友達登録していただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ではではお知らせでございました。では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。乾杯!
久々の牛乳です。乾杯!
うまいうまいうまいうまい!
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
乾杯旨いというライブ配信からも来ております。
久々の皆さんとの乾杯ですね。
あとは黒毛和牛の受精卵移植ですね。
黒毛和牛をうちも数頭飼っているので、黒毛和牛から受精卵を再卵して取って、その取った受精卵をホルスタインに移植することで、ホルスタインから黒毛和牛が生まれるというそういう技術ですね。
あとは以前お話ししたホルスタインのお母さんに黒毛和牛のお父さんを交配させて、交雑種としてF1として産ませる、この5種類の交配計画でいろいろ考えています。
ということでここら辺から詳しいとお話ししていこうかなと思います。
まず質問にありました見た目がホルスタインというやつで、見た目だけでは血統の割合をわからないというお話をしていきます。
最初に何%ジャージー入ってますかというところ、これは見た目だけでは正確にはわかりません。
白黒模様だから100%ホルスタイン、茶色っぽいからジャージーが何%という判断はできないんですよね。
交雑を何世代も重ねると見た目だけで祖先にどの品種が入っているかわからなくなることもあります。
詳しくお話しすると黒毛和牛というものも、黒毛和牛の元々の元種は体が小さかったので、その元種の体が小さいのを大きくしようと海外の血液を入れたりしている背景があるんですけど、
これも過去にお話ししているのでまた調べてみていただけたら嬉しいかなと思います。
血統を正確に知りたいと思うのだったら、血統登録の記録、血統証明書を調べるとか、
必要に応じてDNA情報で親子判定をする必要があります。
黒毛和牛は登録するときに血統情報を確実に調べないといけないので、黒毛和牛はそれは大丈夫かなというところなんですけど、
ホルスタインは血統登録していない牛でも牛乳が出ていれば出荷できますので、
血統登録していないところもあったりするんですけども、そういうところはDNA検査とかしたりとか、
あとは血統濃度みたいなのがあって、それが100%ホルスタインですよっていうのを証明できないみたいなのが血統登録書に書かれたりとかそういうことがあります。
なので確認していない牛は、例えば黒毛和牛が北海道から帰ってきて、その牛の血統がまだわからない、
それにブラウンスイスが入っているかジャージが入っているかみたいなのはわからないというのが正しい回答かなと思います。
では現在、黒毛和牛ではどうしているのかというところをお話ししていきます。
まず牛のゲノム、遺伝子をDNAを調べます。
ゲノム検査をします。
ゲノムというのはDNA上のたくさんのスニップ、これの違いを調べて、
血統上位法とか牛群検定のデータなどと組み合わせて、その牛が持っている遺伝的な能力を推定する仕組みです。
それだけ抱えると育成するときの餌代もかかりますし、
場所もかかりますし、労働力も必要になります。
そこでどの牛からホルスタインの娘を残すのかというのを選ぶ。
これが今の繁殖管理非常に重要になっています。
海外でもゲノム評価の高い牛へ性判別制御を使って、
その他の牛では肉用種の制御を使うという戦略が広く研究利用されているということですね。
ではゲノム評価で後継牛を優先的に残さない牛には、
全部黒毛和牛を交配して、交達させてF1を生ませるというわけでもないんですよね。
川上牧場ではそこからさらにその牛自身を見ていきます。
例えばこれまでの受体率、何回受精して妊娠したか、
あとは産児ですね、これまでの分辨歴、分辨難易度、現在の繁殖状況、
そういうものを見ながらホルスタインを受精するのか、
黒毛和牛のETを使うのかなどを選んでいきます。
つまり交配表を作るときにゲノムの数字だけで機械的に決めているわけではなく、
遺伝とその牛が今まで生きてきた履歴、そういうのを両方見るわけですね。
なぜ受体率を見るのか、例えば何度も人工受精しているんですけど、
なかなか妊娠しない牛、こういう牛に受体率がやや不利になりやすい判別制御を何度も使い続けることが
本当にいいのかというところですね、考える必要があります。
その牛の繁殖能力というのが育成段階、後種の段階で悪いというのを判断すると、
ちょっとこいつ繁殖性に問題があるんじゃないかな、みたいなところも考えたりとか、
経営的にどうなのかというところもいろいろ考えたりとかね、
分辨が長くなればなるほどそれだけ餌代がかかりますから、
分辨間隔というものですね、それを短くするためにどうするのかみたいなのを考えたりしますね。
もちろんいろいろね、現在技術も改良されてますし、
牛の状態や製品、受精の管理によってですね、この繁殖成績は変わってきますので、
性判別制御は必ず受体しにくいと決めつけるのも違ってきます。
ただ繁殖歴を見ながら使い分ける理由はこういうところにあるということですね。
そして産歴を見るのはなぜなのか、これ初産とか二産とか五産とか、これも見ていきます。
なぜならですね、同じ牛でも若い未経産牛と何度も分辨している経産牛では、
繁殖や分辨のリスクが同じではないからです。
農研機構の大規模解析でも、未経産牛と初産牛では初回受精の受体率が異なり、
初産牛では乳量や分辨後日数なども受体率と関係することが示されています。
なのでこの種が一番いいから全頭これという考え方ではなく、
牛によって最適解が違ってくるということですね。
そして僕がかなり意識するのが分辨難易度です。
甲牛が大きすぎたり、牛の骨盤に対して甲牛が大きいとか、あと南山になる。
そうなるとですね、母牛にも甲牛にも大きな負担がかかります。
なので主流牛を選ぶ時にも、ただ乳量や肉質だけを見るのではなく、
南山率とか分辨形質を見たりとかですね、甲牛の難易度ですね、分辨難易度ですね、見たりとかしています。
現在日本の乳養牛の遺伝評価にも南山率と四山率が正式な評価形質として含まれています。
つまり繁殖というのは妊娠するところまでではなく、安全に産み終えるところまでが後輩設計なんですよね。
そして質問を聞いた一般の方で一番混乱しやすいところですが、
川上牧場では牛によって黒毛和種のETも使います。
受精卵移植ですね。これはエンブリオトランスファーというローマ字になりますけど、日本語では受精卵移植、肺移植ですとか言います。
肺移植と言います。これはホルスタインに黒毛和種の生育をかけることとは違って、
黒毛和種の父牛と黒毛和種の母牛から作った受精卵をホルスタインの子牛へ移植していきます。
そのホルスタインはお腹をかして甲牛を産んでいくということですね。
なのでETで生まれた子供、受精卵で生まれた子供は半分ホルスタインということではないということ。
ここをぜひ覚えて書いてほしいんですけども、
例えばホルスタインが黒毛和種の甲牛を産んだ。見たらお母さんがホルスタインだからこの子は半分ホルスタイン?と見た目だけではそう思うかもしれません。
でも先ほど言ったように受精卵移植は違います。
遺伝子は受精卵を作った黒毛和種の父牛と母牛から受け継いでいきます。
お腹をかしてくれたホルスタインは甲牛の遺伝的な母親ではありません。
なので黒毛和牛を交配するんですけども受精卵移植は甲雑F1ではないということを知ってもらえるといいかなと思います。
一方ホルスタインの卵子に黒毛和種の種を受精させればこれは甲雑種になります。
一般に乳幼種×黒毛和種のF1という甲雑牛になります。
つまり同じホルスタインから黒毛和種が生まれたというのでも人工受精なのか受精卵移植なのかで遺伝的には全く違います。
これは一般の方にはかなり面白いところかなと思います。
ではなぜ受精卵移植を使うのか?
一つの理由は乳牛のお腹を使って黒毛和種の甲子を生産できるからです。
この乳牛から後継牛を作らないと決めてもその牛の妊娠分娩という能力を別の価値に変えるという観点もあります。
この牛自身の遺伝子は次の乳牛としては残さない。
でも健康なお腹があって子宮があって妊娠して分娩できてそこに黒毛和牛の受精卵を移植すると。
つまり乳牛一頭の役割を遺伝子を残す牛と子牛を育てて産む牛に分けていくということですね。
こういうのが考えられるできるようになった技術が発展したという。
これでも落脳の幅が広がっていくというところでこれが面白いところなんですよね。
ちょっとここで哲学的な話になります。
ゲノムを調べて上位の牛から娘を残す。
下位の牛からは後継牛を作らない。
これだけ聞くとなんだか成績の悪い牛を切り捨てているとそう聞こえるかもしれません。
でも少し違っていてですね。
牛群には飼える等数の限界があります。
全ての牛から娘を一頭ずつ残すことはできません。
だったら次の世代にどんな牛を作りたいのか考え、病気になりにくかったり繁殖しやすかったり長生きしたり足が丈夫だったり乳房が丈夫だったり厚さに強い。
そしてちゃんと牛乳を出してくれる。
そういう方向へ少しずつ牛群全体を変えていく。
これは一頭を評価するというより10年後の牛群を設計する仕事を思ってもらえるといいかなと思います。
昔なら血統を見て母牛の乳量を見て体型を見て経験則でこの牛にはこの種類かなと考えていたんですけれども
もちろん今でもそれはものすごく重要です。
表現系というものが本当に大事なところもあったりします。
でもゲノム情報が入ることでまだ牛乳をお父を出したことない若い牛でも遺伝的能力を以前より早い段階で予測できます。
なので繁殖の考え方から生まれてから結果を見るからですね
生まれた時点で次の世代を考えるというところに変わってきているということですね。
ですけどもゲノムが一番高い牛だけを並べてですね
1位から10位まで性判別正規11位以下は全部和牛ETみたいな機械的なやり方では考えておらず
数字だけではないんですよね牛はね
ゲノム数字だけではなく
例えばですねゲノム評価は高いでも何回受精してもですね受体しにくい
あとは難産してしまうとか後は高齢になっているとか
そういう牛ですね逆にですねゲノム評価はその飛び抜けていなくてもですね
毎年きっちり妊娠して難産も元気に残っていてこういう牛もいるんですよね
なので遺伝能力と実際の一緒の成績を両方見るここが大事ですね
はい昔は乳牛の改良というとですねやはり乳量の多い少ないみたいなのがね大きかったのかなと思いますけども
でも今の日本のね遺伝評価を見ると疾病抵抗性や繁殖性
在群能力公主の生存能力初熱再生聴名連鎖効果
こうしたものまで評価されてきています
つまり育種の世界でも一番お乳を出す牛イコール一番いい牛だけではなくなってきているということですね
はい川上牧場で残したいのはただ乳量が高い牛ではなく
ちゃんと食べて妊娠して病気になりにくくて文弁で大きく崩れない
足が丈夫乳房が丈夫厚さにもある程度強い
そして難産も牧場に残ってくれる
そういう崩れにくい目立たない牛っていうのがね増やしていきたいなと思います
そのためにゲノム検査を使ったり性判別製液を使ったりホルスタインの通常製液を使ったり
黒牛和牛の受精卵移植をしたり
あと黒牛和牛の普通の後輩ですねをしたりとか
それぞれ目的に応じて使い分けているということですね