牛乳生産の現状
今日も皆様一日お疲れ
お酒じゃなくてミルクワインかが
あなたの耳に少しだけお邪魔します
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や牧農の魅力を牧農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら
お手元に牛乳やホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
おはようございます。
今日が12月15日の月曜日です。
週の始まりの月曜日、そして月の折り返しの15日です。
あともう少しで終わりますね。
今週も頑張っていきたいと思います。
今日の天気は最高気温11度、曇りのち晴れというような天気になっておりまして、
朝からちょっと小雨が降ったりとかして、すごい寒いね。
風が冷たいなぁと思いながら外で作業してますけども、どんよりとしたような天気になっております。
今日のお仕事はですね、
今日朝ラクノヘルパーさんが来てくださっておりましたので、朝仕事ばわっと終わりましたけどね。
育成所の掃除がちょっと同日にできていなかったので、
今日育成所の掃除をして、
あとは牛群検査の結果が出たので、
ちょっと体作合高いやつとか配用にしようかなと思ったりとか、
あとはワクチン打って予防しようかなと思っておりますので、
そういうことをちょこちょこやろうかなと思っております。
あと先日広島で会議があったんですけど、
それのやつでクラブユースの活動とかの取りまとめみたいな、
ああいうところも考えていかないといけないので、
そういう書類作りをやったりとか、いろんなところに電話したりとか、
今週も忙しいですね。
支援制度の変更
金曜日に忘年会もう一個ありますね。
そんな感じでございます。
今日の配信はですね、久しぶりに気になるニュースがありましたので、
そちら取り上げていこうかなと思います。
今皆さんに牛乳飲んでください、年末年始ちょっと牛乳余ってしまいますよ、
みたいなことを言ってたりするところで、一方でですね、
国の方では牛乳の生産基盤を維持しなきゃいけない、
ちょっと増やして、増やしてではないかな、
ラクノコ件数が減った分だけは増やしてみたいな感じですかね。
そんな動きにもなっておりまして、
ちょっとそこらへんをまとめてきましたので、
お話できたらいいなと思っております。
今日も10分15分くらいの配信しようと思っておりますので、
牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
その前にお知らせです。
川上牧場ノートというですね、
ブログとか記事を書いたりするアプリでメンバーシップを行っております。
このメンバーシップ、川上牧場を継続的に応援したい、
川上牧場と何か新しいことをやってみたいという方、
ぜひ入ってみていただけたらと思います。
このメンバーシップの中でですね、
川上牧場とオンラインで繋いで牧場体験をやったり、
実際に川上牧場に来て牧場体験をすることもできる、
そんなメンバーシップとなっております。
このメンバーシップのプランの中にですね、
新しいプラン、ファームエコーというプランを作りました。
ラクノ業界にある問題、悩み、課題をですね、
ヒアリングシートで書いて送っていただくだけで、
AIと川上がタグを組んで解決していきますという、
そんなプランになっております。
ラクノ業界で働く従業員の方、研修生の方、
営業マンの方、経営者の方、そして学生さんもですね、
皆さんの問題、悩み、課題をですね、
パッと送っていただければ、あっという間に答えていきますので、
現在無料モニター募集で無料でできますのでね、
ぜひ一度試してやってみてほしいなと思います。
あとインスタグラムの方でやっております、
ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、
皆さんのこんな牛乳あったらいいな、
こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、
AIアートを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売り上げは、川上が子ども食堂に牛乳を支援したりだとか、
小中高の食育活動に参加した際の活動費に
充てさせていただこうと思っておりますので、
ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子どもたちの未来の牛乳を作っていくという、
そんな特別なNFTとなっておりますので、
ぜひこちらの方もチェックしてみてください。
よろしくお願いします。
ということで、では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
はい、あともう今日は15日ですからね、
20日から皆さんちょっと牛乳をたくさん飲んでもらわないと、
牛乳が処理できなくて最悪廃棄になってしまうというような、
そんな事態になっておりますのでね、
ぜひしっかり飲んでいただけたらと思います。
では牛乳で乾杯していきます。
乾杯!いただきます。
美味しい。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
昨日、下の娘とお休みだったので、映画のズートピアを見てきましたよ。
めっちゃ元気だと思ってびっくりした。
娘に聞いたらこれめっちゃ元気なんだよ。
アナと雪の女王を超えるくらいすごいんだよって言われて見させてもらいましたけど、
めっちゃ面白かったですね。
シングとか好きだったので、めっちゃ面白かったですね。
またノートで勝手にメンバーシップで記事書こうかなと思うくらいいい作品でしたね。
果てしなきスカーレット今話題ですよね。
炎上とかもしてるやつのあれのノートを書きましたんでね。
もしお時間ある方、暇だなって思う方はノートの方ね。
ノートも今伸びてますからね。
毎日毎日フォロワー増えてくださってましてありがとうございます。
ラグノー業界の方ではなく一般の方がいっぱい見てくださってありがたいことです。
ぜひこちらもチェックしてみていただけたらと思います。
メンバーシップ限定記事ね、最初の1ヶ月ぐらいは無料で公開してますんで、
1ヶ月過ぎたらメンバーシップ記事の限定に入れてしまいますんでね。
最初のところだけ見ていただけたらこんな感じなんだって思っていただけたら嬉しいなと思いますんで。
よろしくお願いします。
はい、ということで今日は久しぶりに気になるニュースのコーナーをやっていこうかなと思います。
川上が勝手に独断と偏見でニュースを取り上げて、それをちょっと深掘りしていこうというようなコーナーになっております。
今日はトカチ毎日新聞の引用の記事ですね。
こちら、畜産クラスター落納の制限撤廃へ、館内関係者、館芸もコスト高騰で踏み切れない政府補正予算案ということで、12月11日の記事になっておりますね。
こちら概要欄の方にリンクはつけておきますので、全部確認してみたいなという方はそちら見ていただけたらと思いますけども。
この記事をAIを使って一緒に深掘りしてできたらいいなと思っておりますけども。
まず、一見するとやっと国が本腰を入れて支援してくれるのか、そんな明るいニュースに見えるかもしれません。
でも現場の声をよく見ると実はかなり複雑で重たい問題が横たわっています。
まず前提の整理です。畜産クラスター事業というのは、落納家やJA、自治体関連事業者がまとまって地域単位で生産基盤を維持強化するための補助事業です。
牛舎の建設や作牛施設の整備、機械導入、こうした大型投資の半分以内を国が補助する仕組みです。
上限は一件あたり最大5億円、2年計画までか、かなり大きな制度です。
実はこの事業、2022年度以降、落納分野では増産向け投資が止められていました。
理由ははっきりしていて、コロナ禍で牛乳の需要が落ちた、生乳が余った、脱脂粉乳が積み上がったという流れで、
その結果、これ以上牛乳を増やす投資は一旦止めようという判断がされたわけです。
つまり、需給調整のためのブレーキをしたということです。
今回、農水省が制限を撤廃した理由は明確で、落納家個数の減少に歯止めがかからない、
離納が続き、地域の生産基盤が壊れ、牛乳を作る人がいなくなる、
これを防ぐためにもう一度生産基盤を支える投資を認めようという判断がされたわけです。
現場は歓迎しつつも踏み切れないという現状。
ここが今回のニュースの一番大事なポイントで、都価値の落納関係者は、制限撤廃そのものはありがたいと言っています。
ただし、ほぼ同時にこんな声も上がっています。
補助金があっても今のコストでは踏み切れない。これはなぜでしょうか。
ここ数年で、建築資材、鉄骨、コンクリート、機械、人件費、全てが高騰しました。
結果として補助金をもらっても数年前と自己負担額が変わらないという状況が起きています。
補助率は変わらないのに総額が膨れ上がっています。
このニュース記事の中で40代の中規模落納家の言葉が印象的です。
中小規模は先行きが見えず投資に踏み切れない。大規模だけがさらに差を広げるという言葉ですね。
これは現場感覚として非常にリアルです。
借金を背負って設備投資し、牛乳の価格の先行きは不透明。
生産者の声
飼料価格も不安定。この状況で増やす決断ができる人は限られています。
ここで根本的な問いに戻ります。
日本の牛乳は今後増やすべきなのか減らすべきなのかということですね。
実際は生産は地域によって増減し、消費は長期的に右肩下がり、
学校給食、人口減少の影響、構造的に作れば売れる時代ではありません。
にもかかわらず、作る側には増産支援、売る側の消費拡大は弱い。
このアンバランスが毎年同じ問題を繰り返す原因になっています。
このニュースを見て一番感じたのはここです。
投資支援だけで問題は解決しないというところです。
必要なのは生産と消費を同時に見る視点で増やす、減らすではなく合わせる仕組み、
中小規模も散化できる設計、牛乳をどう使い、どう届けるかの再設計、
設備を増やす前に牛乳の出口をどうするかを考えないとまた同じ壁にぶつかります。
最後にまとめますと、制限撤廃は歓迎されるニュースで、
しかしコスト高で踏み切れない現実があり、大規模と中小の格差が拡大するのが懸念だとされています。
消費拡大策が置き去りになっているということです。
だからこそ今問われているのはどれだけ作るかではなく、どう社会とつなぐかということです。
日本の牛乳の先行きは補助金だけで決まるものではありませんということで、
生産と需給の課題
深掘りした記事をしてみましたが、こんなふうにまとめられております。
先日僕は島根県の生乳販売委員会という牛乳の受給とか、
今後どうしていくのかみたいなのを話す会議に参加させてもらって、
直近の10月までですけど、販売実績みたいなのが出ているので、
皆さんに共有できるところをお知らせしようかなと思いますけど、
やっぱり北海道は生乳生産が増えていまして、前年より102%ですね。
これ2%しか増えてないじゃんって思われがちですけど、
日本の牛乳の生産量の6割7割ぐらいは北海道が絞っているところで、
それの2割なのでかなり増えているという感じになっていると思います。
これに比べて都府県、東北、関東、四国の方は生産量が横ばいになってますけど、
他のエリアは、北陸の方では98.2%、東海が99.2%、近畿・西日本連が98%、
中国地区も99.5%、九州・西日本連は98.7%ということですね。
大きいところでは2%ぐらい生産量が落ちているというような感じになってますね。
今年の夏にあったように、一部エリアで牛乳につくばれている生乳が足りなくて、
一部、脱脂粉乳とか加工乳とかで賄った部分があったりしますけど、
本当にエリアごとに生産の需給のバランスが崩れているような状況ですね。
ここでクラスター事業というのが打ち出されると、やっぱり増産意欲があるところはどんどん増やして、条件が良いところは増やして、
ですけど、その条件が悪いところは増やすことができずに、落の学園数とか等数が減っていくということになるので、
根本的なこのアンバランスさみたいなのは解消できないんじゃないかなと思ったりするところですね。
消費者の皆さんこれを聞かれてどう思われるかなというところですけども、
牛乳が飲みたいって思ってられるかもしれないですけど、やっぱりそれのほとんどが北海道で作ってまして、
北海道から輸送して、輸送できる距離というのも限られてますんでね。
ちょっと西日本の九州の方まで北海道の牛乳を運ぶというのはやっぱり運賃が高くなったりとか、
あと品質が落ちてしまったりとかしますんで、そういう問題もありますんでね。
北海道だけに頼っているのは安定としては不安定になりますんで、
西日本の方でもどんどん絞っていけるような環境にしなきゃいけないんですけど、牛乳は余っているという、
年末年始の牛乳は余ってしまうというような、
春休み、夏休み、冬休みとかになってしまうと、学校休暇が止まって牛乳が余ってしまうというような、
そんな状況になってますっていうことを知ってもいただいて、引き続き牛乳を飲み続けていただいて、
そして都府県の中小の落農家さんの牛乳、応援の気持ちも込めてね、
あとは飲むだけじゃない支援の仕方もいっぱいありますんで、
そういう取り組みを一緒に応援していただけたら嬉しいなと思うところでございます。
ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思いましたけども、
週の始まりの月曜日でね、いきなりこんなガチガチのシーバー言いましたけども、
質問コメントがないとね、独断と偏見で選んでガチガチのニュース読んじゃいますんで、
どしどしコメント欄で質問いただけたら、皆さんの質問に答えていきますのでね、
ぜひよろしくお願いします。ということで今日はこんな感じで終わります。
お仕事の方、学校の方、行ってらっしゃい。みんな牛乳飲んでね。バイバーイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やって欲しいことなど、ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
ありがとうございます。次回の配信もぜひお楽しみに。
