【ほいくプラスについて】
ほいくプラスは、保育に関わる人が、自分らしい保育を続け、互いに学び合えるつながりを広げるための場です。
このポッドキャストでは、保育士の等身大の声を届けることで、保育者同士の縁を育み、保育に関心を持つ人との新しい接点をつくります。現場で頑張る保育士の魅力と、実践に込められた思いを、より多くの方へ届けていきます。
全国の保育士が運営するこの番組を聴いて共感したこと、考えたこと、もっと聴いてみたいテーマがあれば、ぜひほいくプラス公式LINEへお寄せください。
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保育士の経験は、誰かの明日を支える言葉になる 。ほいくプラスのポッドキャストとともに、一人ひとりの保育の物語に耳を傾けてみませんか。
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こんにちは。保育を語る在宅保育士の声です。 この番組では、保育士がそれぞれの現場で出会った経験や、保育を通して大切にしてきた価値観を語り、保育への尊敬や共鳴、気づきを広げていく番組です。
今回のパーソナリティは、里こと野球息子のために頑張る母さんの里子です。 今日は、保護者との関わりの大切さをテーマに、私の保育感をお話しします。 どうぞ最後までお聞きください。
私は里です。野球に奮闘する高校2年生と中学3年生の息子、陸上を頑張る中学1年の娘の3人の子供がいます。 現在は幼稚園にフルタイムで勤務しており、主に年長児に関わっています。
保育士として18年目になりますが、幼稚園での勤務が16年。やはり幼稚園での働き方が好きだな。なぜなら、保護者と関わる場が多く、たくさんコミュニケーションを取ることで、子供の様子や家族の様子を知る
ことができ、それが子供たちの成長につながる。
また、限られた保育時間の中で、この子を指導するにはどうすればもっと伸ばすことができる?と私自身で考え、実践し、結果を出すことの面白さを経験し、子供や保護者一人一人とのコミュニケーションがしっかり取
れるような関わり方を大切にしながら保育をしてきました。
今日、保護者との関わりの大切さについてお話ししようと思ったのは、ある保護者に、「ここの幼稚園は誰に相談すればいいかわからない。」と言われた一言があったからです。
その時、私は、園の様々なことを決断するのは園長先生、もしくは副園長先生でしょう?と思っていたのですが、それって本当にそうだろうか?と迷い始めました。
確かに最終決断は園長先生たち、でもこれまでの関わりは私たち保育者であること、そこから保護者の皆さんの考えを受け入れるきっかけになったことをお話しします。
それは、年長組の保護者の方たちが、「卒園前に子どもたちに何か思い出を残してあげたい。」といろいろな計画を考えてくださっていたときのことです。
その中で、「親子でクリスマス会をしたい。」という話が出ました。
その話が子どもたちの耳に入ると、「クリスマス会するの?」ととても嬉しそうな顔をしていました。
保護者の方たちも一生懸命考えてくださっていました。
いつにする?どんな内容にする?せっかくだから子どもたちが収穫した芋を使えないかな?パンケーキを作るのはどう?いろいろなアイデアが出てきました。
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私は、職域という視点からも、「いいですね。」と思いました。
ただ、園で使用できるもの、行事としてできる範囲など、私一人では判断できないこともあります。
だから私は、「園で使えるものには限りがあるかもしれないので、一度、園長先生に確認した方がいいかもしれませんね。」とお伝えしました。
その時の私は、「私一人では決められないから確認してもらおう。」という気持ちだったんです。
でも、保護者からすると少し違って見えていたんですよね。
担任に話した。そして、園長先生にも伝えた。でも、返ってくる答えがはっきりしない。
そうなると、「結局誰に聞けばいいの?」という気持ちになりますよね。
そして、「同じことを最初から説明しないといけないの?」という負担にもなります。
そこで私は、保護者の立場に立って考えました。
もし私が、自分の子供を園に預ける保護者だったら、
大切な子供を預ける場所で、このことは誰に相談したらいいんだろう。
先生によって言っていることが違うけど、大丈夫かな。
そんな状態だったら、やはり不安になると思うんです。
そして、もっと怖いのは、保育についてももしかしたら同じなのかな、と思われてしまうことです。
ここで私は、少し危機感を持ちました。
保護者との信頼関係って、何か大きなことをしたから生まれるものではないんじゃないか。
縁との小さなやり取りの積み重ねなんじゃないか。そう思うようになりました。
それから、私が職員間の情報共有をより意識するようになりました。
例えば、この話を保護者の方から聞いたら、次にこういう質問が来るかもしれない。
こういう相談を受けたら、誰が対応するのか。
自分で判断できないことは、曖昧なまま返さない。
分からないことは、分かりません、で終わらせるのではなく、確認してこちらからお伝えします、と責任を持って持ち帰る。
そして、確認したらきちんと伝える。
当たり前のように聞こえるかもしれません。
でも、この当たり前が、保護者の安心につながるんですよね。
そしてもう一つ、私が大切にするようになったことは、
自分のクラスではない子どもの姿も保護者の方に伝えること。
例えば、今日丸々ちゃんがトイレのスリッパを自分からきれいに並べてくれたんですよ、とか、
丸々くん、小さな子のお世話をしてくれましたよ、とか、ほんの一言なんです。
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でも、保護者からすると、担任の先生だけじゃなくて縁の先生たちが自分の子どもを見てくれている、という安心につながると思うんです。
そしてそれは、職員への信頼にもつながっていきます。
この先生が言うならやってみようかな、そんな気持ちにつながるんじゃないかなと思っています。
保育って、子どもだけを見ていればいい仕事ではないですよね。
子どもを真ん中に、子ども、保護者、職員、この3者がつながっていくことがとても大切だと思います。
私が保育で大切にしていることは、コミュニケーションをしっかりとることです。
なぜなら、縁事との関わりの部分で、あなたのことしっかり見ているよ、大切に思っているよ、そう伝えることで、できないと思っていたことができるようになるからです。
また、保護者とのコミュニケーションを図ることで、この縁に入院させてよかった、と安心できる環境づくりができる。
そして、保護者の方が口コミとなり、縁事募集にもつながることを感じています。
少子化を迎えている現在、私たち保育士が子どもたちに残してあげられるものは何か。
私にとって保育士との価値とは、それは保護者に日々の様子を伝え、不安に寄り添いながら一緒に育児を考えていくことです。
保育士として働く中で、今の関わり方よかったのかな、ちゃんと子どもの気持ちに寄り添えているかな、
保護者の方とうまくコミュニケーションが取れているかな、そんな風に自分の保育を振り返ることってあると思います。
私自身も、18年間保育の仕事をしてきましたが、今でもこれでよかったのかな、と考えることがあります。
だからこそ、私が大切にしているのは特別なことではなく、子どもの一日の中にある小さな変化を周りの人と共有することです。
今日自分からお友達に声をかけていましたよ。
昨日できなかったことが今日はできていました。
そんな小さなできた、嬉しかった、を職員同士で共有する。
そして、保護者の方にも伝えていく。
それだけでも、今日もこの子を見てもらえているんだ、という安心につながるのではないかと思っています。
これは私が子育てをしてきた中でも感じることがあります。
息子が野球をしているのですが、親としても試合の結果だけでなく、
今日こんな声を出していたよ、と周りから教えてもらえるととっても嬉しいんです。
子どもを見てくれている人がいる、そのことが親にとって大きな安心になるんですよね。
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もし今、自分は保護者とのコミュニケーションが少し足りないかもしれない、と感じている先生がいたら、
まずは普段あまりお話しする機会のない保護者の方に、
自分から一言、声をかけてみてほしいな、ということを受け取っていただけたらと思います。
皆さんは、保護者の方とのコミュニケーションの大切さについてどう感じますか?
私がこれから目指しているのは、現場での保育の仕事と在宅でできる仕事を両立していくことです。
なぜ両立したいと思ったのか、それはこれまで18年間、保育の現場で経験してきたことや、
子育てを通して感じてきたことを、これからは誰かのために役立てていきたいと思ったからです。
AIがどんどん普及して便利な時代になっていく中でも、
私は人が人を理解すること、人と人とのコミュニケーションはこれからも変わらず大切だと思っています。
子どもの気持ちを受け止めること、保護者の思いに寄り添うこと、相手の小さな変化に気づくこと、
こうしたことは、長年の保育経験の中で培ってきた大切な人の力だと思っています。
だからこそ、私は現場で子どもたちと関わる楽しさも、家族との時間もどちらも大切にしながら、
プラス、在宅でのお仕事にも今まで学んできたことを発信し、
同じ保育士の方や、これから保育に携わっていく皆さんへつないでいきたいと考えています。
今日話を聞いてくださった方も、ぜひご自身の保育の中で課題とすることを見つけ、
より良くしていきたいと思えるものを一つ見つけてみてください。
今は当たり前に思っている経験が、いつか誰かの支えになるかもしれません。
今回は、保護者との関わりの大切さについてお話ししました。
私が保育で大切にしているのは、みんなが笑顔になれる環境づくりです。
先生が楽しければ子どもも楽し、そして保護者の方も笑顔になれる。
そんな縁であり続けたいなと思います。
この番組では、これからもいろいろな先生が登場し、それぞれの保育の経験や価値観をお届けします。
今回の内容に共感していただけた方、保育についてもっと聞いてみたい方は、
ぜひこのポッドキャストをフォローして、これから登場するいろいろな先生のお話も聞いてみてください。
それでは、次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
ご視聴ありがとうございました。
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