子どもの姿を見守る保育
2026-09-28 14:52

子どもの姿を見守る保育

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ほいくPLUS|保育士の経験と保育観を、自分の言葉で届けるポッドキャスト


「あのとき、なぜそう関わったのか。」 「子どもや保護者、仲間との出会いから、何を大切にするようになったのか。」


ほいくプラスのポッドキャストは、保育士一人ひとりが、これまで積み重ねてきた保育経験と、自分らしい保育観を語る番組です。

保育士、幼稚園教諭、保育学生、子育て支援に関わる方、そして保育や子どもに関心を持つすべての方へ。現場で育まれた等身大の声を通して、保育の奥行き、保育士という仕事の専門性、そして保育に関わる人の魅力を届けます。


この番組が目指すのは、保育の知識やノウハウを一方的に紹介することではありません。


子どもとの関わり、保護者との対話、環境づくり、チーム保育、キャリア、働き方。日々の保育には、マニュアルだけでは言い表せない判断や、言葉にしきれない思いがあります。保育士がどんな経験を重ね、どんな迷いを抱え、何を大切にして今の保育をつくっているのか。その背景にある「その人自身の物語」に耳を傾けます。


保育士の経験には、一つとして同じものはありません。子どもの小さな変化に気づいた瞬間。思うようにいかず、立ち止まった日。保護者とのやり取りから学んだこと。同僚の言葉に救われたこと。子どもとの関係をつくり直した経験。研修や本、仲間との対話を通して、自分の保育観が変わった出来事。それらはすべて、誰かに正解を教えるためだけではなく、他の保育者が自分の保育を見つめ直すための大切なヒントになります。


ほいくプラスのポッドキャストでは、正解をひとつに決めません。

保育には、子ども一人ひとり、家庭一つひとつ、園や地域の状況に応じた多様な考え方があります。大切にしていることが異なるからこそ、保育士同士は学び合えます。ゲストが自分の言葉で語る保育観に触れながら、聴き手が「自分ならどうするだろう」「自分は何を大切にしているだろう」と考えられる余白をつくります。


番組に登場するのは、子ども・保護者・保育者との関係のなかで、実践を重ねてきた保育士たちです。華やかな成功談だけでなく、葛藤や失敗、迷い、選び直したこと、学び続けていることも語ります。だからこそ、一人ひとりの言葉に誠実さと温度があります。「この保育士さんの話をもっと聴きたい」「この人の考え方が素敵だな」「自分も明日から少し違う視点で子どもを見てみよう」。そんな尊敬、共鳴、気づきが生まれる時間を目指しています。


【この番組で大切にすること】

・保育士の経験には価値があること 日々の実践で培われる観察力、対話力、子ども理解、判断の積み重ねを、かけがえのない知恵として受け止めます。経験年数や役職だけでは測れない、一人ひとりの保育の言葉を大切にします。


・一人ひとりの保育観に出会うこと 子どもとの距離感、遊びの捉え方、環境のつくり方、保護者支援、チームでの協働。保育に向き合う軸は人によって異なります。考え方の違いを優劣にせず、その背景にある思いを知り、互いから学べる場をつくります。


・保育士の人柄と専門性を伝えること この番組が届けるのは、すぐに使えるテクニックだけではありません。子どもに向き合うまなざし、仕事への誇り、誠実さ、学び続ける姿勢、仲間を尊重する態度。その人らしい声を通して、保育者として働く魅力と専門性を伝えます。


・保育の魅力を社会へひらくこと 保育は、子どもの育ちと生活を支える専門性の高い仕事です。同時に、保護者や地域、職場の仲間との関係のなかで深い学びが生まれる営みでもあります。保育に関心を持つ方にも、保育の現場で働く人の魅力と、保育が社会にもたらす価値を知っていただけるよう発信します。


【こんな方におすすめです】

・保育士として、自分の保育や子どもとの関わり方を見つめ直したい方 ・他の保育士が大切にしている保育観や、現場での実践を知りたい方 ・保育の仕事に誇りを持ち、学び続けたい方 ・チーム保育、職場の人間関係、同僚との協働について考えたい方 ・保護者とのコミュニケーションや子育て支援について学びたい方 ・保育学生、幼稚園教諭、子どもに関わる仕事を目指している方 ・保育園、幼稚園、認定こども園の現場に関心がある方 ・子育てや教育、子どもの育ちについて深く考えたい方


【主なテーマ】

保育士のキャリアとこれまでの経験/保育観・教育観・大切にしている価値観/子ども理解と子どもとの関係づくり/遊びと環境づくり/保護者とのコミュニケーションと子育て支援/チーム保育と同僚との協働/リーダーシップと後輩育成/失敗や葛藤から得た学び/保育士として働き続けること/保育の仕事の魅力と可能性。


これらのテーマは、誰かの答えをそのまま受け取るためのものではありません。語り手が出会った子ども、保護者、仲間、出来事を通して、自分ならどう考えるか、自分の園やチームでどんな対話ができるかを考えるための入口です。一話ごとに完結しているため、気になるテーマや、心に残った保育士の言葉から、初めての方も気軽にお聴きいただけます。

保育の仕事には、目に見えにくい専門性があります。子どもの表情や遊びの変化を読み取り、安心できる環境を整え、その日の気持ちに応じた関わりを選ぶこと。保護者の言葉の奥にある思いを受け止め、必要なときには園内で連携すること。こうした日々の判断は、子ども一人ひとりへの理解と、長い時間をかけて育まれた実践知に支えられています。ほいくプラスは、その専門性を難しい言葉だけで語るのではなく、保育士自身の具体的な経験と言葉から伝えていきます。


また、保育士として働く時間には、喜びとともに悩みもあります。自分の保育に自信が持てないとき。職場のなかで考え方の違いに出会ったとき。仕事と自分の生活をどう両立するか考えるとき。子どもの育ちを支えたいという思いを、どのように形にするか迷うとき。この番組は、そうした問いを抱える保育者が、一人で答えを探し続けなくてもよいと感じられる場でありたいと考えています。誰かの率直な語りに触れることが、自分の経験を肯定し、次の一歩を見つける支えになることがあります。


保育士同士が互いの実践を知ることは、比較のためではなく、視野を広げるための機会です。異なる園種、経験年数、役割、地域で働く保育者の声に触れることで、自分の当たり前を見つめ直し、子どもや保護者、仲間との関わりに新しい選択肢を見いだせます。これから保育士を目指す方には、資格や仕事内容の説明だけでは分からない、保育者として生きる人の姿を知る機会として。保育に関心がある方には、子どもの育ちを支える仕事の豊かさと責任を知る機会として、番組をお届けします。


本番組は、保育士の声を通じて、保育の仕事をより立体的に知るためのポッドキャストです。保育園、幼稚園、認定こども園など、それぞれの現場には異なる文化や課題があります。しかし、子どもの育ちを願い、保護者とともに歩み、仲間とよりよい保育を探すという思いには、共通するものがあります。語り手の経験を聴くことは、保育の現場にある多様性と、そこで働く人たちの確かな専門性を知ることにつながります。

一人の保育士の言葉が、別の保育士にとっては、明日の子どもへの声かけや、同僚との対話を見直すきっかけになるかもしれません。保育学生にとっては、これから出会う仕事の豊かさを想像するヒントに。子育て中の方や保育に関心のある方にとっては、子どもを支える専門職の思いや役割を知る入り口に。ほいくプラスは、経験を語り合い、互いの実践を尊重することで、保育者同士のつながりと学びを広げていきます。


通勤の途中、休憩時間、家事の合間、保育の振り返りをしたい夜に。誰かの保育の物語が、あなた自身の経験にあらためて言葉を与え、明日の保育や働き方を考える小さなきっかけになればうれしく思います。


【ほいくプラスについて】

ほいくプラスは、保育に関わる人が、自分らしい保育を続け、互いに学び合えるつながりを広げるための場です。

このポッドキャストでは、保育士の等身大の声を届けることで、保育者同士の縁を育み、保育に関心を持つ人との新しい接点をつくります。現場で頑張る保育士の魅力と、実践に込められた思いを、より多くの方へ届けていきます。


全国の保育士が運営するこの番組を聴いて共感したこと、考えたこと、もっと聴いてみたいテーマがあれば、ぜひほいくプラス公式LINEへお寄せください。

配信のお知らせ、最新の活動情報、保育に役立つ情報も公式LINEでご案内します。


▼ほいくプラス公式LINE https://utageまたかけ-system.com/line/open/aRJZDaNGgpeM?mtid=fqKzB9YnhJTP

保育士の経験は、誰かの明日を支える言葉になる 。ほいくプラスのポッドキャストとともに、一人ひとりの保育の物語に耳を傾けてみませんか。

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こんにちは。保育を語る在宅保育士の声です。 この番組は、保育士がそれぞれの現場で出会った経験や、保育を通して大切にしてきた価値観を語り、保育への尊敬や共鳴、気づきを広げていく番組です。
今回のパーソナリティは、ハッピー保育士ママです。 今日は、子どもの姿を見守る保育をテーマに、私の保育館をお話しします。 どうぞ最後までお聞きください。
改めまして、ハッピー保育士ママです。 私は幼稚園教諭として10年、そして保育園で10年ほど、これまで約20年間、0歳から5歳までの子どもたちと関わってきました。
幼稚園と保育園、どちらの現場も経験してきたので、さまざまな年齢の子どもたちと過ごす中で、本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。
保育士になったばかりの頃は、目の前にいる子どもの様子を一生懸命見ることに必死だったと思います。
泣いている、怒っている、友達と喧嘩している、落ち着かない、活動に参加しない、そうした姿を見ながら、どうしたら落ち着けるかな、どんな声をかけたら伝わるかな、と考えていました。
でも、保育を長く続けるうちに、少しずつ子どもの見方が変わってきました。
目に見える行動だけではなく、この子はどうして今こんな行動をしているんだろう、その奥にある気持ちや、その子を取り巻く状況にも、目を向けることが大切なんだと感じるようになったんです。
今日はそんな私の保育館についてお話ししていきます。
保育をしていると、子どもの行動にはその子なりの理由があるんだと感じる場面がたくさんあります。
例えば、友達を叩いてしまった子がいたとします。
もちろん、まずは相手の安全を守ることが大切です。
叩くことはいけないよ、と行動について伝える必要もあります。
でも、叩いたからこの子は乱暴な子、とそれだけで終わらせてしまうのは、少し違うんじゃないかな、と思っています。
どうしてそこまでの行動になったんだろう、と考えてみる。
もしかしたら、言葉で自分の気持ちを伝えられなかったのかもしれない。
友達に嫌なことをされたけど、やめてって言えなかったのかもしれない。
朝から何か気持ちが落ち着かない出来事があったのかもしれない。
03:05
眠たかったり、疲れていたり、体調がいつもと違ったのかもしれません。
理由は一つとは限りません。
いくつものことが重なって、目の前の行動として出ている場合もあります。
もちろん、保育士がその背景を全て正確にわかるわけではありません。
だからこそ、この子は今何を感じているんだろう、と立ち止まって考えることが大切なんだと思っています。
ここで、私が実際の保育の中で出会った子どもの姿についてお話ししたいと思います。
4歳児のA君という男の子がいました。
A君はそれまで一人っ子として過ごしていましたが、
昨年、妹が生まれました。
妹が生まれてしばらくすると、園での様子に少しずつ変化が見られるようになりました。
以前よりもわがままを言うことが増えたり、
友達に意地悪をしたり、手が出たり、噛みついたりすることが目立つようになったんです。
目を離すと、友達とのトラブルにつながってしまうこともあり、
怪我を防ぐために注意が必要な場面もありました。
その姿だけ見ていると、どうしてこんなことをするんだろう、
友達に優しくできないのかな、
もっとしっかり言わなきゃ、と思ってしまいます。
でも、A君を乱暴な子、困った子と気につけてしまったら、
その子が抱える問題に気づけなくなってしまうかもしれません。
そこで、園での様子だけを見るのではなく、
A君の周りで何か変化があったのかな、と考えてみました。
それまで一人っ子だったA君にとって、
妹が生まれたことは、とても大きな環境の変化です。
家族の関心が妹に向く時間が増えたり、
これまで自分を中心に動いていた生活が変わったりしたことで、
寂しさや不安を感じていた可能性があります。
お兄ちゃんだから我慢してね、と言われることも増えたのかもしれません。
本当は甘えたいのに、どう甘えていいのかわからなかったのかもしれません。
妹に向けられる大人の関心を見て、
自分のことも見てほしい、自分も大切にしてほしい、
と感じていたのかもしれません。
もちろんA君が、妹が生まれて寂しい、
もっと僕を見てほしい、と言葉で伝えたわけではありません。
06:06
4歳の子供が自分の中にある複雑な気持ちを整理して、
それを言葉にするのは簡単ではないですよね。
だからこそ、その言葉にできない気持ちが、
わがままや意地悪、手が出る、噛みつく、
といった行動として現れていたのかもしれません。
私はこの経験から、
子供はいつでも気持ちを言葉で伝えられるわけではない、
ということを改めて感じました。
子供の行動そのものが、その子からのメッセージになっていることもあるんです。
そこでA君と関わるときには、
まず周りの子供たちの安全を守ること、
そしてそれと同時にA君自身の気持ちに目を向けることを意識しました。
例えば、一対一で過ごす時間を作る。
A君自身の話をゆっくり聞く。
できたことや頑張っている姿を見つけて、
先生はA君のことをちゃんと見ているよ、ということを伝える。
そうした小さな積み重ねを大切にしました。
もちろん、友達に手が出てしまったときには、
叩かれたら痛いと思うよ、噛みつくと危ないからやめよう、
としてはいけないことはきちんと伝えます。
でも、それだけで終わらせるのではなく、
本当は嫌なことがあったのかな?
先生に伝えたいことがあったのかな?
とA君の気持ちを一緒に整理していく。
そして、嫌だったらやめてって言ってみよう。
先生に教えてね、と次にできる方法を伝えていく。
ただ叱って終わるのではなく、
次はどうしたらいいのかを一緒に考えることを大切にしました。
もちろん、その後のA君の姿がすべて一気に変わったわけではありません。
子どもの変化ってそんなに簡単なものではないですよね。
でも少しずつ、先生聞いて、と自分から話してくれるようになったり、
困った時に手を出す前に言葉で伝えようとする姿が見られたり、
そうした小さな変化がありました。
その姿を見ながら、やっぱり子どもを理解しようとすることって大切なんだなぁと感じました。
ここで言う背景というのは、家庭の事情だけを示しているわけではありません。
その子の性格、これまでの経験、友達との関係、その日の体調、生活リズム、縁での出来事、さまざまなことが含まれています。
09:13
例えば、今日はいつもより落ち着かないなぁと感じた時、
それだけを見て、この子は落ち着きがないと決めつけるのではなく、
今日は何が違うのかなと考えてみる。
いつもは楽しそうに参加する活動なのに、今日は参加したくないという。
そんな時も、やる気がないと決めつける前に、
何か気持ちが乗らない理由があるのかなと考えてみる。
同じ泣くという姿でも、寂しくて泣いている子もいれば、悔しくて泣いている子もいます。
怒りをうまく言葉にできなくて泣く子もいれば、疲れていて涙が出てしまう子もいる。
子供の姿は同じでも、その背景は一人一人違います。
だから私は、この子はどうしてこうしているんだろうという視点を持ち続けたいと思っています。
20年間保育をしてきて思うのは、子供を変えようとする前に、まずその子を知るということです。
もちろん、何でも子供の思い通りにすればいいということではありません。
集団生活の中では守るべきルールがあります。危険なことは止めなければいけません。
友達を傷つけてしまったときには、そのことをきちんと伝える必要があります。
でも、その行動だけを切り取って、この子はダメと決めつけないこと。
その子の普段の姿や、その前後にあった出来事にも目を向ける。
そうすると、この子には今こういう援助が必要なのかもしれないと見えてくるものが変わってきます。
そして私は、保育の仕事って子供に何かを教える仕事だけではなく、子供の小さな変化に気づく仕事でもあると思っています。
昨日とは違う表情、いつもと違う遊び方、いつもより小さな声、いつもならできることは今日はできない。
そういう小さな変化に気づけるのは、毎日子供たちを見ている保育士だからこそできることだと思います。
そして、こうした保育をするためには、保育士自身の心の余裕も大切だと思っています。
時間に追われていると、早くして、もう次の活動だから、どうしてできないの?
と、目の前の行動を変えることに意識が向いてしまうことがあります。
12:02
私自身ももちろんあります。
保育士も人間なので、毎日いつでも余裕を持って子供と向き合えるわけではありません。
だからこそ、先生自身が無理をしすぎず子供と向き合える余白を持つこと、それを私は大切にしています。
心に余裕があると、今日はいつもと違うの?という小さな変化にも気づきやすくなります。
子供のそばに座って、何も言わずに見守ることもできます。
保育士自身が自分を大切にすることも、結果的には子供と丁寧に向き合うことにつながるのではないかな?と思っています。
私は今、保育士として働きながら、新しい働き方にも挑戦しています。
これまで培ってきた保育経験を、現場とは違う形でも生かせないかな?と考えています。
始めたばかりなので、まだまだ分からないこともたくさんあります。
でも、この挑戦を始めたことで、改めて気づいたことがあります。
それは、保育士として20年間積み重ねてきた経験は、私の財産なんだ、ということです。
子供の変化に気づく力、相手の気持ちを想像する力、その場に応じて対応・工夫する力、
うまくいかなかった時に別の方法を試してみる力、
こうした力は保育の現場で毎日のように使ってきたものです。
保育士が当たり前と思っていることの中にも、実はたくさんの価値があります。
私はこれからも保育士として学び続けながら、
自分が経験したことを誰かの気づきや力につなげられる人でありたいと思っています。
今回は、子供の姿を見守る保育についてお話ししました。
様々な視点を持つことで、子供の見え方や私たちの保育士の関わり方も変わってくるのではないかなと思います。
この番組では、これからもいろいろな先生が登場し、それぞれの保育の経験や価値観をお届けします。
今回の内容に共感していただけた方、保育についてもっと聞いてみたい方は、
ぜひこのポッドキャストをフォローして、これから登場するいろいろな先生のお話も聞いてみてください。
それでは、次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
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