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「想い・行動・言葉で育む保育」
2026-10-12 15:09

「想い・行動・言葉で育む保育」

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【ほいくプラスについて】

ほいくプラスは、保育に関わる人が、自分らしい保育を続け、互いに学び合えるつながりを広げるための場です。

このポッドキャストでは、保育士の等身大の声を届けることで、保育者同士の縁を育み、保育に関心を持つ人との新しい接点をつくります。現場で頑張る保育士の魅力と、実践に込められた思いを、より多くの方へ届けていきます。


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こんにちは。保育を語る在宅保育士の声です。 この番組は、保育士がそれぞれの現場で出会った経験や、
保育を通して大切にしてきた価値観を語り、保育への尊敬や共鳴、 気づきを広げていく番組です。
今回のパーソナリティは、在宅保育士のランです。 今日は、「想い・行動・言葉で育む保育」をテーマに、私の保育感をお話しします。
どうぞ最後までお聞きください。 私はランです。
私は現在、正社員として働きながら、 管理職として職員育成にも携わっています。
保育士としては16年目になります。 これまで保育園や障害児通所支援施設で様々なお子様や保護者様と関わってきました。
そして今は、お子様だけではなく職員を育てる立場にもなりました。
長く人と関わり、人を育てる仕事をしてきた中で、私が大切にしていることがあります。
それは、自分なりの信念や軸を持つことです。
私は保育をする上で、どんな思いで関わるのか、 その思いをどんな行動で示すのか、
そしてどんな言葉で伝えるのか、 この3つを大切にしています。
なぜなら、保育士はお子様にとって家族以外で 継続的に深く関わる大人の一人だからです。
だから私は、何を教えるかだけではなく、
お子様の前で自分がどんな大人でいるのかを大切にしてきました。
今日、思い、行動、言葉で育む保育についてお話ししようと思ったのは、
保育士として働く中で、担任の先生によって お子様の姿が大きく変わると感じた経験があったからです。
同じお子様なのに、関わる大人が変わると、 表情や行動、落ち着き方まで違って見えることがあります。
私はその姿を見たとき、お子様たちは 大人のことを本当によく見ていると感じました。
大人がどんな表情をしているのか、どんな声で話しているのか、
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自分を信じてくれているのか、安心して頼れる存在なのか。
お子様たちは、私たちが思っている以上に、 その一つ一つを感じ取っているのだと思います。
そして私は、お子様の姿だけを見るのではなく、 大人である自分の関わりも振り返る必要があると考えるようになりました。
今日は、その経験から感じたことをお話しします。
それは1年目のときでした。
あるとき、隣のクラスの担任の先生がお休みの日がありました。
その日はいつもと比べて、お子様たちがとても元気いっぱいでした。
元気であること自体が悪いわけではありません。
でも、その日は普段よりもお話を聞くことが難しかったり、 お友達同士のトラブルが続いたりする姿がありました。
私は隣のクラスから時々その様子を見ていました。
同じお子様たちなのに、いつもとは少し違う。
最初は、今日はどうしたんだろうと思いました。
でも、しばらく様子を見ているうちに、
お子様たちだけの問題として考えていいのかなと思うようになりました。
担任の先生が違う。いつもと環境が違う。
声のかけ方も違う。待つ時間も違う。その場の空気も違う。
お子様たちはそうした小さな違いを感じ取っているのではないかと思いました。
そこで私は、目の前のお子様だけではなく、自分自身の保育も振り返りました。
私は普段どんな表情でお子様と関わっているだろう。
忙しい時に言葉が強くなっていないだろうか。
大人の都合で早くして、ちゃんとしてと伝えていないだろうか。
できた時に本当に一緒に喜べているだろうか。
困っている時にその子の気持ちを考えて待つことができているだろうか。
私はその日の出来事を通して、
お子様たちの姿を見ることと同じくらい、
自分の関わり方を見ることも大切なのではないかと感じました。
そして、またいつもの担任の先生に戻ると、
お子様たちの様子も少しずつ変わりました。
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落ち着きが戻り、普段の姿に近づいていきました。
もちろん、お子様の姿が変わる理由を
すべて大人の関わりだけで説明することではできません。
その日の体調や気分もあります。環境の影響もあります。
でも、この経験から私は、
関わる大人の存在は思っている以上に大きいと感じました。
お子様を変えようとする前に、
自分は今どんな関わりをしているだろうと振り返る、
その視点を私は今も大切にしています。
今振り返ると、私が保育で大切にしているのは、
お子様の前でどんな大人でいるかを意識し、
その関わりを通して生きる土台を育むことです。
幼児期は、人としての土台が作られていくとても大切な時期です。
その時期に、自分のことを信じてくれる大人がいた。
失敗しても、もう一度やってみようと言ってくれる大人がいた。
悲しい時に寄り添ってくれる大人がいた。
いけないことをした時には、ただ叱るのではなく、
なぜいけなかったのかを一緒に考えてくれる大人がいた。
楽しい時には、一緒に思いっきり笑ってくれる大人がいた。
できなかったことができた時には、一緒に喜んでくれる大人がいた。
私は、そうした一つ一つの経験の積み重ねが、
その子の生きる土台につながっていくと思っています。
だから私は、お子様を子供だからと見るのではなく、
一人の人として向き合うことを大切にしています。
私にとって、保育士の価値とは、親ではない大人が、
その子を信じ、もう一つの安心できる居場所を作れることだと思っています。
だからこそ私は、お子様の前でどんな大人でいるのかを大切にしています。
どんな思いを持つのか、どんな行動を見せるのか、
どんな言葉を選ぶのか、
その一つ一つが、お子様の生きる土台につながっていくと考えているからです。
保育士として働いていると、人間関係の難しさや、
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保育官の違いに悩むこともあると思います。
新人の頃は、先輩の言うことが絶対と思っていた時期もありました。
本当は自分なりの考えがある。
でも、自信がなくて言えない。
こうした方がいいのではないか、と思っていても言葉にできない。
そんなもどかしさを感じたこともありました。
そして、保育がうまくいかない時には、
私が担任じゃなかった方が良かったんじゃないかな、と自分を責めたこともあります。
だからこそ、今、保育士として働いている方に伝えたいことがあります。
完璧な保育士でなくてもいいということです。
大切なのや、迷わないことではなく、迷った時に自分の関わりを振り返れること。
うまくいかなかった時に次はどうしよう、と考えられること。
そして、目の前のお子様に、あなたのことを本当に大切に思っているということを、行動や言葉で伝え続けることだと私は思っています。
もし今、人間関係や保育官の違いに悩んでいる方がいたら、
まず、私はお子様の前でどんな大人でいたいんだろう、と自分に問いかけてみてほしいです。
周りと同じ答えでなくてもいい。
その問いに向き合うことが、自分の保育の軸を作っていくのではないかと思います。
私はこれからも、現場で仲間と一緒に、お子様、保護者様、そして働く職員も、それぞれが自分の人生を大切にできる環境を作っていきたいと思っています。
今は管理職として職員を育てる立場でもあります。
だからこそ、お子様だけではなく職員に対しても同じだと思っています。
人は言葉だけで育つのではありません。
どんな思いで向き合ってもらったか、どんな行動を見せてもらったか、どんな言葉をかけてもらったか、その積み重ねが人を育てていくのだと思います。
そして私は現在、在宅保育士として新しい働き方にも挑戦しています。
現場との両立や時間を確保する難しさもありますが、それでも新しいことに挑戦することには価値があると思っています。
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そこで得た学びや経験が、必ず誰かのお役に立ち、新しい価値につながっていく。
そして何より、経験そのものが自分の人生を豊かにしてくれていると感じています。
そして私は、自分自身の人生も大切にしながら挑戦し続ける姿を見せることも、お子様や職員に関わる一人の大人として大切なことの一つだと思います。
そして何より、私は保育士しかできないではなく、私は保育士としてこんな力を身につけてきたと、自分自身の経験に誇りを持てる保育士が増えてほしいと思っています。
私はこれから、保育士という仕事に誇りを持ちながら、自分らしい働き方を選べる人を増やしていきたいと思っています。
今日のお話を聞いてくださった方も、ぜひ一度、これまで自分自身がしてきた保育を振り返ってみてください。
私はどんな保育をしてきたんだろう。どんな思いでお子様たちと向き合ってきたんだろう。どんな保育士でありたいんだろう。
そして、できなかったことや反省することだけではなく、これまで頑張ってきた自分自身のことも、ぜひ認めてあげてほしいと思います。
お子様たちのために、たくさんの言葉をかけ、悩み、考え、向き合ってきた時間は、決して無駄ではありません。
その一つ一つが、今のあなたの保育を作っています。
ぜひ最後に、私よく頑張ってきたなと、自分自身にも声をかけてあげてください。
そしてまた明日、私はどんな大人としてお子様の前に立ちたいのかを大切にしながら、一歩ずつ進んでいけたらいいなと思います。
今回は、思い、行動、言葉で育む保育についてお話しました。
私が保育で大切にしているのは、お子様を一人の人として尊重することです。
この番組では、これからもいろいろな先生が登場し、それぞれの保育の経験や価値観をお届けします。
今回の内容に共感していただけた方、保育についてもっと聞いてみたい方は、
ぜひこのポッドキャストをフォローして、これから登場するいろいろな先生のお話も聞いてみてください。
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それでは次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
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