大都会朝倉。自然言ったから大都会朝倉ですよ。
地元の、俺と河村も家めっちゃ近くて。
家近いね。
で、高校も近いのよ。本当に田舎なのよ。
地元で一番いい学校やと思って自分たち勉強してて。
自分も勉強できるなと思ったけど、浪人すると福岡地区主流館、地区主学が復興っていう御三家があるわけじゃないですか。
そうなんよね。俺もだって福岡に住むまで知らなかったもん、そんな高校。
知らなかった。すごいハイレベルな人たくさんいるわけよ。
そういう人たちがいるんだってことを知れたし、そういう人たちが東大行く人ももちろんいるわけよ。
医学部行く人もいて、そういう人たちと知り合えたっていうのは良かったなと思うし、
あと受験、勉強に対する、受験に対する考え方なのかもしれないけど、
ある種そういうゲームをスポーツとしている人もいるんだってことを知れた。
受験をスポーツ。
スポーツとして。
そんなやついるの?
だと理解した。自分高校の時とか普通に授業を受けて。
僕受験も行ってなかったから、新しく学んで、なるほどこういうことなんだなって。
で、面白いから数学の問題をたくさん解こうとか、難しいまで解こうとしたけど、
意外と予備校行くと、これはこういうパターンで覚えるのが最適解であるみたいな。
なるほどね。攻略法じゃないけど。
そうそう。そういう考え方もあるんやなと思ったし、
そういう世界を知れたのは面白かったなと思っていますね。
すごい視点だな。今でも予備校の時の友達とかは連絡届するの?
まさにとって去年も今年もちょうど1ヶ月前とかも予備校時代の友達の結婚式行ったりとか。
ええすごい。
十何人予備校のやつ。
意外と予備校のコミュニティってあるんや。
そうあるある。
みんな予備校出てどんなとこ行ってんの?
でも結構マッチマッチで、僕行ってたら寸大っていう予備校だったんだけど、
だとだいたい東大、京大、医学部が9大がベースで、他の国公立に行く人もいるって感じかな。
なるほどね。でもみんなやっぱ大学進学を叶えた上で。
そうそうそう。基本的にも大学進学行くけど、これもねいろいろ分かれますねやっぱり。
ああそうなんだ。
ちゃんと勉強する人とか勉強しない人のグループがあるんですよ。
予備校でね。
予備校でね。そうそうそうそう。
いやそりゃそうだわ。なるほどね。
すごい予備校トークだけで一歩。
ヤバいヤバいヤバい。予備校のトークだけでもすごい盛り上がるな。いいねいいね。
で一浪して今度こそめでたく農学部の生物資源環境学科っていうところに入ったということですけど、ここ何するとこなの?
これがうちの農学部って学科一つしかない。
ああそうなんだ。
で実は農学部の中に8個の研究分野がある。研究科があって。
8個?
8個。でそれが例えば僕が言ったのは農学科って言うのかな。農学分野って言うんだけど。
あとは食料機系とか、あとは機械系とか、農業機械とか、農業経済とか、水産とかいろいろ分かれてるんだよね。
それ全部農学部の中?
農学部の生物資源環境学科の中に入って2年生の時にそれ分野分けてさ。
ああなるほど。コースが分かれてくみたいな。なるほどね。
成績で分かれる。
しかも成績で?
そうそう。1年半の成績で分かれるから、それまでにめちゃめちゃGPA取らないかもね。
ああそうなんや。でも結構さ分野が違うけんさ、マジでめっちゃ興味ないところに行く可能性もあるよね。
まああるある。
なるほどね。
そうそうそう。
そうか。で後輩はどこのコースに行ったの?
えっとの農学分野っていうところに行って。
農学分野。
そこに昆虫のところがあったからそこに行ったんだよね。
なるほどね。じゃあ実際その夢だった昆虫博士の道としてはいい感じに進めたわけだ。
そうそうそう。
なるほどなるほど。いいじゃないですか。
これ結構難しく実はちょっと脱線するけど、
全然いいよ。
さっき言った1年生の、1年生と2年生の前期の成績決まっちゃうんやけど、昆虫僕よりもっと好きな人たくさんいるわけよ、給代って実は。
だってさ農学部行く子ってなんか俺半分以上昆虫博士になりてんじゃねえかなと思ってるんだけどそんなことないよ。
最初はそういう人もいるし、実際は何十人いないけど結構それくらいいるんですよ。
そのうちみんな虫取り好きなんよ。
普通に網持って虫取り行くってこと?
そうそう海外とかに行くわけ。
海外に?
ってなると大学の授業受けないんですよ。
なるほどね。授業の期間中に海外に虫取りに行ってるってこと?
だって虫がいる期間が彼らの大事な期間だから。
それは活動期被ってるから。
そうそうそう別に夏休みちょうどいるやつだけ追ってるわけじゃないから。
なるほどね確かにそれはそうだ。
そうってなると成績が振るわなくなってみんな違う分野に行ってしまう。
じゃあ本当に昆虫が好きで虫取りくらいするやつは生物学院いないんだ。
そう結構少ない。
少なくなるんだね。
少なくなっちゃう。
面白。
これ僕は途中でそういう人たちを見て、俺は昆虫博士になれないのかもしれないと思った。
気づいたんや。
面白い。じゃあそういう人たちがどんどん減っていく中でそのまま昆虫の分野で行こうっていう感じになったわけね。
なるほど面白いな。
じゃあ実際その生物のコースでどんな研究をしてたのかざっくり聞いてもいいですか。
学部時代か。
学部時代そうね。去年ずっと同じ研究室にいたから学部から博士もいたんだけど、
さっき言った昆虫博士イメージしたら新しい昆虫を見つけてきます。新種を見つけます。
僕がいたのが昆虫ゲノムっていう研究室で昆虫の遺伝子の研究をしてたんですよ。
なるほど。
だからもともと種っていろんな昆虫って100万種以上いるんだけど、それぞれちょっとずつ遺伝子が違ってるんですよ。
なるほど。
そのつまり表現系と目の前にいる昆虫の違いって設計図になる遺伝子っていうものの違いなわけですよ。
なるほど。
だからその遺伝子がどこかどう違うのとかどんな機能持ってるのみたいなのを研究するのが昆虫ゲノムっていうところでやってたんですね。
じゃあ新しい種を見つけるっていうよりも今ある種をどんどんどんどん研究して。
そうそうそう。
なるほどね。なんかでも難しそうだけど。
難しそう。
普通に難しそうなんだけど、それどんな研究になるの実際。
自分がやってたのは大きく、遺伝子っていう概念がまずあるんですけど、
分かります分かります。DNA。
DNA。物質としてDNA。ATGCっていう4つの組み合わせなんですよ。
それがどんな配列で生き物って設計されてるんだっけっていう配列を読むっていう研究があって遺伝子を決めていくっていう配列。
それもなんとなくイメージつくかも。
その遺伝子がどんな機能してるのかを調べるってちょっと別なんよ。
でもそれ人間に置き換えたら人間の場合だったらほとんど明らかになってるってことだよね。
なってないです。
なってない。
全然なってないです。
でも人間でもDNAのこの部分がないから身体的にこういうのが出てみたいなのあるじゃない。
でも明らかにはなってないんです全部。
だいたいゲノムって言われるのが遺伝子の集まりというか全体像なんですけど、
この中の遺伝子って呼ばれるのがだいたい2パーぐらいしかない。
あ、そうなんだ。
全体の。でその中の遺伝子って呼ばれる領域の中のだいたい人だったら半分ぐらいが分かってて半分は分かってない。
へえ。
だからそそれぐらいのレベルなんですよ。
あ、そうなんだ。
で言わんや昆虫ってほとんど分かってないですよ。
へえ。だってしかも個体によって全然違うわけでしょ。
そう、個体、種によって違うじゃないですか。
種によって違う。
そうそうそう。でだからそれを言ったらね、考古学で置き換えると、わからない、歴史とかで置き換えると、
古文書あるじゃないですか。古文書に文章文字が崩しまして書いてあって、
そしたらこれが何ていう文字か分かるけど、それがどんな意味かはまったく別じゃないって。
なるほどね、なるほどね。言葉の意味は分かるけど文章としては何も分かんないってこと。
そうそうそう。
なるほど。
言葉としての読み書きはできるけど、それがどういう文脈なのかって理解するには膨大なものを読まないといけない。
そうだね、そうだね、確かに。
同じで今の機械が、技術があったらだいたいこれがこういうATGCの並びだってわかるよ。
バーって。だけどそれを理解するって学問と。それがどんな意味があるかって研究する学問はちょっと別で、
俺両方それを昆虫でやってたって。行ったり来たりしながら。
おもろ。
おもろいよ。
ってかあれだね、思ってるロマンしかないね。
あ、そう。そうなんよ。
言い方悪いけど、昆虫がどういう風に動いたかとかそれぐらいの感じかなと思って、
高校学がさっき置き換えてくれたけど、ロマンしかないね。
そう。実はその行動、どう動いてるかってみんな追ってると思うけど、その追ってる行動自体も遺伝子によって制御されてる。
だから例えばこの遺伝子を1個なくすと行動が変わったりする。
これまでこういうカイコだったらクワっていう植物しか食べないんだけど、これを食べてたものが1個なくすとリンゴも食べるようになってするわけよ。
それ実際にいるん?そういう。