勤労感謝の日の意義
社会保険労務士 岡本雅行の
【こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。 今週も始まりました、社会保険労務省岡本雅行の
【もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト】 略して【ダメポ】第142回スタートです。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。 岡本先生、よろしくお願いいたします。
お願いいたします。 11月ももう後半ですが、もうすぐ暦の上では、というか勤労感謝の日が来る。
日曜日なんですね、勤労感謝の日。 最近、振替休日珍しい気がするんですけど、勤労感謝の日は固定の日?
そういうことでしょうね。 よくわかんないですね、そういう祝日系の話がね。
なんか、こだわりがある日はあれなんじゃないですか。 何のこだわりがあるんだろう?
何かの日も、11月3日。これはあれですよね。
なんかやっぱりそういう意図があるんですかね。 勤労感謝といえば、何か思いつくことありますか、岡本さん?
感謝しなさいと働く時に。 そうですね、そういう日ですからね。
このままですけどね。ちょうどあれです。すみません、ネタをばらすと。 この字ね、録画してる時は、竹市さん。
竹市さん、そうそう。 働け働けという話題は、ちょっとネット民を探してる時代ですからね。
言ってましたね、そういえば。
なんかでもね、国会議員の皆さんに働け働けっていうのは、何となく国民としてはいいなっていう気がしちゃいますけどね。
ね、そうっすね。ただそれ以上に多分ね、支えてる官僚の人が働いてるんだろうなと思ったわけですよ。
それはちょっとかわいそうですね。 なんかかわいそうっすよね。
それは違うんだよなって気がする。 そうなんだよな、あれ大変でしょうね、またね。
政治は難しいですよね、ほんと。 ほんとお世話になっておりますと思っております。
だからね、頼みながらぐだぐだ言うぐらいですね。
我々は楽しみましょう、勤労感謝という日頃の疲れを癒やしましょう。 休める方も多いかも。
有給取得率の課題
そういうことです、そういうことです。 ちょっと今日のご相談にもかかってきたお話になってきたかなと。
今日も相談が届いておりますので、ちょっと読んでみようと思います。 今日の相談はこちらです。
都内で飲食店を5店舗経営しています。 以前、老期所の調査が入った時に指摘されたこともあり、
有給取得率を上げようとしてきましたが、なかなかに率が上がりません。
ある程度までは上がったのですが、有給を取るメンバーと取らないメンバーに差が激しいです。
取得率の低いメンバーに理由を聞いてみたら、家にいてもやることがないので、休むよりも働いていた方がいいです。
働くの好きだし、というある意味嬉しい言葉が返ってきましたが、複雑な気持ちです。
個人の自由なので取らなくてもいいとは思うのですが、
法律で定められている年5日は前日のスタッフも取っていますので、
このままではやり張り良くないとも思いまして、
取得率を上げるためのアドバイスをお願いいたしますというご相談です。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
いいですね。働くの好きな人、スタッフいる人。
そうですね。
嬉しい。
そうなんです。
嬉しいんですけどね。
ちょっと悩ましいところではありますね。
確かに。
せっかくというか、ちゃんと有給の取得率を上げようと思って、
上がっていらっしゃるということは素晴らしいことだと思います。
本当ですよね。すごいトリックされて。
ただ、一定レベルまでいくと、
ある意味、低い会社さんからすれば高止まりしちゃうみたいな話は多くありますので、
どうするかという話になりますね。
なるほど。
本当に一般論になりますけれども、
どうして高まっていかないのかということを、
この方のおかげで分析いただいてるみたいですけど、
ちゃんと分析をしましょうということで、
周知で押さえていただいたりとか、
誰が取ってる、取ってないとか、人別見るとかですね。
あるいはその人別とか、
店別っていうのもあるかもしれないですよね、飲食店だったら。
確かに。
で言うと、取りたいんだけど取れないみたいな話っていうのがあるかもしれませんので、
その理由はいろいろとありますけどね。
忙しいからだったりとか、
あるいは他の方に気兼ねするとか、
あるいは店長がいっぱい働いてるからとか、
店長が出してくれないっていうのはこのボイケースの場合は、
この会社さんの場合はないと思いますけど、
店長、自分が休んでしまうと周りの方に迷惑かけると思うとか、
店長に迷惑かけたくないとかっていろんな思いがあると思うので、
そういう思いを整理する上でのきっかけにはなるかなと思いますし、
それはちょっと分析してみていただいてもいいのかなと思いますし、
そうですね、そういうときはやっぱりデータはデータとして出していただいて、
それを解釈するときっていうのは、
多分社長一人でやらないほうがいいと思うんですね。
いろんな見方が出てくるかもしれないので、
やっぱり一人の発想だとね、
この人の要求が高まらないのは多分こんな理由じゃないかなと思ってたとしても、
社長、全然それ違いますよっていう見方があるかもしれないし、
ということだと思うので、
そういう意味で言うと本当にいいことをしようとしていただいてると思うので、
会社だったりとか店全体を巻き込んでやってみるとかっていうのは大事かと思いますし、
今申し上げた通り、どうやったら取れるようになりますかみたいなものとか、
もっと増やしたいんだけどどうしたらいいみたいなものを、
例えばこの会社さんだったらお店ベースで話し合ってみるみたいなのも
ありかもしれないんで、ということはぜひご参考にしていただきたいなと思います。
他の会社さんにも通用する、共通することだと思いますので。
一方でというか、この会社さんもお相談者さんも書いてあるように、
確かにこういう方はいらっしゃるというのは事実です。
いいよ、請求取らなくて。
休みたいけどな、トーマスは。
働きたいっていう人いるんですね。
働きたいというか、別に休み取らなくていいよっていう。
休み取ったって別にやることないしみたいなね。
そうか、ないのか。
というような理由というか、そういう風に言う方っていうのはいるという風にちょくちょくお聞きします。
なるほど。
だからね、私たちぐらいの世代で言うと仕事が趣味なんですみたいな話だったりとか。
最近聞かないですけどいますよね、そういう方も。
あるいはちょっとうがった見方になるかもしれませんけど、
家にいてもやることがない、家に居場所がないとかっていう場合もあったりとか、
あんまりちょっと寂しい話ですけどね。
家にいるよりも会社に出てきて仕事をしたほうが気持ちは休まるとかいう話。
仕事をすることでの面白さっていうのはもちろんあるじゃん。
特にね、飲食店さんだったらね、お客様のおいしいっていう顔見れたりとかっていうのはね、
確かに。
家族環境とかにもよるんですけどね、
本当にお一人でね、ぼっち飯とかになっちゃうんだったら、
だったら店行っておいしいって言ってくれる人たちの顔見てた方が楽しいなみたいに
思う気持ちもわからないでもないなということだと思いますので、
そういう方々に対しては、
休みを取って何するんですみたいなところを見つけてあげたりとかするご支援っていうのもしてあげてもいいかなっていう。
なるほど、そこまで。
はい、思いますね。
面白い。
その方のためにって言うとあれかもしれませんけど、
多分、経営者の方っていろんな他趣味の方が多かったりとかするので、
自分が好きな趣味に誘ってみるとかですね、
そんなことをやってっていただいたらいいんじゃないかなとは思いますし、
そういうサークル作ってみてとか、サークルまで行かなかったとしてもね、
趣味と社員の成長
本当にいろんな趣味を持ってる方々がもっと趣味に没頭できるような機会を会社として支援をするみたいなことも間接的にいいかもしれないですよね。
この方だけにね、その趣味をいろいろと提供するっていうことよりも、
周りでサークルとかがたくさん立ち上がって楽しいことやってるなっていうふうに言えば、
自然と参加したくなるかもしれませんし、
サークルをしてる方々がもしくは誘ってもらったりとかしたりとかっていうのがあるかもしれませんので、
そんなことをやっていただいてもいいのかもしれないなとは思いますね。
そうですね。
そうですよね。そういうことをやっぱりやってみる中で、
ちょっと一見無駄に見えるというか、そこまでやらないといけないなっていうふうに思うことなのかもしれませんし、
そういう見方をすれば確かにその通りになってしまうんですけど、
ただやっぱり、少なくともこの表現の通りで言うと、
休んでも何もやることがないからですみたいな方が、
それなりに自分として何か自分でやりたいこととか、趣味だけじゃなくて勉強とかでもいいと思うんでね。
いろんなことを見つけてあげたりとかして、そこに没頭してとか、
ちょっとその方の今までの生活習慣なり今までのキャラクターとか今までのスキルとかとかあるものを見つけていただいて、
そういうのを見つけていただいた後には、その方はやっぱりちょっと今までよりも一回りも二回りも大きくなると言うとあれかもしれませんけどね。
人格的にも人間的にもより成長するようなきっかけにもなるかもしれないので、
そういう意味での長い目で見た場合の人材投資みたいな形で考えていただけると、
さっき申し上げたようなことも始めてもいいのかもしれないなっていうふうには思いますね。
社長の役割とイベント案内
とはいえ何かその賢まって言うとね、やっぱり賢まってやりするものでもないかもしれないので、
社長が何か楽しいと思ったことに対して誘ってあげるとかですね。そういうところから。
ストフさんからしたら嬉しいですよね。社長からそんなことを誘われたら。
とか思いますよね。よくあるのはね、僕はゴルフやらないんですけどね。
社長はゴルフやる人たくさんいますし、平日ゴルフ行く方とかもいらっしゃる。
小室社長がどうかは、飲食店だからなあわかんないですけどね。
よくストフからすると、うちの社長ゴルフばっかり行ってるんですよみたいな。
持ってる社長さんもいたりとかするんで、平日に誘ってあげるとかね。
なるほどね。
そういうのもありかもしれないです。
なんか新しいコミュニケーションも生まれそうですし。
そうですね。そういう意味で言うと。
良さそうかもしれないですね。
楽しくその方が、働くのも好きでいいんですけど、働くのにも通じるもので、
好きになるものをもっと見つけていただくというご支援を、
社長自身とか、社長に近い方が好きなことからやっていってもらったらいいのかなと思います。
面白い。趣味まで見つけてあげるっていう発想には最初に至らなかったので。
なるほどなあと思いました。ありがとうございます。
ぜひ概要欄に岡本先生に通じるLINE公式アカウントのリンクがご用意されておりますので、
ぜひ友達追加をしていただいて、今日の配信の感想や今日の回答を聞いてて、
湧いてきた疑問や質問などなど、何でもいいですのでメッセージお待ちしております。
それとですね、岡本先生が開催している人手不足を考える会。
これが年内の開催は終わってしまったんですが、
2026年1月の第3週金曜日なんで、16日金曜日かな。
多分16日金曜日だと思います。
年明けですが開催があります。
ぜひ参加費かかりませんですし、
人手不足について考えるいいきっかけになるイベントになってますので、
お時間ありましたらご参加いただけたらとっても嬉しいです。
こちらもLINE公式アカウントの方からご案内が飛びますので、
今のうちに友達追加をしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
では番組の最後にロームの豆知識のコーナーです。
今日は何をお伝えいただけますでしょうか。
もう冬末盛りに今後なっていくと思うので、
やはりまだちょっと間に合うのかな、予防接種の時期ですよね。
インフルエンザの予防接種とかもね。
受けられる方は受けていただくと、
ワクチンなのかな、効くまでにね。
期間が必要ということですので、
そろそろガンもかっていただいたらいいんじゃないか。
遅いかもしれないからどうなんだろうな。
まだ遅すぎるということはないと思うので。
予防接種ぜひ考えてみてください。
はい、というわけで今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
社会保険労務省岡本まさゆきのもうダメだと思う前に聞いてほしい
ひとりのML社長のためのポッドキャスト、略してダメっぽ第142回でした。
また来週も聞いてください。岡本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組概要欄にある三茶社会保険労務市事務所のLINE公式アカウントから
番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
