2023-12-21 17:08

043.社員が勝手に残業します!!!

社員の残業についてのご相談。

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今週の【ダメポ】は!?

飲食業の経営者の方からの残業についてのご相談です。

都内で居酒屋を数店経営。
コロナ後は人手不足でどこかの店でいつも人が足りない状況で、
私自身も現場に入らなくてはならない状況が続いています。
いくつか手を打ったので、年末年始の繁忙期を乗り越えれば私自身が現場に入ることはないと思っています。
元々現場業務は好きですし、現場の課題を掴むこともできて良かったのですが、
本社に顔を出すことがほとんどなくなってしまいました。
本社には人事総務全般を担当している中堅社員が一人いるのですが、ほぼ無管理状態になってしまいました。
この数か月間、そんな彼女の業務が増えています。
中身を確認しても「必要な業務。」と主張されてしまい、
人事総務業務の細かいことを私がわからないこともあり、
「仕事をやめてください」と言うこともできないままズルズルと時が経ってしまいました。
店は忙しくなってはいますが、
人が増えているわけでもないので彼女の仕事が急に増える要素もないはずです。
前述の通り、来年になれば私が本社で勤務する時間も増えるので、また元に戻るのかもしれませんが、「それまで放置するのも良くない」と思い相談しています。

どのように対応すれば良いのでしょうか?

岡本先生!!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・日々の業務を把握できるシステムはある??
・業務の報連相できてる??
・管理ソフトを使う。
・専門家に相談もあり!!
・少しでもコミュニケーションを取る努力を。


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【今週の労務の豆知識?】
今週は『新NISA』について。
来年の1月からNISAの制度に変更があります。
枠が増える、積み立てできる金額が増える等の変更があるみたいです。
専門家等に相談し、同会社に取り入れるのかどうかを考えてみては。


1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
宜しくお願い申し上げます。

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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
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宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

飲食業の経営者からの相談を通じて、社員の無管理状態が続いた結果、残業が増加する問題について考えています。経営者が現場業務から離れる中で、業務の把握や報告体制の構築が重要であることが強調され、残業管理の具体的な方法についてアドバイスが提案されます。社員の残業問題を取り上げ、情報の管理やコミュニケーションの重要性について討論します。また、来年から変わる認査制度に関する情報も共有されています。

経営者の相談内容
社会保険労務士 岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で、解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。 今週も始まりました社会保険労務士 岡本雅行の
『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第43回です。ナビゲーターのトーマス・ジエ・トーマスです。
岡本先生よろしくお願い致します。 よろしくお願いします。 お願いします。やっという間に年末感満載ですね。
本当ですね。今年の3月から始まったんですが、もうそろそろクリスマスということで。 長く続いてきましたけども、どうでしょう今年のクリスマスは
岡本先生どんな風に過ごされますか? そうですね。サンタさんなんかプレゼント持ってきてもらえると思うんですけどね。
サンタさん待ちですか? サンタさん待ちです。 何が欲しいですか、今。
なんだろうなぁ、そうですね。 なんかこう、サンタさんに持ってきてもらいたいな。
今書くところからですね、サンタさんにね。お手紙書かないといけないですね。 あ、お手紙書くんですね。
岡本先生がサンタさんって言うと、なんかちょっと可愛く感じちゃいました。 本当ですか。
サンタさん来てくれるといいですね。 そうですね。世界平和になりますようにとかそういう話ですかね。
なんかちょっと好感度上げようとしてません? それが願望ですか。
それも願望です。 それも願望。素晴らしいですね。 皆さんの元にもサンタさんが来るといいですね。
美味しいお酒を持ってきてください。 美味しいお酒も含めて美味しいお酒と世界平和願っていきましょう。
というわけで、今日の相談に移らせていただこうと思います。 本日の相談は飲食業の経営者の方からのご相談です。
相談です。都内で居酒屋を数軒経営しています。 コロナ後は人手不足で、どこかの店でいつも人が足りない状況で、私自身も現場に入らなければならない状況が続いています。
いくつか手を打っていますので、年末年始の反暴期を乗り越えれば、私自身が現場に入らなければならないこともなくなるとは思っています。
もともと現場業務は好きですし、現場の課題を掴むことができて良かったと思っていますが、本社といっても小さな事務所ですが、に顔を出すことがほとんどなくなってしまいました。
本社には人事総務全般を担当している中堅社員が一人いるのですが、ほとんど無管理状態になってしまいました。
この数ヶ月、彼女の業務が増えています。中身を確認しても必要な業務と主張されてしまい、人事総務業務の細かい内容を私が分からないこともあり、
仕事を辞めてくださいと強く言うことができないまま、ずるずると時が経ってしまいました。
店は忙しくなっていますが、人が増えているわけでもないので、彼女の仕事が急に増える要素はないはずです。
前日の通り、来年になれば私が本社で勤務する時間も増えるので、また元に戻るのかもしれませんが、それまで放置するのも良くないと思い、相談しています。アドバイスをお願いいたします。
対策と報告の重要性
なるほど。目が届かなくなった途端に残業が増えてしまった。
そうですね。業務が増えて残業が増えたということでしょうね。
なるほどね。
なるほど。社長としてはちょっとイライラしますよね。
そうですね。
この前にやってるんだと気になると思うんですね。
どうしたらいいでしょう、こういう時は。
本当に難しいですよね。でもさすがですね。
教えてある通り、来年になれば、安保期を乗り越えたら、この社長さんも元に戻るので、そしたら自然と解決することになると思うんですけど。
その前に、やはりそこまで放置したくないという思いは、さすが優秀な経営者さんなのかなという印象は持ちますね。
そうですね。でもやっぱり、どんな業務内容を本当にやっているかということを、そうは言っても、どこまで把握できるような仕組みができているかというのはポイントですよね。
現場の業務に関してはなんとなく流れもわかるでしょうし、多分現場を非常によくわかっていらっしゃる方なのかなという印象があるんですけど。
総務とか人事とかの業務って、本当にどんな業務が発生しているのかがわからなかったりすることもあると思うし。
たぶん目の前に小さな本社で、小さな事務所さんで、そこでやっている中でいうと、そこまで確認しなくても、
業務量は仕事部でわかったりしていたと思うので、中身というか彼女の様子で把握していたみたいな状況もあるのかもしれないなというふうに、勝手な推察ですけどね。
そこを見直すことが必要なので、どんな業務をやってもらっているのかみたいな部分を、言葉で言うと法連総の仕組みという言葉になるでしょうかね。
わりとですね、こういうご相談いただく方にありがちなのは、本社で業務している人の報告のフォーマット。要は日報みたいなものがなかったりとか。
あったりとかすると思うんです。たぶんお店の日報とか、本当に毎日毎日が必要なアレですし、何店舗か経営していらっしゃるなら、必ずこういうことは店長さん報告してくださいね。
ということを決められていると思うんですね。売上だけじゃなくて、売上は報告するのは当たり前ですし、そういうのをね、たぶん数店舗を経営してるんでしたら、必ず報告するべきことが日単位とか週単位、月単位で決まっていらっしゃると思うんですけど。
わりとバックオフィス系の方に関してのそういう法連層の、「毎日何を報告するんですか?」、「毎週何を報告するんですか?」、「毎月何を報告するんですか?」みたいなものが後回しになっているケースというのは多いからと思いますので。
確かに何報告していいか、ちょっとイメージつきにくい部分でもありますもんね。 そうですね。
だから、「その業務の中身はわかんなくても、今日何をやったんですか?」っていうことを書いて、「毎日送ってください。」でもいいかもしれないし。
あるいは、日報とかを入れていくにあたって、特にそういう事務系の方がハードルとして思うのは、「自分がやったことをいちいち報告するのは面倒です。」みたいに、後付けのことで考えると面倒です。みたいな思う方もいらっしゃったりするので。
一つの工夫とかで、私がよく申し上げるのは、特に人事とか総務で考えるなら、ある程度、先にやりたいこととか、やらないといけないことって予定が立つと思うんですね。逆に。
現場だと立てておいても、それは多分、それ通りにいかないと思うんですよ。要は、飲食だったら、仕込みをしますみたいなものは毎日のルーティンであるんですけど。
そんなことをまず報告させても仕方ないんで。だし、実際にやろうと思ったことが、「じゃあ、この日、お客さんに金に伸びらまきしようと思ってたんですけど、お客さんが急に来ていただきませんでした。」
現場ってそういうことがたくさん発生するので、やっぱり現場で言うと、先の予定を立てるってのは難しいと思うんですけど、むしろ逆に人事とか総務系の仕事っていうのは、ある程度予定を立てた上で動かれてると思うので、
そういう意味で言うと、「予定立ててね。」みたいな部分で、予定段階で報告してもらって、結果は、「その通り言ってました。」だったら、「その通り言ってます。」でもいいかもしれないですよね。
そっちの方がやりやすそうですね。
やりやすそうですし、負担もないというかね。なんか、いちいちやったことを、なんで報告するのために書かないといけないの?みたいなものよりも。
予定立てるのはやっぱりね、そうはいっても自分なりの予定は立てられてると思うので、その立てた予定をまず報告しておいてもらって、それ通りに言ったのか言ったのかみたいなことで、毎日報告してくださいみたいなことでいいのかもしれないよね。
なんか、導入するにも稼働が立たなそうですね。急に報告してくださいだと、なんか、私が虚偽の申請してるみたいじゃない?って思われそうですけど。
人事業務の改善提案
そうですね。
立ててくださいなら、なんかいいですね。
はい。
素晴らしい。ありがとうございます。
で、その予定を見ていただいて、例えば1日8時間だとしたならば、「この日はちょっと8時間で終わるの難しそうだなっていうことが事前にわかるんだったら、この日はその中身聞いてですけど、ちょっと残業してもいいよ。」みたいなことで事前に許可を取るような仕組みにもしておけばいいと思いますし。
この方がご相談いただいているように、基本的にその業務っていうのは当たり前ですけど、会社が指示をして、指示に基づいて業務を実施するわけですから、それは残業でも全く同じで、勝手に会社の指示とか許可もなく勝手に仕事をしてました。
だから、それで仕事をしてて、「私は今月何十時間残業しました。」とか。あるいは勝手に残業してて、「深夜まで残業になったんで深夜残業代ください。」っていうのは、基本的にはそこは認められないことになるので。
なるほど。
はい。だから事前にちゃんと許可がなければ、「残業代も支給しないよ。割増賃金っていうのは払わないよ。」っていうことはあり得ますよね。
なるほどね。その辺のルールをしっかりと浸透させる。
そうですね。ルールをしっかりと決めていただいて、そのスタートして予定をちゃんと立ててもらって、それを確認し、「この日は残業してもいいけど、この日はそうじゃなくてやられるね。」みたいなことを繰り返しやっていくっていうのは大丈夫じゃない。いいのかなとは思います。
なるほど。良さそうですね。
あとは、ちょっと中期的なアレになるかもしれませんけど、やはり1人で業務が集中してしまうっていうのは、改善をした方がいいと思うので。
ただ、そうは言ってもね、たぶん1人でできる業務量だからこそ、それを2人でやるっていうのは変な話になってしまいますので。
今の時代でいうと、いろんな総務とか人事とかの業務もソフトとかを入れると、要は現場の方々にもご協力をいただいて、やるみたいなものもあるんで。
例えば、わかりやすい話で言うならば、ちょっと今回のケースとは違うケースになるかもしれませんけど、入社の時の届けとかはするんですね。
社員の残業と情報管理
会社に入りましたってことの届けを、ハローワークだったりとか年金事務所に出すわけですけど、ここまでソフトが発展してない時代だと、
一度それを情報を把握して、本社の人がその情報を取りまとめて、役所とかに出すというような流れが一般的でしたし、その流れしかなかったと思うんですけど。
最近、ソフトとかができてきてると、例えばスマホとかで、自分の情報は自分でそのスマホに入れてもらったものを単純に人生でも使えるみたいな。
そういうソフトも出てきてたりとかするので、一概には申し上げられないんですけど、今まで総務業務とか特に人事業務とかっていうのは、
割と現場での情報とかを取りまとめて何とかするみたいな話が多いと思うので、その取りまとめをする前の取りまとめ作業をイコール、
どうせ現場で入れてるものを取りまとめてるんだったら、現場で入れたものもそのまま即使えるようなふうにすれば、仕事は少なくなりますし、イコール分散するということになると思うんですよ。
確かに。 だから、そんなことも検討していっていただいたらいいと思いますし、あとは外部の我々シャロー氏とかゼリスさんとかが、
割とそういう業務を、そういうソフトを使ってたと、ひとりでやってたことを分担してやるというようなことにもつながると思うので。
そういう専門家に相談するといろいろそういうアイディアをいただけるわけですね。 そうですね。
まあその方がいいかもしれないです。今後考えていかれたら。 なるほど。
いろいろでも対策を取りながらこの問題に取り組んでいく。 でもあれですね、社長さんもお店に立ってるから、それをしながらやっていくって結構大変そうですけど。
そうですね。まあだから、今トマスさんが言ったように、来年以降の落ち着いてからの話になるかもしれませんけど、まずは法連相の仕組みということから取り組んで、
まず今ね、していただいてということになると思いますし。 あとはあれですよね、彼女とのコミュニケーションが多分前に比べて頻度とか量が不足していると思うので、
それでちょっと彼女ももしかするとそこに戸惑ってる可能性というのはありますのでね。 最近なんか社長の顔見てないわみたいな話で。
そうか。 ちょっと頑張って会いに行くとか、事務所に出すとか。 そうですね、まあ意図的に電話をするとか、なんかやるみたいなことっていうのは、コミュニケーションはやはりね、どんな方でも大事だと思いますしね。
これから非常に忙しくなる時期ですからね、ホントに、飲食店とか居酒屋さんなんて言ったらね。 だからその前にちょっとそういう機会を設けておくとかっていうのは大事かもしれないですね。
ちょっと落ち着くといいですね、年が明けて。 そうですね、この年末年始をうまく乗り切っていただいたらいいのかなと思います。
ぜひぜひ頑張っていただければと思います。 さて今日の回答を聞いてですね、いろいろ思われたことを皆様にもあると思います。
うちの場合はもうちょっとこうなんだけど、この場合はどうしたらいいですかとか。 なんか本当に具体的な内容でですね、
LINEの方から送っていただけますと、細かくご回答できるかなと思いますので、 ぜひこのLINE公式アカウントからの相談、質問、ご意見、ファンレターなどなど送ってですね、
認査制度の変更
会社の経営に役立てていただけたら嬉しいなと思っております。どうぞよろしくお願いします。 というわけで、番組の最後にですね、ロームの豆知識のコーナーです。
はい、ありがとうございます。先ほどもね、一番最初の話があったのに、もうあっという間に12月ということで、
来年になるということで。これも多分前にどこかでお話をしたかな。来年1月から、直接私が関わるということではないので、
皆さんも気になってるかもしれませんけど、認査という制度があるんですけどね。
その認査という制度が来年1月からまた変わりまして、より見方によって非常に使い勝手が良くなってというようなことがありますので、
その枠が広がったりとかいうことがあったりとかね、積み立てできる金額が増えたりとかっていうことがあるみたいですので、
その辺は情報収集をしていただいたらと思いますし、今からすぐに来年1月から始めるというのはもう時期的には間に合わないですけど、
でも、それは社員さんにとって一つの大きな情報になる選択肢になると思いますので、そこも少し前回もおっしゃったように、
関心を持っていただいて、あるいは場合によっては専門家の方々とかにご相談いただく中で、
どう会社に取り入れていこうかなというのを考えていただけたらいいかなと思います。
ありがとうございます。今日もためになる話をお聞きできました。
というわけで、社会保険労務省岡本政樹のもうダメだと思う前に聞いてほしい
人に悩める社長のためのポッドキャスト、略してダメ報第43回以上で終了とさせていただきます。
岡本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。
ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース・ライフブルーム.ファン
ナレーション・伊津野あずさ
提供・三茶社会保険労務市事務所がお送りいたしました。
17:08

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