その変革を会社の中でしていくにあたって、どういうことから取り組めばいいんですかね。
まずはやはり、先ほど最初に申し上げたように、彼女を見て、
なんであの人、2日しか出勤しないのに、
それで噂で私よりも給料、私たち以上の給料をもらっているみたいよ、なんでなの。
ところだと思うので、じゃあどういうことをすればいいのか。
何で成果を上げればどのぐらいの給料がもらえるのかというようなイメージですよね。
そういうのをきちんと作っていくということが必要じゃないですか。
わかりやすく指標を示す。
そうですね。
それは多分、社長さんもなおも何店舗もやっていらっしゃるでしょうから、
いきなり全社員までやるという話になると、結構大掛かりな話になるし、
ただ最低でも例えば店長として。
店長の役割ってまた違うんですよ。
違うと思います。
さっき申し上げた汗水垂らしてというか、
やっぱり一定の時間で。
そうは言っても、いわゆる時間を短縮して成果を上げましょうということなんですけど、
ただ会社の中でされている業務には、
ある程度これ以上の時間を短縮しようがないよみたいな業務もたくさんあると思うんですよ。
そこはもう生産性を高めるというのは多少の余地があるかもしれませんけど、
ただ絶対にかけなきゃいけませんよみたいなものっていうのは多分あると思うんですね。
でもそういうものに果たしてどこまで店長さん自身が関わるのかみたいなものっていうのは、
それは多くは一般のスタッフの方だったりとかがやられるということになると思うので、
何をしないといけないのかということに関しても明確にしていきつつ、
やっぱり会社の中でもより上に立つ方ほど、
時間をかけることに比例して成果が見える要素の強い業務ではなくて、
時間をかけるということだけじゃなくて、
時間のかけ方ということにも結局アウトプットがどういうふうに出たんですかということを求められる業務に繋がっていくと思うんですね。
それを一度整理するというのはやはり大事ですよね。
店長の業務ではどんな業務があるんですか。
その中で整理いただいて始めていくとするならば、その中で繰り返し申し上げたように、
時間を投入することによって生まれる成果のその影響が少ないものですよ、むしろ逆に。
とにかくねって考えたら、成果っていうのは別に時間投入しなくても成果が出るよっていう業務もある。
そんな業務がどのぐらいあるのかとか、どんな業務があるのかっていうのをまず見つけ出して、
その業務でとにかくどんどんどんどんこの人に成果を上げていってもらったらいいんじゃないですか。
なるほどなるほど。
その方、短い時間で働いている方に、そういう指標で成果を上げてもらうアプローチも。
そうですね、一方で上げてもらうアプローチも必要ですし、その成果を上げた上で、
店長さんの役割としてはこういう業務があるよ。例えば人材育成なんていうのは非常に良いテーマだと思うんですけど、
別にかけた時間だけ相手が育つかっていうとそうでもないでしょうし、考えたら週1しか接触してなかったとしても、
接触の仕方だったりとか、あるいはその間の王国の仕組みとか色々と考えていけば人は育つと思うので、
育てることは可能だと。そこにとにかく頭をいっぱい使ってもらって、
よく彼女はそばにいっとって、週1しか来ないんだけど、ほら見てみ、あの人とあの人とあの人がどんどん伸びてるよねっていう話が、
なんかさっきのね、「いや、なんであの店長は1日2日しか来てないのに、私たち以上の給料もらってるんですか?」っていうふうに言われたままに、
「いえいえ、だって彼女は1日でこれだけの仕事を立ててるんだぜ。あなたにそんなことできるの?」っていうふうに言われたら。
いや、すごい説得力がある。
割といいか、そうだなと思うわけだ。
確かに確かに。
っていうようなことをやっていってもらいたいなって。
はぁー、なるほど。でもその辺がしっかりしたら本当に良い会社になりそうですね。
良い会社になって、絶対良い会社になってくると思う。
働きたいですよね。
働きたいと思います。
いや、素晴らしい。
思います、思います。
素晴らしい回答です。
で、一方でだからそれが全体的な方向、どんな業務が出てくるかとかっていうのは当然まだわからないですし、
で、それが明確にしていただいた上で、当然しばらくの間はその成果を上げてもらうということを取り組んでもらわないといけないと思うんですよ。
だから単純に言っちゃうと、なんで2日しか来ないのに、普通と人と同じぐらいの成果なの?みたいな。
2日しか来てないのにすっげー成果上げてるよっていうふうに言える状態をどう使っていいかっていう話だと思うんで。
そこに取り組んでいっていただくという期間はやっぱり必要かなと思います。
それはただそれをやるときに、社長とだけでやるのは、まあそうはいっても限界が当然あるでしょうから、周りの前長さんだったりとか、
割とこの人、今対象になっている方以外でも割と社長の意向を汲んでいただいている方とか、
マネジメント能力がある方と一緒になって、今申し上げたようなことをやっていくということはやっぱり必要ですよね。
難しいじゃない。社長一人で全部やるというのは難しいですし。
っていうのは必要ですし、それが巻き込める人は巻き込んでやっちゃいましょうっていうのが必要ですし。
あとはもう一つは、彼女自身、対象となる方自身も、より一層の能力向上を果たしてもらわないといけないわけですから。
その能力向上を果たしてもらうための、果たしてねっていうメッセージは伝えないといけないし、彼女自身もじゃあそれはやりますよっていう話でやってもらうことは必要かもしれないし。
あと、ご家庭の事情というのはどんなことかわからないんで、それは決して、絶対にそうしないといけないというふうにしちゃいけないと思う。
でもある程度、何か新しい知識を吸収する、新しい機能を身につけるっていうのは、就社しないでもできることもあると思うので、そういう努力もしてくださいねっていうことも知ったっていったらいいんじゃないですかね。
なるほど。なんかちょっとワクワクしてきますね、そんなふうに考えると。
そうなんです。ワクワクする状態を作ってもらいたいですね、ぜひ。
素晴らしいですね。働き方によってはめちゃくちゃ今より稼げるような社員も出てくるかもしれないし。
出てくると思いますよ。
いやー、新しい形の会社の経営の形態が出来上がるかもしれないですね。
そうですね。
面白いな。方向性がわかると、本当考え方としては、そういうふうにすればいいんだというのがちょっと染み込んできて、いい回になったなと。