2023-09-21 17:00

030.短時間しか働けない社員の処遇について

優秀だけど短時間しか働けない社員への処遇って、、、どうすればいいの??

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今週の【ダメポ】は!?

美容室の経営者さんからのご相談です。

都内で複数店舗の美容院を経営をしている。
業界的には業務委託の従業員を活用する会社も増えているが、その方針を取っておらず雇用契約をしている。
そこである女性社員の処遇についてのご相談。
店長を任せており、美容師としてのスキル、接客スキルともにトップクラス。
さらに部下の育成においても優秀である。しかし、家庭の事情により週2-3しか働けない。
それに対し社長自身は「短時間勤務でも問題はない」と感じているが、
他の社員からは「特別扱いされているのではないか」と不満が溜っている。
さらに引け目を感じているのか「店長職を辞した方が良いか?」と相談もあった。
今後、どの様に考え、どう対策を取ればよいでしょうか?

岡本先生!!!教えてください!!!

【今週のトピック】
・社長自身は本当はどう思っているの??
・社長が少ない時間で成果を上げる社員のバックアップをどこまでできるか。
・わかりやすく成果の指標を示すことが大事。
・時間が少なくても成果が明確に説明できる状態にするのが大切!!
・社長だけでなく周りの人たちと協力してやっていく。


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【今週の労務の豆知識?】
インボイス制度が10月から始まるため、登録期限が9月30日までとなっております!
インボイス制度が走り始めた後も登録できないわけではないみたいだが、お早めに!!

1人でも多くの社長さんのお役に立てる番組になるように、精いっぱい配信していきます。
宜しくお願い申し上げます。

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『もうダメだ…と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】は、1人でも多くの企業経営者のお役に立つ番組を目指しています。
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宜しくお願いいたします。

◉今週もお聴きいただきありがとうございます。

この番組は、SunCha(さんちゃ) 社会保険労務士事務所の提供でお送りいたしました。
それではまた、来週お会いしましょう。

サマリー

短時間勤務の社員に対する処遇の問題が議論され、美容室の経営者が直面する課題について掘り下げられます。彼女の特別扱いに関する悩みや、短時間で成果を上げるための戦略が考察されます。短時間しか働けない社員の処遇について、組織の成長に向けた取り組みや社員の能力向上が重要であると議論されています。新しい働き方を模索することで、社員や会社の可能性が広がることが期待されています。

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社会保険労務士 岡本雅行の
『こいつはもうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】。
この番組は、企業経営の中で必ず訪れる労務の悩みについて、 社会保険労務士の岡本雅行先生が具体例なども交えながら、
コミュニケーションと労務の視点で解決策への考え方をお伝えしていく番組です。 中小企業の労務管理とSDGsを推進する
SunCha社会保険労務士事務所の提供でお送りいたします。
はい、今週も始まりました社会保険労務士岡本雅行の 『もうダメだ...と思う前に聞いて欲しい、人に悩める社長のためのポッドキャスト』 略して【ダメポ】第30回です。
ナビゲーターのトーマス・J・トーマスです。岡本先生よろしくお願いいたします。 お願いいたします。
30回になりましたね。 30回ですね。
どうですか?岡本先生、この番組を始めてから何か変化とかありますか?
変化ですか? そうですね。いろいろとご質問いただくことで、私も勉強しないとならないことがたくさんできる。
頑張っております。 頑張っております。
毎週こういう相談をいただいて、それに回答していくというのはなかなかない気がする。
ないですね。
面白いですよ。いろんな相談がありますし、この勢いで番組を100回、200回続けていきたいので、
ぜひリスナーの皆様は概要欄に岡本先生に通じるLINE公式アカウントがありますので、そこから日々の悩みをぶちまけちゃってください。
岡本先生が全部解決してくれますよ。
いや、解決? 日本?
なんでフニャフニャし始めるんですか?
いやいやいや、すっげえな。
ちょっと配達しておりますので。
はい、お待ちしております。
よかったよかった。お腹から声が出ましたね。
お願いします。
お待ちしております。
短時間勤務の社員の悩み
というわけで今日の相談に移らせていただきます。本日の相談はこちらです。
美容室経営者の方からのご相談です。
都内で複数店舗美容院を経営しています。
業界的には業務委託契約の従業員を活用する会社も増えてきていますが、
弊社はそういう方針はとっていません。
雇用契約を締結している社員がほとんどです。
ある社員についての処遇についての相談です。
彼女は美容師としてのスキル、接客スキルは当社でもトップクラスです。
何よりも部下育成スキルに優れており、他の店でダメ出しをされた若手社員が彼女の店で一人前になったということも二三ではありません。
将来的には経営的な立場も経験してもらいたいと思っています。
問題は彼女がご家庭の事情でフルタイム勤務ができないことです。
出勤する日はフルタイム働くのですが、週に二三の出勤しかできません。
私自身は短時間で何の問題もないとは思っているのですが、
他の店長や他店舗スタッフの中には彼女だけ特別扱いされていると感じる人も一定数いるらしく、
またあからさまにそういう対応をする人もいるようです。
彼女自身もフルタイム働けないことに対してひけ目を感じてしまっているようで、
先日も店長職を辞した方がいいですか?という相談を受けました。
どのように考えたらいいのでしょうか?
難しいですね。
ですね。現実的には色々と難しいでしょうね。
不公平感を感じちゃっている方もいらっしゃるような気もしますよね。
そうですね。それを感じている人からしたらね、いろんな思いがあるでしょうからね。
社長の思いとサポート
ただ、やっぱりこのご相談者の社長さん自身が本当にどう思っていらっしゃるかというところが大切ですよね。
社長の思い。
社長の思いですね。
なので、やはり短時間でもいいんだよというような表現というかね、コメントが確かありましたけど、
そこを本当に思っているんですか?
ということですね、社長が。
本当にそう思っているんだったら、それを全面的にバックアップするというところですね。
私などという名代表ですけど、
これは一般的に言い過ぎると良くないんですけど、
いわゆる昭和の世代の働き方を知っている人間、私のような人間とか、
社長さんの中の一部の方とかは、そうは言ってもやっぱり時間を働いてもらわないとね、みたいな。
汗水を垂らして働くというのも重要だよ、みたいな。
それは全然否定するところではないんですけど。
でも、本当に週の2,3日の勤務で、他の店長と全く変わらぬ成果をあげ、なんていうことがあったら全然問題ないじゃないですか。
まあまあ、会社的にはそうですよね。
だからその人をどんどん作っていきましょう、みたいなことを社長がどこまでもバックアップできるかじゃないですか。
会社としてそういう仕組みを取り入れてますっていうことにしちゃえば良いと。
そうですね。だからその社長としてのメッセージ発信というのはやっぱり第一に必要なことだし重要なことだと思いますよね。
でも私、本当にそんなことができたら、すげえ良い会社ですよね。
すごい良い会社になると思う。
その立場に行きたいってみんな言ってたよね。
はい、その立場に行きたいと思うんだろうし。
やはり高校の方も美容室とか、やはり女性が働く女性が多い職場だとまさにそうだと思いますよ。
当然ね、今はその育児に対して男性の関与をもっと積極的にする男性も増えてますし。
私なんかほとんど任せっきりでしたけど。そういう男性ではなくて、やはり育児にもともと自分の当たり前のこととしてやる方も増えてます。
あとはやはり何よりも、これから本当に介護の問題に直面する方が多く、ほとんど全員直面すると言っていいぐらいだと思いますけど。
そうなった場合に、やはりまだまだ傾向的に女性が介護とか育児とかを担うという傾向は強いと思うので、
そうなると当然今までと同じだけの時間を働くことは難しいというふうにはなってしまうというのはあると思うので。
だからまさにこの方で、今のご事情がある方がそういう働き方ができたら、
行くやとかみんな安心するし、この会社ではそういう働き方ができるんだみたいな。
そう思ってもらったら強い会社になるんじゃないですかね。
採用もそういうところに入りたいですね。
でもそれはそうですよね。
業務の見直しと方針
その変革を会社の中でしていくにあたって、どういうことから取り組めばいいんですかね。
まずはやはり、先ほど最初に申し上げたように、彼女を見て、
なんであの人、2日しか出勤しないのに、
それで噂で私よりも給料、私たち以上の給料をもらっているみたいよ、なんでなの。
ところだと思うので、じゃあどういうことをすればいいのか。
何で成果を上げればどのぐらいの給料がもらえるのかというようなイメージですよね。
そういうのをきちんと作っていくということが必要じゃないですか。
わかりやすく指標を示す。
そうですね。
それは多分、社長さんもなおも何店舗もやっていらっしゃるでしょうから、
いきなり全社員までやるという話になると、結構大掛かりな話になるし、
ただ最低でも例えば店長として。
店長の役割ってまた違うんですよ。
違うと思います。
さっき申し上げた汗水垂らしてというか、
やっぱり一定の時間で。
そうは言っても、いわゆる時間を短縮して成果を上げましょうということなんですけど、
ただ会社の中でされている業務には、
ある程度これ以上の時間を短縮しようがないよみたいな業務もたくさんあると思うんですよ。
そこはもう生産性を高めるというのは多少の余地があるかもしれませんけど、
ただ絶対にかけなきゃいけませんよみたいなものっていうのは多分あると思うんですね。
でもそういうものに果たしてどこまで店長さん自身が関わるのかみたいなものっていうのは、
それは多くは一般のスタッフの方だったりとかがやられるということになると思うので、
何をしないといけないのかということに関しても明確にしていきつつ、
やっぱり会社の中でもより上に立つ方ほど、
時間をかけることに比例して成果が見える要素の強い業務ではなくて、
時間をかけるということだけじゃなくて、
時間のかけ方ということにも結局アウトプットがどういうふうに出たんですかということを求められる業務に繋がっていくと思うんですね。
それを一度整理するというのはやはり大事ですよね。
店長の業務ではどんな業務があるんですか。
その中で整理いただいて始めていくとするならば、その中で繰り返し申し上げたように、
時間を投入することによって生まれる成果のその影響が少ないものですよ、むしろ逆に。
とにかくねって考えたら、成果っていうのは別に時間投入しなくても成果が出るよっていう業務もある。
そんな業務がどのぐらいあるのかとか、どんな業務があるのかっていうのをまず見つけ出して、
その業務でとにかくどんどんどんどんこの人に成果を上げていってもらったらいいんじゃないですか。
なるほどなるほど。
その方、短い時間で働いている方に、そういう指標で成果を上げてもらうアプローチも。
そうですね、一方で上げてもらうアプローチも必要ですし、その成果を上げた上で、
店長さんの役割としてはこういう業務があるよ。例えば人材育成なんていうのは非常に良いテーマだと思うんですけど、
別にかけた時間だけ相手が育つかっていうとそうでもないでしょうし、考えたら週1しか接触してなかったとしても、
接触の仕方だったりとか、あるいはその間の王国の仕組みとか色々と考えていけば人は育つと思うので、
育てることは可能だと。そこにとにかく頭をいっぱい使ってもらって、
よく彼女はそばにいっとって、週1しか来ないんだけど、ほら見てみ、あの人とあの人とあの人がどんどん伸びてるよねっていう話が、
なんかさっきのね、「いや、なんであの店長は1日2日しか来てないのに、私たち以上の給料もらってるんですか?」っていうふうに言われたままに、
「いえいえ、だって彼女は1日でこれだけの仕事を立ててるんだぜ。あなたにそんなことできるの?」っていうふうに言われたら。
いや、すごい説得力がある。
割といいか、そうだなと思うわけだ。
確かに確かに。
短時間勤務社員の対応
っていうようなことをやっていってもらいたいなって。
はぁー、なるほど。でもその辺がしっかりしたら本当に良い会社になりそうですね。
良い会社になって、絶対良い会社になってくると思う。
働きたいですよね。
働きたいと思います。
いや、素晴らしい。
思います、思います。
素晴らしい回答です。
で、一方でだからそれが全体的な方向、どんな業務が出てくるかとかっていうのは当然まだわからないですし、
で、それが明確にしていただいた上で、当然しばらくの間はその成果を上げてもらうということを取り組んでもらわないといけないと思うんですよ。
だから単純に言っちゃうと、なんで2日しか来ないのに、普通と人と同じぐらいの成果なの?みたいな。
2日しか来てないのにすっげー成果上げてるよっていうふうに言える状態をどう使っていいかっていう話だと思うんで。
そこに取り組んでいっていただくという期間はやっぱり必要かなと思います。
それはただそれをやるときに、社長とだけでやるのは、まあそうはいっても限界が当然あるでしょうから、周りの前長さんだったりとか、
割とこの人、今対象になっている方以外でも割と社長の意向を汲んでいただいている方とか、
マネジメント能力がある方と一緒になって、今申し上げたようなことをやっていくということはやっぱり必要ですよね。
難しいじゃない。社長一人で全部やるというのは難しいですし。
っていうのは必要ですし、それが巻き込める人は巻き込んでやっちゃいましょうっていうのが必要ですし。
あとはもう一つは、彼女自身、対象となる方自身も、より一層の能力向上を果たしてもらわないといけないわけですから。
その能力向上を果たしてもらうための、果たしてねっていうメッセージは伝えないといけないし、彼女自身もじゃあそれはやりますよっていう話でやってもらうことは必要かもしれないし。
あと、ご家庭の事情というのはどんなことかわからないんで、それは決して、絶対にそうしないといけないというふうにしちゃいけないと思う。
でもある程度、何か新しい知識を吸収する、新しい機能を身につけるっていうのは、就社しないでもできることもあると思うので、そういう努力もしてくださいねっていうことも知ったっていったらいいんじゃないですかね。
なるほど。なんかちょっとワクワクしてきますね、そんなふうに考えると。
そうなんです。ワクワクする状態を作ってもらいたいですね、ぜひ。
素晴らしいですね。働き方によってはめちゃくちゃ今より稼げるような社員も出てくるかもしれないし。
出てくると思いますよ。
いやー、新しい形の会社の経営の形態が出来上がるかもしれないですね。
そうですね。
面白いな。方向性がわかると、本当考え方としては、そういうふうにすればいいんだというのがちょっと染み込んできて、いい回になったなと。
インボイス制度の重要性
ありがとうございます。
はい、さすがです。ありがとうございます。
さあ、皆様もいろいろ感じたこととかあると思いますので、番組の概要欄にですね、おともす先生につながるLINE公式アカウントの登録用のリンクが貼ってありますので、そちら登録していただきまして、
今日の回答の感想だったり、ちょっとうちの場合もっとこうなんだけどとか、多分あると思いますので、気軽にメッセージで送っていただければと思います。
あと、おともす先生に対するご相談も受け付けておりますので、どうぞご利用をお待ちしております。
というわけで、最後にロームの豆知識を教えてください。
はい、ありがとうございます。
今日もこれはもう9月の21日ですよね。
そうですね。
なんと9月ももうあと10日って終わってしまうということですので、10月になってしまうということになります。
あのー、あれですよね、ご対応いただいている方でやるしないといけない方の手というかはわかりませんし、もう既に取り組んでいると思う方がほとんどかもしれませんけど、例のインボイス制度。
インボイス来ましたね。
インボイスですね。
そうだ。
インボイス制度の投了期限は一旦9月30日まで。
そうだ、もうやらなきゃいけない。
9月から始まりますのでね、そのあと10日の間でやらないといけないというふうになってますので。
あとは、なんですかね、そうは言ってもインボイス制度自体は走り始めた後でも別に登録ができないというわけではないみたいですので、この辺はお知り合いの方にご相談いただいて、必要があってまだやってない方は、30週間前にやろうと思っていた方はやっていただいた方がいいですし、とは思いますので。
なるほど。
ロームの場面、実はロームではないです。
確かにロームではないですが、大事ですからね。
大事だと思いますので。
そろそろ動き出した方がいいですよ、皆さんということで。
そろそろというか、もう動かないとマジです。
動かないとマジです、本当はね。
安いですよ、ということですね。
では、そんなところで今日は締めさせていただこうと思います。岡本正之のもうダメだと思う前に聞いてほしい、人に悩める社長のためのポッドキャスト、略してダメっぽ、以上で終了とさせていただきます。岡本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。番組概要欄にあるサンチャ社会保険ローム市事務所のLINE公式アカウントから番組への相談や感想、扱ってほしいテーマなどをお送りください。
些細なことでもお気軽にご連絡くださいませ。
それではまたお耳にかかりましょう。ごきげんよう、さようなら。
この番組は、プロデュース、ライフブルーム.ファン、ナレーション、伊豆野あずさ。提供、サンチャ社会保険ローム市事務所がお送りいたしました。
17:00

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