2026-10-13 34:46

#068 あなたにも体験する完全犯罪⁉︎〜暗数と犯罪統計〜

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〔トークテーマ〕

・被害者が届け出ない犯罪

・警察が受理しない犯罪

・公式統計は全てを反映していない

・被害の実態を調べる方法

・みんな大好き “犯罪白書”

・特に表に出にくい性被害


【キーワード】

暗数、認知件数、告訴、告発、民事不介入、ストーカー規制法、暗数調査、犯罪被害実態調査、体感治安、性被害、犯罪白書


【犯罪学の視点から語るエンタメ】

『必殺仕事人』(1972年9月~)


<過去のエンタメ一覧>

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サマリー

この回では、実際には起きているのに被害者が気づかなかったり届け出なかったり、警察が受理しなかったりして公式統計から漏れる「暗数」を取り上げる。身近な傘の窃盗を例に、犯罪白書の認知件数は捜査機関が認知した数であり、実際の発生数とは差があると説明する。痴漢や虐待では、被害を犯罪と認識する啓発や相談体制の整備によって認知・通報件数が増えても、犯罪そのものが同じ割合で増えたとは限らない。桶川ストーカー殺人事件を通じて、相談や被害届が受理されないことが重大な結果につながり得ること、認知件数の増加が検挙率や治安認識にも影響することを語る。 実態を把握するため、日本が2000年から参加する国際犯罪被害実態調査と、4〜5年ごとに16歳以上を対象に行う暗数調査を紹介する。2024年の調査では、精神障害のある人とない人の性犯罪被害を比較し、被害の時間帯や場所、加害者の年齢などに違いが見られると説明する。表に出にくい被害を明らかにして初めて、施設への移動時の安全確保や性教育などの対策につなげられるという。後半は『必殺仕事人』を題材に、私刑で被害を処理するのではなく、暗数のままの被害を公的に把握して刑事政策へ結びつける重要性を考える。

見えない犯罪と暗数
今年もこの時期がやってまいりました。
みんな大好き犯罪拍手の時期ですね。
違いますよ。
2027年の配信継続を願ってクラウドファンディングを始めます。
これ驚かれるのはですね、我々のこのツミナハナシっていうのは一切収入にはなっておらずですね。
そうなんですよ。
みなさんの応援のみで運営されております。
はい。ありがたいことです。
なので、私たち引き続き、できれば来年も番組を続けたいと思っていますので、
ぜひ応援いただけたらと思っています。
詳しくは詳細欄をご覧ください。
よろしくお願いします。
ところで、南口さん。
はい。
人生で一番、え、これ大丈夫かな、あかんかったかな、でも表には出てなかったんだけどねっていうような出来事ありますか。
事故なんで、正直にじゃあ問われたんで。
なんか懺悔されそうな顔つきで。
言いますよ。正直にね。
若い頃、結構前よ、自転車にお友達と2人乗りで、昔懐かしいタイヤの真ん中のビスにつけるステップでさ。
ステップね。
2人乗りしてさ。
地域によってはトンボというやつね。
あれ。夜の街をかっ飛ばしたことがありますね。
はいはいはいはい。
後ろの友達は。
若かりし頃ね。
そう。でっかい声で歌を歌ってました。
まあ私も歌ってたね。
何歌ってたんですか。
そういう時に私たちが歌うといえばね、我らの世代はね、みんなドリカムですよ。
どっちが吉田美輪を取るかとかにならへん。
ならないならない。その子めっちゃドリカムうまいから。
ドリカムの時によくついてきはるサポートのあのほら、ファンク・ザ・ピーナッツのあの人の役どっちするとかならへん。
違うね。そういうテンションじゃなかった。
なかったわけね。
夜中やし。
何歌ってたんやろうな。夜中やからテールランプ5回点滅。愛してるのサインでしょそれ。
懐かしいけど、いや今思えばちょっと自転車の二人乗りってあかんやつやし。
なるほどな。
ちょっとさ。
それね僕もあるんですよ。
そうでしょそういうの言ってほしいよ。
あのね夕方にね、まだ幼き頃ですよ。大きな声でキッカー康二さん歌ってたんですよ。
でね、キスに打たれて眠りたいぜオーイエーって言った時に近所の人たちがバッてこっち見て張ってうわオーイエーまで言っちゃったっていうね。
そういうことでしょ。
分かるよ。恥ずかしいなーってやつじゃなくてさ。
丸山さんの問いは恥ずかしい話の告白大会じゃないでしょ。
あ、そうなの?
違うと思うよ。
はいはい。
あの時はちょっとやばいってことは要は違法とか非公とか。
二人乗りね。
そういうことだったんだけど表に出てない。
なるほど。
というか幸い事故もせずにおまわりさんに声をかけられることもなくバレてないけどあなた何かあるんじゃないのっていう問いだと思うんだけど。
歌じゃないよね。
そっちじゃなくて。
そっちじゃないよ。
表に出てないことって世の中にたくさんあるかもしれないねっていう方がポイントだったわけね。
そっちそっち。
なるほど。それは確かに僕はここで言えるレベルと言えないレベルとたくさんあるんですよね。
言えないレベルは言わないでほしい。
やめといてほしい。
これどっかのイベントそれも言わないね。
いつかね。
やめとこうね。
やめといた方がいい。
そんなわけですね。
今日はこの見えてない部分光の当たってない部分の犯罪を調査しようっていう話をします。
丸ちゃん教授の罪な話市民のための犯罪学
刑事政策犯罪学を専門とする立証大学教授で一般社団法人刑事司法未来の丸山康博です。
同じく刑事司法未来の南口文です。
このトーク番組は刑事司法未来が送るこれまでとは異なった視点から罪と罰を考えるものです。
ニュースでは聞けない犯罪学刑事政策の話についてわかりやすく解説をしていきます。
お堅いテーマですがなるべく親しみやすい形でお伝えできればと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
丸山さん。
見えてない犯罪っていうことが今日のテーマってことなんですけど。
解決しない犯罪はイメージわかるんですよ。
未解決事件ってやつでしょ。
見えてないっていうのはちょっとピンとこない人もいらっしゃるかも。
なるほど解決しないっていうのは完全犯罪ミステリー小説とかそういうことね。
そうじゃなくて一般的に起こってるにもかかわらず犯罪の数としてもそもそも数えられてないというか表に認知されてないやつのことなんですよ。
それはドラマにもならないですよね。
表に出てない。
ならないですね。ただよこれを今話しながらはっと思いついたんですけど。
名前のない家事とかそういうのに近くないですか。
これはやって当たり前の我々の生活に身近にあるんだけどそういえばすごく今日1日動いたはずなのに名称がつかない家事やってるみたいなあるじゃないですか。
この話広げたいんだけど多分違う方向に広がっていく予感が私してるから。
さすがベテランアシスタントですね。
何とか軌道を修正しようというやつですね。
見えない犯罪の方に軌道を戻したいんですけど。
普段の生活でっていうのはその通りなんですけどちょっと考えてみてほしいのが例えばですよ雨の降ったり止んだりする日とか一番手元にあって邪魔になってくるのって傘じゃないですか。
そうですね。
これをね例えばずっと雨がすごかったりとかしたら置き忘れることもないしずっと自分のってなるんですけど。
コンビニ入ったりとかファミレスとかお店入ったりとか店内に持ち込まないでねって言われるところって外の傘立てに入れるじゃないですか。
でそうやった今日傘持ってきてたんやとか思ったりとかして外でようとするときにあれ私のビニール傘ありませんやんっていうことあるじゃないですか。
ありますね。
でこれ結構聞いてくださってる方にあるあるって言いながら聞いてくださってる方いると思うんですけどこれね南口さん。
はい。
警察に窃盗で届けてました。
そんな届けはしたことないですね。
でしょ。
ない。
これがよく身近にあるけど何なら窃盗事件としてはこれ聞いてる方がね。
はい。
我々ほらこの人気番組としてはねもう数千人のリスナー数万人のリスナーがいらっしゃると想定しますよ。
結構大きく出ましたけどまあ想定なんでいいかな。
このうちの数千人がねあるあるって言いながらおそらくその中のゼロ人なんですよ届け出てる人は窃盗で。
そうかも。
じゃあ世の中に少なくともこのリスナーの中で数千人の窃盗事件が見えてないんですよ。
そうか窃盗としてカウントされるいわゆる統計みたいなものには入ってないんだけどわざと自分のじゃないって分かってその傘持って行ってる人がいたとしたら窃盗一件起きてるってことか。
そうそうで例えばねそれだって全然フォローできひんねんけど自分の傘ないから絶対これ自分のちゃうけどこれ持って行こうっていう人もいるでしょ。
そうですねあの絶対にないとは言えないですね。
これも窃盗じゃないですか。
そうか。
この捜査機関に犯罪として統計として取られてない数のこと暗数って言うんですね暗数で暗い数暗殺の案ですね。
それ言ったら刑事政策の授業で暗殺って書く人が本当にいるんですよ。
回答用紙に書くなよって言われたなそういえば。
言われたでしょそれやのに暗数の案は暗殺の案ですって説明したらいけない。
そうですね暗い数でわかるでも。
わかりますよ暗殺よりは暗い方が日常的な単語ですもん間違いない。
そうですか。
認知件数と公式統計の限界
暗数ね一応教科書的な暗数とはってやつをお伝えしたいと思うんですけど。
暗数っていうのは実際の発生数と公式の統計結果との間に生じる誤差のことを言います。
つまり何らかの原因で統計から漏れてしまった数字隠れた数字を指していて犯罪統計とかあと疫学調査の分野で出てくる言葉なんだそうです。
これ僕らはさっきもほら日常生活であふれてるって話しましたけどみんな大好き犯罪白書ね。
みんな大好きね。
これにも認知件数っていうのとか説明が書いてあるんですけど基本的にはあそこで出てくる統計っていうのはもう捜査機関とかが認知した数ですね。
だから実際に起きたこととギャップがあるってことですよ。
だから認知件数の定義って被害届の提出や国訴国発などにより警察などの捜査機関が犯罪の発生を認知した件数になってるんですよ定義的に。
だからつまり何か届けてるとか何かがないと認知されないから私今多分当たり前のこと言ってるんですけど認知件数に入らないってことですよね。
これ本当に細かく言葉の定義すごく丁寧に考えたなっていうのがわかるんですけどかといって被害届の提出がそのまま認知件数にもなってないこともあり得るわけね。
受理してないことがあるでしょ。
そうだって警察などの捜査機関が犯罪の発生を認知した件数のことを言うんですもんね。
だから受理してないやつも出てきたりするとそうなってきたらですよ。
いろんなこの案数が生じ得る理由っていくつもあるんですね。
で例えばよ悲しいけどそういう被害にあってること自体自分で気づいてないとき。
傘がなくなってることに気づかないこともあるかもしれないですよね。
それもだしそれもだからさっきのほら自分の傘じゃなくて違う傘を恋に持ってったらって言ったけど全部同じような形だからねあの白いやつね。
だからこれが自分のやと思って持っていくってこともありますし自分のがなくなってるにも関わらずそれに気づかずにすげー似てるやつは持っていくってこともありますよね。
そもそも自分で気づいてない。
もうちょっと深刻なやつでいくと虐待を受けてるけどこれ虐待だと思ってなかったみたいな。
それはすごくあるやつですよね。
そもそもここに犯罪が起きてるってこと自体に気づかないっていうのも暗数の中に含まれる。
なるほど。
他のやつもいくとあり得るのはさっきのは虐待って気づいてないパターンでしょ。
気づいてるけど届けてへんっていう犯罪も虐待含めいろいろあるんですよ。
さっきの虐待とかで言うと例えば殴られててつらいけどいろんな事情で大事にしたくないとか人に言いたくないとかっていうようなことで届けてないってパターン。
そうです。それは最たる悲しいやつだしさっきの笠野で言ってもそんな小学のもんやからまあいいかっていうのも届けててないですよね。被害にあってのは知ってるけど。
そうだよね。だから届けててないパターンってやつですよね。
さらに言うと届け出たけどそれがいろんな事情があり得るんですけど警察として受理してくれなかったパターンもあります。
これは昔よく言われてた民事不介入ってやつ。
そうね。家庭内暴力というか夫婦喧嘩とか。
例えば。なるほど。これ今の全部認知件数に入らない。
そうです。
案数ってことですね。
そうです。
ってするとですよ。なんか社会の利用で例えば警察も介入しましょうとか虐待は通報しましょうとかなんかそういうような社会の出来事取り組みで統計的な数字って変わってくることはないません?
全然意識してるのとしてないのもあり得るんだけど統計的な話すればこういう犯罪類型に光を当てたいからっていうのはもしかしたら陰謀論的には言えるかもしれないね。
啓発と制度で変わる犯罪統計
あまり陰謀論的なやつはちょっと置いておきたいとは思うけどなんか今日はちょっと統計のところで実際にね実際に犯罪が増えたってわけじゃなくて認知件数が増えたっていう風に私たちが
それで初めて私ら認識するわけですよね。それはありそうですよね。
それはあります全然。例えば強制売接とか2000年頃からすごい急上昇していくんですね。
これはね調べ方とかいろいろ定義を変えようとかこれの被害をもっとそもそも被害を受けたって気づいてもらおうとかいろんなキャンペーンが組まれるんですよ。
でさっき2000年から急上昇って言ったんですけど1999年の12月に女性子供を守る施策要項の制定についてっていう通達が出たんですね。
これが鉄道警察隊のところの女性の相談所を増設するとかあと被害女性からの相談に対する体制強化していってキャンペーン売っていくんですよ。
めっちゃ覚えてます。
でこれがやっぱり痴漢っていうものが黙っててこれをやり過ごせばいいみたいな我慢するっていうかこれ大事にするのどうかなっていうマインドから
いや痴漢は犯罪なんですよ。で被害にあって人は被害者なんですよ。
こういうことをちゃんとキャンペーンで知ってもらうようにしていったわけね。
これね年代によっては今聞いてくださっている方もそんなん当たり前じゃないってお若い方は思っててほしいなって思ってるんだけど
私と同世代かそれより上の方たちは画期的やったと思うんですよ。
これが犯罪だったんだってことはそりゃそうだよなっていうことですよね。
なんかそりゃそうだというか嫌って言ってよかったみたいな。
その警察とか対応してくれるんやっていうすごい喜びと驚きとみたいな気づきというか言われてみりゃ当たり前なんだけど。
そうなるとよ。
強制売説が世の中で急に数字上は認知した数は増えたことになるんだけど。
そうか。
じゃあそっか被害を届けてていいんだとかこれは犯罪だから犯罪やってる人のことはちゃんと警察に相談しなければっていうの被害にあった方がね。
っていうマインドに変わっていくわけだから。
それは今まで同じ数やったかもしれんけど。
でも数字上急に増えるように見えますよね。
これ今すごいそうやわって思ったんだけど。
ちょっと犯罪の話じゃないんですけど。
障害者虐待とか高齢者虐待とかのあれは警察通報じゃないから犯罪の話じゃないんだけどその虐待の通報件数って法律ができて以降ずっと増え続けてるんですよ。
なるほど。
これってね虐待行為が急に増えたとは私とか論文なんか拝見してもあまりそういうふうに言ってる人はいなくて。
家庭内で起きていることがこれは通報して第三者が介入して解決した方がいいことなんだよっていうのが知られるようになったから通報が増えてて。
別にベースの件数が急に激増したとかそんなことはないだろうって言われてるんだけど。
それも同じ話よね。
そうですね。
なるほどなるほど。
今のところ被害者がそもそも認知してなかったというかこれ被害にあってるって知らなかった犯罪って知ってなかったっていう例言いましたよね。
もう諦めてたパターンもこれも一応言いましたよね。
最後やっぱり届け出たんだけど受理してもらえなかったっていろんな理由があるんだけど
やっぱり一番それで世間で注目されたものって言ったらやっぱりまたストーカー規制法前だったんですけど
1999年の桶川ストーカー殺人事件なんていうのはやっぱりずっとつきまとい行為されている被害にあってる方がいらっしゃって
でちょっと命の危険も感じるからっていうので何度か警察に相談に行かれてたんだけど
これ被害届け受理してもらえないとかこれはまだ無理ですみたいなことになっていってたのが
結局その先に結末的にはすごい悲しい結果が起きちゃって
で被害に遭われた女性亡くなってるしでその犯行したと言われた人も自殺されてたっていうようなことがあって
要は何でもかんでも被害届けって出しに行ったらすぐ受理してもらえるってものでもないっていうケースもあるってことですね。
そうすると桶川の事件以降警察も取り組みも変えてというか
法律ができたのももちろんあるし夫婦間とか恋人同士とかっていう
昔で言えばそのいわゆる民事不介入って言ってたようなところも結構相談に乗ってくれるようになった
っていうところでそうすると認知件数ってまた増えてくるなってなるじゃないですか
そうすると認知件数が上がっていくけど一般的に社会にある数字はそんな分かりませんよ
本当に認知件数があった時に犯罪が増えている説もありえるし
そうですねそりゃそうだ
認知件数は上がったけど世の中の犯罪はあまり大きく数は変わってなかった説もありえるわけですよね
でそれどっちかはわかんないそれは警察のマンパワーというか
どんだけ騒動にしても検挙できる人員ってやっぱある程度一定じゃないですか
そうなってくると検挙率って認知件数で割るんですよ実際の検挙人員をね
そうすると検挙率がーって下がっちゃうんでやっぱり99年か2000年以降っていうのは認知件数がすごくドカーンと富士山みたいに上がっていって
山になっていくんですけど検挙率はその逆逆さ富士みたいになって下がっていく時期があって
この時期がやっぱり刑事政策暗黒時代突入というかどんどん治安は悪くなってって犯罪が増えているのに検挙されている人は率は下がっているじゃないかみたいな治安悪化説が出てくる時期ですね
暗数調査で犯罪被害の実態を推計する
やっぱり認知件数って要は刑事手続きの流れ図でいくと入り口だからそこを例えば適切に対応してもらえるとか
被害を受けてるっていうことに気が付く人が増えるっていうことは全然悪いことじゃないというかむしろ大切なことなんだけど
でもそこがボーンって増えたら当然その流れずっと後に影響していくっていうことですよね
だからおけがわストーカーに関してはそんな本当に被害があってなんで受理しなかったんだっていうのもあるけど
逆にこんな全然事件なわけないやんっていう相談もあるはずですよね警察としてはね
まあやっぱりいろんなことあるでしょうからね
虚偽でくる人もいるかもしらんし
そうするとやっぱ犯罪が社会でどんなふうに起きてるかっていう全体像を把握するっていうのはこれは相当難しいこと
でその通りで本当に実態をすべてつかみ切るってのはこれはもう難しいとかほぼ不可能ですね
そうですよね
で犯罪白書とか載ってる認知されて検挙されてっていうのは全体の実数調査なんですけど
それはもう実際そういうふうに処理されましたっていう上がってる数字を全部追いかけてるんですよ
でただこのより良い効果的な刑事政策を考えるには実際犯罪ってどういうふうに世の中で起きてるのとか
これを知った方がいいですよね
いやそう思うんですよ
でそのための調査が犯罪被害実態調査ってやつがあってこれが昔懐かしいかもしれませんけど
第24回の頃にお話ししたいわゆる暗数調査と言われるやつですね
これちょっと昔懐かしいんで一応どういう調査かを再度お伝えしておきますね
ぜひお願いします
犯罪被害実態調査は2000年から国連の国際犯罪被害実態調査っていうのに参加する形で
いわゆる暗数調査を実施していると
日本は2000年から参加ってことね
ってことですよね
でその後おおむね4年から5年ごとに全国から選んだ16歳以上の男女を対象としたアンケート調査等により
警察等の公的機関に認知されていない犯罪が
いつどこでどのような頻度で発生しているかについて
その実態を調査しているというものだそうです
そうですだからさっきの例えばですよ
傘なくなったとか警察届けてましたかって
多分このリスナーの人はほぼゼロ認説を言ったじゃないですか
ただこのアンケートが回ってきた時に
この1ヶ月とかこの半年1年とかで
そういえば傘日本なくなってんとかは
アンケート被害実態調査の時に
何物がなくなりましたとかまだ答えやすいじゃないですか
なんかそれなら書く気はします
でしょっていうのが大体犯罪被害の実態にあっている人は想定数でもちろん誤差出ますよ
実態調査っていうのは点数調査じゃないんで
でアンケート調査だからこれ数をたくさん取って
実際この辺の誤差はあるけど
大体日本のセットはこの人数に聞いた感じだと
この辺が中央値があってみたいな
で何万件ぐらいは本当は窃盗があったんじゃないかとかっていうのは調べるっていうのは
統計の技術を使ってやっていくわけです
この調査過去のやつも全部見れるんで
ノートとか概要欄とかに貼っておきますね
ぜひ何か見ていただくと
こういうのあるんやってなるんじゃないかなって思います
でこの調査の話をですよ
しだすと
原山さんすごく本当に
私は本当心から今言いにくいなと思ってるんだけど
言う前に喋りますよ僕
時間もまあまあ経ってきてしまってるんですよここまでで
まだ5分ぐらいじゃないですか
いやいや結構まあまあなんで
ちょっと巻き目でお願いしたいんですけど
犯罪被害実態調査についての話を巻けっていうのは
かなり乱暴だと私も分かってるんですけど
でもまあだから大事なこと1点ぐらいに絞ってもらえるといいかな
えー
お願いしますよ
1点
だから最新版のやつの話するってどうですか
犯罪被害実態調査で何が分かっていくのかとかっていうその前は全部すっ飛ばし
それをやりたい気持ち山々なんだけども
ちょっとそれはまた今度やれる時が来るか来ないかを
要検討したいと思う
目が全然笑ってないからそれに従いますよ
お願いしますよほんま
あのねすごい興味深いこといっぱいあるんですよ
わかりますあると思う
これ犯罪被害実態調査って犯罪不安とかのことも聞くんですよ
それも興味深いよね
でしょ何が興味深いってね
さっき言ってた暗黒時代って言った時代よ認知件数が上がり
近距離率が下がってみんな治安が悪化していると信じたあの時代ね
で一人で歩くのは危険だとか
家に誰かが来る恐れがあるんじゃないかって
とてもそう思うみたいな人が増えていくにもかかわらずよ
実際じゃああなたはこの1年でどんな犯罪あったんですかって数が減ってた時代なんですよ
そうなんですよ
でこういう話をたくさんしたいんだけど
最新のやつだけ話せってことね
今の暗黒時代の話もぜひちょっと皆さんには見てほしいんですけど
あれ何やったんってなるんですよね
何年けれどもあれもねまあまあ昔の話なんですよマレマさん
もう20何年経ってね
そうか
だからもうちょっと最近の話がいいと思う
わかったじゃあ2024年の調査
それがいいと思うよ
いきます?
お願いします
これはまたまた名前出しますけど
はい
犯罪白書で皆さん大好きな
例のやつですね
あれの例は7年版の特集組まれてるやつなんで
ぜひぜひ見てもらったらいいなそれを見てもらったらいいなと思うんですけど
その暗数調査の久しぶりに暗数調査やったやつね
性被害が表に出にくい人々への特別調査
さっきの4,5年おきにって言ってたじゃないですか
それの久しぶりにやりましたよってのに加えて
この特集で組まれたやつっていうのはさらにですけど
そういうやっぱ被害実態が隠れやすい
さらにもっと隠れやすいってやつをやっぱ暗数調査がゆえに
ここを掘り下げたんだなっていう調査があるんですよ
これが精神障害を有する人の性犯罪被害と
精神障害を有しない人の性犯罪被害の比較
それぞれどんな特徴があるのかみたいなこと特別調査をやってたりするんで
これはぜひぜひ見てみてほしい
これはちょっとなかなかやっぱりそもそも被害にあいやすいんだなとか
誰からどんな被害にあっているのかみたいなところがちょっと出てますね
そうやっぱ差が出てきて
例えばですけど精神障害を有する方の被害に遭われた方っていうのは
事件が起きている時間っていうのが夕方とかお昼過ぎ
有しない方って夜中とかなんですよね性被害に遭われる時間っていうのは
けど精神障害を有している方の方は
作業所であったりどっかその施設であったりっていうのの送り迎えの途中とか
その施設に入っている時にとか
で加害者側の年齢も精神障害を有してない方は
比較的20代30代とかっていう年齢の方に行くんだけど
精神障害を有している方の方の加害をしてた人の年齢ってのはもうちょっと高齢っていうか
40代50代とかって上がっていくとか
その比較してもちろん同じところもあるんですよ
同じというかこういう被害傾向がありますよけど
そういう表に出にくいそれもなぜなのかっていうのが今日話してきたみたいに
そもそも被害にあってるって気づいてなかったとか
なぜ出にくかったのかとかっていうのがこういう暗数調査で掘り下げていった先に
こういう被害があるってことがやっぱり分かってくるんで
そうするとやっぱりそれの対策をしようって
どうやったらそれが防げるかっていう話題に行けるじゃないですか
まず明らかにする
いや本当に私そのこの調査を見てね
私だと比較的例えば日中
例えばこうやってお出かけしてきて収録して
帰り道とかっていうのはそんなに危険を感じて歩いてないんですよね
だけども障害があられて事業所を使われているとかって方は
その時間帯がむしろ犯罪リスクが高い
結構ショックだし
そうするとそこをどんなふうに安全に使っていただけるようにするかっていうことを
やっぱ考えなあかんし
やっぱあの丸山さんの言ってた犯罪自体を気づいてない
警察に届けれなかったとかじゃなくて
もうそもそも自分がされていることが犯罪なんだってことに
気づいてない方たちもいらっしゃると思うと
やっぱりそのいわゆる性教育みたいなことだとか
嫌なことは嫌って言おうみたいなこととか
もっといろんな取り組みしなあかんなと思いながら聞いてました
こういうのがどんどん明らかになっていくことで
辛い現実になるんだけど
それを知ることでね
その対策に向かっていけるっていうのから大事だなということですね
『必殺仕事人』と私刑の問題
さてここで犯罪学をもっと身近に感じてもらうために
犯罪学の観点からエンタメを見ていきたいと思います
今日はですね
必殺仕事人ですね
必殺仕事人は皆様ご存知だと思うということと
すごいシリーズいっぱいあって
この紹介だけで時間がかかってしまうので
シリーズぶっちゃあるもんね
たまたま私の幼き頃の
必殺仕事人4の紹介に書いてあった番組紹介を
ここで少しだけ触れておきます
基本ほとんど同じ話だ
多分だいたい一緒だ
あと敗役の問題でしょう
なので紹介しますね
うだつの上がらない南町武業所の同心中村文戸
この人が実はお金で殺しを受け負って
人々の恨みを晴らす凄腕の仕事人だった
っていう裏の顔があるんだよというストーリーです
やっぱ子供の頃の中村文戸の仕事の仕方って
そんなかっこ悪い方法あるとかさ
もっとかっこよくさ
ズバーンブシャーンみたいにさ
やって欲しいのを
こちらですこちら
どうぞこちらからお逃げくださいとか言って
そうそうそうザクみたいなさ
そんなあるみたいな思ってたけど
やっぱ年重ねるたびに
いや仕事人やなって気になりますよね
丸山さんいいと思う
私今そもそも中村文戸がずっと藤田誠さんやったけど
途中で東山さんに変わったなとか
そういう話を今したいんだけど
今そういうコーナーじゃないよね
あれじゃないギリギリギリギリっていう
シャミセンのピンピシュみたいな
違う
カンターシー後ろからザク
今日私ら犯罪の被害には案数があって
被害調査もあるし
だけど案数ってあるよねっていうような話をしてきたのに
今なんか風車のオフィス地がどうやとか
風車言ってへんけどな
私が必殺仕事人について知っていることを
今ひけらかそうとしてみたんだけど
でもそういうことじゃないと思うの
ちょっと真面目な話すると
いくら案数で泣き寝入りする人がいるかもしれないからって
私刑的に死刑ね
で何でもかんでも処理していくってことも問題ありそうじゃないですか
だって必殺仕事人が確かに泣き寝入りせざるを得なかったような人たちの
恨みを晴らしてくれているけれども
この晴らし方へとその人たちはずっと案数のままだし
なんなら当然この仕事人たちが
恨みを晴らした相手の人たちの命だったりも案数ですよね
鋭いですね
ってするとですよ
被害を受けてつらかったそれはもちろんつらいことなんだけど
その人たちが案数のままでは
その先もずっと何か対策は取られたりしないし
要は必殺仕事人に頼めた人は
そうなんよ
晴らせるけど
同じようなことで案数になっている人たちのために
例えば案数じゃなくて表に出れば
政策としてこれが刑事政策でしょ
何か手立てがあるかもしれないけど
それがないままっていうと
その社会でいいかっていうのは結構疑問ですよね
これは奥深い話までしてくれましたね
こんなことを考えながら
必殺仕事に見ない方がいいんじゃないかな
私すごい今自分でびっくりしてるんですけど
結構政治巡礼もしたんですけどね
ほんとこんなことを考えながら
こんなことを考えていなかったけどね
中村モンドのこととか
そう藤田誠さんのことを考えながら
その方がいいよね
やっぱり往年のファンとかの
恒例のハトとかに出会いましたよね
その政治巡礼してるとき
これはですよ今日
この案数とは何かっていうことを考えるときに
衝撃の作品持ってきましたね
今後も南口さんに解説してほしい
エンタメ作品がありましたら
番組詳細欄にあるリンクよりご投稿ください
暗数を知ることから支援と政策へ
さてこの番組では
感想や質問リクエストなどを待ちしております
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください
Xではカタカナでハッシュタグ
罪な話をつけてポストしてください
ではここでメッセージをご紹介します
Mさんからいただきました
ありがとうございます
たった今ジンを読み
41回原発家でごまかされない被害者支援を
聞かせていただきました
一筋縄ではいかないテーマを
専門家ならではの視点で
大変興味深く聞かせていただきました
ありとあらゆる視点が盲点だらけで
むしろ自分の見えている範囲の方が
圧倒的に狭かったことに
小さくはないショックを受けています
刑事事件の中で殺人は圧倒的に少ないという言葉を聞いて
自分の頭の中でニュースやドラマの内容で
犯罪の輪郭が形作られてしまっていることを自覚しました
住んでいる自治体によってサポートが違うことも驚きというか
よくよく考えれば都市部と地方でも犯罪の状況は違いますし
この2分にしても簡素に過ぎるというか
年代でも性別でも状況は異なるという
当たり前の事実に気づかされました
貴重な機会をいただき本当にありがとうございます
死刑について私たちが知っておくべきことも
書店で見かけて気になっていた本だったので
今度購入させていただきます
これからの配信も楽しみにしております
ありがとうございます
もうすでに本は買っていただけたでしょうか
ありがたいですね
もうちょっとまたコメントの中身に行きますけど
いろんな確かにこうだと思ってたものが
違う角度から見れたって言ってもらえたのがすごく嬉しくて
結局今日の話の中でも
犯罪統計って全部の犯罪を言ってると思いがちですけど
実はそもそもその統計に乗ってきてない
世の中で起きている犯罪とか被害のことってあるんじゃないかとか
そうすると表に見えている被害の方も
実はそうじゃない被害者の方もいるんじゃないかとか
いろんな視点で物事を考えられるようなきっかけに
どんどん広がっていったらいいなと思いますね
本当そうですね
毎月第2火曜日はポッドキャストやYouTubeの配信
第4火曜日の夜9時半からはYouTubeライブを行っています
YouTubeライブでは
ポッドキャストで話しきれなかった内容や
参加してくださった皆さんの質問にお答えしています
アーカイブもアップしています
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ではまたお会いしましょう
お相手は丸山康博と
南口文でした
34:46

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