00:08
さやちののんびりラジオ。こんにちは、さやちです。 今日もですね、本の紹介と私の読書感想をお伝えしていきたいと思います。
今回ご紹介するのは、岸見一郎さんと小賀文武さんの教書、 嫌われる勇気です。大ベストセラーになったあの嫌われる勇気です。
ダイヤモンド社から出ています。 アドラーシン・リガ君についての本ですね。
嫌われる勇気は、哲学者と青年の対話を通して、 アルフレッド・アドラーの心理学を読み解いていく一冊です。
人は変われるという前提に立ち、 過去に人生を規定されるのではなく、自らの意思で生き方を選択すること。
このための考え方として、課題の分離や承認欲求から自由になること、 今ここを生きること、などが語られています。
47歳になった今、私はこの本を改めて読み直しました。 以前から、課題の分離という考え方は理解していたつもりでした。
自分の課題と他者の課題を分けること、 他者が何を感じ、どう評価するかまで自分の責任として引き受ける必要はないこと、 頭では分かっていたはずです。
けれど、今回読み直して強く感じたのは、 理解していることと実践できていることは別物だということです。
私はこれまで、いつか訪れる死を意識しながら、 できるだけ悔いのないように生きたいと思ってきました。
大切な人を亡くした経験をきっかけに、限りある人生だからこそ、 自分が本当に望むことに時間を使いたいと考えるようになったからです。
だからといって、他者の評価を全く気にせずに生きてきたわけでもありません。
人との関わりの中では、自分がやる、私がやらなければ、 相手を困らせてはいけない、期待に応えなければ、と、 自分の責任ではないものまで引き受けてしまうことがあります。
そこに今回、私自身の課題が見えました。
課題の分離は、単に人間関係を円滑にするための テクニックではないのではないでしょうか。
むしろそれは、自分の人生と他者の人生との境界を 明確にするための考え方なのだと思います。
03:00
相手が何を感じるか、どう評価するか、 どのような選択をするか、
それらは相手自身の課題です。
私ができるのは、自分の選択と行動に責任を持つことまでです。
もちろん、誰かを支えることと、 自分を犠牲にすることは同義ではありません。
助けたいと思えば助ければいい。 大切にしたいと思えば大切にすればいい。
ただ、その選択を私が背負わなければならない義務に変えてしまった瞬間、
自分の人生まで他者のために差し出すことになってしまいます。
そしてここで本書の、 今ここを生きるという考え方が繋がってきます。
人生には終わりがあります。
だからこそ、過去への後悔や未来への不安、
さらには他者の課題にまで心を占領されている時間は決して無限ではありません。
自分の人生を大切にするとは、 何もかも自分の思い通りにすることではない。
自分が引き受けるべきものと、そうでないものを見極め、
自分の時間を自分の人生のために使うことなのだと、今回この本を読み直して感じました。
嫌われる勇気は、私にもっと自分勝手に生きようと教える本ではありませんでした。
むしろ、他者を尊重することと自分を犠牲にすることは別物だと気づかせてくれた一冊です。
課題の分離は、知識として理解するだけでは十分ではありません。
これからの人生の中で、実際の選択として身につけていきたいと思っています。
限りある人生だからこそ、自分の人生まで誰かに明け渡さない、
残された時間を自分らしく、より豊かに生きていくために、
今ここにいる自分が何を引き受け、何を手放すのか、
その境界を意識しながら、自分の人生を自分の手に取り戻していきたいです。
先日、サポさんのカゴから出た日を読んだ時にも思ったんですけれど、
私はまだまだ課題の分離ができていないなぁと感じたんですよね。
頭ではこれは相手の課題って分かっているのに、つい自分が背負ってしまう。
だから今回、嫌われる勇気を読み直して、やっぱりここが私の課題なんだなと思いました。
06:00
これからは人を大切にすることと、自分を犠牲にすることをちゃんと分けていきたいなと思っています。
今日は岸見一郎さんと小賀文武さんの嫌われる勇気についてご紹介しました。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。
沙耶知でした。ごきげんよう。