CCC2026 (UTMBワールドシリーズ・ファイナル、シャモニー) で初挑戦ながら女子総合7位に入った秋山穂乃果 Honoka AKIYAMA 選手に、レース翌日、インタビューをさせていただきました。序盤、まさかの2位まで順位を上げてしまった誤算からスタートし、ウエスタンステイツ2026チャンピオン、ジェニファー・リヒター選手との併走、コース変更区間での胃腸トラブルとハンガーノック、スイカにすがった補給の立て直し、そして終盤のコース標識トラブルまで──7位という結果に至った12時間37分2秒のドラマを、本人の言葉でそのまま届けます。
レース展開の分析だけでなく、初めてのシャモニーで感じたUTMBというコミュニティの空気、アメリカと欧州での「アジア人選手としての居心地」の違い、そして来年に向けて「ウエスタンステイツとUTMB、どちらに絞るか」という決断まで、秋山選手が飾らない言葉で語ってくれました。
聞き手:岩佐幸一(DogsorCaravan)
チャプター
オープニング/CCC2026総合7位の報告
一夜明けてのコンディション(足の水ぶくれ、大きな怪我なし)
レース後の夜 ― 祝杯を上げる余力もなく、家族全員で泥のように就寝
CCCという最高峰の舞台で掴んだトップ10、周囲の反応
序盤、まさかの2位・3位争い ― 「思ってたレースと違う」焦り
レース前のプラン ― 手堅くトップ8を狙う入り方
ストックを序盤から握った理由 ― 気づいたら2位だった
グラン・コル・フェレの登り、雨と低い雲の中での抜き合い
ゴールデンチケット(CCC上位3名にウエスタンステイツ出走権)が見え始めた瞬間
ラ・フーリーへの長い下り、ウエスタンステイツ王者との並走が始まる
併走した"同志"のような時間 ― ライバル心のない併走
マルティニー方面へのコース変更区間、聞いていた情報と実際の違い
下るほど気温が上昇、水分ロスとジェル不耐性の始まり
標高差約1000mの登り返し ― 2人揃って歩行に
トリアンのエイドでスイカを丸ごとザックに ― ハンガーノックからの立て直し
カスペルセン選手の猛追と、並走相手のギアチェンジ
ついていけない ― ハンガーノックとリタイア一歩手前の心境
バロルシーヌ手前、コース標識トラブルで余計な登り返し
抜かれてからの猛追、6位を意識した終盤の攻防
CCC2026レース結果まとめ(1〜7位)
補給プランの反省 ― ジェルへの過信が招いたもの
自己分析 ― 「リミットを外す力」という強みと危うさ
苦しくても笑顔で走る理由 ― 辛さへの気づきが遅れるタイプ
初めてのシャモニー/UTMBで感じたコミュニティの温かさ
アメリカでの"アジア人としての居心地"との対比
言葉の壁と、身振り手振りで縮まる距離
来年に向けて ― ウエスタンステイツとUTMB、一本化の決断
日本人選手として historical な目標 ― UTMBトップ3を目指して
家族のサポートへの感謝、帰国前のシャモニーでの過ごし方
両親にとって初めてのレースサポート、その本音
今シーズン後半(アジア太平洋選手権/日本代表)の展望
エンディング
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