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UTMF2022優勝選手のインタビューをお送りしております。
今回はUTMF165系女子準優勝矢野純子さんです。
矢野さんよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
素晴らしい節績の矢野さんなんですけども今はいかがですか。
ここ自宅戻られてもう1週間近く経ちますけれども
体調も戻ってきた頃でしょうか。
そうですね、体調は2日後くらいから足のむくみとか
腹部の傍脈が全体的なむくみがすごかったんですけど
だいぶ取れてきたかなという気がします。
2位という結果というのはある程度予想できていた感じですか。
それともちょっと意外な感じでしたか。
どんなふうにご自身の結果を振り返って評価していらっしゃるか
聞かせていただければと思ったんですけど。
今回100マイルを走るのが2回目で、1回目が先月あった。
先月ですもんね。
熊川が初めて100マイルのレースということで
UTMFの前に一度100マイル走っておきたいので
熊川エントリーしたんですけど
熊川を走ったおかげでこれぐらいのペースだったら
100マイル走っていけるかなっていうのが何となく分かってはいたので
コースとかは全然違うのでどうなるかなという不安はあったんですけれど
あとは周りに惑わされることなく自分のペースで走ろうというのは
最初から思っていたことです。
万全というか、慌てることもなく自分らしいフェイシングできたということになるんでしょうかね。
万全だったかというと万全ではあまりなかったかもしれないんですけど
ずっと去年11月に疲労骨折を起こしたりとか
股関節の痛み、1月に股関節を痛めたりとかで
あまり調子は良くなかったんですけど
でもその中でも自分のペース
だからこそ早いペースに乗っからずにいけたみたいなところもあるのかもしれないですけど
自分のペースでいけたかなという気はしています。
今回のスタートからフィニッシュまでコースに沿って少し振り返っていただければと思うんですけれども
前半とか中盤までは決して前へ先行する選手もいて
矢野さんはそこを慌てずに前に進んでいたという感じだったと思うんですけれども
コース変更になった前半の福島から福本まで行くセクションとか
どんな風に最初スタート直後はコース上進んでらっしゃいましたか。
コース変更になって結構走れるようになったという風には聞いていたし
コースを見たらそうであったので
そこで多分スピードを出す選手が結構多くなるんだろうなということは予想されていたので
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さっき言ったように自分のペースは保とうというのはすごい心がけてはいました。
あと福本までの第一エイドから地上から福本までのところは
だいぶばらけてきたこともあって走りやすくなったので
もうそこは自分のペースで自分のペースでということで
保ち続けた感じです。
そこから橋田峠という少し急な上りでトレイルの区間に入っていきますよね。
もうすでに夜暗くなった頃かと思うんですけれども
そこからはいかがですか。
中には今回少し蒸し暑かったりして脱水気味とかっておっしゃった選手の方もいたようですけれども。
1日目の夜はそんなにトラブルという感じではなかったんですけど
いつもその固形物を結構食べながら走っているんですけど
今回は本当初めのフジノミア焼きそばも本当は食べる気ままで
なんですけれど、一応手には取ったんですがあまり食欲が湧かなくて
あまり食べられなくて
その後も固形物がほとんど取れなかったっていうのはちょっと
私としても初体験な感じではあります。
フジキューハイランド、お城と走れる区間というか
そういうところも続きますけれども
こういうところは割とトレイルランナーの方って山走りたいから
こういう走れる区間苦手とかっていう方もいらっしゃいますけど
山さんはこの辺の比較的走れるロードも含めた区間というのはいかがでしたか。
私はあまり、特に去年の足の甲を骨折してからは
ちょっとロードを走るのが怖いところもあって
まだちょっと痛みもあったりもするので
あまり前ほどはうまく走れないっていうのもあって
小人校出てから風血のところまでのロードですかね
そこでは女性に3人ほど抜かれて
どうだったんですね。
やや心も折れかけをつかてるかも。
でもその後トレイルに入ってから自分のフェースでまた抜き返したりとかしていましたし
お城のところまでのロードはチームの知ってる人が前を走っていたので
そこを淡々とついていこうと思って
後ろ背中を追いかけながら走っていました。
やっぱりそういう一緒に走る、あったかわいいと心強い
特に夜は励みになりますね、お互いに。
山中校から先は今回はいつといっても本格的な山の区間に入っていきましたけれども
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なかなか選手にとっては疲労もかなり溜まってきたところでの
本格的な山のセクションですけれども
山野さんはちょっとずつ順位を上げていかれたということになりますよね。
ここのあたりは会長にきっと進めたんですかね。
そう、キララを出た時点で、多分3位、キララがついたと。
もうすでに3位だった。
3位だったと思うんですけれど、2位だった選手が
多分5分以上前に出てはいたので
ちょっと暑さにもやられていたのもあるし
疲労も結構あったのもあるし、固形物もほとんど食べられていなかったので
ちょっともう難しいかなと、やや弱気にもなってはいたんですけれど
ただ登りが結構、自分としてはトレイルの登りが
全体の中でトレイルの登りが得意な方なので
そこでなんとか抜けたので
あとはもうこのまま逃げたいなという思いで走っていましたね。
フィニッシュされた時も、しばらく立ち上がりが見えないので
しばらくちょっと水を吸水して
梨花さんがお話し聞こうとされたけど
ちょっと時間くださいみたいな感じで
ずいぶんここまで力尽きるまで頑張ってこられたんだなというふうに
改めて思いましたけれども
そうですね、思ってた私そこまでそんなに
ヨレヨレだったんですけど
急ごうの人が駆け寄ってくるほどヨレヨレだったんだなって
その時自分でも気づいて
かなりやっぱ熱さがあったので
参ったところがあったのかなというふうに思いますけれど
でもまあ、なんとか最後まで走って
ゴールできて本当に良かったです。
素晴らしい結果でした。
山田さんもおっしゃいましたけど
3月の初めに九州熊本で
熊川リバイバルトレイル
今回初めて延期を経て開催された大会で
100マイルのレース出ていらっしゃって
総務2位でフィニッシュしていらっしゃいますよね。
1ヶ月ちょっとでのこの400マイル2つなかなか
ちょっと大変だと思うんですけど
やっぱりそれは初めてのUTMFに備えて
どれぐらい自分が走れるかとか
どんな感じになるかとか
確かめておきたいっていう気持ちがあったってことなんですかね。
そうですね。
UTMFに向けて
なんかその腫瘍骨折してから治ったばかりで
ちょっとややリハビリラン的なところでもあったので
熊川は参加して復興目的みたいなところもあったので
そこでリードも楽しみながらっていうのもあって
最後まで走れたらいいけれども
どんな感じかとりあえず参加してみようみたいな感じではあったので
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でもあれも何とか完走できてホッとはしました。
そういう矢野さんがどういう経緯で
トレイルランニング、ウルトラランニングというか
こういうことに興味を持たれたかということを
伺えればと思うんですけれども
私の手元にあるデータベースと
2018年の春ぐらいに
野部山の71キロの
ウルトラマラソンに出られたあたりまで
ちょっと見ることができたんですけれども
比較的そういう意味では
ランニング自体はもっと続けていらっしゃったんですか
どういうきっかけでこのランニング
そしてウルトラマラソン、トレイルランニングっていうのに
始められたのか聞かせていただければと思うんですけれども
ランニング自体はもう2013年ぐらいから
ダイエットとまでは言わないんですけど
ちょっと運動不足もあったので
走り始めたっていうのがあって
そこから大会出るようになってから
何となく記録を目指すようになって
だんだん走る距離も伸びていって
っていうような感じでした
今おっしゃってた2018年の延山が
初のウルトラというか42キロ以上走ったのが
初めてだったんですけど
延山って途中で
林道のセクションがあるかと思うんですけど
そこで走ったらちょっと気持ちいいなと思って
ただその時林道で転んで骨折はしたんですけど
どうなんですか
それでもなんか気持ちよかったなっていう記憶が
すごい起こったので
それからその7月に初めて
大切なトレイルジャーニーに出たのが
トレイルの本当の初めてですね
だんだんそこから距離が伸びて
やっぱり長い距離走るのが
ご自身楽しいというか向いてるというか
そういう風にやっぱり
どっか走るうちに気づかれたということも
あったんでしょうか
トレイルでもやり始めてからは
100マイルはいつか走ってみたいなというのが
あったので
今年初めてトライっていうような形だったんですけど
でも100マイル走るとやっぱりつらいな
つらい時間が多いなというのは
今回2回走って思いました
今回の明け方の富士山とかもとても綺麗で
ほんの一瞬ですけど
そういう楽しみとかもあるのも
いいなとは思いました
なるほど
これから夏とか秋にかけて
あるいは来シーズンに向けて
江野さんが目標にしていらっしゃることとか
こんなレースだったり
考えていらっしゃることあったら
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聞かせていただければと思いますが
今エントリーしてるのは
CCCにエントリーしているので
それを楽しみにまた練習をしたいとは思っています
UTMBモンブランのCCC100キロのレースですよね
そもそも海外のトレイルレースっていうのは
これが初めてということになりますかね
直近で国内でレースとか出ますとか
あったりしますか
国内はまだ今入れてないんですけど
CCCの前にはもう一つぐらい国内で
走っておきたいなと思っています
なるほど
今回のインタビューさせていただいている方の中でも
モンブランの100マイルのUTMBとか
目標にしていらっしゃる方もいらっしゃって
日本から今年モンブランに行かれる方も
多いようなので
矢野さんのCCCも多分注目される日本のファンにとっては
楽しみな私もちょっと期待しています
またマイペースで走りたいと思っています
そうですね
UTMF2022優勝選手インタビューということで
お送りいたしました
UTMF165K女子準優勝の矢野純子さんでした
矢野さんありがとうございました
ありがとうございました
(音楽)