アニメの開始と魅力
はい、おはようございます。本日の放送は2025年の10月5日日曜日です。 本日は第1316回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
秋アニメ始まりましたね。 スパイファミリー第3期もいい。
ランマンⅡも最高。 そして最後に一つお願いしてもよろしいでしょうかも意外と癖になります。
でも今日語りたいのは、昨日スタートしたこの作品です。 そう、東島丹三郎は仮面ライダーになりたい。
アニメが始まってまずびっくりしたのが藤岡博さんぽい声。 あれ、まさか本人?ってなるほど似てる。
しかもアニメの中で初代仮面ライダーのオープニングを丸ごと再現してるんですよ。 歌も映像も効果音まで、もうテレビの前で
このアニメの仮面ライダーみたいって叫びました。 しかも調べたら本当に石森プロと東映の協力が入ってる。
あの映像、強化なしでは絶対無理です。 藤岡博さんの本物の声も一部使ってるらしい。
そりゃ鳥肌立つわけですよ。 原作は柴田翼猿さん。エアマスターとかで有名な人です。
2018年に月刊ヒーローズで連載が始まって、今はコンプレで続いてて、単行本は16巻。
主人公東島炭沢朗を40歳。彼の夢はただ一つ。 仮面ライダーになること。って言っても比喩じゃなくて本気です。
バイトしては山にこもって体を鍛えて孤独に修行。 だけどある日自分が死んだ後、仮面ライダーグッズがゴミ袋に入れられていく姿を想像してしまい
耐えきれずに全部手放してしまう。 うーん、もったいない。
そんな時、ショッカー現るというニュースが逃れる。 そこから物語が動き出すんです。
実は自分、この漫画一巻を昔読んでたんですよ。 でも全く覚えてなかった。多分当時、ああ、ライダーオタクをネタにしたギャグ漫画ね
と思って記憶から消し去っていたんでしょうね。 人は都合の悪い記憶を消す。
でも今回アニメを見た後読み返してみたら、いやこれ全然ギャグだけじゃないぞっと。 アニメではギャグ要素がかなり薄くなってて、むしろ心がライダーのお得の物語に変わってるんですよ。
例えば、原作のトウジマは割と普通のおっさん体型。 アニメではかなり鍛えている体。
原作との違い
番組最後に出たヒロインのユリコも、原作は完全にギャグ漫画の顔と体なのに、 アニメではめっちゃ美人で筋肉質。
もうギャグ漫画からちょっと熱いヒーローアニメになってます。 さらに原作では父を祭りで置いていかれるのは笑いになってるけど、アニメだとちゃんと切ない。
クマと戦うシーンも原作では空手バカ一大的パロディなのに、アニメだとちゃんと真剣勝負になっています。 つまり原作はおかしい人が仮面ライダーに憧れている人。
アニメは心の中に仮面ライダーを持っている人。 この違いかなりでかいです。
あと自分あれおかしいなと思ってちょっと計算してみたんですよ。 東島が2018年時点で40歳ってことは1976年生まれ。
で初代仮面ライダーは1971年放送。 あれリアタイム無理じゃん。
再放送もほぼ終わってる時期。ってことは彼が仮面ライダーを見ていたのはアニメでは録画した VHS なんですよね。
じゃあ誰が録画したのかというと父親の可能性が高い。 父が残したVHSでヒーローを知り、そのヒーロー像もじょっと胸に抱いてした人。
でも父親には祭りで置いていかれた。 そう考えると仮面ライダーになりたいってただの夢じゃなくて父親との絆を求める願いにも見えてくる。
うわ急に深い。 というわけで新アニメ東島炭沢郎は仮面ライダーになりたい。
原作とストーリーは同じなのに視点がまるで違う。 笑いと熱さと切なさが全部混ざった大人のヒーロー物語です。
自分としては次回あのアニメ版ライダーがどう描かれるかそれが楽しみで仕方ない。 石森さん、東映さんぜひスピンオフお願いします。
ということで今回は東島炭沢郎は仮面ライダーになりたい、第1話を見て熱くなった話をお送りしました。
変身と!
はいそれではまた、もしよろしければペン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。 本日もお聴きくださいまして誠にありがとうございました。
