迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
この番組は、有料メンバーシップサービス、ルームのメンバーの皆様のご協力で配信しています。
今回のテーマは、「聞いてほしい読書!」
今日はですね、私が最近読んで、皆さんにちょっと聞いて聞いてっていうね、そんな本を紹介していきます。
私ね、本自体は1ヶ月に10冊は読んでないかもしれないけど、5冊は読んでるかなっていうね。
そんな感じのペースでして、基本的には小説を読むことが多いですね。
その読書記録っていうのは、その都度ルームのひめくりコラムの方に書かせていただいているんですけれども、
今回はですね、その中からいくつかピックアップをしまして、過去の記憶も呼び戻しながらお話をしていこうと思います。
まずはこの1冊からですね。
こんなに泣くなんて。こんなに余韻から抜け出せないなんて。熟志。
いやもうね、これ最後は涙がポロポロって出まして、しかも大粒系のやつですね。
サラッとしたんじゃなくて、ポロポロポロっていう感じの大粒系の涙が出まして。
読み終わった後ですね、その場から、もうソファーで読んでたんですけど、そのソファーから動けないんですよ。
頭のシーンがボーっとしちゃって、何十分も余韻から抜け出せないっていうね。
もうそこまでのものは初めてでしたね。
この本ね、タイトルが熟志。熟した書きで熟志ですね。
佐藤翔子さんの本でして、門川書店から出ております。
あの2026年の本屋大賞ですね。
あれで1位は浅井涼さんのインザメガチャーチだったんですけど、その時に2位だったのがこの熟志なんですよね。
私でもね、全然この本ね、内容は知らなかったんですよね。
でね、本屋さんをちょっとブラブラする時間がありまして、その時に裏拍子の帯が目に留まったんですね。
この帯ね、結構大きい、もう本当全面使うぐらいの勢いの帯だったんですけど、そこに何人かの方からコメントがあって、
特に上条健吾さんの文章でね、これほどまでの傑作と出会えたことが、僕は幸せでたまりません。
未読の方、これから熟志を読むことができるなんて本当に羨ましいです。
っていう風に書いてあったんですよ。
あとはね、他にも書店員の方のレビューでも、しばらく他の文章を読みたくないと思ったっていう風に書いてありましてね。
なんかすごい、すごい褒めるじゃんと思ったんですよ。
この本どんな本?って文章を読みまして、気になって買っちゃいました。
この本ね、主人公は引き逃げで服役中に出産をしたっていうね、それで息子と行き別れになった女性なんですよね。
彼女が罪を隠して怯えながらね、顔も知らない息子への思いを、もう本当にずっとずっとずっと募らせながら、必死で生きるわけですよね。
でもそれ自体はものすごく目新しい設定っていう感じではないですし、文章自体もすごく読みやすいっていう感じの本なんですけどね。
もうなんかね、その人生の迫り方っていうのが圧倒的だったんですよ。
あまりにもリアルなんだけど、非常に文学的でもありましてね。
このタイトルにもなっている塾詩っていうモチーフも、すごくなんだかね、不気味でもあるし、でも温かくもあったりしてね。
なんかこの本の中で、この一冊の本の中で、一貫して文学的な深みを作品に与えているんですよね。
途中までは涙を誘うっていうわけでもなくて、もうなんか出口が見えなくって、毎度希望が打ち砕かれてね。
もうなんと言いますか、辛い。もうね、辛いんですけどね。
でもそこさえも、読んでる時はね、ずっと神経が高ぶっていましてね。
いつもね、私寝る前に本を読むんですよね。ベッドの中で本を読んでから寝るっていう感じなんですけど。
この本を読むとね、もう寝つけなくなってしまうんですよね。
もうね、今日は運動したからよく寝られるぞっていう日ね。もう疲れたし、今日はもうぐっすり寝られるだろうっていう日も、この本を読んじゃうと目がパチッとしちゃって。
もうだからね、前日が睡眠不足の日とかもね、そうですよね。
前の日寝られなかったら、次の日はもうすごくね、眠くなるっていうのはね、鉄板だと思うんですけど。
もうこの本を読んじゃうと、連日寝られないっていうね。
はい、もうしばらくそんな日々がありました。
それを話すとね、夫の戸田さんも、ちょっとそれ、その本寝る前に読むのやめたら?って言ってね、はい、言われておりました。
だからね、そういうこともあって、最後の最後のクライマックスはですね、もうちょっと夜読むのはやめようと思って、休日の朝に読んだんですよね。
そしたらもうね、リビングで涙、涙でしたよ。
一旦本を閉じても、またこみ上げてくるんですね、涙が。
もうなんか本当、体はね、ぼーっとして、力が抜けてるのか、むしろね、力がみなぎってるのか。
もうちょっとね、自分ではわからない感じなんですけど、体温が一度くらい上がってないっていうね。
もうそれぐらいに熱を帯びた感じでね。
もうただただ呆然としまして、何も周りのことが頭に入ってきませんし、というかね、入れたくないみたいな。
他のことを入れたくないみたいな状態になりました。
だからね、私の中では確かに、インザメガチャーチはそれは1位でしょうよっていうね。
あれも読みましたし、面白かったしね。
もうめちゃくちゃ本屋さんで売り出され方がすごかったですよね。
もうびっくりする面積の閉め方で売られておりまして。
もうあっちにもずらずらと思って、本屋の違うちょっと片隅に行ったらこっちにもずらずらポップドーンみたいなね。
もう気合っていう文字が、でっかい文字がね、書店員さんの気合がそのまま浮き上がってくるくらいの書店の覚悟を見ましたけれどもね。
でもね、これはもう比較できないですよ。
このインザメガチャーシと塾士。
これ塾士も実質この本も1位ですっていう風にね。
勝手に私書店員だったら、私が書店員だったらどうするかどっちに投票するかって。
はい、真剣に悩みましたよね。
もう何よりね、この本を読んだ後は子供を育てさせてもらったっていうことに感謝をしましてね。
だからもうすごくね、ぼーっとした。
その後はですね、子供の頭を撫でに行きましたよ私。
もうそしたらただただ不審がありましたけども。
はい、そんな本でした。
それから次にご紹介したいのは、東野圭吾さんへの尊敬と感謝の気持ちを新たにしたあれやこれや。
東野圭吾さんですよ。
もうね、お亡くなりになったっていうニュースは私もすごくショックでしたね。
あのうちの長男は東野圭吾さんの本しか読まないんですね。
だからね、長男が本を手にしているときは必ず東野さんの本なんですよね。
最近もね、古本で新たに2冊買ってきてましたしね。
お友達、あの同級生のお友達にも勧めたっていうことで、最近ではそのお友達の方がハマっちゃってね。
もう寝坊するくらい東野さんを読みふけてるなんてね。
そんな話もあるぐらい、我が家ではもうかなりおなじみの作家さんなんですよね。
実はね、夫の戸田さんも東野さんの特にガリレオシリーズ、これが大好きでして。
でね、この度最後の作品がね、ガリレオシリーズの最終話となります。
永遠の記憶でしてね。
こちら文芸春秋から出てますね。
これももちろん買いましたし、これを機にね、容疑者Xの献身。
これはもう有名中の有名作品ですけれども、これをわざわざ本屋さんに注文して改めて買ったりもしまして。
もう東野作品がにわかに我が家に増えたんですよね。
私ね、ガリレオシリーズの福山政晴さんのドラマは知ってましたしね。
これあの柴崎幸さんの時代も吉高由子さんのバージョンもどちらも見てましたし。
だから自分は当然、容疑者Xの献身は読んでると思っていたんですけど。
改めて読んだら、あれ?読んだことなかったかも?と思ったんですよ。
あれ?と忘れてるだけかもしれないんですけどね。
ともかくね、1からしっかり楽しめましてね。
何もかもが面白くって。
だから読んだ後に長男とドタさんにもね、これはすごかったっていうことを言いに行ったんですよね。
そしたらドタさんが、映画もあるよねって言って。
長男と夫と3人ですぐに容疑者Xの献身の映画も見ることになりました。
この時ね、次男は遊びに行ってていなかったんですよね。
もう見始めてね、この映画もね。
特に辻美真一さんの演技が良くってね。
最初はあの役を辻美さんがやるの?と思ったんですよ。
ちょっとどうしようかなってちょっと思ったんですけど。
まあさすがの演技でね。
私ね、もうほんとちょっとした表情にね。
その表情一つにグッときました。
というわけでね、この容疑者Xの献身と永遠の記憶も読みまして。
最近ラプラスの魔女も読んだんですよね。
それを読んだと同じく魔女シリーズの魔女と過ごした7日間。
こちらも読みました。
もうね、改めてね、読みきれないほどの数。
小説だけで100冊は書かれてますよね。
そんなに多作な上、もういちいち面白い作品を書かれるっていうね。
その才能の素晴らしさに尊敬と感動の思いを新たにしたわけですよね。
もうね、その最後の永遠の記憶。
こちらを読んでる時はね、ああこれが最後の作品かっていうふうに思いますと。
何度かね、ちょっと読み進めたくないようなね、そんな気持ちにもさせられました。
だからね、しばらくは過去の名作のヤクヤクをもまた読みたいなと思いますし。
うーん、ちょっとね、冗談じゃないですけど。
私もね、今他の東の作品をいろいろ読みたいなっていう、そういう熱が高まっているところですね。