《1388》アルコール🍺🍶🍷関連問題にご用心☝️

■本日の資料大阪府 アルコール関連問題のある人への簡易介入マニュアル ~ S B I R T S ~ https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/35271/manual.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、11月10日から16日までの「アルコール関連問題啓発週間」にちなみ、アルコール関連問題とその支援方法について解説しました。**1. アルコール関連問題とは**アルコール依存症だけでなく、多量飲酒や、それに伴う身体的・社会的な諸問題(人間関係の破綻、飲酒運転など)を含む広範な概念です。WHOによると、アルコールは200以上の病気や怪我の原因とされています。**2. 適切な対応手順「S-BARTS(エスバーツ)」**アルコール問題への対応として、以下の手順が紹介されました。* **S (スクリーニング)**: 質問票(AUDITなど)で飲酒状況を評価。* **BI (ブリーフインターベンション)**: 短時間の簡易的な介入。危険な飲酒には「減酒」、依存症には「断酒」を勧める。* **RT (リファーラル・トゥ・トリートメント)**: 専門治療機関へ紹介。* **S (セルフヘルプグループ)**: 断酒会などの自助グループへ紹介。**3. 飲酒のリスクと関連疾患**アルコールは肝障害、膵炎、脂質異常症、高血圧、さらには癌(口腔・咽頭・食道・肝臓など)のリスクを高めます。生活習慣病リスクを高める1日の純アルコール量は、男性で40g以上、女性で20g以上とされており、女性はより少ない量でリスクが高まる傾向にあります。**4. 自己チェックツール**自身の飲酒リスクを把握するために、世界的に用いられる「**AUDIT(オーディット)**」や、救急現場でも使われる4つの簡単な質問からなる「**CAGE(ケージ)質問票**」が紹介されました。これらを用いて客観的に自身の状況を評価することが推奨されています。**5. 介入の考え方「ハームリダクション」**必ずしも「断酒」だけが目標ではなく、本人の状況に応じて飲酒量を減らす「減酒」を目指すなど、害を最小限に抑える「**ハームリダクション**」というアプローチが重要であると述べられました。

《1387》意外と多い!あの病気も⁉️歯周病🦷からくる全身の病気…

日本臨床歯周病学会歯周病が全身に及ぼす影響https://www.jacp.net/perio/effect/この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおです。今回は11月8日の「いい歯の日」にちなんで、歯、特に「歯周病」と全身の病気の関連性について解説します。なお、私は内科医であり、歯科の専門家ではありません。医科と歯科はライセンスも異なり専門性が違うため、あくまで全身疾患を診る内科医の立場からお話しするという点をご理解ください。情報源として、日本臨床歯周病学会のウェブサイトを参考にしています。そこには、歯周病が全身に及ぼす影響について多くの情報が掲載されていました。まず、歯周病と非常に関連が深いのが「心臓疾患」や「脳血管疾患」です。歯周病菌が血流に乗って全身に回り、動脈硬化を促進することが分かっています。これにより、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。次に重要なのが「糖尿病」との関係です。歯周病は糖尿病の合併症の一つとされており、両者は相互に悪影響を及ぼし合います。歯周病菌が出す毒素が、血糖値を下げるインスリンの働きを邪魔するため、歯周病があると糖尿病が悪化しやすくなります。逆に、糖尿病で血糖コントロールが悪いと、体の免疫力が落ちて歯周病も進行しやすくなるのです。研究によっては、歯周病の治療を行うことで、糖尿病の指標であるヘモグロビンA1cが改善したという報告もあります。また、「妊娠」にも影響します。歯周病にかかっている妊婦さんは、そうでない人に比べて低出生体重児や早産のリスクが数倍高まるというデータがあります。妊婦検診で歯科受診が推奨されるのはこのためです。そして、高齢者で特に問題となるのが「誤嚥性肺炎」です。口の中が不潔な状態で食べ物や唾液を誤嚥すると、歯周病菌などが肺に入り込んで肺炎を引き起こします。日頃から口腔ケアを徹底し、口の中を清潔に保つことが、誤嚥性肺炎の最も重要な予防策となります。このほかにも、骨粗しょう症、関節リウマチ、腎炎、メタボリックシンドロームなど、多くの全身疾患と歯周病の関連が指摘されています。このように、口の中の健康は全身の健康と密接につながっています。歯周病は単なる口の病気ではなく、全身の様々な病気のリスクを高める要因となります。日々の丁寧な歯磨きと、定期的な歯科受診によるプロのケアが、全身の健康を守るために非常に重要です。

《1386》知っていますか?リフィル処方箋のいま💊

■本日のリクエスト地方の小さな診療所などは院内処方のところもあり、まだまだリフィル処方箋が普及していないと実感しています。現実、ドクターは(診察が減るわけですから)リフィル処方箋を出しやすいのか?患者から言うものなのか?などなどリフィル処方箋について解説していただきたいです。・仕組み、リフィル処方箋の現状「リフィル処方箋」を知っていますか?1度の診察で最大3回まで薬の処方を受けられます!https://www.gov-online.go.jp/article/202411/entry-6756.htmlリフィル処方箋の認知率や利用状況に関するダッシュボードhttps://www.digital.go.jp/resources/govdashboard/refill-prescriptionこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)今回はリスナーからの質問に基づき、「リフィル処方箋」の仕組みや現状について解説します。### リフィル処方箋の仕組みとメリットリフィル処方箋とは、2022年度に導入された制度で、症状が安定している患者に対し、医師が認めた場合に限り、1枚の処方箋で最大3回まで繰り返し薬を受け取れる仕組みです。**主なメリット*** **患者側:** 通院の負担(時間、交通費など)が軽減されます。* **社会全体:** 医療費全体の抑制につながります。**対象となる患者と薬**対象は、高血圧や糖尿病、アレルギー性鼻炎など、症状が安定している慢性疾患の患者です。一方で、処方日数に制限のある新薬や向精神薬、湿布薬などは対象外となります。### 患者側の注意点リフィル処方箋を利用する際は、以下の点に注意が必要です。1. **自己管理の重要性:** 診察の間隔が空くため、体調の変化を見逃さないよう自己管理が求められます。2. **処方箋の保管:** 3回使い切るまで、処方箋を紛失しないように自分で保管しなければなりません。紛失のリスクをなくす電子処方箋も便利ですが、まだ普及途上です。3. **調剤期間の遵守:** 2回目以降の調剤は、前回の調剤日を基準とした「次回の調剤予定日」の前後7日以内に行う必要があります。### 医療機関側の本音と普及の壁「診察が減るなら、医師はリフィル処方箋を出しやすいのでは?」という質問がありましたが、現実はその逆です。特に診療所レベルでは、リフィル処方箋に消極的な傾向があります。なぜなら、診察回数が減ることはクリニックの収入減少に直結するからです。このため、医師会も基本的には反対の姿勢を示しており、これが普及の大きな壁となっています。### 認知度と利用率の現状デジタル庁の調査によると、リフィル処方箋の現状は以下の通りです。* **患者側の認知度:** 約30%と低く、特に高齢者層で知られていません。* **利用意向と実績:** 症状が安定していれば約7割が「利用したい」と考えていますが、実際に交付された経験がある人は1割未満です。* **医師側の状況:** 認知度は約97%と非常に高いものの、実際に発行した経験がある医師は4割程度にとどまっています。結論として、リフィル処方箋は患者の負担を減らす優れた制度ですが、医療機関側の経営的な事情や、国民全体の認知度の低さが普及を妨げているのが現状です。この制度が有効に機能するためには、患者自身の正しい理解と自己管理、そして医師と薬剤師のより密な連携が重要となります。

《1385》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️

今週は怒涛の質問・リクエスト回答Weekでした!・痛み止め・睡眠薬💊くせになる?・家族がいない・認知機能低下 透析どうする?・余命告知の方法・知ろう 守ろう 抗菌薬💊💉・興味シンシン医療ニュース今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおです。この放送は、毎週金曜恒例の1週間の放送振り返りとコメント返しです。今回は第1379回から第1384回までの6つの放送を振り返ります。まず先週は「世界脳卒中デー」にちなみ、脳卒中に関する話題を中心にお届けしました。特に、脳梗塞の体験を漫画にされたあまこそうべい先生の回(第1377回)に多くのコメントをいただきました。漫画や書籍だけでなく、YouTubeでご本人が語られている動画も、発症時のリアルな状況が伝わるのでぜひご覧ください。今週は、リスナーからの質問に集中回答する「回答ウィーク」としました。最初のテーマは「痛み止めや睡眠薬は癖になるか」という医療職の方からの質問でした。「癖になる」という言葉が、患者さんと医療者でどういう意味で使われているのか、その背景にある不安を理解しコミュニケーションをとることの重要性を確認しました。質問者ご本人からも、医師に本音を言いにくい患者さんの心情や、多職種連携の大切さについてのコメントをいただき、議論が深まりました。次に「家族がいない認知症患者の透析をどうするか」という難易度の高い質問を取り上げました。成年後見制度にも限界がある中で、本人の意思をどう尊重していくか、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の重要性についてお話ししました。続いて「余命告知の方法」についてです。告知の際は、ご家族に同席してもらい、告知後の精神的なフォロー体制を整えることが重要です。また、統計データに基づく予後予測と、個々の患者さんの実際の経過には差があること、特に終末期以外の長期的な予測は難しいことも解説しました。「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」にちなんで、抗菌薬の適正使用についても取り上げました。風邪の原因の多くはウイルスであり抗菌薬は効きません。細菌感染症と診断された場合は、症状が改善しても処方された抗菌薬は必ず飲み切ることが薬剤耐性菌を生まないために重要です。また、緑色の痰や鼻水が必ずしも細菌感染を意味するわけではないこと、ウイルスか細菌かの判断は専門家でも難しいことをお伝えしました。そして昨日の放送では、医療ニュースとして「腎不全の緩和ケア」の議論や、「認知症の方でも痛みなく採血できる技術」などを紹介しました。また、放送内で触れた2年に1度の「医師・歯科医師・薬剤師の現況届」について、多くの医療関係者から「忘れていた」「手続きが大変」といった反響がありました。ウェブ登録のハードルが高く、私も苦戦しています。今週もたくさんのコメントやいいね、SNSでのシェアをありがとうございました。ぜひ今週の放送でどれが「神回」だったか、コメントで教えていただけると嬉しいです。

《1384》腎不全の緩和ケア議論、認知症が採血で⁉️ほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】 ・腎不全の緩和ケア ついに診療報酬議論に!・救急・集中治療の終末期医療・認知症が血液検査で分かる時代に・K大学病院が堺市に移転!・医師の4割が現況届未提出⁉️https://note.com/naikaitakeo/n/ne4b582ac1a9dこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)「内科医たけおの心身健康ラジオ」の木曜コーナー「今週の興味津々医療ニュース」で、5つの最新医療トピックが紹介・解説されました。1. **腎不全患者の緩和ケアが診療報酬の対象へ** 人工透析を中止した末期の腎不全患者が、新たに緩和ケア病棟の対象になるという厚生労働省の方針が示されました。これは医療界にとって大きなニュースであり、複数のメディアが報じました。話者は、各社の報道で「緩和ケア病棟の対象」や「診療報酬での評価」など見出しやニュアンスが微妙に異なる点に注目。実際の議論では腎不全だけでなく他の非がん疾患も含まれていましたが、社会的な関心の高さから腎不全が大きく取り上げられたと分析しています。2. **救急・集中治療領域における終末期医療の新指針** 救急医療や集中治療における終末期医療のガイドラインが改訂され、緩和ケアに移行するタイミングの目安として「患者が1年以内に死亡する見込みがある場合」という基準を盛り込む方針が示されました。これは、緩和ケア領域で用いられる「サプライズクエスチョン(この患者が1年後に亡くなっていたら驚くか?)」という考え方に近く、より早期からの緩和ケア介入を促すものと期待されます。3. **認知症の早期発見につながる血液検査薬** 製薬会社の富士レビオが、早期のアルツハイマー型認知症などを診断するための血液検査薬を年内に承認申請するとのことです。この検査は患者の身体的負担が少なく、承認されれば国内初となります。早期診断から早期治療へ繋がる期待がある一方、話者はあくまで補助的な診断ツールである点を強調。高額な治療薬(レカネマブ等)の過剰な使用に繋がらないか、慎重な運用が必要との見解を示しました。4. **近畿大学病院の大規模移転** 近畿大学病院が大阪狭山市から堺市へ移転し、ICUの重症患者を含む入院患者125人の大規模な引っ越しが行われました。話者は自身の病院移転の経験に触れ、今回は安全を期して入院患者数をかなり減らした上での計画的な移転だったのだろうと推察しました。5. **医師の約4割が「現況届」を未提出** 医師免許を持つ人の約4割が、2年に1度義務付けられている「現況届」を厚生労働省に提出していないことが判明。これにより、厚労省の公式な医師検索サイトに名前が掲載されない医師が多数存在します。話者自身も、クリニック勤務時代に提出した記憶がなく、制度が形骸化している可能性を指摘。死亡した医師の情報が更新されていないケースもあるため、マイナンバーカードとの連携など、より正確な管理体制の構築が必要だと述べました。

《1383》知ろう 守ろう 抗菌薬💊💉

■本日のリクエストいつもありがとうございます。放送のリクエストをします。11月は薬剤耐性(AMR)対策推進月間です💊「かぜには抗菌薬は効かない」「細菌とウイルスの違い」など…医療従事者の方は知ってると思いますが、一般人向けに話していただきたいです。もし需要があると思いましたらご検討お願い致します🙇‍♀️イベントなどの情報が記載されているリンク添付します🔗https://amr.jihs.go.jp/information/campaign2025.html?s=06知ろう 守ろう 抗菌薬https://amr.jihs.go.jp/pdf/B-2_20250801.pdfこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、11月の「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」にちなみ、リスナーからのリクエストに応えて抗菌薬の正しい知識について解説しました。### 抗菌薬とは?風邪には効かない理由感染症の主な原因には「細菌」と「ウイルス」があります。このうち、細菌を退治する薬が「抗菌薬(抗生物質)」です。一方で、インフルエンザや風邪の多くはウイルスが原因であり、これらに抗菌薬は効きません。ウイルスに効く薬は「抗ウイルス薬」と呼ばれ、抗菌薬とは全く別のカテゴリーの薬です。医療従事者の間では常識ですが、「風邪に抗菌薬は効かない」という知識を一般の方々も持つことが重要です。### 薬剤耐性菌の脅威抗菌薬が効かなくなった細菌のことを「薬剤耐性菌」と呼びます。これは、抗菌薬の不適切な使用によって生まれます。例えば、処方された薬を途中でやめたり、決められた量より少なく飲んだりすると、完全に死滅しなかった細菌が生き残り、薬への耐性を持ってしまいます。この耐性菌が増殖すると、次に同じ薬を使っても効かなくなります。この問題は世界的に深刻化しており、2050年には薬剤耐性菌によって世界で1000万人が死亡するという衝撃的な予測も出ています。### 薬剤耐性菌を増やさないための正しい使い方薬剤耐性菌の発生を防ぐためには、抗菌薬の適正使用が不可欠です。最も重要なのは、医師から処方された抗菌薬は、症状が改善したとしても自己判断でやめず、必ず指示された期間「飲み切る」ことです。中途半端にやめることが、耐性菌を生み出す最大の原因となります。また、他人の抗菌薬をもらったり、自分のものをあげたりすることも絶対にやめましょう。### 薬に頼る前の基本的な感染予防薬に頼る前に、日頃からの感染予防を徹底することが最も大切です。1. **手洗い**: 正しい方法で石鹸を使い、こまめに手を洗うことが基本です。2. **咳エチケット**: 咳やくしゃみが出る際は、マスクやティッシュ、袖などで口と鼻を覆い、飛沫の拡散を防ぎます。特にマスクは、鼻から顎までを正しく覆って装着することが重要です。3. **ワクチン**: ワクチン接種は、特定の感染症を予防し、流行を防ぐための非常に有効な手段です。抗菌薬を正しく使うことは、自分自身の健康を守るだけでなく、未来の世代が使える薬を守り、地域社会全体を薬剤耐性菌の脅威から守ることに繋がります。

《1382》余命告知の方法

■本日のご質問医師は、余命告知を、どのように行っているのでしょうか?参考)たけお2号の解説・回答https://chatgpt.com/share/69091535-4088-8001-ab30-a6f41d62404eこの放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけおが、リスナーからの「医師は余命告知をどのように行っているのでしょうか?」という質問に回答しました。医師は「余命告知」を、より広い概念である「告知」の一環として捉えており、これには大きく分けて3つの種類があると説明します。特にがんの場合、告知は以下の3つに分類されます。1. **病名告知**:「あなたはがんです」と病名を伝えること。2. **病態告知**:転移の有無や進行度(ステージ)など、病気の詳しい状態を伝えること。3. **予後告知**:残された時間、つまり「余命」について伝えること。**① 病名告知**かつては患者に伏せることもありましたが、現在では本人に真実を伝えるのが標準的な医療となっています。ただし、患者が大きなショックを受けるため、医師は研修などを通じて、伝え方のコミュニケーションスキルを学んでいます。**② 病態告知**病気の進行度は治療方針と直結するため、基本的に行われます。どのような治療法が選択できるか、あるいはできないかを判断するために重要な情報となります。**③ 予後告知(余命告知)**これは最も慎重に行われる部分です。まず大前提として、患者には「知らない権利」があります。そのため、医師側から一方的に「あと〇ヶ月です」と宣告することは基本的にありません。医師はまず、患者が「なぜ予後を知りたいのか」という背景を探ります。例えば「孫の入学式に出たい」「子供の出産に立ち会いたい」といった具体的な目標がある場合が多いです。その上で、「あと〇ヶ月」という断定的な伝え方ではなく、その目標が達成できる可能性があるか、という形で対話を進めることが一般的です。また、診断時に伝えられる予後は、あくまで多くの患者の統計データ(中央値)であり、その個人に当てはまるとは限りません。治療の進歩によっても変わります。一方で、終末期に月単位・週単位で伝えられる予後とは意味合いが全く異なります。がん以外の病気(心不全や腎不全など)では、治療の選択によって予後が大きく変動するため、予測はさらに難しくなります。結論として、告知は患者の権利や心情を最大限に尊重し、個々の状況に寄り添いながら、対話を通じて慎重に行われています。一方的な「宣告」というイメージとは異なり、患者とのコミュニケーションが非常に重要視されるプロセスです。

《1381》家族がいない!認知機能低下!透析どうする?

■本日のご質問腎不全の緩和ケアについて、ご家族がいない場合、かつ、ご本人が意思決定できる判断能力がない場合、腎代替療法(HD、PD、腎移植)をCKM(保存的腎臓療法)を含めてたけお先生はどのように選択されていますか?教えてください。参考)たけお2号の解説・回答https://chatgpt.com/share/6907c45a-2bac-8001-8f56-2240ea289e86この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、腎不全の緩和ケアにおける意思決定についてのリスナーからの質問に回答しました。質問内容は「腎不全の患者で、ご家族がおらず、かつご本人に意思決定できる判断能力がない場合、腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)と保存的腎臓療法(CKM)のどちらを選択すべきか」という非常に高度なものです。たけお氏は、自身も同様のケースの経験はないとしつつ、今後増加が予想される重要なテーマであるとして、思考のプロセスを段階的に解説しました。**第1段階:本人の意思決定能力の丁寧な評価**まず最も重要なのは、本当に本人に意思決定能力がないのかを慎重に見極めることです。一見、認知機能が低下しているように見えても、意思決定ができるタイミングがあったり、言語ではなく表情(例:透析の話をすると顔をしかめる)で意思を示したりすることがあります。意思決定能力は「ある/なし」で明確に二分できるものではなく、せん妄などで一時的に低下している可能性も考慮すべきです。そのため、時間や状況、確認する人を変えるなど、本人の意思を最大限に引き出す努力が第一歩となります。**第2段階:本人の「推定意思」の確認**本人の直接的な意思確認が難しいと判断された場合、次に「本人が元気だったらどう考え、どう判断したか」という「推定意思」を探ります。通常はこの役割をご家族が担いますが、質問のようにご家族がいない場合は、関わりのある他の人々が重要な役割を果たします。最新のガイドラインでは代弁者を「ご家族等」と広く定義しており、必ずしも血縁者でなくとも、親しい隣人、民生委員、施設の職員など、本人の価値観や人となりをよく知る人物がいれば、その人の意見を参考にすることができます。**第3段階:多職種チームによる合意形成**それでも判断が難しい場合は、医療チーム内での合意形成が求められます。これは医師が単独で決めるべきではなく、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、リハビリスタッフなど、患者に関わる様々な専門職が参加する「多職種カンファレンス」で議論することが不可欠です。各職種がそれぞれの視点から得た患者の情報(医師には話していないが看護師には漏らした言葉など)を共有し、統合することで、本人にとっての最善は何かを総合的に検討します。**結論としての治療選択**これらのプロセスを経て、腎代替療法を行うか、あるいは治療を行わず症状緩和に専念する「保存的腎臓療法(CKM)」を選択するかを決定します。腎代替療法の中でも、通院が必要な血液透析だけでなく、在宅で可能な腹膜透析といった選択肢も考慮されます。たけお氏は、こうした意思決定支援は腎不全緩和ケアの領域で非常に重要なテーマであり、今後ますますその必要性が高まるだろうと締めくくりました。

《1380》痛み止め💊や睡眠薬、クセになるのは本当か⁉️

■本日のご質問耳にタコかもしれませんが、痛み止めと睡眠薬について解説お願いしたいです。この2つは患者さんからよく「癖になるから飲みたくない」と不満、不安の声をよく聞きます。本当に癖になってしまうのか?慢性疼痛にはどれくらいの服用期間が適当とされているのか。ご教示頂きたいです。参考)たけお2号の解説・回答https://chatgpt.com/share/6906734f-8678-8001-9361-46d43065bc95この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏が、「痛み止め」と「睡眠薬」がクセになる(依存する)のか、という質問に回答しました。**【痛み止めについて】**結論として、**一般的な痛み止めはクセになりません**。アセトアミノフェンやロキソニンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)には依存性はなく、むしろ痛みを我慢する方が不利益になる場合もあります。ただし、一部の痛み止めには注意が必要です。* **オピオイド系薬剤**(がん性疼痛などに使用):適切に使用すれば依存の問題は起こりにくいですが、痛み以外の目的で不適切に使用すると依存のリスクが高まります。* **市販薬(OTC)**:純粋な痛み止め成分以外に、依存性のある成分が含まれている場合があるため、自己判断での使用には注意が必要です。**【睡眠薬について】**睡眠薬は種類によって異なり、**依存性を考慮すべきものと、そうでないものがあります**。* **依存性が低い薬**:最近主流のオレキシン受容体拮抗薬やメラトニン受容体作動薬は、依存性の心配はほとんどありません。* **依存性に注意が必要な薬**:ベンゾジアゼピン系(または非ベンゾジアゼピン系)の薬は、長期間使用すると精神的・身体的依存のリスクがあるため注意が必要です。**【慢性疼痛における薬の服用期間について】**ガイドラインでは、**「レスキュー使用(痛い時だけ飲む)」を避けること**が重要とされています。慢性疼痛は不安などの心理的要因も痛みを増強させるため、頓服的な使用はその悪循環を強化してしまう可能性があります。痛みに関わらず定期的に服用する「ベース」としての使い方が推奨されます。**【結論と注意点】**現在、痛み止めや睡眠薬を服用している方は、この情報だけで自己判断で中断しないでください。また、「クセになる」という言葉のネガティブな印象に捉われず、薬に対してフラットな視点を持つことが大切です。血圧の薬などを「クセになる」とは言わないように、薬は「使うべき時に使い、使わなくていい時には使わない」という原則が重要だと締めくくりました。

《1379》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️

今週は今週10月29日は「世界脳卒中デー」・脳卒中予防十か条2025・脳卒中を見逃さない‼️ACT FAST・脳卒中🧠当事者の声を聴く・忍たま乱太郎原作者 尼子騒兵衛先生と学ぶ脳卒中マンガ📖・興味シンシン医療ニュースを取り上げました!今週もたくさんのコメントありがとうございました!以下の宿題提出お願いします!(質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝ https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部《AI要約》誤字はご容赦!内科医たけおが医療に関する情報を発信するラジオ番組の、1週間の放送内容を振り返り、リスナーからのコメントに返信する金曜日の放送回です。**先週の放送テーマ(第1373回まで)の振り返り**先週は「薬と健康」「音楽療法のエビデンス」「がん相談支援センター」「乳酸菌でヘモグロビンA1cが下がる話」「興味深心医療ニュース」などをテーマに取り上げました。多数のコメントと宿題(良かった放送の投票)が寄せられ、リスナーからの関心の高さがうかがえました。**今週の特集「世界脳卒中デー」**今週は10月29日の「世界脳卒中デー」にちなみ、4日間にわたって脳卒中を特集しました。* **脳卒中予防十か条2025(第1374回)** 日本脳卒中協会が発表した、2025年版の予防十か条を紹介。特に改訂されたアルコールに関する項目について解説しました。リスナーからは、脳卒中の原因が塩分だけでなく、肥満やLDLコレステロールなど多岐にわたることに改めて気づいたとのコメントがありました。* **脳卒中を見逃さない「アクト・ファスト」(第1375回)** 脳卒中の兆候(顔の麻痺、腕の麻痺、言葉の障害)に気づき、すぐに救急車を呼ぶための合言葉「ACT-FAST」を紹介。リスナーからは、健診での心電図の重要性についての質問が寄せられました。たけお医師は、高齢者に多い心房細動は健診の心電図だけでは見つからない場合もあり、Apple Watchなどのウェアラブルデバイスが発見に役立つ可能性もあると解説しました。* **脳卒中当事者の声(第1376回)** 脳卒中を経験した患者やその家族の声がまとめられた資料を紹介。急性期・回復期・生活期(維持期)におけるリハビリの重要性や、退院後の生活の現実について触れました。リスナーからは「リハビリ期間が短いのでは」との質問に対し、たけお医師は回復期リハビリ病棟では制度上、最長6ヶ月程度のリハビリが可能であり、病院経営のために早く退院させるわけではないと補足しました。* **漫画で学ぶ脳卒中(第1377回)** 「忍たま乱太郎」の原作者・尼子騒兵衛先生が自身の脳梗塞体験を描いた漫画を紹介。TIA(一過性脳虚血発作)という、症状が一時的におさまる「脳梗塞の前触れ」を見逃さず、すぐに受診することの重要性を伝えました。**最新医療ニュース(第1378回)**昨日の放送では、「コロナワクチンの技術を応用したがん治療」「医療機関の経営難とクラウドファンディング」「豚の腎臓の異種移植」といった最新の医療ニュースを解説しました。番組の最後には、今週も多くのコメントやSNSでのシェアに感謝を述べ、宿題の提出を呼びかけた後、恒例の「心身じゃんけん」で締めくくりました。