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2025-11-06 13:23

《1384》腎不全の緩和ケア議論、認知症が採血で⁉️ほか

【今週の興味シンシン医療ニュース】

・腎不全の緩和ケア ついに診療報酬議論に!

・救急・集中治療の終末期医療

・認知症が血液検査で分かる時代に

・K大学病院が堺市に移転!

・医師の4割が現況届未提出⁉️

https://note.com/naikaitakeo/n/ne4b582ac1a9d


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


「内科医たけおの心身健康ラジオ」の木曜コーナー「今週の興味津々医療ニュース」で、5つの最新医療トピックが紹介・解説されました。


1. **腎不全患者の緩和ケアが診療報酬の対象へ**

人工透析を中止した末期の腎不全患者が、新たに緩和ケア病棟の対象になるという厚生労働省の方針が示されました。これは医療界にとって大きなニュースであり、複数のメディアが報じました。話者は、各社の報道で「緩和ケア病棟の対象」や「診療報酬での評価」など見出しやニュアンスが微妙に異なる点に注目。実際の議論では腎不全だけでなく他の非がん疾患も含まれていましたが、社会的な関心の高さから腎不全が大きく取り上げられたと分析しています。


2. **救急・集中治療領域における終末期医療の新指針**

救急医療や集中治療における終末期医療のガイドラインが改訂され、緩和ケアに移行するタイミングの目安として「患者が1年以内に死亡する見込みがある場合」という基準を盛り込む方針が示されました。これは、緩和ケア領域で用いられる「サプライズクエスチョン(この患者が1年後に亡くなっていたら驚くか?)」という考え方に近く、より早期からの緩和ケア介入を促すものと期待されます。


3. **認知症の早期発見につながる血液検査薬**

製薬会社の富士レビオが、早期のアルツハイマー型認知症などを診断するための血液検査薬を年内に承認申請するとのことです。この検査は患者の身体的負担が少なく、承認されれば国内初となります。早期診断から早期治療へ繋がる期待がある一方、話者はあくまで補助的な診断ツールである点を強調。高額な治療薬(レカネマブ等)の過剰な使用に繋がらないか、慎重な運用が必要との見解を示しました。


4. **近畿大学病院の大規模移転**

近畿大学病院が大阪狭山市から堺市へ移転し、ICUの重症患者を含む入院患者125人の大規模な引っ越しが行われました。話者は自身の病院移転の経験に触れ、今回は安全を期して入院患者数をかなり減らした上での計画的な移転だったのだろうと推察しました。


5. **医師の約4割が「現況届」を未提出**

医師免許を持つ人の約4割が、2年に1度義務付けられている「現況届」を厚生労働省に提出していないことが判明。これにより、厚労省の公式な医師検索サイトに名前が掲載されない医師が多数存在します。話者自身も、クリニック勤務時代に提出した記憶がなく、制度が形骸化している可能性を指摘。死亡した医師の情報が更新されていないケースもあるため、マイナンバーカードとの連携など、より正確な管理体制の構築が必要だと述べました。

サマリー

このエピソードでは、腎不全に関する緩和ケアの新しい方針や認知症診断のための血液検査について議論されています。また、京大病院の移転や医師の現況届け未提出の問題にも触れられています。さらに、近畿大学病院の移転や医師の免許登録に関する問題も言及されています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、毎週木曜日は、今週の興味津々医療ニュースをお送りしております。
今週はものすごいニュースもおりたくさんで、
ちょっと何を選ぼうか正直迷ったくらいなんですけれども、
無理やりちょっと詰め込んで、5本のニュースをご紹介したいと思います。
腎不全の緩和ケア政策
1つ目が、腎不全のカムアケアがついに議論に上がってきたよっていうニュースですね。
ビッグニュース、昨日のビッグニュースですけれども、はい。
それが1つ目。
2つ目が、これまたカムアケアのお話ですけれども、
救急集中治療領域のカムアケアとか週末期医療のお話。
3つ目が、認知症の血液検査ですね。
4つ目が、京大病院、近代病院なんですけど、それが移転したよっていうニュースですね。
5つ目が、これですね。
ちょっと私もね、ちょっと関わってしまっていたというか、
医師の4割が現況届け未提出じゃないかみたいな、
自傷医師になってしまうという、そんなニュースでございます。
ということで、まず1本目からいきたいと思います。
これが超超超ビッグニュースですけれども、11月5日、昨日のニュースで、
各社報道してたんですけれども、見る限り読売協同、あと朝日新聞かな。
この3つが大きく報じていたかなというふうに思います。
見出しだけ読んでいくと、読売新聞は、人口透析を中止した末期患者、
新たにカムアケア病棟の対象に厚労省が方針というのと、
共同通信はカムアケア腎不全患者を追加方針、診療報酬で評価、体制整備。
3つ目が朝日新聞、透析中止後の腎不全カムアケア病棟の対象に、
厚労省が注意標で方針ということになっております。
でですね、これニュースの中身はそうなんですけれども、
同じものを見ていて、同じ資料を見ていても、
こんな感じで話変わるんだというのがちょっと驚きだったんですけれども、
私もですね、昨日ちょっと午前中、この注意標っていうですね、
来年の診療報酬の基本となる議論がされる会議台があるんですけれども、
その中でこの腎不全とか、腎不全に限らずなんですけど実はね、
カムアケアの話が出てきたんですよね。
資料も120ページを超える非常に膨大な資料をね、
ものすごいスピードでプレゼンされるっていう厚労省の方がですね、
そういう感じだったんですけれども、
その後ね、ちょっと私質疑応答まで全部見切れていなかったんで、
全ての内容を把握できてるわけではないんですけれども、
少なくともですね、このカムアケア病棟の対象の議論ってあったのかなっていう感じなのと、
あとは、今回ね、腎不全のことだけかなりフォーカスされて報道されてるんですけれども、
実はそれ以外の肥がんのこと、例えば、肥がん性呼吸器疾患っていう、
これガイドラインも出てるんです。
ガイドラインじゃない、手引きかな。
もう出てるんですけれども、その辺もですね、
実は資料の中に入っていたりとかしてたんですけれども、
やっぱりね、昨今のことで腎不全が非常に注目されるような報道の仕方になってるなというふうに思っております。
なので、やっぱりね、同じ位置情報を見聞きしてる者でも、
やっぱり報道のやり方によって全然タイトルも変わるし、中身も変わるなというふうに思って見ておりました。
詳しくはちょっとまた続行を待ちたいと思います。
それが1本目でした。
1本目で4本も話してしまいました。
続きましてが2本目ですね。
救急集中治療における緩和ケア
10月の30日の毎日新聞のニュースですけれども、
救急集中治療の終末期医療1年以内に死亡見込みで緩和ケアへということになっておりまして、
ちょっと冒頭だけ読ませていただくと、
救急や集中治療における終末期医療に関するガイドライン、
確保指針の改定を進める関連学会は、
30日、人工呼吸などの生命維持措置の終了や差し控えに伴う緩和ケアの開始時期について、
患者が1年以内に死亡する見込みがある場合を目安にすることを指針に入れる方針を示した。
生命維持措置終了の事例中を盛り込むということになっております。
実は、日本救急医学会っていうのが、
先週末大阪で開催されていたんですよね。
私も知り合いが何人か登壇していて、
検知で行こうかなと思ったぐらいだったんです。
ちょっと他の事情で行けなかったんですけれども、
ただ、そうなんだと思って、
これね、ずっと去年、今年ぐらいから議論がされていて、
ようやく来年、最終的には来年に、
来年3月の集中治療学会で最終的な公表されるということなんですけれども、
1年未満っていうのは妥当かなという気がしますね。
これ、実は緩和の領域でもサプライズクエスチョンというのがあってですね、
医者が目の前の患者さんに対して、
目の前の患者さんが1年後に亡くなっていたとしたら驚くかっていうことで、
そこで驚かないっていうことだったら、緩和期を始める一つの指標みたいな、
そういうやり方もあるんですよね、実は。
これ非常に感覚的なものですけれども、
そういうのを救急集中治療領域では取り入れるっていうような、
そんな感じなのかなというふうに思いました。
またこれも来年3月に正式版が出るということなんで、
続報をお待ちしたいというふうに思います。
続きまして3つ目ですね。
3つ目は、
これ何か広告が出てきてしまった。ちょっと待ちください。
認知症診断の血液検査
毎日新聞の11月2日のニュースですね。
念地症の早期発見にフジレビオ血液検査薬を年内申請ということになっております。
記事の冒頭ですね。検査大手のフジレビオは年内にも、
早期のアルツァハイマー型念地症などを診断する血液検査薬を厚生労働省に承認申請すると、
従来の検査に比べて課題の負担が小さく検査費も抑えられる。
血液による早期診断で早い段階からの治療につなげられることが期待される。
承認されれば国内で初めてとなるということになっております。
これはですね、実はアメリカではもう実装されている技術なんですけれども、
あくまで補助的な診断なんですよね。
今でもアルツァハイマーに限らないですけれども、
認知症の診断っていろんなことを総合的に判断していて、
認知症の診断ってしてるんですけれども、
その一つに血液検査を用いるということになっております。
これ実はですね、認知症の診断にいろんなものが使えるんじゃないかみたいなのが結構あるんですよね。
表情とか、あと声の変化とかですね、いろんなものが検討されていて、
ただやっぱり妥当性とか、今のその認知症診断の中にどういうふうに入れ込んでいくかっていうのが、
まだ定まっていないものはもうわずかかるんですよね。
その中で、この血液検査が入ってくると、おそらく承認されるんだろうと思うんですけれども、
ということになっております。
ただ、実際に承認されてもどれぐらい使われるのかっていうのはちょっと未知数ですし、
既存のやり方で認知症診断するのも別に問題ないよなっていう感じにも個人的には思うので、
この記事の一番最後に書いてありますけれども、MCIですね、
経度認知障害の方へのこのレカネバブとかドンナネマブ、
噛みそうですけれども、ここら辺の過剰主要につながれないかなっていう気は個人的にはしますけどね、
これ早期治療につながるかなっていうような記事なんですけれども、
これ非常に高い薬なんで、ちょっと今日取り上げないですけれども、
保険制度の維持とかっていうことも含めて、この対象をどんどん拡大する方向性っていうのはちょっと危ういんじゃないかなっていう、
その医療資源的にですね、いうふうにも思ったりするので、
腎不全と認知症のケア
この辺はちょっともう少し議論が必要かなというふうには個人的に思っております。
はい、でした。続きまして、4つ目のニュースですね。
4つ目はですね、これ予想されてた事態ですけれども、記事のタイトルが近畿大学病院が堺市に移転。
命を預かる現場、ICUの重症患者も入院患者125人の引っ越しに密着ということで、
読売テレビの映像が記事になっておりました。
これ予告した通りですね、やっぱり近代、これ多分ね、もっとプロジェクトAXみたいのでやると思うんですけど、
プロジェクトXかどうか分からないですけれども、いろんな報道機関が入っていて、
多分この引っ越しを取材してると思うんで、そのうちの5分半ぐらいのやつが記事になっているというような、そんな感じでございます。
今回は入院患者125人ということで、だいぶ減らしたなっていう個人的な印象ですね。
私は以前もお話ししましたけれども、病院の引っ越しって実は2回経験してるんですけれども、
1回はですね、もうほぼ病院フル稼働で移動したったから、あれ何人移動したのかな、300か400人ぐらい移動したんじゃないかなと思うんですけれども、
救急車何十台、会合タクシー何十台、バス10台ぐらいいたかな、なんかすごい人数ね、移動したのを経験し、
2つ目の移転は逆にね、もうほぼ病院すっからかんにして、あれ確か搬送したら7名とかそれぐらいだったと思うんですけど、
1桁だったと思うんですけれども、それぐらいすっからかんで病院移転したっていうのもあって、
これちょっと上層部がどういうふうに考えるかっていうのにもよるかなと思うんですけれども、
今回は125人で近代にしてはだいぶ減らしたんだろうなっていう気がしますね、っていう感じでした。
ちょっとこれもね、多分またどっかで報道されるかなと思いますので、期待したいと思います。
近畿大学病院の移転と医師登録
坂井氏はね、私も非常にね、縁も床にも非常にあるところなんで、坂井氏の医療に今後どうなるのか見終わりたいなというふうに思いました。
続きまして、最後ちょっとネタみたいな感じですけど、実はネタではなかったっていうですね、
読売新聞の11月の4日のニュースですけれども、厚労省の医師検索サイトなどに名前は出てこず、
医師の原件を届け、免許登録者の4割が未提出ということになっております。
これ何かというとですね、これ医師法で義務付けられている厚生労働省への原件を届け、医師届出票の提出を怠る、
医師が相次いでいる氏名や勤務先などを報告するもので、医師免許を取得して国に登録されている医師のうち、
4割近くは提出していない。厚労省は死亡などの事情があることも考えられるとして、
個別に採測などは行っていないが、届け出た情報は医師の偏在などの把握にも活用されるため、
厳格な運用を求める声も上がるということになっておりまして、
ならなんとですね、これは、私ね、このサイトには登録されているんですけれども、
これね、私ね、登録できていないんじゃないか疑惑のこの記事を見て思いました。
というのは、これ病院とかだったらね、定期的にね、その事務方からこの提出義務があるんでみたいなので、
書類が回ってくるんですけれども、よく考えたら前の国にこれなんか提出した覚えないなと思って、
いう感じになっておりまして、多分ね、そういうので漏れてる人がね、結構多いんじゃないかなという気がしますね。
で、もちろん死亡された方もね、亡くなっているかどうかもわからないっていうのもありますし、
だからこの辺りね、なんか本当にね、それこそマイナーカードに紐付けるかなんかとかして、
少なくとも生きてるかどうかぐらいはね、確認した方がいいかなというふうに思いますし、
あと居住地とかですね、ここら辺はなんかね、もうちょっとこう、努力義務とかではなくて、
なんか自動的に紐付けられるようなシステムにした方がいいんじゃないかなというふうに個人的には思ったりしましたね。
という感じでした。
あと最後にコメントされた野村先生っていうのは、私、教えていただいた先生のお一人だなと思って見させていただきました。
では、最後シンシンジャンケンに行きたいと思います。
13分も話してしまいました。
最後行きますよー。
シンシン、ジャンケン、ジャンケン、
チョキ!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ワイターな一回りだけでした。
興味シンシン。
13:23

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