副業を始める背景
どうも、しぶちょーです。ものづくりの視点は、産業機関の現役エンジニアである私、しぶちょーが、ものづくりに関するトピックを独自の視点で解説する番組です。
今日は、ボイシーのデイリートークテーマに沿った回です。今日のテーマはこちら、本業と副業の両立
時間管理の工夫とコツ、副業で得られた学びやメリット、ワーク、ライフバランスを保つ方法などを語ってください、ということなんですけども
副業をやってる限りですね、ワークライフバランスは保てるわけがないんですけどね。これちょっとテーマ分おかしいなって感じなんですけど、どっちかって言ったら
ワークワークバランスだよね。副業と本業のバランスですから。私が最も最近よく聞かれることの一つにですね、どうやって時間を年出してるんですかということがあるんですよ
毎日音声配信更新していて、本業もやっていて、副業もやっていて、SNSも毎日情報発信やっててみたいな
どうやったらそんな時間作れるんですかと、よく聞かれます。ただ申し訳ないんだけど、コツなんていうものはなくてですね
気合でございます。とにかく気合。今日はね、実際にサラリーマンでありながら本業と副業をしている私の実体験に基づく両立のお話をしようかなと思います
というわけで、それでは早速いきましょう。本題に入る前に、まず日本全体の副業の流れについておさらいしておきましょう
ここ数年で、やたらと副業、副業って聞くようになったなと思います。その感覚はすごく正しくて、実は厳密に言うとですね、2018年から流行り出しているんですね
流行り出したきっかけっていうのは、2018年1月に厚生労働省が作成した副業兼業の促進に関するガイドラインという資料です
細かい内容の説明を省きますが、ざっくり言うと副業を希望する人増えてるし、収入やキャリアの面でも国民のプラスになるから企業は副業を認めてくださいね
という国からの通達です。これが2018年に出てるんですよ。裏を返せば年功序列とか永年金属が
当たり前ではなくなると、もう成り立たなくなるよねっていう話です。そんな時代、個人個人が自分の力でお金を稼ぐことが必要になると国は言っているんですね
このように2018年に国が副業推奨をし始めたことで副業解禁みたいな感じで、世間的に副業が注目されるようになりました
とは言っても、現に副業を禁止している会社はまだまだ多いです。私も会社ではオフィシャルに副業を認められているわけではありません。あくまでもグレーです
白でもなく黒でもないと、白黒つけずに曖昧にずっとやってます。会社名解禁してというか、別に自分の勤めてる会社の名前言ってるけど
会社も一応私のことは認知してるんだけど、別に認めてると言ってないし、禁止してるとも言ってない。あくまでも黙認っていう感じで曖昧にやってるっていうのがね
私のポイントでございます。ただ最初に断っておくけど、こういう曖昧な状態が一番ベストだと思うんですね個人的に
ただ副業をしたいと思っている方はまず会社に確認を取った方が無難です。トラブルになっちゃうといいこと全然ないですからね
実際の副業活動
結果的にこういうグレーな感じになったっていうのは運がいいっていうだけで、まず確認を取って許可を取った方が無難だと思います
絶対許可が出ないと思うんだったらやらないか、絶対バレないようにやるか、これの2つですね
ぶっちゃけこっそりやることもできるし、20万円以下の所得であるならば確定申告の必要もないんですけども
それでも会社にバレないように、それ以上の稼ぎであっても会社にバレないように処理する方法っていろいろあります
そこらへんは本当に自分の判断で自己責任でやってください。詳しい話は省きますけども
そこらへんの処理の話に関しては調べればいくらでも情報出てきますからね、ぜひとも調べてみてください
ここからは実際に私が何の副業をやっているかという話なんですが、分かんないっていうのが正直なところですよ
私何してるのでしょうね、全然分かりませんと。というのは私がやっている副業って決まった形のものがあまりなくて
企業向けの記事の執筆、いわゆるウェブライティングであったりとか、雑誌の連載であったりとか
いろいろなセミナーの講師だったり、あとはSNSとかの案件だったりとか、多種多様で
毎回決まってこれやってくださいみたいな形のものがあんまりないんですよ
だから決して安定してるわけじゃなくて、来月稼ぎ売上がゼロになるかもしれないし、もっと増えるかもしれないと
こういうすごく曖昧な副業をやってるんですよ
特段営業活動なんてこともしてなくてですね、こういった情報発信がある意味そのまま営業活動になっているという感じはあって
そこ経由でね、いろいろと副業をいただいているというのが現状でございますね
だからいろんな形の仕事が来るから、何をやってるのかと言われると、はっきり言えないっていうのがそんな感じですね
これが今なんですけど、ただその副業のスタートっていうのは明確で
私はね技術ブログから始めたんですよ
今は別にブログやってるんですけど、支部長技術研究所という技術ブログを5年前に始めまして、そこからスタートしました
だから私はあらゆる人にですね、まずブログから始めた方がいいんじゃないですかと毎回お勧めをしているわけですね
技術ブログ、支部長技術研究所を始めて、そこで機械設計とかものづくりの記事を書きつつ
アドセンスとかアフェリエイトの収益を得てました
アドセンスというのはブログに貼ってある広告を踏んでもらうとお金が入るという仕組みで
アフェリエイトっていうのはブログ経由で商品買ってもらうとお金が入る仕組みです
ブログのマネタリズムってだいたいこの2パターン
最近では有料記事って言ってね、記事自体をお金出して買ってもらうみたいな、そういう仕組みはあるんだけど
基本的にはアドセンスかアフェリエイトかなという感じですね
最初の年はですね、1年間毎週土曜日にブログの記事を更新し続けるってことをやったんですよ
この1年間で得たブログの収益っていうのが年間で1万円です
毎週記事を書いて年間1万円と
ブログを書いている時間を時給換算するとだいたい時給51円ぐらいになりましたね
計算してみたらそんな感じでした
もう地下労働もびっくりの低賃金です
何なら年間のサーバー代1万円ちょいかかるからこれでも普通に赤字なんですよ
正直お金を稼ごうというモチベーションではなくて
技術者として自分の知識の棚下ろしとして違う形で自分の知識が役に立たないかなっていうことをやりたいと思ってアウトプットしてたんで
実際稼ぎ自体はあまり気にしてなかったんですよね
あと純粋にブログ書いたりとかこうやって発信するのがすごく好きで楽しいなと思ってやってたから何にも苦ではなかったです
1年もサボらずに毎週毎週記事を書いてたんですね
そのまま2年目に突入して変わらずブログを書き続けましたと
2年目だと大体年間の収益で7万円ぐらいになりました
3年目になると35万円ぐらい稼げるようになって
これはブログだけじゃなくてブログ経由で記事の執筆依頼とかそういう仕事がもらえるようになって
文字単価いろいろあるんだけど
だいたい1本記事書くと2万円とか3万円とかもらえるからそういうものでちょっとコツコツ稼いだという感じですね
ブログを書きながら案件を行なしながらで年間35万っていうのが3年目と
そっから4年目に入ってここで結構仕事たくさんもらえるようになったんで
個人事業主として開業しまして年間の収益としては大体100万円ちょいになりましたね
副業の意義と挑戦
でさらに昨年ですね5年目になると本の執筆とか講演とか
あとその今度ね岐阜県庁さんから施設の広報大使の仕事もらったりとかかなりでこう仕事のバリエーションが飛んできて
まあ広がりが出てきたんでねさらに売上が伸びましたと
そんな感じでいろんな幅が広がってきたんですね
具体的なお金の話するとねちょっといやらしいし
副業でこうバリバリ稼げっていう話がしたいわけじゃないのよ
まあそういう話ってなんかだいぶうさん臭いからね
こう副業で生きていくみたいななんかアーリーリタイヤだみたいな
あんまりそういう話をしたいわけではなくて
ポジショントークをしたいわけではなく
僕があなたにとにかくお勧めしたいのはまず自分の力で1円稼いでみてはということなんですよ
これ毎回言ってますけどね
あの会社の力を借りずにお金を稼ぐっていうことを経験するというのはすごい大事なんですよ
この5年ちょいを振り返ってみてもやっぱり一番苦労したというか
別に苦労だとは思わなかったんだけどパワーが必要だなって思ったのが
ゼロから1を稼ぐことなんですよね
それができれば本当は後に継続させながらこうある意味広げていくだけ
だけって言ってもビジネスってねすごい難しいんで
なんかなかなかうまくはいかないとは思いますけど
ありがたいことに今のところは私はいろんな種類の仕事をいただいております
会社に勤めていれば毎月決まった日に給料を振り込まれてきますけど
じゃあそんな給料以外で自分でお金を稼いでみましょうと言ったらどうでしょう
しかもアルバイトをするとかではなくて
自分で生み出した価値を誰かに認めてもらったお金をもらうと
そういうことをやろうとした時って何やります
1円それで自分で稼ぎましょうと言われたら自分ができることって何なんでしょう
まあその自分を持っているものを売るとかはダメよ
それは価値を生み出すというか価値の変換ですからね
自分で何かを生み出して1円を稼ぐと毎回言ってますけど
ここに一度でいいからチャレンジをしてみてほしいんですよね
本業と副業の両立っていうのは組織の中で働く上でもとても大事なことだと思ってます
ここからは持論ベースで話しますけど
会社という軸以外でも生きていけるということを知ること
もっと言えば会社に自分の人生を囲い込ませないということ
これがやっぱりね生きていく上でそして創造的な人生を送る上でも非常に重要になると思います
囲い込まれたらもう勝負できないんですよ
残念ながら組織って囲い込みたがるんですよね
労働人口減少って言ってねどんどん働き手が減っていくこの中で
会社の外に出て行ってしまっては困るわけなんで
なったらこの組織の中でしか生きていけない人をいっぱい生み出した方が正直いいよねと
それを意図してやってるか別としても
外に出ていけないように囲い込んでしまうっていう方が会社の組織の運営的には合理的なんですよね
で働き手我々としてはですね囲い込まれたらもう勝負はできません
だってこの枠の中でしかもう生きていけないというふうになってしまったらその中でうまく立ち回るしかありませんからね
囲い込まれたらもう勝負はできないと残念ながら組織にはそういう人たちたくさんいます
もうこの会社の中で生きていくしかない人たちね別にそれを悪いとは言わないし
その人にはその人なりの人生観があるから口出しはナンセンスだというのもわかります
ただそういう人たちが組織の中でどういう仕事をしているかどういう仕事の仕方をしているかっていうのは
社会に出て働いている人であればわかりますよね
組織に囲い込まれた人その中でしか生きていけない人はすごく保守的になります
挑戦できませんだって失敗したらその組織の中での立場がなくなってしまいますから
そんな危ない橋は渡れませんだってその中で生きていくしかないからね
じゃあもう潰し効かないからそうなった人がたどり着くのはことなかれ主義と石橋を叩いて渡らないということです
仕事をする上でもっとも大事なのは新しい価値を生み出すことでも人を幸せにすることでもなく
自分がその仕事を担当している間だけ何も起きずに平穏であること
本業と副業の必要性
それのみが大事っていう人がいっぱい生み出されるっていうのが囲い込まれた状態です
自分が責任やリスクを負わずに組織の中で今の立場のまま平穏に生き続けていくことそれのみが大事だと
こういう人がいっぱい増えてしまうということなんですね
これが会社に囲い込まれた人たちがいっぱいいるという組織の中の生き方です
もう外も行きませんからねとにかくその組織の中で生きていくしかないとそういう人たちの与渡り術ですよ
言ったもん負けの世界自分から何もやろうとしない当事者意気のきつらくした世界ですね
ここで仮にですね会社に囲い込まれない別の世界でも俺は生きていけるんだという軸が一つあれば
その会社の中で縮まることなくですね価値を追求できます
攻めれますだって別にその会社の中の立場だけで生きていかなくてもいいですからね
そして攻めれるということは価値を追求できるということです意味がある価値がある
まあそういうものづくりとかそういう価値づくりを追求する姿勢が取れるということですそれがチャレンジングなものだってもね
まあそんたんねものづくりをしている企業だったらそこ追求した当たり前じゃないかと思うかもしれないんですけどまあ組織の中で働いている人は胸に手を当てて考えてみればわかるよね
仕事の中で自分たちを守るためだけの仕事もっと言えば責任を回避するためだけの仕事にどれだけの時間を使っているでしょうかとそれは自分の胸に手を当てて考えてみてください
もちろん組織ですからある程度そういう戦略は必要なんでしょうけど振り返ってみたらなんかそこばっかやってんなーとか変な寝回しばっかりずっちゃってんなーこれ何なんだろうなーみたいなことってよくあるあるなんですよね
もういい加減本質をいきましょうと そういう生き方をしたいのであれば本業と副業の両立っていうのはもう必要ですよ
副業で生きていくとかなんかそれでなんか早くリタイアするとかそういうふうなことは目指さなくてもいいんだけど 会社っていう組織に軸足を持ちながらももう一つ自分の軸を持っているようにすると
そうすることでやっぱ本業の中でも自分の気持ち的に攻めたりとか価値を作る この本質的な仕事の価値に追求できるみたいなそういう働き方ができるんじゃないかなと私は
思ってますこれが今時代の働き方の一つだと思いますね ただまぁちょっとカッコつけていろいろ言いましたけどこれは修羅の道であることは間違いないです
副業による働き方
冒頭に言いましたけど本業と副業両立するのは本当大変ですよ 気合いですもあの
コツがあるわけじゃないですなんかこう支部長さんの時間活用術を教えてくださいみたいなことを よく言われたりはするんですけどそんなものはないですあの寝ない
睡眠時間を削るというのが基本戦略になっておりますだから 一山越えるたびにですね私は体調を崩しております
あとは移動時間通勤時間をいかに有効に活用するか隙間時間5分10分をいかにこう その自分の発信とが副業につなげれるか
みたいなことですね本当にもう地位を集めて山にするしかないんですよ 私は会社に黙認されながら
まあさっきも言ったけど公認じゃないですよ黙認してもらいながら副業をしているという恵まれた 立場です
会社にバレたらいろいろと言われて立場が悪くなるっていう人もいると思います それこそまぁ首に近いとか
移動させられるとかまぁ会社によりきりですね非常に対応が 重かったりとか自分の立場が一定してしまうということも当然あると思います
だからそこはねやっぱりスクとして捉える必要はありますね国が推奨しているとはいえ だって2018年に服用解禁しましょうって国が言ったにも関わらず
2025年現在に至ってもですね副業を禁止している会社の方が多いぐらいですからね 実際服役やってる人もすごく少ないですしね
まあそのぐらいのもんなんですよ実際 まあ不具合やってるとかまあそういう人は珍しいんですよ私だって正直会社の中では
白い目で見てくる人も多いですよ私のことをよく思ってない人もかなりの人数がいます もちろん応援してくれる人もいるんだけど
別に数えたわけじゃないからわかんないんだけど別に半々かそれ以上ぐらいの人はあまり よく思ってないんじゃないかなと思いますね
まあ別にそれは本当にどうでもいいですあのどういう思われようがどうでもいいんです けど
こういうですね副業と本業を両立しているスタイルっていうのを邪道だと思うおじさん たちはいっぱいいます
まあこういうふうに働いているだけで本業をちゃんとやってないんじゃないかと言って疑って くる人たくさんいるんでね
まあそういうことだけはやっぱり行を一生懸命やるっていうことは念頭に置いておいた方がいいです 基本的に会社にバレないようにやった方がいいと思いますよ
私はこういう発信活動っていうね自分のその本業とすごい近い領域で発信活動をしている っていう特性上
たまたまそういうね形になってしまってはいるんですけどあとこれ情報発信をするっていう ところがある意味で自分の活動のメインになっちゃっているから
まあその自分の活動ってすべて大ピラに見えるわけよね 週9でさ音声配信していてブログも書いていてみたいな
まあこういうとこ行ってきましたみたいな全部発信するわけですよ 発信活動ですからねそういうのをさあの会社の中で見てたらこいつ仕事したいん
じゃないかって思われてもまあまあそう思ってくるはなっていうことはあるんですけど 客観的に見てこの状態にメリットってあまりないので
あのバレないんだったらバレない方がいいですよ だからまあやるっていう人はですねこうしれっとちゃんと猫戦略だってねバレないようにやるっていうの
が私の推奨でございます これがある意味リアルな副業本業の両立のお話でございました
というわけで今回はここまでとさせていただきます私は技術ブログ支部長技術 研究所も運営してますそちらの方もぜひチェックしてください
x の毎日ものづくりに関する投稿しておりますのでよろしくお願いします ポッドキャストものづくりのラジオの方も毎週土日週一で配信中です
ポッドキャスト落ち着き ai ラジオ毎週火曜日金曜日週にで配信中ですこちらも是非チェックしてください というわけで今回はここまで以上支部長でしたではでは
