なんかその今僕の自身の働き方としては、
やっぱ普段の平日は結構きっちりフルに働いてるんですよね。
8時間ぐらいかな。
8時間だったら結構でも普通の労働時間じゃないですか。
そう、でもそのさっきの出社との話もありますけど、
8時間の中で遊びはないわけですよ。
ああ、なるほどね。
だから多分出社してたら実質その雑談とかランチとか、
要はリモートの時って食事しながら仕事してたりとかって全然あるんで、
なのでその8時間結構密度が濃い。
で、基本僕土日は土日の少なくとも土曜日は絶対仕事しないっていうの決めてる。
なるほど。
なぜそれに至ったかっていうと、
やっぱり起業した時とか会社員だった時も、
土日祝日も休まず仕事まみれになった時があったんですよね。
あったんだ、やっぱり。
特に一番働いた時ってやっぱミルペイの立ち上げの時。
急に人増えてたから。
結局やっぱちょっと体壊したんですよ。
で、体調も崩さずずっとやればいいんですけど、
結局体壊すと2、3日休むじゃないですか、体調崩すと。
ってなると普通に健康的に生活した方が生産性結局高いんですよね。
今そういう経験もあったから、
何か意図的に仕事を抑えるっていうかしすぎないようにはしてますね。
ちなみに何か柳澤さん自身は会社もやってて、
他の一緒に同僚、自分の会社の同僚と働いてるわけじゃないですか。
その時にこういう風に働きましょうみたいな、
何かそういう指針を出したりとかはしてるんですか?
指針は出してないけど、僕が意識してるのは、
土日祝日とか勤務時間外に僕からは連絡しないようにすることは心がけてます。
そういう意味でメリハリをつけて働いてる時間きっちり隙間なくやるけれども、
他の時間は基本的には仕事はしないし連絡もしないしっていうことを徹底。
100%できてるわけじゃないけどそこは結構意識してますね。
それはなぜかっていうとプライベートを大切にしたいからっていう単純にそういう理由じゃなくて、
仕事の生産性を上げるために意図してそういう働き方にしてる。
非常に何かわかる。
そういう意味で私はハードワークな人がいても、
ワークライフバランスの人がいてもいいかなって思ってるんですけど、
ある程度スタートアップとか小さめの会社とかって、
大企業でもまさに今メルペイの立ち上げ当初とかって言ってたんですけど、
新規事業が起こり始めるとか成長しているタイミングとか、
スタートアップでも起業したてとかハードワークになりがちじゃないですか。
そうですね。
これは多分経営者も経営人も含めてそうなりがちで、
そうすると経営人とかみんなそうなりがちだと、
普通のメンバー社員も含めてそれに引っ張られるというかそうなりがちだと思うんですよね。
これはこれで何かいいかなって思って、
時にはなんかエンジン全開200キロぐらい速度出して、
この車が出る最高速度160キロですって言ってる車が
200キロで走らなければいけないみたいな状態とかになることもあると思うんですよ。
一方ででもなんか結構ハードワークの人ってやっぱりそのなんかヌルい、
ワークライフバランスの言ってる人ヌルいなって言って、
ワークライフバランスの人は働き過ぎでってお互いあれなんですけど、
この言葉をやっぱり思い出すんですけど、
アフリカのことわざで前も話したかもしれないですけど、
素早く動くには小さい船で行け。
遠いところに行くには大きい船で行けっていうアフリカのことわざがあるんですよ。
ビジネスの時に最初立ち上げ機とかその事業でもいいです。
事業単位でも早く行かなければいけないっていうところは
少人数で爆速で成果出せる人たちがいて動くわけですよ。
そうするとすぐ動けるんだけれども疲れちゃうんですよねみんなが。
リーダーの人、いわゆる企業で言うと経営者だったり企業家だったりするんですけど、
この人たちを動かさなければいけない。
その周りに乗ってる地下シフトも全員が単役やってますってやるけど、
これは結構続かないですよね。
素早く動くんだけれどもずっと素早く動き続けられないわけなんですよね。
一方でなんですけど、海で遠くに行く時って大きな船に乗らなきゃいけないんじゃないですか。
大きな船に乗る時には人の分担があって、
舵を回す人、舵を捕まえる人、オールで漕ぐ人。
役割分担がある人はその1個の仕事しかできないししてないかもしれないですけど、
船で遠くに行く時ってやっぱり分担が必要でみんな入れ替えてやらなければいけないし、
あと単純にやっぱり人力が必要な時に人力で全員が1人3役こなせる人を集めるわけにいかないわけですよね。
そんな人ってなかなかいないから。
だとすると普通の人を普通に効率的に働くための体制と仕組みが必要になってくるんですけど、
この普通の人がいないと遠くに行けないんですよね、逆に言うと。
1人3役の船頭が全員集まるわけでもないし、
大きな船を動かしていく時にはずっと1人で漕ぎ続けられないし、
みんなに働いてもらわなければいけないわけですよね、オール漕ぐ人だけでも。
企業の経営も同じだなと思ってて、成長しようって思うと、
ハードワークだけだと実はうまくいかないタイミングがくる。
それはそうですよね。
だからその人たちが、
例えば小さい船でずっと沿岸で早く動き続けるだけでいいんだ、
だったらそれでもいいかもしれないんですけど、
これなんで僕今話してたかっていうと、
これを聞いたのは僕LINEの時で、
LINEの成長をまさに担ってきた、
LINEのアプリとかを作ったといわれる稲垣さんっていう、
プロダクトマネージャーのトップの人がいて、上級執行役員の人。
その人が意識していたことっていうことで聞いてたんですよ。
だから最初やっぱりLINEが成長期の時には爆速で動いていたけれども、
今度本当に大きく広く成長していくためには、
アフリカのそのことわざを常に意識しなければいけないっていうことで、
多分そういうふうに言ってマインドチェンジをしていったんだと僕は思っていて、
これって多分みんな実は企業家の人に必要な考えだと思うんですよ。
大きな船に乗っかった人も小さい船でバリバリやっていた人たちのことを思わなければいけないし、
お互いちょっと理解すべきじゃないかなっていう。
そうね。
で、俺大抵思うんですけど、スタートアップのところで、
なんか途中で成長がうまくいかない時って、
こういう問題が実は潜んでるんじゃないかなって思うんですよ。
まあね、初期の延長線上でずっとやっちゃってるってやつ。
そう、初期の延長線上でずっとやってしまって、
行くケースっていうのが多分あると思ってて、
で、それでそこについていけない人が辞めて組織崩壊しちゃったりとか、
大体結構今はね、いろんな企業が上場とかしますけど、
途中で組織崩壊してる会社とかもいるんだけど、
多分実は根本には実はこの問題があって、
ワークライフバランスというか、
いわゆる企業、組織の中での働き方、
働き方のお互いにそれが理解し合えてない問題から食い違っていって、
人が採用できない、続いていかないみたいな問題とかが、