【今回のトピック】レンズの便利さと難しさ|選択肢が多いって難しい|趣味と仕事の境界線が曖昧に|建築家以外の顔|多様な資本の蓄積|複数の肩書をもつことの面白さと安心感|一人の人間としての生き様|脱成長のその先へ|でこぼこなバランスこそ個性|
初めて2週にわたって展開してきたワークライフバランスについてのおはなし。リスナーのみなさまにとっても、考えるキッカケになれたら嬉しいなと思います。
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サマリー
ワークライフバランスについての考察が深まる中、多面的なバランスの重要性が語られます。カメラを通じた仕事の経験から、自己の肩書きや生き方における柔軟性の大切さが強調されます。このエピソードでは、ワークライフバランスや地域貢献についての議論が展開され、建築家としての役割と個人としてのアイデンティティが交差する様子が描かれています。また、「脱成長」という考え方が取り上げられ、経済成長に依存しない価値観の重要性が語られています。ワークライフバランスに関する議論が進む中、特にリアルな生活空間での楽しみ方や価値観の探求が強調され、個人の愛着やこだわりが重要な要素として取り上げられています。
ワークライフバランスの探求
こんばんは、今夜も図面を描きながらです。 建築設計を仕事にしているあげみとふくしまが、
よなよな図面を描きながら話していく番組です。 肩の力を抜いて、生活の真ん中にある何気ない気づきを話していけたらと思っています。
こんばんは。
こんばんは。
前回が、ワークライフバランスって話をしてってことですね。
うん。
はい。
ちょっとあれや、全然関係ない話ちょっとしていい?
もちろん。
最近さ、カメラのレンズを、17-70のF2.8っていう便利ズームレンズにしたんやけどさ、
めちゃくちゃ便利。
もちろん重たいんやけどさ、僕のやつカメラの本体がすごい小さいから、ほとんどレンズ持って歩いてるみたいな、
レンズにぶら下がった本体みたいな状態になって、ズームできる、引けるっていうので、
物理的に動かずに、その場に立っていろいろ画角を調整できるから、ずっと単焦点、関散50ミリ使ってきたけど、便利やな。
やっぱり50ミリ引きがないやんか。
はいはいはいはい。
ここ最近すごい面白くてさ、カメラが。
僕もそれこそ、第三元レンズっていう標準域のレンズを最近買ったんですけど、
僕は逆にね、便利なんですけど、むずかしいんですよ。
ああ、そう。選択肢が多いから?
はい。
なんかね、この前ちょっと仕事っていうか、撮影で仕事いただいて、
あるヨガスタジオのヨガをやってる風景と、プロフィール写真とかを撮るっていう機会があって、
それに向けて単焦点だけだとさすがに対応できない気がすると思って、
それで買ったんですね。
で、実際撮影のちょっとまあ、何週間か前に届くように買ってみて、
で、日常使いしてみたんですけど、
なんか今までサクサク撮れてたやつが、サクサク撮れへんみたいな。
むずかしいってなって、
それはもう僕がその単焦点の35ミリとか50ミリの目になってるというか、
そういうものの見方をしてるのに慣れちゃってるからだと思うんですけど、
そこになんか選択肢がぷわっと増えたときに、すごい難しくなったんです。
なるほど。
撮るときのまあ、なんていうの、やらなあかんことがいっぱいになったんですよ。
ズームしてその画角を決めて、
レイアウト、構図を決めて、
明るさ大丈夫やっけ?とか、
やってシャッター押すみたいな、
やらなあかんことがむちゃくちゃ増えて、
テンポがすごい悪くて、
ちょっと訓練しましたね、撮影までに。
もう撮影終わった?
はい。土曜日に行ってきました。
おー、ついこの間や。
2日前。
へー、そうか。
そうそう、おもしろいなって話なんやけど、
ちょっと話をじゃあ、
ワークライフバランスっていうか、
あれなんていうんやっけ、その物欲しいのやつ。
物欲しい。
ピンチハオじゃない?
なんていうの?調べてみようかな。
ピンチハンガーとか言うのかな?
ピンチハンガースタイル。
靴下とか干すようなね。
シーソーじゃなくて、
多面的なバランスの取り方をする、
生き方、暮らし方って何なんだろうねっていうのを、
今回引き続き深掘っていけたらいいかな。
カメラと仕事の関連性
でね、さっきカメラの話全然関係ないと思って話してたけど、
瀬戸ふくしまくんは撮影の仕事が来たりとか、
はい。
建築だけじゃない仕事のあり方みたいなのは、
シーソーじゃない生き方にはもってこいというか、
ね、必要になってくるんかなっていう。
そうですね。
そう、だからカメラ始めたのも、
始めたというか、
ずっと持ってたけど、
しっかり撮るようになったのは、
子供生まれたりとか、
家が建つとか、
独立したとか、
発信するために始めた、
まあ、中場、
まあ、趣味やし、仕事やし、
みたいなグラデーショナルなもので始めたものですけど、
うん。
それで、なんかお金もね、いただける機会があったりとか、
うん。
まあ、今回、プロフィール写真みたいなの撮ってっていう意味で、
依頼を受けたのは初めてだったんですけど、
へえ。
そのほかに、なんかイベントの写真撮ってみてとか、
記録係みたいな仕事というか、
うんうん。
そういうのをいただいたりしたこともあったりして、
うんうん。
だからって別に、僕、フォトグラファーですとか、
写真で仕事してますとか、
そうやってなんか歌ってるわけでもないから、
うん。
ちょっと、何と言えばいいかわからないんですけど、
なんかでも、それぐらいのスタンスでいけるといいよね。
でも、そのね、状況にもよるし、
うん。
ライスワークもあるから、
うん。
全部がそうはできやんけど、
肩書きの多様性
うん。
なんていうの、こう、いろいろ育ててる感じがある。
はいはいはいはい。
その、建築の仕事はしている。
はい。
けど、ずっと生きてきて、この地域に来てとか、
土地に根差していき始めてきて、
やってみたいことが、結構、建築にとらわれず、
うんうん。
広がってる気がしてて、
うん。
それは別に、全部お金になるからとかじゃなくて、
うんうん。
欲しいからやってみたい、社会活動してみたいとか、
はい。
そういうので、興味の幅がすごく広がってて、
うんうんうん。
それが、どっかでね、お金とつながるかもしれへんし、
はい。
つなぎ合うほうが、純度が高いというか、
気持ちよく活動できることもたくさんあるから、
なんか、全部つなげる必要はないと思うし、
うん。
社会で出た資源っていうのは、お金だけじゃないから、
うん。
そういう活動で、人資源が自分の中に、
人資本かな、
うんうん。
が、たまっていくたりもするから、
うん。
そういう意味で、広がってきてるなとは思う?
はい。
うんうんうん。
わかります、わかります。
だから、人によっちゃあげみさんって、
どういう存在って思われてるか、たぶん違いますよね、その、
うんうんうん。
それな、肩書きが増えていくことの、
面白さみたいなのは、あるかなとは思ってて、
うん。
人によっては、
うん。
全然違う人だと思われてるっていうのは、楽しいよね。
楽しいし、安心感があるんですよ、そのほうが。
うん。
あの、建築家として、たとえば、
うん。
の、自分っていうのをすごく比重が大きかったりすると、
うん。
たとえば、すごくたくさんの賞をとってる建築家、
雑誌用にたくさん掲載されてる建築家と、
はい。
パッと退治したときに、ものすごく劣等感に襲われる。
わかる。
たとえばですよ、
うんうん。
だけど、
うんと、
町の中ですごく、認められてる存在であるっていう、自分のこう、
自己肯定ともなんか違う、
うんうんうん。
っていうのかな、
うん。
か、みたいな、もしあったりすると、
なんか、そうやって、あの、そういう人たちを退治したときに、
うん。
なんか、そんな劣等感を感じないというか、そこでは、
うんと、そういう差があったとしても、
うん。
こう、別の自分は、ちゃんとこう立ってるから、立ってる。
うん。
うん。
から、別に、みたいな、言います。
うん。
幸せにいれてるし、いいよ、みたいな、
いうことになるので、その、
うん。
かたがき、違うかたがきというのが、
うん。
そこの価値を自分で認めてあげれてることっていうのは、
すごく安心、
うん。
安心感があるって言ったらいいのかな。
うんうんうん。
うん。
かたがき複数になればなるほどさ、他に一緒人がおらんくなるし、
うん。
まあ、かたがきって言い方が、まあ、地域でのな、自分の、
うん。
あの、ありようというか、
はい。
うん。それはすごくしっくりくるな。
こう、
うん。
いけって、へんさちで、があって、
うん。
で、僕行ってた美大とかは、え、建築学科あるの?みたいな、
へえ。
みたいな感じやったから、これで同じ土俵じゃないところへ、
自分から離れたというか、
はいはいはいはい。
うん。
それすごく気が楽になったなと思って、
うんうんうん。
あのな、前回話した、その、
はい。
やっぱり自分が何かを選択したときに、他の人がどうかっていうのを気にすると、
うん。
すごくしんどくなることも、
うんうんうん。
あるから、
うん。
なんか、一緒場所で戦う必要がないというか、
いや、そうなんですよね。
もちろんなんですか、戦う意欲がないわけじゃないんですよね。
その、なんて言えばいいのかな。
その、劣等感がまったくないわけじゃない。
うん。
うん。だけど、劣等感感じつつも、
だいたいする他の何かがあるってこう、自分で実感してるから、
うんうん。
バランス取れてるっていう感じがあるのかな。
うんうんうん。
だから、こう、その、他に逃げたいとか、そういうことじゃなくて、
うん。
その、成長意欲だってあるし、
うん。
うん。
うん。
そんなとこは、
ちなみに、あげみさん、
肩書きをむちゃくちゃリストアップしていくとなると、
どういうのがあったりします?
そう、こっちへ引っ越して、
自分の肩書きのスクーナさんにさせりました。
へえ。
うん。
だから、やっぱりさ、
はい。
その、ローカルで、というか地域で生きていきたいなって思ったときに、
はい。
建築家っていう仕事があんまり役に立たんというか、
うん。
その、瞬発力がない。
はい。
うん。
なあっていうのはすごくこう感じたよな。
わかるなあ。
うん。
遠いところで声かけてもらっても仕事はできるんやけど、
うん。
やっぱりこう、点でこうピンとつままれてこう仕事しに行くっていう感じでこう、
面で仕事できてないなって思ったよな。
引っ越してきたばっかやし、根差してないからまだ、
はい。
ってなったときに、この肩書だけやと地域にもっと深く入ったりなじんだり貢献したりっていうのが、
今の状況と今日では難しいなって、
うーん。
なあ、思って、
うん。
いろいろ動き始めてるところ?
うーん。
地域との関わり
ね、で、今この地域の地域団体に、
はい。
入れてもらって、しがしがっていう団体なんやけど、
うんうんうん。
月に1回マルシェをしたりとか、
うん。
いろいろ動きをしていて、
うん。
そういうのに入って、
うん。
なんかちょっとずつ自分ができること、役に立てそうなこと何かなっていうのはこう模索してて、
うんうんうん。
あるんやけどさ、メンバーがカメラマンの人がいたりとかさ、
はい。
妻がイラストを描けたりとかさ、妻もメンバーなんやけど、
うん。
美術家兼大工の人とかがいたりするから、すぐに何々できるっていう人たちが揃ってて、
うん。
うん、やっぱりすごい感じる。もっとさっと役に立ちたい。
あー。
うん。ある?ふくしまさん。そういうこと考えたりする?
しますよ。
なんかこう、まわりで、それこそ写真の人とか、
うん。
バシャーとって、
うん。
ほら、みんな、きょういい日やったねって写真シェアされたやつが、
うん。
すごいいい写真ばっかりとかね、
うんうんうん。
わー、なんてすてき。今度撮ってもらいたいとか、
うん。
なるとか、
うん。
お菓子焼けるよとか、
うん。
うちやったら、こういう商品扱えるから、今度うちで販売しーやーとか、
なんかそうやって、飽きないとして、こう、どんどんどんどんみんなかかわりながら、
あー、そう。
そう、その販売してる様を写真の子とてやーとか、たとえばね、
うん。
そうやってどんどんどんどん、みんながこう、双方向に関係しあって、やってたりするのを見たときに、
うん。
なんてそのかかわりの薄い仕事なんやーって、
うん。
思ったんすよね。
うん。
だから、そう思ったときに、ぼくなるべく町に出たときに、
建築家っていう認識、
うん。
かたがきを、
うん。
後ろに持ってきたいって思ったんすよ。
うんうんうん。
ずーっとカメラぶら下げて、
うん。
まあ、よく子供たち、妻だとかも、
一緒にこう、一緒になって動いてたりとか、
うんうん。
何してる人なんやろうみたいな、
なんかそんな感じの存在でいれたらなっていうふうには思ったんすね。
なるほどな。
うん。
うん。
いやー、うん、やっぱそう、建築家の、
うん。
抱える問題というか、
うん。
としてなんか、ある気がする。
うん。
でも、それこそ、そのワークライフバランスじゃないですけど、
前回の話してたことともつながると思うんすけど、
うん。
その、建築家である前に、やっぱ一人の人間やし、
うん。
この町で暮らす人間というか、
うん。
やし、そこで子育てしてる父やし、
うんうん。
妻からすれば旦那やし、
うん。
なんかその、そこを大事にしたほうがいい気がするんすよ。
うん。
いち個人である。
うんうん。
うん。
人間であるというか。
うん。
うん。
そうやな。
だからその、周りの農道の草刈りするとか、
ちょっと今年できてないから、そんなこと調子乗って言えないですけど、
うん。
草刈りするとか、
うん。
それも一つのなんか地域貢献やし、
なんか毎朝、あの辺草刈りしてる人おるよね、
みたいな存在でもいいと思うんすよ。
まず入り口として、見え方として。
うんうんうん。
こう、自分がどう見られてるか、どう見えるか、
うーん、
そうやな。
ま、外からもあるしさ、
中からもさ、自分のありようみたいなの、
アイデンティティーをその、建築とか建築家に頼りすぎないって。
あーそうそうそうそう、それを言いたいです。
そうそうそう。
そう、あの毎回ちょろっと話すけど、
家直すに際して、あれを取ったんですよ、
あの、電気工事士2種の資格を取ったんですよ。
もう合格ってきました?
合格して、
受かるまで言えへんなと思って黙ってた。
受からんだらもうポッドキャストで喋らんとこうと思ってたけど、
無事受かりまして、
自分ちをね、電気をしたいっていう目的でしたんやけどさ、
もちろん資格を取ったからってすぐに使えるわけじゃないから、
使えるわけっていうかね、その技術がないからさ、
これから近くに出会ってる電気屋さんに、
週に何回か勉強させてもらいに行きたいってお願いしてて、
今夜な夜な腰に巻くベルトとか道具とか、
ちょっと見ながらこれにしようかなとかさ、
腰袋デビューするんすか。
そうそう。
ある種、建築家、設計師みたいな仕事の外やから、
なんかそういう怖さもある。
今までこう、建築家ですとかって言うてて、
やってきたものに頼ってるところが絶対あるから、
やったことない仕事をしてみるっていうのは怖いなって思うけど、
やってる人多分極めて少ないから、
設計師で電気さ、
なんか新しい広がりになるやろし、
経験積んで触れるようになったら、
地域のために屋根付けに行きましょうかとかさ、
屋根付けますよとかさ、
なんか人の役に立ちやすい仕事やなっては思う。
家のために取ったけど、
それはなんか今、自分にとって必要なことかもしれへんとは思う。
すぐにお隣の人のためにできることみたいな。
はいはいはい。
とかも思うし、
この家持って、妻が畑をしてて、
僕よく草刈りとかぐらいするぐらいなんやけど、
野菜がたくさん取れたりすると、
お草分けする、
これはすごくいいなと思う。
いいですね。
それでコミュニケーションが生まれるし、
ほっといたら食べきれへんものやから、
そういうのを分かち合えるっていうのは、
すごいいいなと思う。
輪ができてくるから、
いただいたりすると本当に嬉しいし、
やっぱり関係性が豊かになっていくっていうことなんかなって思うから、
畑やってくれてありがとうってめっちゃ思う。
うちもよくいただくんですよ。
最近あときゅうりとか、
ゴーヤとか、
スイカとか、
むちゃくちゃいただいたりするんですけど。
妻はね、
スイカ丸ごと1個食べるのが夢や!とか言って、
よく言ってるんですけど、
もう最近は夢ばく食いしてるんですよ。
夢のまま保ててんの?
もう今みたいになってこうやん。
どうなんやろ。
実際のところどうか分からん。
でも嬉しそうに食べてます。
スイカばく食いすると、
めっちゃお腹壊したらな。
だいたい冷蔵庫に大きくじんどってます。
でもきゅうりもらったりとか、
例えばバジルもらったりとかすると、
漬物つけたりとか、
バジルでジェノベーゼ、ソース、パスタとかね、
いろいろつけて食べる。
そういうのにして、
こんなん作ってみたよって言って、
またお返しっていうか、
いただいたやつでこんなんやってみましたとか、
っていうのをやって、
やりとりしてるのを見てて、
それがまたすごいいいなと思って。
その、一方向じゃなくてね。
だから、そうやって育んでいくもんなんかなって思いましたね。
肩書きって言い方をしたけど、
そういうわかりやすさじゃないものも。
そうですね。
言ったら僕ら建築家は半分、
四角みたいなとこもあるからさ、
わかりやすいけど、
例えばその、近所に住んでる人で、
草刈り機が壊れたら、
この人に相談しようとかって思い浮かぶ方がいて、
すごいことやなと思うんでね。
これに困ったらこの人に聞いたら、
教えてくれるかとか、
インターネットで調べあうんでいいやん。
何々故障、修理、どこへ持ってったらいいとかさ、
この人に聞いたら助けてくれる。
ぱっと思い浮かぶ人が何かをしたいと思ったときに、
ぱっと思い浮かぶ人たちがいるっていうのは、
いいなと思うし、
なんか、
やっぱ、
家、仕事みたいな点の関係じゃないというかさ、
エリアで生きていくっていう、
面白さなんかなっていうのは思うかな。
アイデンティティの探求
たぶん僕らローカルに、
ローカルっていうかね、
田舎というかの場所で住んでるからこそ、
それがわかりやすいですよね。
限定されてるから。
都市部じゃない場所での生きてき方というか、
暮らしてき方とか、
そういう資源の発見の仕方みたいなのは、
うまいことまとめられるとええのにな。
面白いなって思ってることを言語化していくのに、
ひも解いて何が面白いかを伝えるのに、
こう、難儀してる感じがするというか、
そういう気がするから、
今日の話はそれをちょっと伝えられてるんじゃないかなって。
最近、こういう価値観やなって思いながら、
ネットとかね、いろいろしてると、
脱成長って考え方っていうのかな?
っていうのがあるんですけど、
それをやってんなって思ったんですよね。
その、
貨幣価値とか、
経済成長することにお向きを置かずに、
成長を否定するわけじゃないんですけど、
そうじゃない価値にもきちんと目を向けて、
行くことが大事ですよね、とか言って。
で、
そうなんや、こういう、
確かに自分、今そんな感じやわって思った瞬間に、
その枠組みから抜け出したいと思ったんですよね。
天の弱なところがあって。
その脱成長の、
そう。
枠、ほうほう。
自分が今こういう感覚やなって思ってるものに対して、
脱成長っていう言葉がピタって、
一応はまったんですけど、
いやって思ったんですよ。
もっとガンガン行きたいみたいな?
いや、そういうことじゃないです。
そんな言葉にくくられたくないなって思ったんですよ。
だから、その先の何かに行き着きたくなるというか、
カテゴライズされたくない。
なるほど。
カテゴリーの話じゃないのかもしれんすけどね、
そういう人っていうのは。
なんかでも、そこにすごく端的な名前がついて、
そういう考え方なんよって、
なんか言いたくないなってなったんですよ。
もっとこうね、
名前がないような。
ワークライフバランスの考察
まあ、言葉を聞いてしまうと、
そうはって思うけど、
なんか方向性としては、
そっちなんやなって思うからな。
どうなんやろね、あんまり。
僕がその事務所のタグラインっていうかね、
なんか大事にしてる言葉が、
素朴と新鮮の揺らぎを感じる空間をってしてるんですけど、
素朴で、なんかこう土着的なとか、
日本的とか、
例えば、そのあるじゃないですか、
そういうカテゴリー。
だけど、こう新鮮、すっきり、
つるつるピカピカとか、
例えばね、新しいものとか、
前衛的なものとか、
寄りたくないんすよ。
だから、その間で揺らいでる状態を、
やっぱりこう、
良しとしたい。
なるほど。
ブランディングとしては、
多分、しょぼしょぼなんだと思うんですけど、
なるほどね。
だけど、それ、
ふらふらしてる、揺らいでる状態を、
良いと思ってますっていう、
ことをちゃんと言うというか、
だから、こっちに引く人がおったら、
ちょっと、ゆらゆらって行くよとか、
なるほどね。
そういうのはあるんすよ。
だから、その脱成長っていう言葉に、
割とはまったときに、
あなたこっち側ですみたいな、
じゃあ、離れたいですってなったりもして、
最近、顕著に感じるんやけどさ、
例えば、スマホ、iPhoneとかさ、
iPhone16じゃなくていいよなとかさ、
最新じゃなくていいよなって、
すごい思うようになってて、
もうなんか、自分が欲しい性能とかが、
もう超えてしまっている感じがしてて、
これぐらいでいいよなって、
思うことがすごく増えててさ、
どっち側で突き詰めて、
性能めっちゃ高いものにしましょうって、
あんまり思わんな。
逆に、ちょっと不便なものとかのほうが、
そこに思い入れができたり、
不便っていうかひと手間、
この前のつくろう会でも話かもしれんけど、
ひと手間かかるもののほうが、
愛着がわくし、
それも人と比べたときに、
こいつちょっとダメなやつなんやけど、
その評価軸がもう全然変わるから、
僕はこれでいいんですっていうもののほうが、
いいなって思うかな。
競争したらいいんやなって思う。
何かと比べたりとかをしたくない。
これぐらいでいいやんって思うし、
それでいいんじゃないって、
やりたいことはこれで、
バランスな気がしてて、
全部のアベレージが高いものを作ったとしても、
それってあなたを表現してるって言えます?って思う。
でこぼこあっていいんじゃない?って思うから、
だからこそ、ものを選ぶときにも、
自分のでこぼこに合うもの、
飛び出せるところに対して、
これいいなって思うものを買いたいし、
使いたいなっていうことなんかなって、
ポッドキャストを始めて、こうやって話して、
自分の生活に立ち返ってみたときに、
思うようになってきてる気がする。
なるほど。
坊使いになったけどさ、
みのたけみたいな話もそうかなって思ってて、
みのたけよりちょっと背伸びして、
それってロマンやん。
ロマン。
そこのみのたけからの背伸び分の、
10センチとか15センチの目線の高さに、
夢とか、わくわくとか、
そういうのがあるんかなと思ってて、
別に普通のキッチンで全然いいんやけど、
ひと手間、ひと手間ってかね、
ちょっとそこにこう、
ちょっとしたこだわりが入ることで、
みのたけから一歩、背を伸ばせるというか、
のかなっていうのは思うし、
やっぱ聞くときに、
昨日も打ち合わせしてて、
やっぱこれとこれとこれを欲しいっていう、
そのベースとして欲しいものはあるけどさ、
なんかそれ聞くだけじゃやっぱり違ってさ、
どこへ力入れてせっかく家建てる、直す、
それやったら、
何に夢を感じるかとか、
そういうことを伸ばして、
でこぼこなバランスやとしても、
ここだけは予算の中でね、
突き抜けてやりましょうとかさ、
そういうのがやっぱいいし、
その人らしいものになって、
結果的に好きになれる、
愛着がわくんちゃうかなと思うから。
個人の環境と楽しみ方
それは思いますね。
僕、たまにですけど、
みんなに聞いてるわけじゃないですけど、
ここが別荘屋としたら、
第二の住処っていうか、
別荘屋としたら、
ここでどんな過ごし方したいですかとか、
いう話を振ったりします。
それいろいろ出てきそうやな。
友人呼んでバーベキューしたいすわとか、
なんていうかな、
日常の延長にどんな楽しみ方をしたいかって、
楽しむことに振るじゃないですか、
別荘となると、
その時間を、その環境をどう楽しもうかなとか、
もちろん日常生活に必要な、
動線がどうとか、
収納量がどうとかっていうのは、
あるのはもちろんなんですけど、
そうじゃなく、楽しむとしたら、
何にワクワクできるかっていうのを、
比重を置いた意見を引き出すために、
そういうことを問うときはあります。
なるほど。
確かにそのリミッターが外れたときにさ、
現実とかの見えてくるものあるよね。
そうそう。
あの宝くじ当たったら、
え?みたいな。
1億当たったら、
これとこれとこれは、
あったらやりたい、みたいなさ。
わかるわかる。
なんか別荘。
現実的なところへ着地はせなあかんにしても、
やっぱり1回こうな、
重いものをとってみて、
そう。
夢をね。
何の話でそうなってんの?
なんでそんな話してんの?
いやもうちょっと、
わからん。
あれ?ライフワークバランスがどうとかっていう。
うん、きっとタイトル変わるな。
肩書きとかっていう話でもないしな。
そやね。
うん、まあなんか考えましょう。
自分の住んでる場所自慢みたいになるのが、
嫌やなあって、
この前、録音して編集してて、
めっちゃ身近なったもんな。
すごい削ったから。
でも今度撮りたいんですけど、
自分が暮らす街とか、
自分が今置かれてる環境に対して、
押し勝つすべきっていう、
自分が暮らす環境に対して、
自分が暮らす環境に対して、
押し勝つすべきっていう回を撮りたいなと思ってたんですけど、
控えたほうがいいかな。
いやいやいや。
自慢しまくってやろうかと思ったんですけど。
いやらしい意味じゃなくね、
めっちゃええと思ってる人がたくさんいるところのほうが、
住みたいと思うしさ、
うちなんかっていうところの人らよりも、
めっちゃおもろいよ、来たほうがいいよって。
ここやと僕言うからさ。
押し勝つ。
なんかちょっと開けたほうがいい気もするけど。
そうそうそうそう。
また、またいつかね。
じゃあ、今夜はこんなところかな。
はい。
ではでは、また次の夜にお会いしましょう。
お会いしましょう。
おやすみなさい。
おやすみなさい。
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