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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問を紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回のテーマは、リスナー様から頂きました、まことにありがとうございます。
今回、テーマを頂きましたのは、ケイジさん。ケイジさんからは、先日、第183回のサプリメントの飲み方についてのテーマを頂きました。
その時には、栄養素によってベストな飲み方は違うよ、でも、続けることが大事だから、飲み方を気にしすぎなくても大丈夫です、という話をさせて頂きました。
その説明、本当にありがとうございました。
今回頂きました質問、早速読ませて頂きますと、
いつもありがとうございます。クエンさんの記事を読みまして、医師会や薬剤師会の中でもクエンさんはすごい存在なのでしょうか、という質問を頂きました。ありがとうございます。
今回、ケイジさんからは、質問とともに、ある記事が載っている別の方のXのポストの添付されておりまして、そこからの質問でした。
その別の方がポストしてたよという内容の記事、ざっとなんですけども、元日本医師会会長で、元世界医師会会長でもあった、医師会のドンとも言われた竹見太郎先生。
この高見先生の過去の逸話で、クエンさんが世に広まったら、我々医者や病院、製薬会社の廃業だよ。
クエンさんが一番いいのは分かっているが、どこでも手に入る上に安すぎて、商売にならない。
医者がいらなくなって、とんでもないことになるからね。と語ったと言われております。
そのことを載せているポストでございました。今回、ケイジさんから質問頂きました、その別の方のポストに関しても、今回概要欄に載せさせていただきます。
改めまして、ケイジさん質問頂き、本当にありがとうございます。では今回、こちら頂きました質問から話させていただくタイトルはこちら。
クエンさんは本当にすごいの?
ということで、今回クエンさんについて話をさせていただきます。クエンさんの質問、これたまに患者様からもあります。
実際、今回ケイジ様からの質問の中にもありましたように、クエンさんのことを気にされる方って結構な頻度で、この竹見太郎先生の先ほどの逸話ですね。
クエンさんが世に広まったら、医者とか製薬会社廃業だよっていうその逸話なんですけども、それ聞いて、そんなすごいのクエンさん?と思う方がやっぱり多いなと思われます。
実際この竹見先生は元日本医師会会長で、日本では初めてになるんですけども、世界医師会会長もされていたというね、そういう実際高名な方だということもありまして、
そんなすごい方がこんなことを言ってたんだ、じゃあすごいものなんだなっていう考え方もやっぱり多いんじゃないかなと思います。
今回この竹見先生の話は特にしないんですけども、クエンさんのことで話をさせていただきますけども、まずはじめにクエンさんって医師とか薬剤師とか医療系の業種ってどう思ってるのか。
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これ正直なところですと、効果がないわけではないんだけど、そんなに言うほどすごくもないっていうのが、現代のクエンさんに対しての定説だったりします。
この点、もう少し詳しく話をさせていただきますと、まずクエンさんがそもそも体に良いよと言われる点。
今回主に3つ話をさせていただきますと、まず1つ目、疲労物質の乳酸を分解して、疲労回復効果があるということ。
乳酸は体内でエネルギーを作る時に糖が分解されて発生するという物質なんですけども、この乳酸、激しい運動した後とかに蓄積しやすくなります。
筋肉に蓄積された乳酸が筋肉痛の原因になるようとも言われております。
クエン酸は乳酸を分解して、クエン酸は乳酸を溜めないようにする、疲労回復効果があるんだと言われたりしております。
次に2つ目としましては、クエン酸回路というエネルギーを作る回路、ここを活性化させてエネルギーを作りやすくするという点です。
クエン酸回路というのはミトコンドリアで行われるエネルギーを作る活動、このうちの一つでして、ミトコンドリアでエネルギーを作るというのは体にとってとても重要です。
ミトコンドリアを使わないでエネルギーを作った場合ですと、正直ミトコンドリアの時に比べてエネルギーの効率が良くない。
エネルギー効率も良くないのですぐにエネルギー切れを起こしやすいですよ、なおかつエネルギーの質が悪いのもありまして体温は上がりにくいですし免疫にも良くない。
またミトコンドリアでエネルギー作らなかった場合は糖質を主に使ってエネルギー作るんですけども、エネルギーを作るためにどんどんどんどん糖質を摂ろう糖質を摂ろうという風になってしまいまして糖質依存に落ちやすいという点もあります。
こういった風に様々なデメリットがあるのでミトコンドリアでエネルギーを作ると当然この逆ですねエネルギーの質も良いので体温も上がりやすくなって免疫も良くなる糖質依存も起きにくくなるのでミトコンドリアでエネルギー作るのが大事だその中でもクエン酸をとっておくとこのクエン酸回路というのを回してくれるからクエン酸は重要なんだと言われたりしております。
そしてクエン酸が良いよと言われて3つ目になりますけども血液の酸性を弱めることで様々な病気の原因を抑えると言われております。
血液酸性とかアルカリ性血液が酸性の方に寄ってしまうと様々なデメリットが起きると言われております。
本来血液というのは弱アルカリ性pHで7.35から7.45ここを維持してるんですけども食事とかで酸が溜まってきますと血液がだんだんだんだん酸性の方に傾いていきます。
でも血液を弱アルカリ性に保ちたいので腎臓などの臓器が働きかけまして
溜まった酸を尿とかの形で外に放出すると。酸が減るので血液のバランスが保たれて弱アルカリ性に戻っていくという感じですね。
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こういった形で状態を保っております。実際のところ体内に酸が溜まってきますと血液が酸性に傾きすぎますと腎臓が頑張り過ぎてしまうので
血液が酸性になるのは腎臓に良くないなんて言われたりもします。
そもそもなんで人間の血液pH7.35から7.45この間で維持しなければいけないのかと言いますと
人間の体の中には様々な物質があります。カルシウムやマグネシウム塩分鉄分糖分
脂質や尿酸ホルモンなど様々なものがありますよね。また人間の体を動かす血液の中だけでも様々な物質があります。
例えば赤血球白血球とか血小板そういった風に体の中には多くのものが何種類も何種類もあります。
そういった様々なものが活動しやすいのがこのpH7.35から7.45なんですけども
このpHを外れると体調を崩すことがよくあります。例えば痛風。痛風というものは体内で尿酸が溜まります。
それが血小となってその血小が体の関節部分とかに入り込んだりして痛みとか炎症を起こします。
この尿酸は血液が酸性に傾くと血小化しやすくなります。なので痛風を起こしやすくなります。
他にもウイルスを抑える免疫の働き。この免疫細胞も血液が酸性化すると活動が弱まると
感染症とかにもかかりやすくなるようなと言われます。 その他にも血液内の酸性が高まることで足通し痛と呼ばれる状態になりまして
これは吐き気とかだるさ、ひどければ呼吸にも悪影響を及ぼします。 他にも血液が酸性になると癌になりやすいとかも言われますし
血液が酸性になるのは良くないんだというのはよく言われております。そこでクエン酸。 一般的な食事をしてますと例えば米やパン
動物性タンパク質の肉や魚とかドレッシングとかの調味料に良くないですし炭酸飲料ジュースなど
様々なものは食事をすることで血液を酸性の方に向けやすくなります。 なのでアルカリ性にする物質を取っておくと体の健康を保つのに良いんだと言われておりまして
それがクエン酸です。クエン酸は血液をアルカリ性の方に持って行ってくれるよと言われております。
なのでこのpHをちょうど良く保つのにはクエン酸を取るのはいいんだなんて言われたりもします。
こういった具合に疲労物質を分解してくれるしエネルギーを作るのにも重要だし血液を正常に保ってくれる
クエン酸はなんてすごいものなんだというふうにクエン酸はよく語られております。 ここまで褒めておいてなんですけども先ほど申し上げましたけども
医療系の業種としてはクエン酸に対しては効果がないわけではないんだけども言うほどすごくないというのが定説だったりもします。
クエン酸に関してはもう現代まで国内外問わず様々な研究がされております。 例えばがんを始めとした様々な疾患を抑える効果
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クエン酸ではどれぐらいあるのかとか クエン酸を取ることで体内でエネルギーどれだけ効率よくなるのかなどなど
多くの研究されているんですけども研究データ 言うほどすごくはないなというのは現状だったりします
なので絶対取った方がいいよとかそこまでの成分じゃないよねっていうのが定説だったりします 実際クエン酸は疲労回復とかこれは多少の効果があるという研究データあるんですけども
だからといってやっぱりクエン酸をいっぱい取ろういっぱい取ろうという方もいらっしゃるんです けどもそうしますと胃酸の濃度が変わってしまって
消化不良を起こしてしまう胃酸というのは酸なんですけどもこの酸を弱めてしまうことで 物を溶かす力とか弱ってしまいますよ
消化がうまくいってない状態になってしまって下痢とかを起こしやすくなってしまう そんな状況も起こしたりします
飲み方によってはクエン酸で胃腸の働きも良くするんですけどもやっぱり取りすぎると良くない 色面もありましてこういった過剰摂取とかで副作用で訴えられることも怖いので
メーカーとしてあまり積極的に宣伝してないし開発もあまりしてないというのが現状だったりもします でまた
そもそもなんですけども先ほども触れましたけども 体を酸性にしやすい食べ物米やパン動物性タンパク質やドレッシングなど調味料
炭酸飲料ジュースなどだとクエン酸に頼らないでこういった 酸性になりやすい食べ物を控えた方がいいんではないかという件が年々強まっています
どうしてもクエン酸のように血液をアルカリ性の方に持っていこうという風にするにしても 果物や野菜
海藻類なども血液をアルカリ性の方に持っていくんですけども こういったものを食べた方がクエン酸を単独で摂取するよりも野菜とかでビタミンとかも
一緒に取れますよねその方が体にいいんじゃないかというふうに言われております 実際エネルギーを作るクエン酸回路におきましてもクエン酸をとっておけばいいのか
というとそうではないです ビタミンやミネラル様々な栄養素も取った方がエネルギーを作るのに重要です
なのでクエン酸単独よりもビタミンやミネラル様々な食事全般で取り入れた方が絶対にいいです なのでそもそもの話で血液を酸性アルカリ性の話にしてもクエン酸取れば解決する
って問題じゃなくてやはり食事を根本的見直さないと 体を健康にするのは難しいというのがよく言われております
またこの食事のところにもつながってくるんですけども 血液が酸性化しますとガンになりやすいこれはよく言われておりまして確かにデータ
でもあるんですけども これに関しましても糖質を抑えた方がガンには効果があるというデータもありまして
こっちの方がデータいいんじゃないかと言われております でまた
糖質、糖質というか米とかパンとかに多いですしこういった炭水化物とかを抑えると自然と血液の酸性化も抑えやすくなります
こういった米とかパンはどうしても血液の酸性化は割れやすいので自然とこういったものを抑えれば血液の酸性化もしなくなるよねという状況になります
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なのでクエン酸を積極的に取って血液をアルカリ化にしようというのではなくて 糖質取りすぎを気をつけましょう
そうすれば結果的には血液もアルカリ化になりやすいですし さらには糖質を抑えることでそもそもガンの予防にもなるんだから
クエン酸動向よりも糖質を抑えた方が効果的だろうという意見が強まっています といった具合にクエン酸を取っていれば全部大丈夫というわけではないです
むしろ他の解決方法の方が効果的というものはよくあったりします 今回いただきました質問の中でもありましたけども
竹見太郎先生がクエン酸は神の薬といったそういった発言をしたといつは これもしかしたらリップサービスだったのかもしれないということもあるんですけども
そもそもの話になりますけど竹見先生活躍されたのは50年くらい前のことです その頃ですやっぱり今よりも研究がされてない時代ですし
その頃のいつはで今でもクエン酸が神の薬だっていうのはやっぱり時代遅れかなと思いますし もちろん100年前200年前の研究でも今でもすごい大切に扱われている研究はあるんですけども
クエン酸に関しては現代まで様々な研究がされております その結果で思ったほど効果すごくないなという感じですので竹見先生の
逸話に関してもあまり持ち上げすぎない方がいいよなという感じだったりします とはいえクエン酸適量であれば別に副作用が起きるわけではないですし
疲労回復への効果多少のデータはやっぱりありますし 他にもクエン酸を取っておくと他のミネラル成分の吸収が良くなるんじゃないかという
データもあったりします なのでクエン酸これだけ飲んでれば大丈夫というわけではないですけども自分の健康をサポートするための一つとしてそういった意味では接種するくらいならいいんじゃないかなと思われます
今回はこんな感じですケイジさん改めてテーマいただきまして本当にありがとうございました 今回クエン酸のことで話をしてきましたけども
これクエン酸と似たような感じの話にもなるんですけども 割と頻度あるんですけども患者様やお客様から聞かれる質問で
がんが治る水って本当は効くんじゃないのとか これ飲むとどんな病気も治るっていう広告見たけど実際これどうなのよ
といった質問 また中にはこのどんな病気でも治るっていう薬これ広まっちゃうと医師とか薬剤師が困るから
宣伝してないだけでこの商品本当はすごい効果あるんじゃないの そういう質問されることもままあります
特に日本の場合ですと医師会の権力が強いというのはこれは様々なメディアやドラマ とかね
漫画作品とかも扱いますしニュースとかでも選挙のシーズンとかになりますと医師会の動向はみたいなことも ありますし
医師会の権限てすげー強いんだなってやっぱり思われているところあると思います なので医師会の力を使えばそういった
情報統制ができるだろうと思う方もいるかもしれませんが 日本の話は置いておきまして日本に比べて医師の地位や権限が低い
韓国とかの日本を除いたアジア系の国とか または自由診療への意識が高くてむしろ病院にかからないで自分で健康を保て
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よという意識の高い欧米系 こういった日本以外のアジア欧米とかであれば絶対にこんなどんな病気も治る
水とかがあれば製薬会社動きます商品化もっと力入れています どんなに日本国内で医師会とか薬剤師会がいやこの商品広めないようにしようとしたとしても
現代で sns で世界とつながっております なので世界のどこかでそんなのがありましたら絶対に世界中でもこんなすごい商品が広まって
ます世界中で称賛されております でもそんな世界中で称賛されている薬というのもないです
なのでそんな魔法みたいな薬なんて世の中にないなっていうのが今現時点で世界中で 称賛されている薬がないというのが証明だと思います
ただまあそうは言いましても正直これ絶対効くんだという思いでその薬飲んでいれば プラセボ効果とかもあって体に良い効果をもたらすことはこれはやっぱりよくあると思います
なので 絶対にこういうのはダメだとは言いませんいやこれ絶対効くんだよって言って信じているので
あればまあいいんじゃないですかとは僕は正直思っています でももしも少しでも疑問を感じるようであればそういった何でも効き目がある魔法の
薬というものにすぐに飛びつかないで本当に大丈夫かな など調べてみるのはいいかなと思います
実際この成分はどうなのかなど何か気になることがあればいつでもご連絡お待ちしております 今回も最後のを聞いただきまして誠にありがとうございました
また次回も聞いていただけると大変嬉しいですそれではまたお会いしましょう
