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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ置きの方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いいたします。
今回のテーマは、リスナー様からいただきました、誠にありがとうございます。
今回、テーマをいただきましたのは、刑事さん。刑事さんから先日、第183回のサプリメントの飲み方についてやったりでは、第185回でクエン酸についてのテーマをいただきました。その説も、本当にありがとうございました。
早速ですけども、今回いただきましたメッセージ、読ませていただきますと、
うっちーさん、おはようございます。
昨日、人間ドッグを受けまして、腎臓にエコー検査でイシがあると言われました。
現在のところ、自覚症状など無しなので、経過観察しかないと言われました。
気になるので、早速インターネットで検索しましたが、確かにイシの言われたように、様子見しかないという感じでしたが、うっちーさん的に、腎血石に対する見解はどうでしょうか。
という質問をいただきました、刑事さん誠にありがとうございます。
ということで、今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
腎血石は様子見でも大丈夫?
タイトルコール用に文面変えさせていただきました。申し訳ございません。
ということで、今回は腎臓にできるイシについて話をさせていただきます。
ちなみになりますが、尿管血石とか尿道血石とか、尿の通り道全体を通して尿路血石といった尿の通り道部分イシができる。
これ聞いたことありませんか?
体内からイシが出たよということで驚かれることもありますし、すごい痛みもあるよということで結構有名じゃないかなと。
テレビや雑誌、漫画や小説などでもイシができて困るよとか、イシが出たという描写で描かれることが大変多いんじゃないかなと思います。
この尿管血石とか尿道血石は腎血石と同じものです。
腎臓でできたイシが尿道に行ったら尿道血石とか、尿管に行ったら尿管血石など同じイシでもどこにあるかで名前が変わるだけですので、
今回のエピソードでもそれぞれの違いとかを話すんじゃなくて、まとめて腎血石ということで話をさせていただきます。
ではそもそも腎血石とはどういうものなのかという話をさせていただきますと、尿の中に含まれている中酸というものがありまして、
これの濃度が高くなっていきますとカルシウムと結合しやすくなります。カルシウムと結びついて結晶とか石のようになります。これが腎血石です。
このイシがさらにカルシウムとかとくっついていくことでどんどんどんどん大きくなったりします。
このイシなんですけども腎臓の中にあるうちとか小さいうちでしたら特に症状はありませんけども、このイシが尿管に来たようとなってきたりすると痛みに襲われることがあります。
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理由としましてはイシが尿の通り道を塞いでしまうからです。
腎臓で尿が作られるんですけども、尿を流したいのに尿が通れないとなりますと、本当だったら流したい尿が腎臓の中で溜まっていきます。それによって腎臓がパンパンに腫れるようになります。
それによって腎臓に痛みが出ます。またそれでも何とか尿を送り出そうとして、尿の通り道を無理やり広げて尿を流そうとするんですけども、
無理やり広げるということで痛みが生じてしまったりします。またイシ自体が尿管とかを傷つけてしまうようなこともあったりします。
なので腎血石はかなり痛みが出るようということで有名だったりします。また尿という体にとって余分なもの、これがうまく送り出せないことで悪いものがたまりやすくなってしまいます。
それによって腎臓や尿道、尿管などの尿炉と呼ばれる部分で悪いものによって炎症を起こされることがあります。そういったことで腎臓の働きが悪くなる、腎臓の機能が低下するということもあったりします。
こういったものが腎血石なんですけども、では腎血石ができてしまったらどうするかと言いますと、今回、ケージさんのように経過観察でもいいよということも本当によくあります。
石が小さいものであれば、様子を見て自然に石が外に出るのを待つことが大変多いです。
もしも尿の流れが悪くなっていたりとか、腎機能の障害が認められるとか、石が1cm以上の大きい場合とかですと、何かしらの治療を行うことはあります。
例えば、体の外から衝撃を与えて石を砕く、内外衝撃波血石破砕術だとか、体の外から腎血石に焦点を合わせ、放電、電気を流して石を細かく砕く方法、こういったのもあります。
ただ、あくまでこれは腎機能に障害があるとか、石が大きくなっている場合、そういった時ですね、石の痛みがないとか小さい状態であれば、できれば水分を多めに取ったりして、石が尿とともに出てくるのを待ちましょうということが多いです。
水分多め、1日に2リットル以上は水分を取ってくださいねという話はよくさせていただきます。
これなんですけども、石ができやすい方の生活習慣というのは、石が取れたようになってもまたできやすい生活習慣であったりするので、再発しやすいです。
そういった場合でも、石がまだ小さいうちに尿で石を出せるという意味で、予防としてもしっかり水分を取って尿を出すのは重要だったりします。
こういった話も有名で、よく石を出すために水分を取って尿で石を出しましょうということは、さまざまなメディアとかでも取り扱われることが多いです。
ただ、この水分摂取なんですけども、注意を一つ話させていただきますと、今まさに痛みが出ているときなどでは、石によって尿の通りが悪くなっております。
しかも、排出できない尿のせいで、すでに腎臓が圧迫されたりもしております。
こういったときに水分を取って尿を作ろうとしてしまいますと、より尿が溜まって腎臓が圧迫されるということで、自体を悪化させることもあります。
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なので、水分摂取は痛みが出ているときではなくて、痛みがなく安定しているときに水分摂取は有効だったりします。
今、石ができやすい生活習慣といったことを簡単に触れさせていただきましたけれども、水分摂取以外にも生活面で人欠席に対して注意をしておくことが良いということもあります。
今回主に2つ話させていただきますと、1つ目は臭酸が含まれる食事の量に注意する。
2つ目はカルシウムやクエン酸を摂取しておくということで話をさせていただきます。
まず1点目、臭酸の量に注意すること。
胃腺の原因となるのは尿の中に入っている臭酸です。これがカルシウムと結びつくことで胃腺になっていくので、臭酸をあまり取らないようにすれば胃腺はできにくくなるだろうという考えですね。
この臭酸はどんなものに多いのかと言いますと、有名なものですとほうれん草やたけのこ、さつまいも、レタス、ブロッコリー、ナス、ピーナッツ、未熟なバナナ、チョコなどがありますし、飲み物ですとコーヒー、紅茶、緑茶やココアこういったものに含まれます。
ただ、こういった臭酸が多い食べ物、ほうれん草、さつまいも、ブロッコリー、ナッツなど、体に良いとされるものが実は多かったりします。
また、飲み物でもコーヒー、紅茶、緑茶などをよく口にするものが多いのが現状だったりします。
なので、こういったものに制限をかけるのは生活上ストレスがたまりやすいとか、また他の栄養素が取れなくなって良くないんじゃないかと言われることもあったりしますので、実は臭酸が多い食べ物を抑える方法、これはいまいち良くないんじゃないかと言われたりします。
なので、妊血石において生活面で注意すること、確かに臭酸を注意することも大事なんですけれども、2つ目のカルシウム薬原酸を取ること、こっちの方が効果的なんじゃないかと言われたりもします。
妊血石は臭酸とカルシウムがくっついてできるんだから、カルシウムを取るのって逆効果ではないかと思われるかもしれませんけれども、あくまで妊血石というものは尿の中にある臭酸がカルシウムとくっつくことで意思になります。
ですが、尿になる前の段階、食事をして胃から腸に栄養素が入ってきますので、そこから吸収されて血液を回って尿となっていくと言うんですけれども、
この食事をして胃から腸に入っている段階、この段階で臭酸をカルシウムとくっつけますと、尿の中に入る臭酸の量を抑えられます。
胃や腸の中で臭酸とカルシウムをくっつけてしまえば、腸にいる段階で臭酸とカルシウムをくっつけてしまうことで、そのまま便として臭酸を外に出してしまいましょう。
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尿の中に臭酸が行かないようにしましょうというので、カルシウムを摂取するのは効果的だと言われております。
実際のところ、妊血石になる方はカルシウムが不足しがちだよと言われております。
また、クエン酸については以前、刑事様からクエン酸の質問をいただいているんですけれども、
クエン酸を摂取しますと、クエン酸が尿の中でカルシウムとくっつくように働くようになりますと、臭酸がカルシウムとくっつくのを邪魔してくると言われております。
また、クエン酸などを摂取して、尿や血液の平波をアルカリの方に傾けておくと、臭酸カルシウムができにくくなるとも言われております。
そういったこともありまして、妊血石を予防しやすいと言われておりまして、クエン酸摂取も勧められることがあります。
妊血石に関しては痛みがあるとか、緊急時には治療が必要になることもあります。
また、痛みがない、安定している時では水分をよく取って、妊血石を出すようにしたりとか、また妊血石を大きくしないためにも、予防としてカルシウムやクエン酸などをお勧めいたします。
今回はこんな感じです。改めまして、ケイジ様、テーマいただきまして誠にありがとうございました。
今回、ケイジ様には事前に水分摂取とカルシウム摂取をお勧めさせていただきました。
また、現状様子を見ていいんじゃないですかね、ということもお伝えしております。
そこからメッセージをいただいておりまして、そのメッセージも読ませていただきますと、
ウッチーさん、ありがとうございます。ウッチーさんの回答を聞かせていただいて安心しました。
トイレが近くなりますが、水分摂取を心がけるようにします。
また、カルシウムの摂取が有効なのは意外でした。これはサプリで摂取した方がいいのでしょうか、というご質問もいただきました。誠にありがとうございます。
この点についても話をさせていただきますと、カルシウム、サプリメントでも食事でもいいと思われますので、
ご自身で取りやすい形で摂取されることをお勧めいたします。
改めまして、刑事様、毎度毎度テーマをいただきまして、本当にありがとうございます。
今回、刑事様から健康診断からということでテーマをいただきました。
こういった健康診断のことでも何か気になることがあれば、いつでもご連絡してお待ちしておりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの施設であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。