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2024-08-08 08:43

第184回「太っている方が汗をかきやすいのは何故ですか❓」

今回は匿名様からいただきましたテーマで話しております‼️

テーマいただき、誠にありがとうございました😭

今回のポイント

・脂肪が冷える理由は

①脂肪が熱を発生させているわけではないから

②脂肪には血管が少ないから

③脂肪は熱の伝導性が低いから

・脂肪が多いと汗をかく理由は

①脂肪が多いと体重が増えるから

②脂肪は熱の伝導性が低いから


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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回のテーマ、リスナー様からいただきました、誠にありがとうございます。
今回テーマをいただきました方、匿名ご希望でございます。その匿名様からいただきましたテーマ、早速読ませていただきますと、
デブはなぜ汗をかきたのでしょうか?脂肪は冷えるので、むしろ体を冷やすから汗をかかないのではないでしょうか?というご質問をいただきました、誠にありがとうございます。
ということで、今回のタイトルはこちら。
太っている方が汗をかきやすいのはなぜ?
タイトルコール用に文面変えさせていただきました、誠に申し訳ございません。
脂肪は冷えるというのはテレビ番組とか情報シーンなどでも言われるようになっております。
筋肉は熱を出すけども脂肪は冷えるということは、脂肪が多い方が体を冷ましてくれるんだから汗をかかないんじゃないのか?
確かにこう聞きますと、体を冷やすんだから脂肪ある人の方が汗をかかないはずだよなというふうに思われます。
でも実際には脂肪が多い方の方が汗をかきやすいです。これがなぜかということを今回話をさせていただきます。
その前になんですけども、なぜ脂肪は冷えるのかについて3つのポイントで話をさせていただきます。
まず一つ目、脂肪は熱を作り出すわけではないです。
筋肉は動くときにエネルギーを発生させまして、それが熱として現れるので筋肉は熱を発生させます。
一方脂肪はそもそもエネルギーの貯蔵庫です。蓄える部分ですね。
空腹とか運動とかで体の中のエネルギーが減った際に脂肪というその貯蔵庫からエネルギーを取り出して体を動かすことなどに使っていきます。
ただあくまで溜まっているエネルギーをその貯蔵庫から放出するだけですので、エネルギーを蓄えているだけなので脂肪自体がエネルギーを生み出しているわけではないです。
脂肪燃焼というワードがよく使われるために脂肪がエネルギーを生み出しているのではないかと思われますけども、実際は脂肪というのはエネルギーを溜めたり必要に応じて放出しているという感じです。
次に脂肪が冷えやすい点なんですけども、脂肪には血管が少ないです。血液というものは暖かいものでありまして、この血液がよく通ることで体は温まりやすいんですけども、脂肪というのは他の組織に加えて血管があまり通ってないです。
それによって脂肪は温まりにくかったりします。 よくドラマや漫画なので
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お腹の部分を刺されたりした方が、厚い脂肪のおかげで助かったなんていうのも、脂肪の部分には血管があまり通っていないので、大量に出血をするそういったリスクが少ないから助かりやすいと言われております。
そして脂肪が冷えやすいと言われる最後のポイントなんですけども、これは脂肪が冷えやすいというよりは脂肪部分を触るとヒヤッとしやすい理由でもあるんですけども、
脂肪は熱の伝導性が低いです。 筋肉に比べて脂肪は熱を伝える力が半分くらいだよと言われております。
熱を伝える能力が低いということは、体の中で発生した熱がなかなか伝わらないです。 なので熱が伝わらないので脂肪、特に体の表面の方までは熱が伝わりにくくヒヤッとしております。
実際に運動したよーとか体を動かして発生した熱がなかなか伝わらないために 体の表面、特に脂肪が多いようなお腹の部分などは触っても冷たい感じがします。
といったふうに3つのポイント。 脂肪自体が熱を作っているわけではないよということ、血管があまり通っていないよということ、
熱の伝導性が低いこと、この3つが脂肪が冷えるとか、実際触ってみると冷たい感じヒヤッとする感じがするよという理由でございます。
この点を踏まえまして、なぜ脂肪が多いと汗をかきやすいのかという話をさせていただきますと、いくつか理由がありますが今回2つポイントを上げさせていただきます。
それは脂肪が多いことで体重が増えてしまうため、 もう一つは熱の伝導性が低いためでございます。
この2つの解説させていただきますと、まず一つ目、脂肪が多いことで体重が増えてしまう。 適度な脂肪というものは人間生きていくために必要なものです。
ただ、多すぎる脂肪とかは体にとって重りになってしまいます。 体重が増えることで体を動かすにしても、軽い人に比べてより筋肉を動かさないと体を動かせないです。
筋肉を動かす力が必要になるということは、それだけエネルギーを発生させる、熱を発生させる必要があります。
なので脂肪が多く体重が増えてきますと、熱が大量に発生されます。 そしてこの熱が体の中で高まりすぎないようにするため、体の外に熱を出すため、汗を大量にかくというふうになります。
今のが一つ目の話でしたけれども、次に2つ目の理由、熱の伝導性が低いこと、これを話させていただきます。
先ほど、脂肪は熱の伝導性が低いから、脂肪は冷えるように感じると言ったじゃないか、と思われるかもしれませんが、
確かに脂肪自体は熱が伝わりにくいので温まりにくいです。 ですが、この脂肪に熱が伝わらないからこそ、体の中に熱がこもりやすいという特徴があります。
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本来であれば、体内で発生した熱というものは、体中のあちこちに伝わっていくことで、熱が分散されていきます。 それによって体の中に熱がこもりすぎないようにします。
ですが、脂肪が多くなりますと熱が伝わりにくいです。なので、熱が分散されにくいです。 その結果、体の中に熱がこもりやすくなってしまいます。
そのこもった熱がどんどん溜まっていくことで、どうにか熱を下げないといけないとなりまして、大量に汗をかくことになります。
それで汗をかきやすくなっていきます。 実際、大量に汗をかくようといっても、脂肪の多い部分、例えばお腹周りなどは汗が少ないです。
逆に脂肪の少ない部分、例えば、おでこのあたり、額部分であるとか、首などに大量に汗をかきやすくなります。
これも脂肪が少ないから、熱が伝わりやすいからこそ、ここから熱を発生させるというのもあります。
ということで、脂肪が多いと汗をかきやすくなる理由としましては、体重が増えることで体を動かすときに大量にエネルギーを発生させなければいけないということ。
そしてもう一つは、熱の伝導性が低いために体の中に熱がこもりやすいからというのが理由と言われております。
今回はこんな感じです。テーマいただきまして本当にありがとうございました。
この配信は8月8日予定でございます。まさに夏末盛りです。本当に暑い日が続いております。
最近には暑さがひどいせいか、汗を大量にかくことで汗もができる方、本当によくいらっしゃいます。
汗も対策としてもしっかり肌は清潔に保つ必要がありますし、また、暑さだけではなく強い日光によって肌がダメージを受けているよという方もいらっしゃいます。
それによって肌が乾燥しやすくなっているよという方も夏場でもいらっしゃいます。
そういった場合は保湿ケアもしっかり行うことが必要だったりもします。
なので夏というのは意外と汗が原因だったりして肌トラブルも多い時期ですので、夏もしっかり肌のケアをお勧めいたします。
今回のような汗のことでも肌トラブルなどでも何か気になることがあれば、いつでもご連絡お待ちしております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
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