1. 牛乳のむ?牧場配信
  2. 牛に海藻を食べさせるとゲップ..
牛に海藻を食べさせるとゲップが減る?メタン削減飼料の現在地
2026-10-12 33:03

牛に海藻を食べさせるとゲップが減る?メタン削減飼料の現在地

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サマリー

島根県出雲市の川上牧場から、牛のゲップに含まれるメタンを飼料で減らす研究について解説する。牛ではルーメン微生物の働きで草を消化する過程でメタンが生じ、1頭あたり1日約500リットルに達することもある。特にブロモホルムを含むカギケノリは大幅削減が期待される一方、デンマークやオランダの研究では海藻の種類によって効果がなく、消化率やヨウ素・カドミウム・ヒ素などの問題も確認された。日本ではカギケノリの大規模養殖に向けた研究が進み、海藻の生産から加工・輸送まで含めた供給体制が課題になっている。 アスパラゴプシスではメタンが最大約30%減る研究がある一方、乾物摂取量が最大22%減り、乳生産にも悪影響が出た例が紹介される。安全性ではブロモホルムの牛乳への移行やミネラル・重金属を確認する必要がある。北海道大学の銀杏果肉や、愛知県による食品副産物を使った長期試験も取り上げられ、飼料費、乳量、牛の健康、ライフサイクル、Jクレジットなどを含めて実用性を判断すべきだと語る。最後に、飼料・育種・ルーメン微生物・飼養管理・カーボンクレジットを組み合わせ、環境負荷を下げながら酪農家に収益が戻る仕組みが必要だとまとめる。

牧場の日常とメタン削減の質問
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む牧場配信始まりです。
おはようございます。
今日は10月12日の月曜日です。
今日は祝日のスポーツの日です。
お休みで3連休の方が多いと思いますが、今日も休まず仕事をさせていただいております。
今日の天気は最高気温27℃で一日晴れという天気になっております。
スポーツ日和の日ではないでしょうか。
出雲市は毎年恒例の出雲駅伝があったりして、本当にいい天気で今日は大変じゃないですかね。
道路も混雑したりとか、時間帯によってはそんなことになるような、いい天気ですね。
お出かけ日和、スポーツ日和の日ではないかなというところでございます。
今日のお仕事は牛の大肥の切り返しをやったりとか、先日生まれた子牛を移動させて磁氷を打ったりとかワクチンを打ったりとか、そういうのをやろうかなと思います。
あと出生届とか出さないといけないので、そういうのをボロボロやろうかなと思っております。
あとは書類仕事が溜まっているので、書類仕事をやっていこうかなというところでございます。
今日の配信はですね、またリスナーさんからの質問にお答えしていこうかなと思いますけれども、牛のゲップのメタンガス、これよく質問でもあったりとか、皆さんも牛のゲップといえば地球温暖化でしょう?みたいなことがあったりしますけれども、これものすごく研究が進んでおりまして、楽能業界もこれに対処しようとしているところでありまして、
海外の事例を見たリスナーさんがどういうふうになっていますか?メリット・デメリットを教えてくださいという質問が来ておりますので、今日はこちらの方を日本の事例も踏まえながらお答えしていこうかなと思います。
今日も10分15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ではでは、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、先日の島根楽能ミルクフェア、これ盛大に盛り上がりまして、1500人以上の方が来てくださいまして、本当に川上牧場のブース、デジタル楽能体験も最初から最後まで尽きることなく皆さんが来てくださいまして、本当にありがたかったなと思いますけれども、
いろんなSNSでいろいろ皆さんが投稿していただきまして、盛り上がったんですけれども、本当に疲れがちょっと出ています。
なんでしょうかね、なんかだるさみたいな気づかれでしょうかね。体力的には大丈夫なんですけど、なんかで肩の力がフワッと、そんな感じですね。
はい、今週末ね、10月17日は東京の豊洲公園でですね、土日ミルクフェスという毎年恒例の大型の企画がありますんで、それに川上牧場も参加しますんでね、ぜひ関東近郊の方はですね、10月17日豊洲公園にぜひ来ていただけたらと思いますけれども、詳細はですね、土日ミルクフェスとかね、そういうので検索すると出てきますんで、また検索してみていただけたらと思います。
はい、ということで、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますんで、皆さんが牛乳を準備している間にですね、ちょっとお知らせをしたいなと思います。
川上牧場noteというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをnoteの記事として毎日上げておりますので、ぜひ皆さんアカウント登録してログインしてね、読んでいただけたらと思います。
で、この記事が面白いなとか、もっとよりよく知りたいと思われる方はですね、メンバーシップというものを準備しておりますので、ぜひこちらの方もチェックしてみていただけたらと思います。
皆さんのね、応援ご支援が川上牧場の活動の原動力となりますので、ぜひこちらよろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売上は川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
あと川上牧場公式LINEをやっておりまして、365日毎日配信しているんですけども、なかなか毎日は聞けないという方のためにですね、週に1回まとめの記事が届くというそんなお手軽な公式LINEになっておりますので、ぜひ音声配信を聞いている方はですね、概要欄にあるリンクからぜひね、触ってみていただけたらと思います。
はい、お友達登録していただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ではお知らせでございました。では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していきます。乾杯!いただきます。
スポーツの前後は牛乳がいいよ。本当昨日も言ったけど。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
乾杯!乾杯!ということでありがとうございます。乾杯いただきますよ。
本当にたくさんの消費者の皆さんに会うきっかけになりますので、イベントとかね、直接顔を見れるというのが嬉しいですね。
あんなに応援してくれる人がいるのに脱脂粉乳が積み上がってるんですよね。牛乳は売れてないんです。
本当に何度かしたいと思います。やばいなと思いながら。
ぜひ皆さんコップ一杯一日ね。今日はもうスポーツしたら2杯3杯飲んでもらってもいいでしょう。
ぜひ飲んでいただけたらと思います。よろしくお願いします。
海藻飼料でメタンを減らす仕組み
ではでは、今日も皆さんの質問コメントをお答えするお便りのコーナーをやっていこうと思います。
各配信アプリSNSに来た質問コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問はですねLINEの質問フォームから投稿していただきました質問フォームネームかんしんさんからの質問でございます。
いつもありがとうございます。質問です。
調べ物をしていたら牛さんの餌に海藻なんてものを見ました。
デンマークで研究されているようですが、飼料からメタンを減らす取り組みのようですが、これにもメリットデメリットがあると思います。深掘りをお願いします。川上さんという質問が来ております。
ありがとうございます。
毎日聞いていただいておりますリスナーさんがですね牛さんの牛乳製品だけではなく牛の餌のところまで調べ始めているということで。
あの配信の中でもですねこのメタンガス排出を抑えるためにラクノ業界がどういうことをやっているのかみたいなのをお話ししている配信でいろいろさせてもらってるんですけどもまたこれで新しくアップデートされておりましていろいろ出てきております。
ちょっとね一時前はあのカシューナッツの集中出液を入れた資料でメタンガスを低減させてですねそれを jクレジットでこう販売してラクノ化の収益にあげましょうとか入業会社の収益にあげましょうみたいな取り組みが行っているんですけどまたまたこれがですね国産でカシューナッツはね海外のしか取れないので日本ではほとんど生産されないんでわざわざカシューナッツの音その餌を知らん中出液をですねあのからとかもそうですかね。
カシューナッツの殻とかもそうですそれをですね海外からわざわざ運んでそこにかかる燃料費とかかかってるんでねあのそれって意味ないんじゃないのみたいなことを配信させてもらってたんですけども国内でこういう取り組みができてますよっていうのを今日はいちょっとお知らせしたいなと思いますのでまとめてきたものをね今日も読んでいこうかなと思いますはい
カギケノリと海外研究の結果
このメタンガスを抑える面白い研究分野進んでいるんですけども先に結論を言いますと海藻を牛に食べさせることでメタンを大きく減らせる可能性はあるんです
ただしですね海藻なら何でもいいでもメタンが減れば成功でもありません海藻の種類や給与量牛がどれくらい食べるのか乳量がどうなるのか乳成分がどうなるのかそして安全性と価格ですねはいそしてこの海藻を何万頭分どう作るのかここまで見ないとですね本当に楽能で使える技術なのかは判断できません
今日はそこをね質問にありましたように掘り下げていこうかなと思いますはいまず第1にそもそもなぜ牛からメタンが出る出るのかというところをお話ししていきます
最初に基本から牛はですね第一ルーメンですねこの中にいる微生物の力を借りて人間ではほとんど利用できない草の繊維を分解しています
その発行によってですね作産プロピオン産落産といった炭素脂肪産が作られていきますそしてそれが牛のエネルギーになるということですね
ところがその発行の途中でですね水素と二酸化炭素もできますそしてルーメンの中にいるメタンの子細菌古い細菌といって小細菌というのがあるんですけど
その細菌がその水素などを使ってメタンを作りますそれが主に口から鼻から出ていく一般に牛のゲップと呼ばれているものです
農研機構で調べられているものによれば貧乳牛から貧乳牛で作乳牛ですねお乳を出している牛から1頭から1日およそ500リットルのメタンが出ることもあるとされています
つまりメタンというのは牛が悪いことをして出しているものではなく草を消化できるという半数動物のすごい仕組みの副産物ということなんですね
では海藻を入れると何が起こるのかここをお話ししていきます
ここで注目されているのがアスパラゴプシスという甲状ですね赤いもの
このもの仲間の構想の仲間です日本ではカギケノリがこの仲間になります
カギケノリにはブロモホルムという物質が多く含まれています
このブロモホルムがルーメンの中でメタンを作る微生物の代謝を強く抑えることでメタンの発生を減らすと考えられています
海外の研究では条件によって非常に大きな削減効果が報告されていてカギケノリ類が注目されている最大の理由がここです
ただしここからが重要で海藻ではなくどの海藻かがものすごく大事になるということです
そこで質問にあったデンマークの事例をちょっと調べていきましょう
デンマークのオーフス大学では国王で生産されている3種類のモですね
カツモって読むんですけど赤っぽいモのことそういう分類があるみたいですね
乳牛に給与する研究が行われています
使われたのはサッカリナラティシマとアスコフィラムノドサムサルガススムムティカムという海藻が使われました
4頭のデンマークホルスタインに漢物ベースで2%から4%程度を給与して調べたそうです
結果はどうだったかメタンは減りませんでした
漢物摂取量や乳量にも大きな変化はなかった一方で
一部ではタンパク質や繊維の消化率へのマイナスも確認されました
さらにヨウ素カドミウムヒ素の含量が高く
研究で使った条件の海藻は市販の乳牛群へそのまま給与できる水準ではないという結論でした
これすごく大事な研究ですね
ニュースを見るとどうしても牛に海藻を食べさせたら
メタンが90%削減みたいなところだけが目につきます
でも北欧の海藻を与えてもメタンがほとんど変わらない研究もあるんです
オランダで64頭の乳牛に3種類の北西ヨーロッパ産の海藻を与えた研究でも
メタン排出量の削減は確認されませんでした
つまりワカメでも昆布でも何でも牛に食べさせれば環境対策になるという話ではないんです
どんな有効成分が含まれるか
その濃度がどのくらいか
ルーメンの微生物にどう作用するか
ここが重要なんですね
ではカギケノリは何が違うのかここをお話ししていきます
日本での養殖と導入のメリット
そこで日本で注目されているのはカギケノリです
日本にも自生している黄層赤いっぽい層類ですね
特徴的なのが先ほど話したブロモホルムを蓄積できることです
国際農研と長崎大学は
2026年3月カギケノリを大規模養殖するための基盤になる
海面養殖用種苗の生産技術を発表しました
温度と日調を調整することで
海面養殖に適した配偶体を計画的に育てる研究です
つまり日本でも研究はメタンが減るらしいという段階から
その海藻をどうやって大量に安定生産するという次の段階へ進みつつあります
仮に一頭の牛に少量しか必要ないとしても
日本中の乳牛や肉牛へ毎日与えるとなったらものすごい量になります
そこで天然のカギケノリを取りまくればいいとはなりません
海の資源を壊してしまうからです
なので狩猟、養殖、収穫、搬送、加工、保存、運搬
これ全部を使わなければいけないということですね
そしてカギケノリの有効成分であるブロモホルムは
保管条件によって濃度が変化することも研究で問題になっています
つまり同じ1キロのカギケノリでも
効果がいつもと同じとは限らないということですね
ここも餌として利用するには大きな課題があるということです
ではここからメリットをお話ししていきます
メリットまず1番ですね
メタンを大幅に減らせる可能性があります
まず一番わかりやすいメリットです
適切なアスパラゴプシスを適切な量で適切な形で給与できれば
かなり大きなメタン削減が期待できます
実際2026年の乳牛の研究でも
アスパラゴプシス給与でメタン削減が確認されています
研究によって効果の大きさは異なりますが
強力なメタン抑制工法であること自体には
かなりの研究蓄積があります
これは落農そのものをやめずに
同じ牛から出る環境負荷を下げるという点でものすごい大きいですね
続いてメリット2です
捨てていたエネルギーを減らせる可能性があるということですね
そして落農家として面白いのはこちらです
メタンにはエネルギーがあります
つまり牛が食べたエサのエネルギーの一部は
メタンとして体の外へ逃げているということですね
農水省の技術資料でも
メタン発生をエネルギーの損失と位置づけています
だったらメタンを作らなかったエネルギーが
おじちや体重に回ればものすごく面白いですね
ただここはまだ単純には言えません
メタンを30%減らしたから
入量がその分増えるわけではありません
後で話しますけれども
むしろ採食量が落ちるという研究もあります
なのでこれは可能性であり
必ず飼料効率が良くなるとは言わない方がいいです
続いてメリット3
海と畜産がつながるということですね
ここは個人的にかなり面白いと思います
落農の環境問題を落農だけで解決しない
海藻を漁業者や海藻養殖業者が作る
それを牛が食べる
牛のメタンが減る
新しい海藻産業も生まれる
現在日本でもカギケノリの安定養殖
加工、飼料利用をつなげる事業が進んでいます
つまり水産業と畜産業が
一つの温暖化対策でつながるということですね
こういう異業種の接続はものすごく面白いなと思います
採食量・乳量・安全性の課題
続いてデメリットをお話ししていきます
デメリット1
牛が食べなくなったら本末戦闘というお話ですね
まず思考性です
牛が食べるか食べないかですね
どんなにメタンが減ってもですね
牛が餌を食べたくなったら困ります
2026年に発表された乳牛の研究では
アスパラゴプシスを
幹物の0.5%から0.75%給与したところ
1日あたりのメタン発生量は
最大約30%低下しました
でも幹物摂取量は最大22%低下し
乳生産、牛乳の生産にもマイナスの影響が出ました
ここでものすごく大事なことがあります
メタン30%削減だけでは判断しないということですね
例えば牛が今まで20キロ餌を食べて
メタンを400グラム出していたとします
海藻を入れてメタンが300グラムになった
25%削減となります
でも牛が餌を15キロしか食べたくなっていたらどうでしょうか
牛が食べなくなった分メタンが減っただけかもしれない
なので研究では単純な1頭1日あたりのメタン量だけではなく
幹物摂取量1キロあたり
さらに牛乳1キロあたりまで見ていきます
現場に導入するとしたらここを絶対見たいですね
メタンが減った結果、牛が弱っていたら成功ではないということです
次でデメリット2ですね
乳量、乳成分まで見る必要があるというところです
海藻を与えることでルーメンの発酵そのものを変えます
つまりメタンだけをピンポイントで触って他は何も変わらないとは限りません
酢酸、プロピオン酸、酪酸、水素、微生物
これらの流れも変わります
実際アスパラゴプシスを使った研究では
メタンの低下と同時に水素が大きく増加したり
気発性脂肪酸の素性が変化した例があります
なので給与した後乳量、乳脂肪、乳タンパク、乳糖、MUN、幹物摂取量
そして牛の糞、あとは半数量
これを全部を見ていくのが大事かなというところです
続いてデメリット3、安全性ですね
そしてここは一番慎重にしないといけません
カギケノリの強いメタン抑制効果を生んでいるブロモホルム
これ効果が強いからこそですね
牛への安全性、そして牛乳への移行、人が飲んだ場合の安全性
ここまで確認する必要があります
過去の研究では給与条件によって牛乳からブロモホルムが検出された例があります
一方、他の研究では検出限界以下だった例もあり
2025年の毒性学レビューでは適切に低濃度で管理された場合
人へのリスクは小さいと評価されています
つまり危険だからダメでも天然の海藻だから絶対安全でもないというところですね
量と製品品質と残留、これをですね科学的に管理する必要があるということです
さらに注意したところに要素やミネラルも問題になるということです
海藻といえばミネラルが豊富なイメージあるかなと思いますけれども
それ自体は悪いことではないんです
でも牛はですね海藻を健康食品として食べるわけではありません
毎日決まった量の餌として食べます
海藻によっては要素や非素、カドミウムこういうものがですね多くなる可能性があります
先ほどのデンマークの海藻の研究でもこれが実用化の上の大きな問題になりました
別のアスパラゴプシスの研究でも給与量が多い群では
牛乳中の要素や収素濃度が大きく上がりました
なので海藻という天然自然素材だから安心ということではなく
飼料分析がものすごく重要です
銀杏果肉と食品副産物の研究
そしてここから日本の研究ものすごい面白いのがあるんですけども
皆さんが知っている海藻だけではなくですね
北海道大学で以前から銀なんを取った後に残る果肉
これに注目した研究が行われています
普通は捨てられる部分ですよね銀なんの果肉
皆さん茶碗蒸しの中に入っているのは種の
ぐじぐじになるところですね
銀なんの果肉にはアナカルド酸という抗菌性物質が含まれています
ルーメン液を使った培養試験では銀なん果肉の抽出物によって
メタンが減少しプロピオン酸が増えることが示されています
これものすごく面白い研究だなと思います
これなぜならゴミがメタン削減の餌になるかもしれないということですね
銀なんを食べるとき使うのは中の種の部分です
外側の果肉は臭いも強いですし基本的には未利用資源になります
その今まで処分していたものでですね
牛のメタン削減に使えるかもしれないということです
つまり排気物から餌になりそれがメタン削減になるという循環ですね
さらに研究では銀なんの果肉を牛の糞尿へ加えることで
糞尿由来のメタン抑制を抑える可能性も調べられています
一つの素材が牛のお腹とそして牛舎から出た後の糞尿
両方に使えるかもしれないということですね
これはかなり可能性があり面白いなと思います
そして2026年愛知県が実際の乳牛で長期試験へ入ったという話です
これは昔の試験館の中だけの研究ではなくなってきています
農家の収益とライフサイクル評価
愛知県は2026年農業総合試験場にメタン測定設備を整備し
銀なんなど愛知県の特産品や食品製造副産物を使った
メタン削減飼料の開発を本格化させました
乳牛では分娩後から約200日間という長期の給与試験を行う計画です
さらに愛知県は実際の民間牧場でメタン削減飼料を試し
そこから作られた牛乳を環境に配慮した高負荷価値牛乳として
試験販売する計画まで進めています
そして削減したメタンをJクレジットとして
落農家の所得につなげられないかという検討まで入っています
これはかなり面白い重要なものかなと思います
環境対策を農家の負担で終わらせてはいけないというお話です
例えば新しいメタン削減飼料ができました
でも一頭一日300円高くなります
乳量は増えません乳価も変わりません
地球のために落農家さんが払ってくださいとなったら普及するでしょうか
これは難しいと思います持続性がないかなと思います
なので削減した環境価値がお金になる仕組みこれが必要です
Jクレジット環境配慮型の牛乳乳業メーカーとの契約
消費者が選べる表示そういうところまでつながって
初めて落農家が続けられる技術になるということです
最後にもし川上牧場にメタンを50%減らせる新しい飼料がありますという営業が来たとします
僕ならすごいですね買いますとは言いません
見るのは6つですね
1つメタン排出量本当にどれだけ減るのか
2つ目牛が食べなくなっていないか漢物摂取量ですね
3番目に乳量メタンだけ減って乳量まで減っていないか
4番目に乳成分ですね乳脂肪乳タンパク乳糖などに影響がないか
5番目に牛の健康と安全性です
ルーメン繁殖長期給与牛乳への移行物質まで
そして最後1キロの牛乳を作るコストここまで見たいですね
この3つを見ないとまあちょっと使えないかなというところになります
そしてさらにもう一つ見るのがライフサイクルです
その海藻を作るためだけに作る作るのにどれだけのエネルギーを使ったかも見たいですね
海藻を陸上養殖で育てる乾燥する冷凍する加工して遠くまで輸送する
その時にですね大量の電気や燃料を使っていたら
牛のゲップだけ減らしても社会全体の温室効果ガスが思ったほど減らない可能性があります
なので牛の口から出たメタンだけではなく
餌を作って牧場まで届けるところまで見る必要があります
これをライフサイクルで考えるということですね
メタン削減を支える複合的な酪農
はいということで今日質問いただきました質問フォームネーム関心さんの質問にお答えしていきましたけれども
牛に海藻を食べさせてメタンを減らす研究のメリットとデメリットを教えてくださいという質問に答えてみました
海藻を使ったメタンの削減かなり可能性はあります
特にですねカギケノリのようなブロモホルムを多く含む海藻では大きな削減効果が期待されています
しかしデンマークの研究を見ると海藻なら何でも効くわけではないということです
そして効いたとしても牛が餌を食べたくなったり入量が落ちたりミネラルや残留物の問題が出る
大量生産できないそして餌が高すぎるそうなればですね実用化はできません
なので今回一番伝えたいのはメタンを減らすことを目的にしすぎないということですね
目的は牛が健康に長く生きて落脳化経営を続けながら同じ牛乳を作るときの環境負荷を少しずつ下げていくこと
メタンの削減はその中の一つの手段です
そして日本を見るとカギケノリ、銀卵、食品副産物、脂肪酸、さらにメタンの少ない牛を作る育種まで色々な研究が進んでいます
農研機構も資料だけではなく栄養管理や育種を含めた複数のアプローチを進めています
なので未来の落脳はこの魔法の餌を食べれば全部解決ということではなく
餌、牛の遺伝、ルーメン微生物、飼養管理、海藻の養殖、食品副産物、そしてカーボンクレジット
これらを組み合わせていく形になるんじゃないかなと思います
個人的には日本の海で作ったカギケノリと地域で捨てられた銀卵や食品副産物を使って牛乳を作りながら環境負荷も下げる
そしてその努力に対して農家にもきちんとお金が返ってくる
そこまでできたらただの温暖化対策ではなく新しい落脳の価値になるかなと思います
ということで今日の質問にお答えしていきました
ありがとうございます
カギケノリにしても銀卵にしても作るまでの過程にどれだけエネルギーを使っているか
燃料を使っているかこういうところもしっかり見ていきたいなと思います
この銀卵のプロジェクトは本当に面白くて
今まで使っていなかった、人間が食べられなかったものを牛さんに食べさせて
皆さんの食べられる牛やお肉に変えていく
これ落脳の根本なんですよね
ここがちゃんと尊重されている事業を応援したいなと思います
銀卵の試行性が悪い
そうです、見たところね
食べないですよね、あんなくせいの
食わないだろうと思いますけど
ここら辺も改良されてまた良くなっていくんじゃないかなと思ったりするところでございます
また進捗状況とかね、どんどんアップデートしていきますので
牛の育種もどんどんアップデートしていって
メタン削減効果のある飼料効率みたいなところも改良されてきているので
本当に前の配信でもお話ししたんですけど
牛がいることで地球温暖化を下げる
牛がいないとこの問題が解決できないところまで
落脳業界全力で頑張ってきておりますので
牛乳、お肉だけじゃないんですよね
皆さんの環境負荷、地球温暖化まで牛は貢献しているというのを知ってもらいながら
またスーパーやコンビニで牛乳を選んでいただけたら嬉しいなと思うところでございます
ありがとうございます
コメントが来ておりますね、ありがとうございます
メタンが減っても落脳家さんのコストが上がったら誰も取り入れないですよね
銀なんの方が進んでいるのですねということで
あるんですけども食べないっていうのは問題じゃないかなと
持続性があるんだからこういうのでやりますよってやった時に
ぜひ消費者の皆さんに応援してもらえたら嬉しいですね
夏場の食欲促進する資料ができてなおかつコストが下がるものはできたらいいですね
本当にそうです、そういうのができたら
ルーメンのメタンの活動をうまいことするってことは
メタンの発酵熱とかも下げることができるかもしれない可能性はあるかなと思いますので
それで夏の餌食いがよくなるみたいな
あったりするかもしれないですね
はい、回答ありがとうございます。いい質問をいただきましてありがとうございます
どうしどしまた質問いただけたら嬉しいなと思います
はい、ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思いますけども
川上牧場のキンドルもん落脳未経験者のために遺伝改良と使用石鹸こちら発売しております
キンドルの方で購入できますので
メタンガス排出はないですけど使用効率を上げるというのは
この本でちょっとわかるかなと思いますので
ぜひ興味がある方は読んでいただけたらと思います
このキンドルのデータを読み込ませたAI、ファーメイコAIというものを作りまして
この音声配信の概要欄にリンクつけておりますので
AI触ってみたいんだけどどうしたらいいかなーって悩んでる方はね
あのうちの餌でどうやったらメタン削減できるかな相談してもらったら
なんとなく答えてくれると思いますので
ぜひ試してみていただけたらと思います
あと川上牧場が作りました黒毛和牛の均衡係数が計算できるアプリ
和牛後輩チェックというねアプリ使って
本当に80名のね、80牧場の方が使っていただいております
本当にありがとうございます
これ年内100名までね目指していきたいなと思ってますので
まだ触ってないよという方はですね、触ってみていただけたらと思います
よろしくお願いします
はい、ということで今日はこれで終わっていこうと思います
三連休の最終日、スポーツの日ですけども
お仕事の方、学校の方、行ってらっしゃい!みんな牛乳飲んでね!
ばいばーい
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております
川上牧場とやってみたいこと、やってほしいことなど
ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます
次回の配信もぜひお楽しみに!
33:03

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