#126 見える化と心の仕組み
2026-08-04 09:53

#126 見える化と心の仕組み

今回は、『見える化と心の仕組み』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「見える化と心の仕組み」について。

皆に関係するのに見えていないこと。それを見える化することで、起きる変化。そこでは、何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第18回目「心の中の、メンバー5人。その付き合い方。」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#74-SP2 心の中の「親・成人・子ども」。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

感想

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サマリー

本エピソードでは、「見える化と心の仕組み」について解説します。日常生活や仕事で「見える化」を実践することで、人間関係やチームワークが円滑になる可能性について、実体験を交えながら説明します。心の「親・成人・子ども」のメカニズムと「見える化」の関係性を紐解き、状況を把握し自発的な行動を促すヒントを提供します。

はじめに:見える化と心の仕組み
こんにちは。 明治大学で生涯学習講座の講師をしています。 遠藤美保です。
この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
見える化と心の仕組み。今回は、見える化と心の仕組みのお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、見える化と心の仕組みについて。
みんなに関係するのに見えていないこと、それを見える化することで起きる変化、そこでは何が起きているのかいないのか、気づくヒントが得られます。
第2回目、心の仕組みは世界共通、誰もが持つ親・成人・子ども。
第18回目、心の中のメンバー5人、その付き合い方ともリンクするお話です。
実体験:見える化の効果
皆様、日常や仕事で見える化をして状況が良い方向に変わった経験はありますか。
実は、見える化によって心のどの部分が動くのかを知ると、人間関係やチームワークがスムーズになるかもなんです。
大学時代、なぜかご縁があって、結婚式の司会のアルバイトをしていました。
それなりに回数を重ね、経験も積んだお仕事。
それを知っていた友人から、卒業後数年経って、結婚するので司会をしてほしい、そう頼まれ引き受けることに。
大切な友人の結婚式ですし、気合も入ります。
社会人としての仕事経験をそれなりにしていた頃、あれこれ鍛えられ、仕事を円滑に進めるためのノウハウなども多少は習得している。
ふふ、役に立つ。活かせる。
ただ、何と言っても大切なのは事前準備。
基本の原稿はありますが、それ以外を押さえよう。
誰が挨拶をするとか、余興は誰だとか、分かった時点でタイムテーブルを作成。
それぞれの開始と終了の時間付き、項目と概要、それに関係する人の名前、周囲点なども記載。
A3縦型一枚にまとめたもの、あくまで司会のためです。
そして、やはり会場も見ておきたい。
ということで、あらかじめ友人と結婚式場に伺い、式場の担当者に案内していただくことに。
ところがこの時、どうも不安を感じることがいくつか。
あれ?と思うことがあれこれ。
良い式場のはずなのに、ちょっとした必需品がないとか、約束していたことにズレありとか、
心なしか段取りや仕切りに不安を感じる。
大切な友人の大切なお祝いの場。
笑顔をキープしていたものの、心の中はざわざわ。
どうしよう。
変えられるものなら式場を変えたい。
せめて担当者を変えたい。
が、それは無理。
少なくとも私がしていいことでもできることでもない。
よし、自分にできることをするしかない。
そして当日、手元には司会の原稿1枚とA3縦型1枚にまとめたタイムテーブルを、
そこに登場する人たちの人数分プラスアルファの枚数準備。
それは自分の出番がいつ頃かわかった方がきっと安心だなという気持ちから。
急いそと各自にお渡ししつつ、出番はこの辺りですから。
あ、この辺り?わかりました。
笑顔で会話。
するとなぜか式場の方からもいただけますかと求められ、
お提供することにちょっと腑に落ちない気もしましたが、まあいいか。
実際のところこのタイムテーブル、作ってよかった、渡してよかった、思いがけない効果があったんです。
というのも結婚式でのあるある、前の人の話が長くなったり段取りが違ったり、予定通りに進まないことは当たり前にあるもの。
この時もそんな当たり前が当たり前にあったのですが、何も言わないうちから皆様、
今時間が押してますよね。私の歌短くできますから、とか、ここ一緒にやりますから、とか。
え、ありがとうございます。
自発的、自然発生的にどんどん整えてくださる動きでトントン拍子。
それはそれはスムーズでニコニコな良いお式となりました。
タイムテーブルのおかげ、は言い過ぎかもしれませんが、それなりに、いえ、かなり貢献したのではないでしょうか。
心の仕組みと見える化の関係
さてこのお話、心の仕組み、心の中の親・成人・子どもから考えてみます。
私たちの心の中には誰でも、親・成人・子どもの部分がある。
親は、親や親的な役割の人から取り入れた「行動・思考・感情」が入っている部分。
成人は、<今、ここ>にふさわしい「行動・思考・感情」が入っている部分。
子どもは、子どもの時の経験や決断といった「行動・思考・感情」が入っている部分。
そして、親と子どもは過去のデータ。
親と子どもの状態にいるときは、まるで記録された動画のように、その「行動・思考・感情」が自動的に再生されていると言われています。
式場に多少不安を感じていた私。
これくらいの必需品補充できてないって何?
約束とずれてるけどえ?
心の中の親がチェック。
あれ大丈夫?
心の中の子どもが不安でざわざわ。
この時、<今、ここ>の「行動・思考・感情」の成人が自分にできることに集中。
タイムテーブルを多めに用意し、役割のある方々に手渡しました。
そして情報が見えるか。
これが思わぬ効果を発揮。
渡された方々から次々自発的なご協力の申し出をいただき、まるっとうまく収まることに。
どうやらタイムテーブルによって各自が状況を把握。
心の中の成人が働いて、それぞれができることに自然と目が向き、行動してくださったのではないか。
そう思うのですがいかがでしょうか。
他が見えるか、されど見えるか。
見えなかったものが見えるようになることで、<今、ここ>の「行動・思考・感情」を持つ成人を刺激。
自ら状況を理解し、考え、行動することにつながる。
そんな有効な方法なのかもしれません。
まとめと番組からのお知らせ
では今回覚えていただきたいポイントは。
見えるかと心の仕組み。
まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
最後に番組からのお知らせです。
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来週も火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
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