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2025-08-15 13:12

#31.人の「変わりたい」を引き出すコミュニケーション技法

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タイトルの通りです。決して怪しい内容ではありません…


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サマリー

このエピソードでは、カウンセリング技法の一つである動機づけ面接法を通じて、相手の変わりたいという気持ちを引き出すコミュニケーションの重要性について語られています。特に、勉強を嫌がる子供との関係性の中で、適切なアプローチをすることの大切さが強調されています。また、対等な人間関係を築くためのコミュニケーション方法と投票結果を基にした考察が行われています。さらに、カウンセリングに関する新たな方針も発表されています。

悩みの聞き取り
わたるんのカウンセラジオ
みなさん、今週も1週間お疲れ様でした。
公認心理師・臨床心理師のわたるんと申します。
この番組カウンセラジオでは、病院勤務の現役カウンセラーが、
日々のちょっとした困りごとをお聞きして解決策を考えたり、
心が軽くなるような心理学・カウンセリングの真似知識を
ゆるっとお伝えしたりしています。
今回は、特命希望の方からお便りをいただきましたので、
そのお返しをしていきます。
みなさん、誰かに対して
ああしろよ、こうしろよ、とか
ああすればいいのに、こうすればいいのに
と思うことってたくさんあると思います。
それは会社の人に対してだったり、友達に対してだったり、
子供に対してだったりしますよね。
そういう時って、なんというかもどかしい感じや
イライラする気持ちになると思いますし、
さらにこうすればいいのにが相手に分かってもらえなかった時は
さらにムカつきますよね。
今回は、そういう気持ちにまつわるお便りをいただいたので、
そんな、ああすればいいのにが伝わらない時にどうすればいいのか、
どう相手の持ち手を引き出していくか、
ということについてお話ししていこうと思います。
では、カウンセラージを始めていきましょう。
では、早速お便りを読み上げていきます。
子供が受験生ですが、勉強が嫌いで真面目に勉強をしていません。
毎日勉強しろと強く言い、激しい親子喧嘩になります。
自分が精一杯勉強するタイプであったため、理解ができずとてもストレスです。
子供がもう一人いますが、その子も勉強が嫌いです。
私はどうしたらいいのでしょう。ストレスで苦しいです。
動機づけ面接法の紹介
はい、ありがとうございます。
勉強しなさい。早く寝なさい。準備しなさい。歯磨きしなさい。ですね。
本当に親というものは、子供に何回何々しなさいと言えば報われるんでしょうか。軽く絶望しますよね。
ストレスでの苦しさ、すべてを汲み取ることはできませんが、同じ親としてわかる気もしています。
いつもお疲れ様です。
受験生ということは、お子さんは小6か中3か高3でしょうか。
どの年代も多感でしょうから、それだけでも子供との距離感を繊細に考えないといけなそうですね。
というわけで、このお便り、子供が勉強嫌いで全然勉強しないというお悩みについてもあるあるな感じでしょうし、
もっと抽象化して、ああすればいいのはわかりきっていることなのに、なんでこの人はそうしないのかというお悩みまで広げると、もっとあるあるな感じになりますね。
では、こういう時に相手とどういうコミュニケーションをとるとベターなのか、そこについて説明しようと思います。
カウンセリングの面接技法に動機づけ面接法というものがあります。
これはですね、相手の変化への動機を強めて、その人の行動変容を促すための面接法なんです。
例えばそうだな、自分にとって悪い習慣をやめたいんだけどやめられない人。
今回はタバコをやめたいんだけどやめられない人としましょうか。
そういう人の、やめたいんだけどやめられなくって結局やっちゃうんですよね、
おお、やめるのきついんだけどなんとかやめてみますか、に促していくような技術ですね。
つまり、やめたいとやめたくないの矛盾する気持ちを同時に持っている人が、
その人にとっていいと思う方向性に舵を切れるように、その人の内面にある変化のモチベーションを支えていく面接法です。
そこでオススメされている話の聞き方をものすごく雑にまとめると、
共感的な姿勢を崩さず対決になってしまうのを避けながら、相手の変わりたくないと変わりたいの両方の気持ちを明確にして、
変化したそうな発言が見られたらそれを支持し、その人の自己効力感をサポートしていく、という感じです。
これだけだと何のこっちゃって感じなので、例えばタバコについてのやり取りだったらこんな感じ。
タバコね、妻から辞めるようによく言われてるんです。
でも辞めるのって結構きつくって、やっぱり仕事の合間にタバコを吸うとなんか気持ちがリセットされる気がするし、効率も上がる気がするんですよね。
タバコがないないさんにとっていい切り替えのツールにもなってるんですね。
それは確かに辞めようとしても難しそうですよね。奥様はどんなことを心配されてるんですか?
やっぱり健康面じゃないですかね。肺がんリスクもありますし、
まあさすがに1日2箱吸うのは自分でもちょっとなぁと思ってるんですよね。
さすがに数量が多くなるとご自身でも健康リスクが心配になるんですね。
そうですね。そろそろ自分もいい歳だし長生きもしたいので、そこはやっぱり心配にはなりますね。
そうか、タバコ辞めるのはきついけど長生きしたいって気持ちもあるんですね。
そして禁煙できたら長生きができるっていうメリットも感じているわけですね。
って感じでしょうか。尺の関係でこれもだいぶ端折ってますが、
こんな感じで相手に寄り添いながら、タバコをやめたくない、やめたいという2つの矛盾する気持ちを言葉にして、
その中で相手の変わりたいをゆっくり支持していくような感じです。
これを、そうだな、小6の小学生と勉強のことについて話すとすると、例えばこんな感じになるかもしれません。
具体的なアプローチの提案
もう少しで受験だけど、ないないくんは勉強あんまりしたくないの?
うん、したくない。友達と遊んでる方が楽しいし。
ああ、まあそうだよね。勉強は嫌いなの?
嫌いだよ。算数とかもわけわかんないし、分数の掛け算とか本当に意味不明。
そっか、分数むずいよね。逆に算数で得意なとこってあんの?
うーん、図形問題ならまあ考えてて楽しいかな。
ああ、楽しいんだ。すごいね。僕的にはできるところから勉強してもらった方が、ないないくんのこの先にとっていいような気がしてるんだけど、
図形問題の勉強なら少しは一緒にやれそうかね。
…って感じでしょうか。
こちらもかなりはしょってるので、こんな簡単に話を持っていけるケースは少ないかと思うんですが、
つまりは相手のこうしたいとかこうなりたいっていう前向きなところを探して強めていく感じですね。
なんとなくニュアンスが伝わればと思います。
そして、こういう時はあくまで自分主体で相手を変えるんじゃなくって、相手のモチベベースで相手が変わることを促していくというスタンスです。
変わりたいと変わりたくないの両方の気持ちを持っている人に対して、「変われ!」と言うと、相手は汲み取ってくれなかった気持ちの変わりたくないに傾きます。
子孫のような関係ですね。
かといって変わらなくていいよと言われても、相手は逆にどうすればいいのかわからなくなることが多いです。
だって本当はその人が変わってほしいことはわかりきっているから混乱しちゃうんですよね。
そんな時に大事になってくるのが、この両方の気持ちがあるということをこちらが汲み取りながら、それとなく変わりたい気持ちを支持していく、この動機づけ面接技法というやり方です。
匿名希望の方、今回も A さんとしましょうか。
A さんのお子さんはいかがでしょうか。
もしかしたら勉強の中でも楽しめる分野があるかもしれないし、
もしくは受験が近づいているのはわかっているんだけど、どうしても体が机に向かわない、どうしようと思っているかもしれないし、
あとは、そうだな、勉強が大事なのはわかっているんだけど、わからない問題が多くなってきて恥ずかしくなって、勉強するのを避けているのかもしれません。
そもそも勉強の仕方がわからないという可能性もあるかもしれませんね。
実際は聞いてみないとわかりませんが、お子さんの勉強したくない理由、もとい勉強しなきゃいけないのはわかっているけど、勉強ができない理由を少し聞いていただけると嬉しいなと思います。
そこからもしかしたら勉強に対しての前向きな気持ちも聞けるかもしれませんし、こちらが手伝えることも明確になるかもしれませんね。
そして最後にAさん、これは推測ですが、Aさんご自身、お子さんのことをほぼ四六時中考えていらして、なかなか気が休まらない中、
対等な人間関係の重要性
さらに勉強していないお子さんの姿を見て、だいぶ精神的に疲れているんじゃないでしょうか。
もしそうでしたら、Aさんご自身のセルフケアの時間をまずは確保していただけたらと思います。いつも子育て大変お疲れ様です。
では本題はこのくらいにしましょう。
はい、じゃあ投票結果を見てみようのコーナー、サクッとやっていきましょう。
前々回のお話、皆さんいかがでしたでしょうか。
対等な人間関係という話題とアサーション権というものを絡めてお伝えしたのですが、
そこでの投票は対等な人間関係築けてますか?という質問をさせていただきました。
結果は対等な人間関係を築けている4票、築けていない1票、どちらとも言えない3票でした。
投票してくださった方、ありがとうございます。
うん、結構割れましたね。でも半分の方は対等な人間関係を築けている。
つまり少なくとも、自分の気持ちをものすごく押し殺して人と関わっているということではないかな、と思っているということで、
それは純粋に良かったなと思います。
築けていない、もしくはどちらとも言えないと答えた方は、どこかしらでご自身の対人関係でこれじゃない感というか、しっくりこない感じがあるんだと思います。
そのしっくりこない感、もしお悩みであればお便りフォーマでメッセージを送ってくださると嬉しいです。
そしてご自身の人間関係について見直したいなという方はですね、改めてシャープ29、対等な人間関係はあり得るのかを聞いてくださると嬉しいです。
カウンセリングの新方針
では今回の投票はですね、例えば禁煙とかやらないといけないことはわかっているんだけど、どうしても実行できないことを1年くらい抱えているかどうかをお聞きできればと思います。
僕はある一択ですね。はい、いくつかあります。
まあみんなそうなんじゃないかなと思うのは僕が気を楽にしたいからでしょうかね。
じゃあSpotifyから投票できますので、ちょっと興味が湧いた方はお気軽にやってみてくださいね。
あと最後に大事なお知らせを一つさせてください。
この回の配信を境にお便りフォームにお悩みのメッセージを送るのを有料とさせていただけたらと思います。
理由はいろいろとあるんですが、一番大きいのはこのカウンセラジオにしてからフォロワーさんもさらに増えて、結構深い個別的なお便りをたくさんいただくようになって、
もう通常回がほぼ全部皆さんからいただいたお便りをお返しする回になりつつあってですね。
いやさすがにこれはどこかでしっかり料金をいただいて、純カウンセリング的な感じにしないと倫理的にまずいな、ボランティアや趣味の範疇を超えてきているなぁと思ったからです。
カウンセリングって本来お金を払って成立するものになっていて、相談する人はお金を払ってそのカウンセリングの枠を買うという感じなんです。
そうすることで相談する人が相談する時間とそうでない時間とより線引きできるようになって、結果双方にとって治療的なカウンセリングができるようになるんですね。
なのでこの番組もちょっとカウンセリングっぽくなってきたところがある以上、もう少しちゃんとお便りをいただいて返信する必要があるなぁということに思い至りました。
というわけでこれからはお悩みのお便りに関しては、初めての方は1000円、2回目以降の方は3000円とさせていただけたらと思います。ご了承ください。
支払い方に関してはPayHipというプラットフォームを使います。
皆さんがそのプラットフォームに簡易登録する必要はなく、ビザやマスターカードで支払うことができます。
詳しくは概要欄のURLにアクセスしていただけたらと思います。
ちなみにお悩みに関するお便り以外のお問い合わせ、例えばコラボしたいよとか、ポッドキャスターのイベントに参加してほしいよとか、そういったメッセージは今までの通りのお便りフォームでも
XのDMでも受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
ではもしよければこのエピソードがいいなと思ったら番組のフォローや星5評価をしていただいたり、何か心理師に聞きたいことやお問い合わせがありましたらお便りフォームまでメッセージを送ったりしていただけると嬉しいです。
皆さんの応援が力になっています。いつもありがとうございます。お便りやコメントも少しずつお貸ししていきますね。
またポッドキャスト以外でもノートでの執筆やYouTubeのショート動画配信も行っています。見てみてくださいね。
詳しくはリットリンクをご覧ください。リットリンクは概要欄とXの固定ポストからアクセスすることができます。
では今回はここまで。おやすみなさい。ここまで聞いてくださってありがとうございました。また次回をお楽しみに。
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