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#125 伝える、教える、つきっきり。
2026-07-28 08:46

#125 伝える、教える、つきっきり。

今回は、『伝える、教える、つきっきり。』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「伝える、教える、つきっきり」について。

何かを伝えたり、教えたりするとき、つきっきりで対応する人、別の方法で対応する人。そこでは、何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#73-SP1 承認欲求を満たす刺激=ストローク。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

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サマリー

本エピソードでは、「伝える、教える、つきっきり」というテーマを通して、心理学における「ストローク」の概念を解説します。人は誰しも承認欲求を満たすためにストロークを求めますが、その受け取り方には個人差があり、「ストロークフィルター」が存在します。つきっきりで教える人は直接的なやり取りから、教わる側は自力での理解からストロークを得るなど、互いの違いを理解することが良好な人間関係につながると説いています。

はじめに:テーマの紹介
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています。 遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。伝える、教える、つきっきり。今回は、伝える、教える、つきっきりのお話です。お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。その見方、生かし方をご紹介します。
今回は、伝える、教える、つきっきりについて。何かを伝えたり教えたりするとき、つきっきりで対応する人、別の方法で対応する人、そこでは何が起きているのかいないのか、気づくヒントが得られます。第1回目、承認欲求は誰もが持っている原点ともリンクするお話です。
具体的な事例:つきっきりで教える人とそうでない人
皆様、何かを伝えたり教えたりするとき、どんな方法をとりますか。つきっきりで対応される方もいれば、逆につきっきりにはならない、他の方法をとる方もいるかと思います。あるとき、こんなことがありました。
業務を教えてもらう一通りの資料はある、そんな流れ。Aさんが伝えてくれる、教えてくれる人、私は伝えられる、教えられる人でした。資料はそれなりのボリュームがあり、うわあ、結構大量、大変そうだなあ、しっかり読まなきゃ。
そう思っていたところ、Aさんはその資料を渡しただけではなく、一緒になって端から資料を読んでくれ始めました。まさにつきっきり。ただ、当時の職場では、周りのやり方と比べてもこれはかなりのレアケース。
えっ、私の中ではこの方法だと、Aさんと私、二人分の時間が取られてご迷惑になりすぎ、そう感じてしまったこともあり、早々に提案しました。資料は自チカラで熟読します。わからないところだけ、別に質問させていただけると非常に助かります。
一通り読んで、全体を把握した方が理解しやすいし、早く覚えられる、そんな考えもあってのこと。効率も上がるし、Aさんも負担が減るのでは?そう思っていました。
ただ、当のAさんはどうもかなり残念そう。つきっきりで伝えたい、教えたい様子。その後、他の方とのやりとりを見ていても、基本はつきっきりで伝えたい、教えたいらしい。
時間が取られるのに不思議。暇なのかな?いや、そんなはずはない。相当忙しいはず。うーん、何だろう。
ストローク理論による解説
さて、このお話。改めて承認要求を満たす刺激、ストロークから考えてみます。ストロークは誰もが求めているもの、認め認められて得られるもの、空気や食べ物と同じくらい必要なもの。
だからこそ、何もないよりはまし、何もないくらいなら、ネガティブでも何でもいい、取りに行く。それくらい必要、必須のもの。
誰もが求めてやまないストローク。言葉だったり、アイコンタクトや態度の非言語だったり。ただ、同じストロークでも受け取りやすい形には違いがあるようで、そこにはストロークフィルターという考え方があります。
どうやら私たちはそれぞれ、自分のお好みでストロークを選別しているらしい。必須なんですから、得り好みをしていてはどうにももったいないと思うのですが。
今回の例で言えば、つきっきりで伝える、教える人は相手との直接的なやり取りがお好み。相手の反応を見たり、理解の度合いを測ったり、そこからポジティブなストロークをたっぷり。
当時、Aさんがわざわざ時間を使ってくれていると思っていましたが、今振り返ってみるとそれだけではない。Aさん自身もまた、このやり取りの中で大切なものを受け取っていた。そんな見方もできそう。
相手が理解した時の表情、わかりました、という言葉、少しずつ成長していく様子、つきっきりで伝えること、教えること、そのものがAさんにとってのポジティブなストロークだったのかもしれません。
そして、伝えられる、教えられる人だった当時の私は、直接的なやり取りはほどほどに効率優先がお好み、間接的な仕事の成果や知らないことを自チカラで知ることでポジティブなストロークをたっぷり。
心置きなく一人で理解できた、できるようになった、という感覚や全体の無駄を減らせたことがポジティブなストローク。どうやら人それぞれ受け取りやすい、違うストロークがあるようです。
どちらもそれぞれ良かれと思ってしていること。とは言え、これではお互いがストローク不足になってしまう。ストローク不足になると、何もないよりはまし、ネガティブでも何でも取りにく。そうなると、無意識のうちにトラブルを引き寄せかねない、要注意です。
違いの理解と良好な関係構築
少なくともそれぞれのお好み、その傾向を意識すること。そこには本人なりの理由があり、心のエネルギー源として必要としているものだから。相手のやり方を見ていて、なぜそんな方法を取るんだろう、ついいらいらしてしまうことがあります。
そして、変えようとして揉めたり、微妙な空気になったり。ただ、その背景には、その人なりのストロークの受け取り方、欲しいストロークが隠れている。無理に相手に合わせたり、心から尊重しようとチカラんだりしなくてもOK。ただ、違いを知るだけでも大切な一歩。ポジティブなストローク交換につながりやすくなります。
では、今回覚えていただきたいポイントは、
伝える、教える、つきっきり。まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
番組からのお知らせ
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08:46

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