1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
  2. #122 変わる人、変わらない人
#122 変わる人、変わらない人
2026-07-07 08:57

#122 変わる人、変わらない人

今回は、『変わる人、変わらない人』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「変わる人、変わらない人」について。

同じ人なのに、態度が変わったり、変わらなかったり。そこでは、何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第18回目「心の中の、メンバー5人。その付き合い方。」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#74-SP2 心の中の「親・成人・子ども」。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

感想

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サマリー

このエピソードでは、人が状況や相手によって態度を変える理由を、心理学の「親・成人・子供」の概念を用いて解説します。特に、過去の経験や人間関係から無意識に再生される「親」や「子ども」の状態と、現在にふさわしい「成人」の状態の切り替わりが、態度の変化にどう影響するかを、具体的な営業体験談を交えながら説明しています。リスナーには、自分自身の心の状態を観察し、変化に気づくことの重要性を説いています。

オープニング
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています。 遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
変わる人、変わらない人。
今回は、変わる人、変わらない人のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、変わる人、変わらない人について。
同じ人なのに態度が変わったり変わらなかったり、そこでは何が起きているのかいないのか、気づくヒントが得られます。
第2回目。心の仕組みは世界共通。誰もが持つ親・成人・子ども。
第18回目。心の中のメンバー5人、その付き合い方ともリンクするお話です。
変わる人・変わらない人
皆様、態度が変わる人と聞いて思い当たる人はいますか?
あるいは、変わらない人と聞いて思い当たる人は?
人によってずいぶん態度が違うとか、あの人はいつも丁寧、変わらないとか、なぜか自分にだけ態度が変わるとか。
体験談
以前、こんなことがありました。
社会人のスタート時期、営業職として活動していた時のこと。
当時、ある製品を担当していて新規開拓。
リストにある企業に、まずは電話でアポ取り。
事前に練習していたトークのポイントを頭に入れ、事前に用意していた資料も持参し、初回訪問をしていました。
アポは取れても、なにぶんまだ慣れていなかった時期だったもので、先方の表情にも一喜一憂。
頑張らなきゃ。
とにかく、まずは明るく笑顔で元気よく、そんなことを心がけ、試行錯誤の日々でした。
そのタイミングで訪れたあるお客様、年配の男性で、ちょうど父親と同じくらいのお年頃の方だったかと思います。
会議室に入り、初対面のご挨拶をし、名刺交換もして着席。
するとニコニコしながら、電話口の横にあったビーゴサイズ程度のものを持ってこられ、どれがいいですか。
何だろうと思い、見てみると、飲み物のメニュー。
いいえ、とんでもない。
いいから好きなもの言ってください。
何でもいいですよ。
よくお茶やコーヒーを出していただくことはあったものの、メニュー付きで好きなものを、というのはかなり異例でした。
いや、好きなものって言われても、本当に?
本当にどうぞ。
どうぞ。
えー、それじゃあ、オレンジジュースを。
ちゃっかりおいしいオレンジジュースをいただいちゃいました。
すっかり打ち解けてお話を伺っていると、うちの娘もこんな風に頑張っているのかなと思って、
どうやら同じ年頃の娘さんがいらっしゃるとか。
なるほど、道理で。
お客様の娘ポジションで恩恵を受けたささやかな出来事でした。
心理学の解説:親・成人・子ども
さて、このお話、心の仕組み、心の中の親・成人・子どもから考えてみます。
私たちの心の中には誰でも、親・成人・子どもの部分がある。
親は、親や親的な役割の人から取り入れた「行動・思考・感情」が入っている部分。
成人は、<今、ここ>にふさわしい「行動・思考・感情」が入っている部分。
子どもは、子どもの時の経験や決断といった「行動・思考・感情」が入っている部分。
そして、親と子どもは過去のデータ。
親と子どもの状態にいるときは、まるで記録された動画のように、その「行動・思考・感情」が自動的に再生されていると言われています。
新規開拓営業として初回訪問のお客様。
どちらも仕事としての初対面。
基本は心の中の成人対成人でのやり取りになるはず。
ただ、今回の例では、お客様は慣れない若手の女性営業にご自分の娘さんの姿を重ね、
その女性営業である私は年配の男性であるお客様に自分の父親の姿を重ね。
好きなものをどうぞ。
えー、それじゃあオレンジジュースを。
どうやら自然と心の中の親と子どものやり取りになったようです。
親と子どもは自動再生される状態。本人は無意識のうちにそうなっていたりします。
そんなとき、他の人から見れば、いつもと違う態度が変わった、そう見えるかも。
ただそれは、もしかしたら心の中の状態が切り替わっただけなのかもしれません。
心の状態の観察と整理
どんなとき、どんな相手、どんな状況で変わるのか、変わらないのか。
自分の中の親・成人・子ども、他の誰かの親・成人・子どもを日常の中で観察、ざっくり整理整頓してみてはいかがでしょうか。
ポイントは、それぞれの「行動・思考・感情」はつながっているということ。
心の中が親ならば、親の「行動・思考・感情」。
心の中が子どもなら、子どもの「行動・思考・感情」がセットになっている、つながっていると言われています。
ということは、外から見える行動を見つけることで、心の中がどの状態なのか推測できる。
ちなみに、<今、ここ>で心の中を観察、整理整頓、これ自体が成人の行動。
するともちろん、<今、ここ>にふさわしい成人の思考感情もつながっていて強化されることになる。
選択肢が増え、可能性が広がります。
まとめ
では、今回覚えていただきたいポイントは、
変わる人、変わらない人。
まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
最後に番組からのお知らせです。
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お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
08:57

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