うるさいラーメンばなし
どうも、HASH-ROYALです。この番組、うるさいラーメンばなしは、ラーメンを食べ歩いて26年のラーメンコンサルタとHASH-ROYALが
人生が変わるラーメンの深うるさい話をモットーに、ラーメンを深掘りしまくるポッドキャストです。
さて、いきなりですが、みなさん
喜多方ラーメンが絶滅危惧種であるといったようなですね
タイトル、ワード選びはいろいろあるとしても、こういったネットニュースが昨年あたりからですね、結構たくさん出ているってことをご存知でしょうか。
今回はここを深掘りしていきたいと思っております。
喜多方ラーメンですね。これ、三大ご当地ラーメンの一つと呼ばれるんですけれども、
ひょっとしてご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、ここで解説しておきますと、
札幌ラーメン、博多ラーメン、そして喜多方ラーメン、この3つで三大ご当地ラーメンと言われるんですけれども、
三大と言っておきながらですね、特に定義がなくて、
売り上げであったり店舗数、これとは無関係ですし、
今申し上げた順にいくと、札幌だと味噌ラーメン、博多ラーメンだと豚骨、そして喜多方ラーメンだと
澄んだスープということで、味のタイプ、たまたまばらけてるんですけれども、
これによるものかと言われると、これも実は関係ないんですね。
この三大ご当地ラーメン、実はその存在が世間に知れ渡った順番ですね。
なので、まあ言ったら早いもん勝ちみたいな感じですけれども、
それで定義されています。
で、これ実際の順番、早い順でいくと、札幌ラーメン、喜多方ラーメン、博多ラーメンの順番なんですね。
で、そんな日本全国に知れ渡っている喜多方ラーメンが、
今その存在が危ぶまれているということなんですけれども、
これまあ一番の要因を端的に言ってしまうと、後継者問題ですね。
まあ後継がいないんで閉店しますと、こういうお店が相次いでいるということなんですけれども、
本当にこのまま喜多方ラーメンが消滅してしまうかもしれないということなんですね。
で、これに何とか歯止めをかけるね、
ストップする方策はないのかということで、そのあたりも含めて今回は、
喜多方ラーメンを改めて考える回にしたいと思っております。
そんなわけで今回のテーマは、
世界的には伸びしろしかない喜多方ラーメン。
自治体単独ではなく、国策として日本全体で守れ。
喜多方ラーメンで知られる福島県喜多方市ですね。
皆さん行ったことありますかね?
三大ご当地ラーメンってね、さっき言いましたね。
なので北海道の札幌市、あと福岡県の福岡市。
この2つと比べるとですね、すごくのどかと言いますか、
まあ悪く言うと田舎なんですけれども、非常に小規模な街なんですね。
実際何で比べると一番わかりやすいかというと、
人口が一番スッとわかるかと思います。
順に行くと札幌市が196万人、そして福岡市が167万人ということで、
両方とも100万人超えの大都市なわけなんですけれども、
それと比べると喜多方市なんと4万人という規模なんですね。
桁が2つも違うと。
4、50倍違うというクラスなんですけれども、
その三大ご当地ラーメン。
なので3つのうち1つだけあまりにも小規模なんですが、
この規模にしてはですね、ラーメンを提供するお店、
飲食店の数というのがかなり上記を逸してまして、
ラーメン専門店で、約この市内にあるお店の数が約60。
で、ラーメンを提供しているし、ラーメン以外も提供しているという、
食堂とかまで含めると約90店舗もあると言われてまして、
これね、人口1万人あたりのラーメン店というのが、
全国平均で1.68と言われているんですけれども、
その何十倍というところですよね。
なのでこの喜多方市の4万人に照らし合わせるのであれば、
4万人あたりのラーメン店が全国平均で約7店舗ということでしょう。
だから約その12倍なわけですよ。
すさまじい収穫地なわけなんですね。
ただ、そんな小さい町のラーメンではあるんですけれども、
どうやってその三大ご当地ラーメンというふうに、
この存在が知れ渡ったのか、
そしてその喜多方ラーメンに今、
この2026年現在何が起きているのかと、
さらにその打開策は本当にあるのかというあたりが、
これら全てがわかる回になっておりますので、
ぜひ最後までお聞きください。
それ以上に実は深刻だと言われているのが、
北方ラーメン五三家と呼ばれる存在がありまして、
言うなればビッグスリーみたいなもんですね。
で、その3店舗が先ほど申し上げた元祖である源来圏、
で、次に誠食堂、そして最後番内食堂、
この3つが五三家、ビッグスリーとして扱われることが多いわけなんですが、
このうちですね、誠食堂が3年前、2023年の9月、
そしてそれを追うようにですね、元祖である源来圏も、
昨年ですね、2025年9月に閉店をそれぞれしてしまうんですね。
ですので結果としてこの2026年現在は、
五三家のうち番内食堂を残すのみとなってしまいました。
ですね、この非常にアイコニックであった2店舗の閉店というのはですね、
この北方ラーメンシーン全体の精神的構造としてはでかいわけなんですね。
ですんで、本当にこのまま時代とともに自然消滅してしまうんでしょうか。
いやいやいやいや、これね、どなりでも申し上げました通り、
むしろ伸びしろがありまくりなのが、この北方ラーメンなんですよ。
実はアメリカ西海岸では絶好調!
ラーメンリテラシー成熟エリア出店はブルーオーシャン戦略!
先ほど申し上げたビッグスリーのうち2店舗の閉店ですとか、
後継者問題による店舗数の減少ですね。
これらばっかり聞いてると、非常に暗い材料ばかりに見える北方ラーメンなんですが、
そんな中でも明るい材料もね、あるにはあるんですよ。
それがですね、東洋経済オンラインの2025年4月29日の記事ですね。
ここで北方ラーメン番内の海外戦略について紹介されていたんですけれども、
この北方ラーメン番内っていうのはですね、先ほど申し上げたビッグスリーのうちのラストワン、
ラストエンペラーですかね。
番内食堂のこの乗れんわけでして、
運営しているのは株式会社メンショクという企業なんですけれども、
これは番内食堂とは乗れんわけなので、別の企業が運営しているわけなんですね。
調べてみるとですね、2026年現在約90店舗ほどを展開してまして、
そのうち海外がなんと12店舗もあるんですね。
さらにこの12分の10、10店舗がアメリカなんですね。
最新店舗ですと、シカゴに今年2026年の5月にオープンしてます。
先ほどの記事に戻りますと、
この記事は社長の中原さんがインタビューに答えてみるんですけれども、
その中で、欧米はこってり豚骨ラーメンが流行している、
そんなふうに思っている人が多いのですが、
その括りは雑すぎますというふうにおっしゃっているんですね。
この欧米というエリア、国や地域によって流行するラーメンには大きく差があるっていうんですね。
バン内ではですね、アメリカでは西海岸、カルフォルニア州を中心に展開しているそうで、
その理由がラーメン偏差値が高いからということだそうです。
このラーメン偏差値が高いっていうのは、
このバン内の内部で使われている造語だそうで、
意味としてはラーメンをたくさん食べて詳しい人が多いという状態を指すわけなんですね。
我々みたいな人種が多いということなんでしょうかね。
バン内が初出展したのが2014年。
その当時はアメリカ全土でラーメンがある程度周知されて、
その裾野がこれから広がっていくというフェーズだったそうです。
で、改めてこのラーメン偏差値という視点でアメリカを見てみると、
このカリフォルニア州のロサンゼルス周辺がラーメン偏差値が高いと、
すでに多種多様なラーメン店が乱立していたそうなんですね。
それでもですね、この2014年当時はこのラーメン偏差値が高いとはいえ、
あっさりしたラーメンは流行らないよということで反対されたそうなんですけれども、
実際に出展してみると大にぎわいだったそうでして、
この記事ではですね、濃いラーメンが流行った後だからこそ、
高齢者や子どもでも食べられるあっさりとしたラーメンが求められていたのではないかと。
なのでこの欧米人でも日本人同様ですね、
年を食ってくると脂っこいものが食べられなくなるのは同じだったというふうに綴られているんですね。
現在はですね、都心の店だとビジネスマン、
郊外の店だとファミリーとか高齢者を中心に愛されているそうなんですね。
さらに今後の新規出展については、先ほどのラーメン偏差値がある程度高い人がいると、
それに加えてこれから偏差値が上がってきそうなエリアを狙っていくというフェーズにあるそうなんですね。
このラーメン偏差値、私普段ですけども、ラーメンリテラシーなんて呼んだりもすることなんですけども、
それがこれから上がってくるエリアっていうのは確かに欧米を見渡してみると、
いくらでもあるなっていうのは実際のところです。
ただしエリアごとにですね、その上がってくる時間軸の長さっていうのは絶対差があるもんですから、
今すぐ特典のところに出展するってなると、ひょっとして期が熟す前だと受けない可能性があると、
そういうことも考えられます。
とはいえこれですね、北方ラーメンとしては先ほど申し上げた通りね、
ちょっと暗い材料があるばっかりなところに関して言うと、非常に大きな希望ではあると思います。
このような感じでアメリカに続々と出展をしていって、
地元で番内のラーメンに慣れ親しんだ現地の方がですね、
後に日本に来日すると旅行してくるっていうことで、
その特効理由として北方ラーメンを求めてやってきたんだよという、
インバウンドの方々が増加する可能性があるわけじゃないですか。
とはいえですね、このラーメン偏差値が高いエリアっていうのが、
ボコボコボコボコって言ってね、急増するわけではないので、
それぞれのエリアごとにじっくりとリサーチしなければいけないですよね。
ですんで中長期的な出展戦略っていうのがどうしても必要になるとは思います。
そうすると結構長い戦いになるので、
そこまではね、北方ラーメンを守り抜かなければならないわけじゃないですか。
ですので別の戦略がもう一本必要だというふうに私は考えます。
その戦略、私が北方市長だったらというですね、
大変ぶっ飛んだ設定で持論を話してみたいと思います。
水源豊富な寒冷地である北方市、半導体エコシステムの中核を狙え。
北方市の立地を一言で言うならばですね、
積雪寒冷地の内陸盆地といったところでしょう。
これね地図を見ながら聞いていただくとよくわかると思いますけれども、
これ福島県の中で言うと北西部にあたりますね。
ここいわゆる豪雪地帯に指定されるところなんですけれども、
さらにこの産業構造としてはですね、
北方市昭和40年頃まで農業を中心とした第一次産業が基幹産業だったんですね。
それ以降と言いますと第三次産業、
要はサービス業とかに偏った傾向でして、
さっき申し上げた通り蔵とラーメンですね。
両方とも観光というかね、
そういうところからもこの第三次産業に偏った傾向というのはおわかりいただけると思いますが、
ここをですね、第二次産業の強化をすると、
すなわちやっぱり製造業ですよ。
ものづくりの町にすべきだというふうに私は考えるんですね。
高等向けな話かもしれませんけれども、
私がもし北方市長に立候補するのでございましたら、
半導体製造企業ですね。
特にファウンドリ事業者と呼ばれる企業を積極的に誘致を進めたいと思っております。
半導体といえばですね、
例えば皆さんお使いのスマホ、パソコンに用いられているようなロジック半導体ですね。
あとはEV、電気自動車ですとか、
あとデータセンターに用いられるパワー半導体。
どちらの半導体を使うにしても、
AI需要というのはですね、まさに始まったばっかりですよね。
ですので大きなニュースになっております熊本のJASMですとか、
北海道千歳のラピダスに続けということで、
北方市にはこのポテンシャルがあるというふうに私は強く強く信じております。
半導体製造というのはですね、
特に上波と呼ばれるところの製造においては、
洗浄、洗う洗浄ですね。
洗浄工程というのがだいたい600から1000ぐらいあるんですね。
かなり膨大な回数の洗浄を行うわけなんですけれども、
これがですね半導体の製造工程としてその約30%を占めるんですね。
でこの洗浄工程、使うものとしては超純粋というものを使います。
スーパー純粋ですね。
不純物が限りなくない水と思っていただければいいと思います。
でこれがむっちゃくちゃいるもんですから、
この大量の超純粋を作るために豊かな水源が必要なんですけれども、
北方市にはですね日中ダムですとか、
あとはそれと合流する濁川というですね非常に良い水源があります。
あとはですね、名水として知られる津軽根渓流水というものもあります。
実は北方市ですね、豊富な水資源に恵まれていまして、
これをこれまではね、おいしいラーメンですとかおいしいお酒を作り出す、
あとは稲作とかにも使われてきたわけなんですけれども、
今こそこれを半導体製造に生かすべきだというふうに私は考えているわけなんですね。
加えてですね、豪雪地帯、積雪寒冷地というふうに言いましたね。
これも逆手にとって利用しようというふうに考えているんですけれども、
半導体の製造、クリーンルームがマストなんですけれども、
寒冷地においてはですね、夏場の空調負荷がかなり抑えられると思いますので、
イコール高熱比もかなり低く抑えられると思います。
これね、こうやって話し取ると、今さら愛知地方でそんなことが現実的なのかというふうに
いぶかしむ方もいらっしゃることでしょう。
ただしですね、私このブロックで隣で申し上げた通りですね、
この半導体エコシステムの中核を狙えという観点でいきますと、
この北方市がある福島県、実はですね、半導体製造というジャンルにおいてはですね、
国内トップクラスの一大集積地な県なんですよ。
この福島県、半導体製造関連のですね、拠点でいきますと、
ちょっと古いデータにはなりますが、3年前、2023年時点で、
事業所数は175棟ですね。
これ、47都道府県中の6位。
そして、従業者数ですね、従業員数でいうと、
13,693人ということで、これが47都道府県の6位。
さらに製造品出荷額で言いますと、
5,479億円ということで、これが47都道府県の全国7位ということで、
結構すごい数値でしょう。
なので、さっき申し上げたラピダスが選んだ北海道千歳が、
これから生まれる新しいエコシステムのエリアだとすると、
福島県はですね、実績豊富なプレイヤーがすでに存在するというね、
かなりアドバンテージがあると。
これをポテンシャルと言わずに何だという話だと思うんですよね。
で、工場をね、建てるということになるにしても、
そんな場所あるのということなんですけど、
これも実はね、ありまくるんですよ。
ラーメン屋さんが、そもそも後継者不足に悩んでいるという話しましたけれども、
同じようにですね、農業従事者の方もやっぱり悩んでまして、
この農業従事者の高齢化というのがかなり深刻でして、
この北方市の課題としては、この耕作されない農地、
耕作というのは耕して作るですね。
耕作されない農地が増加しているということに頭を悩ませているんですね。
これ北方市全体で、令和7年現在で、
534ヘクタールもの有給又は広廃農地があるということが、
課題として挙げられているんですね。
有給というのは遊んで休んでいる状態、
そして広廃というのは荒れ果てた状態ですね。
どっちにしても使われていない農地が534ヘクタールあると。
で、この広廃農地というのをちょっと調べてみたんですけれども、
農林水産省の定義によると、
現に耕作されておらず、耕作の放棄によって広廃し、
通常の農作業では、
作物の栽培が客観的に不可能となっている農地ということで、
これをよみがえらせるのはかなり骨が折れることだと思うんですよね。
で、さっきお話ししたその534ヘクタールね、
これ一体どんなものの広さなんやということで、
よくあるじゃないですか、東京ドーム何個分ってやつね。
あれいくと114個分、むちゃくちゃあるんですよ。
なので、これだけの有給又は広廃農地、
これを工場用地に転用しない手はないというふうに私は考えているんですね。
さらに工場用地としてはもちろんですけれども、
例えば風力発電とか太陽光発電みたいな脱炭素化に向けた
グリーン電力と呼ばれるものを調達しやすい環境、
これを整備できる状態にもあるわけなんですね。
さっき紹介したファウンドリー事業者、こういう企業が一社ね、
どーんとできるとすると、だいたい一社で
少なくとも2、3000人の従業員は必要だというふうに考えられます。
じゃあそれぐらい人口が増えるのねって思うかもしれませんけども、
いやいやいや、まだまだこんなもんじゃないですよ。
このファウンドリー事業者と取引をする協力会社、パートナー企業が
あちこちにできると思いますんで、それらを丸々考えると全部で
5、6千人規模の人口増が見込めるというふうに私は考えます。
なのでこの半導体産業が活性化していくと、
その先に何があるかというと必ずね、移住してきた半導体産業の人々、
何パーセントかはですね、絶対に転職することになりますので、
その転職者たちが、あ、北方ラーメンやってみたいなっていうふうになると思うんですよ。
ですので半導体産業が潤えば、北方ラーメンもV字回復間違いなしと
言えるわけなのでございます。
と言いながらもですね、もちろんねこれ、実現するのが容易じゃないということは
私も重々承知しています。
そもそもですね、北方市、合図地方ですので、
さっき申し上げた通り内陸部なんですね。
これ北方市に限ったこっちゃないですけども、
内陸部って基本的に海が遠いわけなんで、海運が非常に不利ですよね。
空輸を用いるにしたって北方市、福島空港から100キロメートルくらいあるんで、
非常に遠いということで、そもそもこういう話、
課題を挙げ出したらキリがないわけなんですけれども、がゆえにですよ。
だからこそ、もう官民連携は当たり前で、
さらには福島県ですとか、日本ですね、国政とも緊密に連携していってですね、
なので国政で言うと、計算省もそうだし国交省とかもそうですよね。
もう緊密に連携していって、北方ラーメン単体を見るんじゃなくて、
国策というところに北方市が大きく寄与しますという視点で、
この半導体エコシステムの中核にすると、
これぐらいですね、大胆な発想とビジョンが必要だというふうに私は考えているんですね。
ぜひ北方市の皆さんにですね、頑張ってほしいというふうに思います。
ということでかなり勝手な持論を申し上げましたけれども、
もしもっといいアイデアがあるよという方がいらっしゃいましたら、
ぜひそのアイデア、コメント欄またお便りフォームからお寄せください。
さてそんなわけで今回は、世界的には伸びしろしかない北方ラーメン、
自治体単独ではなく国策として日本で守れと題しまして、
北方ラーメンの現状とその打開策を解説してみました。
先ほど申し上げたね、半導体需要というのもこの2026年現在でさえ高いんですけれども、
ヒューマノイドロボットですとか、あとは自動運転ね、
こういうAI大前提の新技術というものがですね、本格的に社会実装される前の現在のうちに、
手を打っておく必要があるというふうに私は考えるんですね。
あとはですね、さっき申し上げたように、もともと農業が強い地域ですので、
この令和の世の中で食への安心・安全、ここに関心が非常に高まっているじゃないですか。
なのでここに向けて高負荷価値の農産物、これの発信拠点という形に重点を置いていくというのも、
一つの手段かなというふうには思います。