00:05
こんにちは、心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくしていけるように、 セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについてお伝えしています。
今日はセルフコンパッションデイということで、 自分が成長したい、意欲が欲しいっていうふうに思うのであれば、
自己批判したりとか、無知を打ったり、やりたいことを何でも義務感でやろうとしたり、っていうことから卒業して、もっといいやり方でやっていきましょうっていうお話になります。
よくセルフコンパッションにある誤解として、自分に優しくするとか、いたばるっていうことは甘やかしであって、人をダメにしてしまうんじゃないかっていうふうに考える方がいるようです。
これは研究で真逆の結果が示されていて、実際には自己批判よりもセルフコンパッションの方が安全に力を引き出すっていうことがわかっています。
当然のことですが、批判をされた方っていうのはダメージを受けますし、 案外思ったよりも次に進む力っていうのが出てこないんですよね。
これはもちろん自己批判でも同じことが言えます。 そして、セルフコンパッションは自分を甘やかしてしまうだけで、
力を引き出すこと、意欲を持たせること、自分を成長させること、こういったことはできないのでは?っていう誤解もあるんですね。
もちろんセルフコンパッションは自分に優しくはするんですけれども、自分をダメな方に引っ張るっていうことではないんですよね。
セルフコンパッションを知るほどにそういった誤解が無意味だっていうことがわかってきます。
そんな前提で、まずはですね、自分がどれほど自己批判をして力を引き出そうとしているのか、それについて見ていきたいと思います。
普段、自分が変われる、成長できるっていうふうに思って、 ついついですね、自己批判してしまう時ってないでしょうか?
例えば、すぐだらけてしまうとか、食べ過ぎてしまうとか、我慢ができないとか、そういったものはありますか?
こういったものが思い浮かんだら、やってほしいことがあるんですね。 そうやって自己批判した時、批判された時、そんな時の自分にどんな感情が生まれているのかっていうのに注目してほしいんですね。
それが苦しい感情とか、悲しい感情とか、痛い感情とかのネガティブ感情であれば、そこに自分で思いやりを与えてほしいんです。
次に、自分が成長したい、変わりたいっていう部分があるのであれば、意欲とか気持ちを引き出すために、思いやりのある優しいやり方がないかっていうことを考えていきます。
ここはですね、本当に大事なポイントです。 自己批判から自分に対してもっとちゃんと力を引き出せる方法に切り替えていく大事なポイントになりますので、ここはしっかり考えてほしいかなと思います。
例えば、優しくて賢いあなたの友人とか先生とか家族、親とかね、おじいちゃんおばあちゃんとかメンターとか先輩とか会社の上司とか、そういう人たちであれば、どんな言葉かけで、どんな気遣いであなたの行動が良くないこと、役に立っていないこと、成長邪魔してしまっているっていうことを教えてくれるでしょうか。
03:25
くれぐれも優しい言葉遣いをする人たちですからね。 自己批判のやり方にならないように気をつけてください。
さらに、どんな優しい言葉遣いで別の行動を取るように促してくれるでしょうか、あるいは励ましてくれるでしょうか。
自分にとって最高のメッセージっていうのを、思いやりに満ちたメッセージっていうのを考えてほしいと思います。
自分が健康でいられるように、また成長できるように、幸せでいられるような言葉かけをしていきましょう。
最後に、これからのことを考えていきます。 やっぱり自己批判っていうのは、今とか過去だけじゃなくて、未来にも十分起こり得る可能性があるんですよね。
なので、今日確認した内容をそのままおさらいして、将来に使っていっていただければと思います。
自分を自己批判しそうな状況になったら、自分の感情、気持ちに着目して思いやりとか優しさを与えていきます。
そして、自分を変えたい、成長したいっていうふうに思うんであれば、自分に優しい言葉かけでどうしていったらいいのかっていうのをメッセージに考えて伝えていきます。
北風より太陽、恐怖より愛情の方が十分力をもたらしてくれます。
それでは今日もあなたが自分に優しくありますように、心理師のはるかめでした。
