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今日は原田洋平さんの著書、「中年中心社会を読んで考えた平均値の幻想と中央値のリアル」というテーマでお話します。
この本では、段階ジュニアやポスト段階ジュニア世代が、これからの社会や消費の中心になっていくという分析が紹介されています。
私自身もまさにその世代なので、とても興味深く読むことができました。
特に印象的だったのが、昭和的な価値観への拒否反応についての考察です。
力や圧力で押し切るような文化に対して、それは違うんじゃないかと感じてきた世代の特徴が丁寧に描かれていて、なるほどと思う部分がたくさんありました。
ただ一方で少し違和感もありました。
それは本書で描かれる人物像がどこか平均値の世界に寄り過ぎているように感じたことです。
平均年収、平均的な消費行動、平均的なライフサイル。
もちろんマーケティングでは大切な視点ですが、実際の世の中には平均値では見えない人たちがたくさんいます。
特に就職氷河期を経験した世代は、同じ年齢でも置かれている状況が大きく違います。
だから私が知りたいのが、平均的な成功率よりももっと努力さく生きている人たちの姿なんです。
統計で言えば平均値より中央値、一部の高所得者が押し上げてきた数字ではなく、真ん中にいる人がどんな生活をしているのか。
それにこそその世代のリアルがあるような気がします。
また本書ではSNSや動画のマーケティングの分析も紹介されていて、その点は非常に勉強になりました。
どの世代がどのSNSを使い、どんなコンテンツに反応するのか。
企業がどうやってターゲットを絞り込んでいるのかがよくわかります。
本を読み終えて感じたのは、数字を見るときはその裏側にいる人間も見なければならないということでした。
平均値は社会を俯瞰するための地図ですが、実際に歩いている人の姿は中央値や個々の物語の中にあります。
そんなことを改めて考えさせてくれた一冊でした。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ではまた次回。
本日の内容は以上となります。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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それではまた次回の配信でお会いしましょう。