00:07
今日は、プログラミングの機能や技術の話ではなく、少しプログラミングの美学のようなお話をしたいと思います。
前回は、ノート分析ツールを改良し、4週間に1回だけ通知し、裏では毎週静かにデータを蓄積するという、究極の手抜きシステムを目指しているお話をしました。
実際にテストしてみると、動作はとても順調。これで完成だな、そう思っていました。
ところが、本当の課題はプログラムの動作ではなく、設計思想の部分にありました。
今回の仕組みでは、4週間ごとの通知を実現するために、最初だけ起算日、つまり基準となる日付を設定する必要があります。
そこで私は悩みました。自分だけが使うなら簡単です。
ソースコードを開いて、変数の値を直接書き換えれば済みます。数秒で終わる話です。
でも、もしこのツールを誰かに公開するとしたらどうでしょう。
プログラミングを知らない人にとっては、ソースコードを開いて変数を書き換えてください、という時点で大きな壁になります。
そこで考えたんです。自分が少し楽をするために、横着な考慮を残すのか、
それとも将来使うかもしれない誰かや、未来の自分のために初期設定用の画面を作るのか、結果として私は後者を選びました。
初回だけ日付を入力するダイアログ画面を作ることにしたんです。正直手間は増えます。
でも、こういう部分にこそソフトウェアの優しさが現れる気がします。
そして方針が決まったので、相棒であるSSAIに実装を手伝ってもらおうとしたところ、まさかのトラブルが発生しました。
AIが応答しないんです。調べてみると、どうやらサービス側で障害が発生しているようでした。
普段AIを活用している身としては、手足をもがれたという表現が大げさではないくらい困りました。
結局その日は作業を諦め、翌日改めて挑戦。
すると無事にAIが復旧し、理想に近いダイアログ処理のコードを生成してくれました。
今回改めて感じたのは、プログラムは動けば終わりではないということです。
自分だけが使うツールなら、最短ルートで構いません。
でも、誰かの使いやすさまで考え始めると、設計の奥行きは一気に深くなります。
それは面倒でもありますが、同時にプログラミングが一番面白くなる瞬間であるのかもしれません。
次回は、完成した初期設定ダイアログがどのように動き、4週間に1回だけ現れる究極の手抜きシステムを実現したかについてお話ししていきたいと思います。
それではまた次回。
本日の内容は以上となります。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
最後にAmazon Kindleで発売中の電子書籍のお知らせです。
キレイごとゼロの別居介護をリアルに環状ではなく、システムとExcelで立ち向かった瞬間、
手取り23万円のエンジニアがExcel1枚で実家の破綻を防いだ話、
03:03
そして実家の保守運用をこなすための時間を圧倒的にひねり出す技術を書いた会社公認爆速仕事術PC魔改造、
この2冊が現在Amazon Kindleにて絶賛発売中です。
どちらもKindle Unlimited読み放題の対象となっていますので、
会員の方は追加料金なしですぐにお読みいただけます。
音声を聞いた後にスマホの画面の下にある概要欄のリンクから是非チェックしてみてください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。