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#149 演劇に事業性はある?|ゲスト:北田万里子さん・菅野勇作さん
2026-10-08 15:05

#149 演劇に事業性はある?|ゲスト:北田万里子さん・菅野勇作さん

▼今月のゲスト

・オフィスリコプロダクション株式会社 北田万里子さん

オフィスリコプロダクション代表・十条アルジェントシアター運営。「北区つかこうへい劇団」出身の熱量を胸に、シニア演劇や地域密着の劇場運営で北区の演劇文化を牽引する。(第5回北区ビジコン 最優秀賞受賞)

 

・北とぴあ演劇祭実行委員長菅野勇作さん

HANASAKA代表・北とぴあ演劇祭実行委員長。障がい者劇団の運営やジェイトエル勤務を通じ、福祉とアートを融合した誰もが輝ける街づくりに取り組む。(第5回北区ビジコンファイナリスト賞受賞)

 

▼今回のトーク内容:

素人・シニアが舞台に立つ魅力/台本忘れすら「味」になるリアル/男性の参加率とフレイル予防の課題/枠にはまらない障がい者表現の葛藤/クオリティ追求と個性の発揮/演劇ビジネスの収益化と循環構造/福祉の枠を超えた純粋なエンタメ/ビジコン受賞が生んだ信用と人脈

 

▼撮影協力

Bar purest note

〒114-0002 東京都北区王子1丁目27−15

HP:https://www.purestnote.com/

 

🌸飛鳥山の窓から -TOKYO NORTH MOVEMENT-🌸

東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が
王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きします。
情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。
グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。

 

 

 パーソナリティ:こしのみつひろ

創業100年を超える越野建設株式会社代表取締役社長。
独自のRC建築ブランドや「音楽マンション」を展開し、地域に根ざしたまちづくりを推進。
東京商工会議所北支部会長として、東京北区の未来づくりにも尽力している。

感想

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サマリー

小篠光弘が北田万里子、菅野勇作と、素人やシニア、障がいのある人が舞台に立つ演劇の魅力を語る。台本を忘れることさえ、その人の人生や個性が出る「味」になる一方、作品のクオリティーとの両立には葛藤がある。演劇を事業にするには、定期レッスンを軸に公演や特別レッスンを組み合わせ、出演料やチケットバックを含む収益の循環を作る必要がある。障がい者表現も福祉を前面に出すのではなく、表現そのものの面白さで観客を呼びたいという考えが示され、ビジネスプランコンテスト受賞後の信用や人脈の広がりにも話が及ぶ。

シニアが舞台に立つ魅力
パーソナリティーを務めます、小篠光弘です。 先週に引き続き、北田万里子さん、そして、菅野勇作さんをお迎えして、お話を行ってまいります。
会場の方も、先週に引き続いて、ピュアレストノートで演じておりますので、ここでね、ちょっと乾杯をしたいと思います。
それじゃあ、主に私の健康を祈ってくださいね。乾杯。どうも、乾杯。
ありがとうございます。
さて、先週ね、ちょっと積み残しみたいになったんですけれども、 演じる側とね、それから、
作る側、これの融合ね、 そして、見る側と、さらに融合というね、このところをちょっとお話ししたいんですが、お二人の活動に共通するところとしては、
これまで、菅野勇も演じる側でなかった人を、舞台に挙げていくみたいな感じがあるんですけど、どうですか、北田さん、先週もちょっとお話しいただいたと思いますが、シニアを中心とした方を挙げていくっていう、
やっぱり魅力あると思うんだけど、それを教えてください。
みんな、自分が多分人生の主役だと思って生きてると思うんですよ。
で、そうなった時に、舞台と何ら変わらなくて、日常って。
で、それを舞台でやって欲しいなっていう、私たちの思いがあって、この後ちょっと小篠さんとね、多分お話あると思うんですけど、
塚耕平さんとの劇団に私がちょっといた時期がありまして、塚さんがおっしゃってたのは、
素人って言い方しますけど、素人の人の方が舞台に立った時に面白いことがあるんだと。
それはやっぱりその人が生きてきた年齢が出ると。
人隣が出て、それが個性になって、舞台上で日常のような表現が行われた時に、やっぱりお客さんがすごく面白いって思う瞬間があると。
で、やっぱりやってない人の方がエネルギーがすごく溢れ出ることがあって、
それは初めてだからとかいういろんな要素もあると思うんですけど、ってなった時に、ずっと人生を積み重ねてきたシニアの方が舞台に立ったら、それだけでも面白いよね。
個性があるんだから、そもそも。
でもその人に合わせた本とかにする人はあると思うんですけど、そうじゃない、重厚な作品でも5年配の方がたくさん出る作品っていて、
ただ演劇をずっと続けてる年配の方って少ないんですよ、実は。いろんな事情があるので。
逆に年配の方を舞台に立たせようと思ったら、探すの大変で、っていうような事情もあって、
どっちも合わせて出たい人、新しく出たい人が出れる、こっちも探してる。
しかも、いろいろと稽古は必要ですけど、そういった人生が出るような人たちがたくさんいれば、面白いんじゃないかなっていうのはすごくあって。
なるほど。やってみてどうですか?やっぱりそういう目論み通りの。
そうですね。大変なところは台本がなかなか覚えられないですが。
なるほど。パンパンパンパンとセリフ言ってほしいのに、妙に味わいのある部屋みたいな。
本当は覚えてないだけなんですよ。私よくあるんですよ。
目玉なのかな?
そうそう。たっぷり使うなーみたいな。
でもやっぱりそういった部分も、味になることもあるので、やっぱり面白いなと思います。
りゅうじしゅうさんみたいな人ばっかり出てきても、これ演劇になりませんよね。
そうですね、そうですね。
あとさ、おじいさんとおばあさん、まあ僕らはおじいさんだけど、
そのおじいさんおばあさんでもいいんだけど、圧倒的に女性の参加者が多くなってきてる。
多いです。そうなんですよ。
この男女比、やっぱり難しいよね。
でもそれちょっとセカンドライフフレル予防の課題にもなっている。やっぱり男性の方が多いみたいで。
男性の方が多い。逆にね、そういうマイナスになってしまうってことはない。
そうなんです。だから私もどっちかというと男性の参加率を増やしたくて、
いろいろとどうしたらいいかなっていうのを検討してるんですけど。
それはちょっと後で、ヒサキの方が教えたいと思います。
はい!
個性と作品クオリティーの葛藤
さてですね、カンノさんの方もね、先ほど来話題になってますけど、やっぱり生涯面白い方っていう、
まあそういう方を舞台に挙げているという中でのね、先週も重いお話をいただいたんですけど、
具体的にやっていく時の難しさとか、なんかこう楽しさとかあったら教えてください。
そうですね。まあ先週の回にもお話ししましたけど、肩にはまらない面白さ。
本当にアドリブなのかどうかっていうところも、狙ったエースなのか。
本当に自分の番じゃない時に出てくるレンジャーとか、舞台上で本気で泣き出すとか、
いやすごいなっていう面白さはありつつ、ただこれも自分も10年関わってきて、
ようやくちょっと方向性が見えてきたじゃないですけど、やっぱりこう舞台に立ってお客さんを呼ぶ、
見せるってなった時に、やっぱり作品のクオリティはどうしても求められてしまうところもありつつ、
クオリティを求めるためにやっぱり台本があって、演出があってっていうのはもちろん大事なこともわかってはいるんですけど、
そっくりそのままだと、なんか彼らならではのが消されちゃうんじゃないかっていうところの葛藤はすごく感じていて、
自分も北区で劇団花丸に関わって、そこでちょっと悩む部分もあって、
一つの答えじゃないんですけども、埼玉の埼の国埼玉芸術劇場で、
カンパニーグランデっていう組織というか、ワークが2年間参加させていただいて、
障害のある方、ない方、それこそ年齢も幅広い方々が100人ぐらい集まって、100人で舞台をやるみたいなのを経験させていただいた時に、
改めて演出も大事だけど、それぞれの個性が発揮できる舞台ってやっぱりいいなって答えを一つ最近見つけたかな、それが面白さなのかなっていうのがありますね。
演劇を事業にする収益構造
なるほどね。今すごくお話の間に、演劇の騒されながら見てる方がいらっしゃるわけですから、クオリティは保たなきゃいけないね。
このラインというか、すごく難しさ、それって結構ビジネスにつなげられるかどうか、つまり入場料を払ってきてもらえるということにつなげられるかどうかっていうのにもつながると思うんですけれども、
その辺はどうなのかな、ビジネスプランコンテストですから、応募された時にどんなふうにお考えをしたいですか?
やっぱり数字に表すのが難しくて、ビジコンに限らずいろいろな例えば女性禁断なんだって出す時に、じゃあこの月はどのぐらいの売上げですかとか、どのぐらい定期的に見込めますかみたいなものが必須になってくることがあって、ビジコンでも求められたんですけど、
そういう試算をするのがイベント業とかだと難しいんですよね。このイベントだとこの月はドンってくるけど、こっちの月はまた別のイベントだからそうでもないみたいなのがあったりして、必ずしも黒になるかっていうとそうじゃないことがある可能性があるっていう部分のやっぱり難しさがあって。
それは一応レッスン的な話ですか?
それはレッスンプラスアルファの例えば舞台、本番公演とか特別レッスンとかそういういろんな兼ね合いのことなんですけど、通常のレッスンでは定期収入っていうものを見込める安定収入にはつながるので、やっぱりそこを軸にしてビジネスプランコンテストには出したんですけど、まあでも測れないところはありますよね。
カールのどんぶり感情だらけでしたもんね。
例えば演劇なんかさ、やっぱりこう実際のプロの人たちもある程度お客さん集めてねと、それで出演料があるみたいなやり方するじゃないですか。
そういうのっていうのは実際の公演をやるときなんかには取り入れてはいない?
やってますね。うちはいろんなパターンがあるんですけど、例えばこのぐらいのお客様来たらこのぐらいでお洒落しますよとか、あとは場所によってはチケットバッグ、完全にもうわかりやすいチケットバッグ。
それはプロでやってるのと同じようにシニアの方たちともやったりしてるわけなんですね。
まあそれはそうだよね。あと例えば公演にはプロの方もお手伝いっていうことになるわけですよね。
そもそも指導される方はプロの方ですし。
だからやっぱりまずその人たちがある意味職業性を生かした形の中で収入になっていくっていうことが本来的に言えば測れるべきですよね。
それを我々楽しみというか夢を実現に受けてやっていく者たちが結果的な形としてサポートみたいになるような下者だったり、その姿勢を払ったりとかっていうようなことが理想ですよね。
やっぱりその循環を作っていかなきゃいけないということですよね。
福祉を超えて表現そのものを届ける
そういう意味では障害者の方に行っているときに少しシニアに行っているときよりはまたビジネスモデルとしてはちょっと変えなきゃいけないところってことですね。
そうですね。やっぱりそこも難しさをすごく感じていて、障害者劇団といいますかも含めてそうなんですけど
ホクトピア演劇祭としてもいい意味でアマチュアの演劇祭になるので、自分はビジネスプランコンテストに参加させていただいて、その結果お金回りとかJとLの仕事に行っているっていうところもあるんですけど
私ばかりが思いを持っていたところで、言ってしまえばアマチュアの劇団、福祉職の強い劇団に対して
お客さん呼ぶには相応のPRであったりとか、運営周りのフォローもしていかなきゃいけないよっていうところにはなるんですけど
作品が良ければとか、自分たちの活動が良ければみたいな。アマチュアだしぐらいな感じでやると、うーんわかるよみたいな
結果的にホクトピア演劇祭が四半世紀やっていく流れで、今後継続のために視点を変えていかないといけないよね
公共のイベントなのでっていうところは正直課題であったり、逆にそれも新しいやり方なのかなってところにワクワクしている部分も正直あったりはしますね
演劇祭の話で言えば、そこに参加される人も毎年基本的には違うわけだし
だからそうするとクオリティを保ち方みたいなのも多少変わっていくしね
逆にそれなりにコンスタントに来る人がいてってことになると、それはそれでまた固定化しちゃうみたいな
そのバランスがやっぱり公共でやるっていうことの中の難しさっていうのがあるし
ましてはその障害のある方、実はビジネスプランコンテストは鹿島演劇というよりはアートの方にね
あったんでまたちょっと違うんだけれども、その辺の難しさはやっぱりあるのかなと
バランス取りが難しい
やっぱりね、僕は別の番組でこの前全毛のシンガーの方にゲストで来ていただいたんですけど
僕は実は出演2回目だったんですけどね
今回はね、放送中には一切全毛であるということは私は話をしなかったんですよ
それ実はその方のお母さんも気がついてくれて
本当にシンガーとしての実力をね、ちゃんと見ていただいたと思って嬉しかったです
やっぱり究極は障害者であるから、その人たちだからじゃなくて
その表現そのものが面白いものが見れるんだと思って来てもらいたいから
やっぱりそこのアピールの仕方もね
なんかちょっと面白いもの見れますよっていうのがもっと前面に出るみたいなのがあっていいのかな
なんか福祉とかそういう方からいくとどうしても先にその障害が終わりになるとか出てきちゃうじゃないですか
そうですね
面白いんだよこれ、すげえ面白くするやつなんだよと
そういう風になんかこうやっていくっていうのも一つの形
そうですよね
いいな、語らずにかっこいいな
ということなんですけどもお褒めをいただいたところでですね
次の話に移っていきたいですが、だいぶ時間も迫ってまいりましたので
受賞が生んだ信用と人脈
一言だけ受賞されてですね、変わったことってありますか?
おかげさまでちょっとお仕事の認知が上がりまして
やっぱりいただく話が増えたりとか
何かあった時にこのことを書いたら信用につながるので
それは変わりましたね、周りの目が
とにかく人脈が広がりましたね、みたくないね
J12で働いているところもあるんですけど
ビジネスプランコンテストきっかけとか
それに派生した産業振興家さんの取り組みだったりとかで
結構今年のビジネスプランコンテストエントリーしたんですよ
って言ってくださる方もちらほらい
50万ドル取りますよって5万ドルの私に言ってくるから
頑張ってくださいって
それでは次週はですね、その話を少し折り下げて
ビジコンに出る意味とかね
そういう話を伺ってまいりたいと思います
来週もよろしくお願いします
15:05

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