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【番外編:加藤嘉一1】緊張の構造:高市政権が開いた日中の新局面
2025-12-08 30:22

【番外編:加藤嘉一1】緊張の構造:高市政権が開いた日中の新局面

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オープンチャット「This is令和スタートアップOC」

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参加時の質問文にはSpotifyとお答えください。


■トピック

・高市政権発足後の日中関係の急速な悪化

・APEC韓国での習近平・高市首脳会談の経緯

・国会答弁における台湾有事と集団的自衛権に関する発言

・中国側の強い反発と制裁措置(ビザ、水産物禁輸、尖閣周辺での活動活発化)

・高市首相によるAPECでの台湾代表との面会とSNS投稿問題

・発言の正確性と外交上の適切性の問題

・中国による「戦略的逆切れ」とタカ派政権の利用

・2012年尖閣国有化時との類似性

・台湾統一に向けた中国の多面的アプローチ(軍事・経済・世論戦・外交)

・トランプ政権の仲介姿勢と米中緩和局面における日本のリスク


■キーワード

高市政権, 日中関係, 台湾有事, 集団的自衛権, 存立危機事態, APEC, 習近平, 国会答弁, 中国の制裁措置, 台湾代表面会問題, 一つの中国, 尖閣諸島, 戦略的逆切れ, 琉球学, 認知戦, トランプ大統領, 米中関係, 2027年問題, タカ派外交, 外交的配慮



■ゲスト 

加藤嘉一 Yoshikazu Kato(http://katoyoshikazu.com/)

国際コラムニスト(日本語・中国語・英語、3カ国語でコラムを書く)

1984年静岡県生まれ。

2003年高校卒業後、単身で北京大学留学。

同大学国際関係学院大学院修士課程修了。

英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、

復旦大学新聞学院講座学者(2012.3~7)、

北京大学研究員(2010.9~2012.6)、

慶応義塾大学SFC研究所上席所員【訪問】(2011.4~2013.3)

ハーバード大学ケネディスクール 公共政策大学院 フェロー(2012.7~2013.6)

ハーバード大学アジアセンター フェロー(2013.9~2014.8)

ジョンスホプキンス大学 高等国際関係研究大学院 客員研究員(2014.9~2015.8)

世界経済フォーラムGSC(グローバルシェイパーコミュニティ)メンバー(2012~2016)

遼寧大学国際関係学院 客員教授(2016.9~2017.8)

香港大学アジアグローバル研究所兼任准教授(2018.9〜)

米ニューヨーク・タイムズ中国語版コラムニスト。

台湾「新新聞」誌コラムニスト。

2013年よりダイヤモンドオンラインで「中国民主化研究」を連載中。

中国語の単著に『愛国奴』、『中国的邏輯』、『日本的邏輯』、

『从伊豆到北京有多遠』、『我所発見的美国』などがある。

2010年、中国の発展に貢献した人に贈られる「時代騎士賞」受賞。


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感想

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00:00
今回は、スタートアップに直接関係する話ではないんですが、 中国に関するテーマを取り上げたいと思います。
お迎えしているのが、加藤嘉一という私の友人でして、 中国について詳しい人ですね。
彼のバックグラウンドについては、 ネットで検索するなりしてみてください。
過去何度かのボイシーのほうでは、 ずっと出てもらってたんですけれども、
前回、半年前はですね、 ポッドキャストのほうでも配信をしました。
これ、1ヶ月前からLINEのオプチャ、 レーサーのLINEオプチャのオプチャをやっていて、
概要欄にURLがあるので、興味ある人は そちらから入っていただければと思うんですけれども、
そちらでもよくリクエストが出ていた人ではあります。
ぜひ出てほしいとリクエストを いただいていたのにお答えしました。
スタートアップに関係ないと言いつつなんですけれども、 個人的にはスタートアップにあたって、
来年どんな年になりますかっていうアンケートを この時期になると受けるんですけれども、
最大のリスク何かっていうと、 僕はこの東アジアの知性学的な緊張だと思っています。
だいぶ遠距離表現していますけれども。
ここで何か軍事衝突とか起こったりすると、 もう何もスタートアップどこではなくなってしまうので、
そんなマクロな話をしても仕方ないと思ってですね、 あんまりそういったアンケートではご回答をしてないですけれども、
結局一番大きなそういう知性学的なリスクが、 起これば甚大だけれども発言可能性って低いよねというふうに、
長らく見えていたのがいよいよそうじゃなくなってきているな というのが今だと思います。
僕は大学時代ですね、中国政治のゼミなんかにも 入っていたりしたことがあって、
興味関心はあり、また北京大学にも大学在学地を行っています。
今回出てもらう加藤義和氏はですね、その頃の友人ですね。
私が北京大学訪問したときに北京大学側にいた友人なんですけれども、 日本人で非常に中国詳しい人です。
この番組のリスナーの方にも中国ご出身の方 いらっしゃるかもしれませんし、
私も個人的には中国人の友人、それなりに仲良い人いるので、
変な緊張関係になってほしくないなということは願いつつですけれども、
ちゃんと現状、現在地点を把握する必要があるかなと思って、 こんな収録をしています。ということでどうぞ。
はい、ということで今日はお久しぶりのゲスト、 中国に詳しい人加藤義和さんです。よろしくお願いします。
03:04
よろしくお願いします。
前回話したのが5月なんだよね、確認したら。
あ、そうだっけ?
そう、早いものでもう12月ですよ。
早いね。
早いね。僕らもう40歳過ぎて、どんどんスピードアップして加齢していく感じだよね。
いやー本当ですね。ちょっと時代の先を行ってますね。どんどん我々の感覚が。
そうだね。時代も非常に複雑になって情勢も複雑だから、いろいろ日々思うことありますね。
うんうん。ちょうどいろいろあったタイミングではあって、
まあそもそもね、今日中関係も皆さんご存知の通り、いろんな出来事が起こってますけれども、
ただこれが起こる前にね、そもそも政権変わったから話をしようかなと思っていたら、あっという間にいろんなことが起こったっていう状況なんですけど、
ちょっと冒頭ね、簡単に高市政権が誕生して以降の日中間の状況というものをむちゃくちゃ簡単にまとめようと思うんですが、
これあの高市さなえさんが自民党の総裁に選出されたのが10月4日で、
で、総理大臣に任命されたのが10月21日だから、考えたらまだ1ヶ月半ぐらいしか経ってないんだね。
もう笑っちゃいそうな感じで、もうだいぶ昔のような出来事に感じますが。
で、もともとの高市政権って防衛力強化とか安全保障を重視するっていう姿勢はかなり明確にしていて、
まあ国内においてはちょっと高派の人っていうような見られ方をしているところであり、
まあそこに対する賛同反発、両方あるような状況ではありますが、まあ騒々にながら10月21日に内閣が法則をしましたと。
で、最初のなんかその中国とのイベントっていうところで言うと、
見落としがちだけど、あの韓国であったAPECサミット、10月31日に習近平さんと話してんだよね、現地で。
で、まあ一応その時建設的で安定した関係を維持することで合意したっていうような話には談話にはなってるんだけれども、
まあただちょっとここもなんかいろいろセンシティブな発言があったというような話は聞いているので、
ひょっとしたら後からフォローアップいただけるのかなと思っています。
で、その後結構大きな発言だったところで言うと、高市首相が11月7日ですね、国会で、
もし中国が台湾を攻撃封鎖した場合は、日本は集団自衛権の枠組みで軍事対応もあり得るという趣旨の発言をしたということが一応報じられてるんだけど、
ただこれもちょっとかなり切り抜き気味の今発言取り上げ方ではあって、本来かなり不正確な表現をしてるなってことは自分なりに思いながら理解をしながら発言してるんですけども、
この辺りもちょっとひょっとしたら後でフォローがあるかもしれません。
まあ何はともあれ台湾有事ということを想定した場合、その上に過程に過程を重ねた結果として集団的自衛権が発動する可能性がありますよというような発言は、
06:10
あったということです。
で、それを受けて中国側がいろんな制裁報復措置というものを取っていて、
中日の中国大使がいろんな発言をしたりだとか、
あと対日重工の自粛勧告だとか水産物の禁輸ですね。
最近尖閣周辺では中国の船舶なんかだとか軍用ドローンがだいぶ押し寄せているという話も出ています。
加えて民間で言うと、これ12月の今1週目に撮ってるから先週ということになるわけですけど、
11月の最終週ですかね。
日本人のミュージシャンアーティストが上海でライブ中、コンサート中にコンサートを途中で中断させられたっていうような画面が出ていて、
これがちょっと象徴的に報じられていて、いよいよ関係性の悪化っていうものを象徴的に印象付ける出来事として取り上げられていているわけですけれども、
そんな困難を得て、12月1週目現在、日中間の関係、あんまり良いとは言えないよねというのが現段階であります。
ここまでが客観的な説明かなと思うんですけれども、ここまでの高橋政権発足からの動き、加藤さんからどういうふうに見えてるんですか?
はい、ありがとう。非常に簡潔に振り返ってもらったと思いますけれども、
フォローだったり、僕なりの分析だったりっていうのはあると思うんで、
ガーッと長く喋っちゃう可能性あるんで、是非黙れって言ってもらっていいと思うんですけども。
OK、はい。
まず今朝倉言った振り返ったように高市、総裁になって一方で総理になるのかと。
総裁と総理とは違うんで、一時は総総分離みたいなことも聞こえてきたこともあって。
ありましたね。
あったあった。総裁になっても総理になられるのかっていう。
だから総裁選から総理になるまで結構時間がかかって、総理になった10月の下旬以降早速外交ウィークで高市さんマレーシアに飛んで、
日本でトランプ大統領を迎え入れて、そしてさっき朝倉が言った韓国でのAPEC、アジア太平洋経済協力会議で初めて習近平国家主席と会談をしたと。
これも自分とずっとこの中国日中関係、僕なりに見てきたので、その都度分析したいんですけど、やっぱりそもそもこの会談が組まれるかどうかっていうのは非常に危うくて。
やっぱり朝倉さんがさっき言ったように高市さん、いいか悪いかともかく高派と言われていて、
かつやはり台湾との関係が非常に近いと。
最近その中国が、石破政権から一番中国が日本の政権の行為に起こったことの一つというのが、
09:03
台湾の外交部長、現役の外交部長である林佳龍さんが訪日をした際に高市さんがあってですね、それをSNSでアップしたりしたんですね。
そういうことも含めて中国はそもそも高市さんにものすごく警戒していたと。
その中で女性初の首相ということで高市さんが総理になったという中で、中国側としてもどういうふうに付き合っていくべきか。
何やともあれ前政権、石破政権でビザとか水産物とか、いろんな日中間の懸案障壁が取り除かれてきたという経緯がある中で、
日本の政権が変わったからといって日中関係を一気に変えるわけにはいかないので、中国側としても高市さんの総裁選から総理になって以降の言動、中国関連の言動を見ていたと。
その観点からすると、戦略的語形環境を進めていくとか、中国側とは対話をしっかりしていくとか、懸案があるからこそ向き合っていく、こういった前向きな発言が首相施政演説でもあったと。
そういうのを受けておそらく中国は韓国での日中首脳会談に臨んだんだろうと。
習近平国家主席はその前に10月の30日にトランプ大統領とも韓国で会ってますから、その翌日に高市さんとも会ったと。
私は見る限り、高市さんはものすごく礼儀正しくいろんな方に挨拶して、高市さん来ですということで言っていたという場面が印象的でしたけれども、
やっぱりそれで言うと2つ、この今の日中関係が一気に悪化して、私の認識では、もう結論言っちゃいますけど、これは簡単には人生化しない。
今回のあえて米中対立になられて、あえて日中対立って言葉を使いますが、日中対立は中長期化するという前提で我々は見ていく必要があるって私は思ってるんですけど、
じゃあ中国は何に怒ってるかっていうと、2つあって、うちの1つはさっき朝倉が言った通りなんですけど、1つ目がAPECのお手の会議で台湾の林代表、台湾政府の林代表、
総統府市政、総統の顧問みたいな感じ、アドバイザーみたいな感じの方が台湾政府を代表して、APECに参加したと。
その彼と高市さん、挨拶をしたら会談をした。それは別にいいんです。会談すること自体は石破さんもやってたそれは。ただそれを自らのSNSに上げて、
かつ台湾総統府市政の林さんとお会いしましたということを書いた。これは中国からすると、習近平さんがいる場で台湾を国として認め、
1つの中国に違反したというふうに中国は捉えた。だから非常に怒りましたと。これが1つ目。
2つ目が、まさにさっき朝倉が言った国会答弁での存立危機事態。まさに仮に戦艦という言葉を使ってましたけれども、台湾海峡で
部落衝突が起きた暁には、それは当然日本の存立危機事態。つまりこの日本の存立が犯されているという認定をした上で集団的
自衛権を発動する。という答弁を岡田克也大議士にいろいろ突っ込まれる中でしたわけですね。
12:05
だからもちろん岡田大議士が何をもってあの場でああいう質問をしたのかというところを私も非常に興味を持って考えたことがありますけれども、
例えば何はともある国会というある意味、この権力、公権力の機関のその象徴する場においてそういう発言をしたと。それを中国側は
日本が、日本の首相が、これ中国側の言い分ですけれども、日本の首相が戦後初めて台湾海峡に武力介入するということを表明したと。
これはその戦後の国連憲章なども含めた戦後の国際秩序に至る深刻な挑戦であると。こういうですねナラティブを中国側はいろんなところで言って
大阪総領事がなんかねあの汚い首を切ってあるとかこういうねまあおそらく地上波では言えないような、こういうこの発言もするなどしてものすごく
日本を批判し、かつさっき朝倉が言ったようにこのいろんな制裁措置を取ってきていると。 人の流れ、金の流れ、いろんなものがこの制限されて現在に至る。
さっきねその日本のミュージシャンのその中国での講演がいきなりこうなんか中止になったりとか、やってる途中で照明が消えたりとか、
あるいはその水産物もう一回解禁したりとか、この中国人の日本への旅行をやめろって言ったりとか、こういったことが今起きてますけれども、
まあ僕の理解ではまだ今これっていうのは序の口で、これからよりこう何て言うんですかね重大なというかインパクトのある
措置を取ってくる可能性も否定できないと。例えばまたビザ、ビザなければ中国帰れませんよって言ったりとか
あるいはその日本経済にとって極めて重要なレアース磁石かな、これをストップするとか、あるいは中国国内で法人を拘束するとか、こういったことが起きると、あるいは私はあんまり起きないと思ってますが、この大規模の反日デモが起きたりとか、実はね
あの我々もあのまさにこう2005年中国当時小泉政権でしたけれども、中国で反日デモが吹き荒れていて、あの時に日中間と何とかしなきゃいけないねってことで我々協論団っていうのをやってね、2006年ですね。
だからあの時とは時代背景も違いますけれども、ああいうようなこの局面に日中は再びこの相互不信の罠に陥っていく可能性が否定できないという状況で、今この時に至っているのかなというふうに思います。
なるほど。じゃあまあ相当長引くっていうのが前提ではあるわけですね。
自分はそう、もちろん長引くと思っていて、何かきっかけでね、水加工があるんだったらその方がいいんで、ただその中長期化するという、しかも中長期化するかつもっとよりエスカレーション、エスカレートしていく、あるいはその緊張とのエスカレートが、エスカレーションが高止まりする、こういう前提でいた方がいいかなというのを思ってますね。
なるほどなるほど。これね、国会答弁の話に関してなんだけれども、なんか自面だけ見ると、中国が何かしらの手段によって台湾地域に武力介入した場合によっては、日本が防衛出動する可能性もあるよというような、そういった発言だというふうに受け取られがちではあるけれども、
15:09
ここ一応さ、説明としては、この過程で米軍に何かしら攻撃が及んだ場合っていうような注釈があったというふうに理解をしてるんだけども、こういったところを読み解いていくと、そもそも過去の日本政府の立場と変わらないわけじゃないですか。
これ自分が言えることじゃないかもしれないけれども、正しいことと正しくないことがあるとして、と同時に言っていいことで言ってはいけないことがあって、正しいから言っていいっていう、それは外交じゃないよね。もちろんみんなわかってる。中国も台湾も日本もアメリカも全世界みんなわかってる。
仮に中国が、だって中国自身が言ってるわけですよ。台湾を統一するにあたり武力放棄はしないと、武力行使を放棄することはないと。そして日本とアメリカってのは同盟国なわけなので、仮にしか、だからこそ在日米軍があるわけですけれども、その中で仮に米軍が台湾海峡に武力介入をするという暁に日本がそこにコミットしないことはありえないですよ。
それは高市さんがおっしゃるように、私は民間人だから言いますけれども、その尊立危機事態。つまり日本が集団的自衛権を、まさに同盟国である米国が攻撃された暁には当然同盟国として集団的自衛権を発動すると。これってのは当たり前のことですよね。何も間違ったことは言ってない。
ただ、それを国家安全保障という、これまでみんな暗黙の了解で、みんな分かってるんだけど言ってこなかったわけですよ。特に内閣総理大臣という立場のある方が。あのことは総理だって言ってないです。それをああいう形で言ってしまったことが、トランプさんだって、例えばですけど、この前、エイペックでの会談から1ヶ月も経っていない状況から、習近平さんと高市さんとトランプさんが電話会談した前日に習近平さんと電話会談してるわけですね。
私から見ると、当時、台湾問題というのは結構取り上げられたわけですよ。でもトランプさんは、自らのトゥルースでしたっけ?ソーシャルメディアでも、台湾ということは絶対言わない。言えば必ず何らかのハレーションが起こるし、どういうふうに言ったところで理解はされないし、曲解されるし、結果、米中の経済関係に影響が起きるから、だったら言わないという選択肢を取ってるわけですよ。
だから今朝倉言ったように、僕もそう思いますよ。高市政権の台湾政策、中国政策、国家安全保障政策、もちろん戦略三文書を改訂するとか、いろいろあると思うんですけど防衛費を増額していく。これは当然、これまでの政権を受け継いでるわけで、高市さんは勝手になってるわけじゃない。だからこれまでの政権の対中政策、対外政策を基本的に受け継いでると私は思ってます。
ただ、それを国会という場で、しかも個別具体的な案件に踏み込んで、もちろん聞かれたことに答えたという体裁はあったけれども、自らプレゼンテーションして言いたくて言ったわけじゃないと私は思いますけれども、ただ何やともあれ個別具体的なところに踏み込んで、しかも尊律危機事態という言葉を使って言及した内閣総理大臣として。
18:19
それがどうだったのかなっていうのは、これは意見で分かれるところだというふうに思いますね。
まあ刺激戦でいいところを刺激してしまったというか、そこまで明言する必要、みんなわかってるけれどもっていうことをわざわざ言ってしまったということなのかな。
いやこれね、実際その後の高市総理の一部コメントとか我々が聞こえてくるところを見てると、確かに高市氏も発言が軽率だったなというか、やはりその個別具体的な案件に国家安全保障の問題でね。
これが軽減税率とかガソリン税の問題とかだったらいくらでも話していいと思うんですよ。
ただやっぱりその国家安全保障という極めて、しかも外交で相手がいる話で、しかも基本的に分かり合えないようなこういう状況の中で、そこに踏み込むっていうこと。
これに関して私が思うのは、仮に高市政権として我が国として明確な戦略があって、あえて行ったんだと。
もう戦略を持って主体性を持って何か目標目的を得るためにあえてあの場で行ったんだって言うんだったらいいと思うんですよ。
それは民主主義ですから。まさに民意によって民主主義の中で選ばれた方ですから、それは彼女のそれある権利あるわけですよ。
ただそうではなくて、ちょっとあんまり考えてなかったなとか、あるいはその時思い浮かんだことを言ってしまったなとか、本音を言うことが外交じゃないですから。
大事なことはその影響を守ることですから。という観点からすると、少なくとも私が一有権者としては、あれが我が国の現状とまさに人口動態とかいろんな状況がある中で、
まさにこの平和あってのビジネスだし、平和あっての国民生活の中で、あれを今の日本の国力国益という観点から言うことによって何を得るためにあれを言ったのかなと。
少なくともバータリ的に若干軽率なところがあったんじゃないかなというところで、そこは一有権者としては今後どういうふうにやっていくのかということをこれを機にしっかり考えていくということが必要かなと思いますね。
ありがとうございます。関連して2点僕感じるところなんですけれども、これは総裁選の前から選挙におけるいわゆる認知戦の話ってさ、
それこそトランプ大統領の頃からあれはもう2016年で7年かな、いろいろアメリカでは話題になってましたけど、最近結構日本でも話題になりつつあるじゃないですか。そんな中でおそらく中国政府としては高市政権って一番嫌な総理だったんだろうなというふうには感じるということが1点。
21:05
これが一つ。明らかに高派である人が出てくるっていうのはあんまり彼らにとって面白くない状況なんだろうなと。もう一つは今回ね、こういう結構明確な立場をとって中国当局がリアクションをとっているわけだけれども、これをもってするに台湾に対する武力介入のリアリティっていうものは、
相当程度今高まってきている。これってそれこそね、先ほど話だった2006年に僕らが一緒に北京大学行ってた頃とかも、こんな話って散々あったし、これは中国人民の夢なんだっていう話はずっと聞いてはいましたけれども、なんかいよいよもう今2025年というこのタイミングにリアリティを帯びつつあるから、
ここまで激しくリアクションをとっているのかなというようなことを思ったんですけど、この点どう思われます?
まさに認知戦という言葉があったけれども、やっぱり中国の今の国内の内政とかを見ていても、今習近平政権って2027年秋ちょうど2年後に3期目が終わって、基本的にはその4期目も視野に入れてっていうことをやっていると思うんですね。
当然その台湾がこれからどうなるのか、もちろんそれを統一と呼ぶのか、並行と呼ぶのか、進行と呼ぶのか、武力によるものなのかそうじゃないのか、いろんなケースがあると思います。あると思いますけれども、中国が僕がいつも持っているのは5つの手段。
よく我々は軍事演習とか、まさに軍事的なところだけを見がちですけれども、そうではなくて、政治的な浸透であったりとか、サイバー攻撃とか海底ケーブル切ったりとか、あるいはインフルエンスオペレーション、まさに台湾とか日本の中で、いわゆる親中的な世論、言論をルフさせたりとか、あるいは経済制裁とか、経済の武器化だったりとか、
世論戦、外交、台湾に関しては外交自立国をどんどん減らしていくとか、今12しかないですけれども、そういったことを着々とやってきているわけですよ。
だから、私はいつも前回のアサクラとの議論の中で言ったけれども、台湾幼児は既に起きていて、それは既に始まっていて、これだけ軍事演習だったりとか、日本に対しては認知戦略しかけてきているわけですから、そういう中で、あとはこれがどういうふうに緊迫化していくのか、緊張のエスカレーションがどう上がっていくのか。
ただ中国ってやっぱりこれは非常に考えてやってるから、緊張度が上がったと思ったらまた下がって、下がったと思ったらまた上がって、そうしたら高止まりしてみたいなことをかなり微調整しながらやってくるので、これは非常にポイントかなというふうに思うし、今おっしゃったように、やっぱり自分はその2027年だけに注目すればいいとは思ってないけれども、これからの1,2年かな。
やっぱりその我々を取り巻くこの台湾海峡の情勢というのは、いよいよ本格化というのは私は思っていると。一方でこれあえてちょっと違う角度から問題提起してしまうと、さっきね、高市さんというのは近年、中国側からするとあまりなってほしくない総理なんだろうなという言い方だったんですね。
24:19
一方で、自分が中国の人たちと周りの人たちと付き合ってきた中で、彼らってタカ派をうまく利用するという思考回路を持ってて、つまりハト派、つまり媚びてくる人たち。媚びてくる人間は、まあそれはいいですよ、朝攻大政でどんどん作法してこいという国柄ですから、それはそれで気持ちいいと思うんですけど、一方で彼らの台湾政策みたいなことを議論したことがある時に、
賴清徳、今の台湾の総統って極めて対中強硬派じゃないですか。中華人民共和国と中華民国は相互に連続しないとか、こういう中国を刺激することを言いまくってるわけですよね。一方で当時の馬英九さんとかいた国民党、国民党というのはどちらかというと中国としっかり対話していこうという方だけれども。
もうなんかよくわかんないよね。歴史を知ってるとさ、国民党と共産党って戦ってたんじゃなかったっけとか、なんだかもうよくわかんなくなってくるけど。
国民党と仲良くすることではなく、目的は彼らが言うところの祖国の完全統一というところが目的なの。目的が達成されれば手段はいろいろあるわけですね。考えると、ハト派で中途半端なハト派よりも徹底したタカ派の方が遠慮しないで叩けるって彼らは思うわけですよ。
つまり、ものすごく中国素晴らしいとか中国と一緒にやりましょうって言ってきている政権に対して強く出るってこれなかなか難しいですよね。ただ強く出なければ解決されない問題ってありますから。
だからエタルロスの石破政権に対して強硬に生きにくかったっていうのは当然あると思うんですよ。中央として。それで言うと自分が思っているのは、これ2012年の9月に、今亡くなった石原慎太郎元東京都知事のワシントンにおける尖閣、東京都が尖閣を買うっていう発言に発端してるんですけど。
ありましたね、そんな話。
尖閣諸島を国有化すると。それでおそらく近年では一番大規模な反日も起きて、今それ以来もおそらく日中関係が悪化していると僕は思ってますけれども。
あの時に私はすごく感じたのは、当然尖閣諸島、当然日本の立場は国の固有の領土であって、実際に1972年以降日本が実行支配していると。日本は実行支配してきた立場。それを国有化しましたと。
中国が当時取ったスタンスっていうのは、そっちが国有化するんだったら、実質何も変わってないのはわかってるんだけれども、そっちがそうくるんだったら、もう被害者意識を全面満たして逆に現状を変更するっていうね。
つまりボクシングできたパンチに対してカウンター狙うみたいな、こういうイメージですよね。私はこれを戦略的逆切れって呼んでるんですけど、だからそれが今起こっているように思える。
27:09
だから今、最近中国では琉球有事は中国有事みたいなのが流行ってるわけですよ。
はいはいはい。
つまり中国、日本が台湾を持ち出すんだったら、こっちはこっちで行かせてもらうよと。
つまり台湾だけではなくて、尖閣諸島に対しても、そっちがそうくるんだったら行かせてもらうよっていう、こういう考え方を彼らはするので、高派である高市さんが日本の総理大臣にいるっていう、この時期を彼らなりに利用して、従来から彼らが欲しかった利益を取りに行くっていう、こういう発想を彼らは持っているので、
そこはすごく注意しなければいけないなって思います。
なるほどね。むしろ売り言葉を引き出しやすいということかな。
あの、俗に言うとそういう感じだと思います。
喧嘩を吹っかけてくれる人たちの方が、物量であったら絶対抑え込めるわけだから、やりやすいよねっていう風な見方。
大義を持てると。
そういうことだと思いますよ。
なるほどね。
しかも、これもちょっと笑いに出るかもしれないけど、トランプさんですよね。
トランプ大統領、やっぱりああいうね、もともとビジネスマンで、彼がやっぱり、最近すごく見ていると思う、興味深いと思うのは、
欧州でも中東でも、どんどん介入して仲介しようと彼らはしますよね。
で、今回もだから、習近平国会主席と高市首相と、2日連続で電話会談、自分から電話やろうって言ってきたんですけども、
電話大好きだよな、あの人。
電話大好き。もう電話大好き。
で、中東もとにかくその大国間の摩擦だったり対立を仲介しようと。
あたかもその対立とか摩擦が起こっていることを喜ぶかのような、そういうアメリカとして何とか平和っていうことを彼はやっていると思うので、
そういう中で、トランプさんが今、いろんな見方ありますけれども、中国との関税協議とか、レアースとか、フェンタニルとか、TikTokとか、
いろんな問題がある中で、何とかこう、穏便にというか、中国との関係をかなり優先してやっていこうという姿勢を出している中で、
やっぱりこの、今日本が、これは対話問題で、結構中国と摩擦を起こしているって、これがどういうふうになびくのか。
やっぱり歴史的な教訓からすると、米中が緩和している時って、あんまり日本にとっていいことないですね。
しかも来年2026年、おそらく4月にトランプさんが報酬すると思うんですけれども、習近平さんが訪米するとして、
しかも来年って、APEC中国でG20アメリカなんですね。
こういう外交アジェンドを見てみても、この米中の動きが、この台湾友人とどう連動して、その中で日本がどう振る舞うのかっていうのは、
これ極めてでかい話だと自分は思っています。
トランプさんの話ね。
30:01
ちょっとまた後で話したいと思うんだけど、やってること、彼は完全にあれだよね。
電話してさ、お互いなんか喧嘩してるようだけど、なんか行き違いもあるようだから、まあまあって仲取り持つのって、完全にヤクザ仕草だけどね。
そうだよね。
一旦じゃあ今回はここで閉じます。
30:22

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