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【番外編:加藤嘉一2】中国政治の振り子理論:共産党システムの歴史的視点
2025-05-21 07:28

【番外編:加藤嘉一2】中国政治の振り子理論:共産党システムの歴史的視点

■トピック

・ アメリカの対中政策と民主化への期待の変遷

・ 習近平と前指導者(江沢民、胡錦濤)の統治スタイルの違い

・ 習近平の「俗人性」(個人的特質)とその政治的影響

・ 中国共産党と習近平の関係性 - 「共産党の習近平」という視点

・ 中国の歴史における3つの世代 - 毛沢東、鄧小平、習近平

・ 任期制限撤廃と中国政治の方向性

・ 中国政治の「振り子理論」と権力バランス


■キーワード

習近平, 中国共産党, 俗人性, 毛沢東, 鄧小平, 江沢民, 胡錦濤, アメリカの対中政策, 任期制限, 憲法改正, 社会主義市場経済, 中華民族の復興, 振り子理論, 組織の意思, 集団的意思決定, 国力, アヘン戦争, 台湾統一, 米中対立


■ゲスト 

加藤嘉一 Yoshikazu Kato(http://katoyoshikazu.com/)

国際コラムニスト(日本語・中国語・英語、3カ国語でコラムを書く)

1984年静岡県生まれ。

2003年高校卒業後、単身で北京大学留学。

同大学国際関係学院大学院修士課程修了。

英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、

復旦大学新聞学院講座学者(2012.3~7)、

北京大学研究員(2010.9~2012.6)、

慶応義塾大学SFC研究所上席所員【訪問】(2011.4~2013.3)

ハーバード大学ケネディスクール 公共政策大学院 フェロー(2012.7~2013.6)

ハーバード大学アジアセンター フェロー(2013.9~2014.8)

ジョンスホプキンス大学 高等国際関係研究大学院 客員研究員(2014.9~2015.8)

世界経済フォーラムGSC(グローバルシェイパーコミュニティ)メンバー(2012~2016)

遼寧大学国際関係学院 客員教授(2016.9~2017.8)

香港大学アジアグローバル研究所兼任准教授(2018.9〜)

米ニューヨーク・タイムズ中国語版コラムニスト。

台湾「新新聞」誌コラムニスト。

2013年よりダイヤモンドオンラインで「中国民主化研究」を連載中。

中国語の単著に『愛国奴』、『中国的邏輯』、『日本的邏輯』、

『从伊豆到北京有多遠』、『我所発見的美国』などがある。

2010年、中国の発展に貢献した人に贈られる「時代騎士賞」受賞。


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感想

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こんにちは、アニマルスピリッツの朝倉です。いつも、This is 令和スタートアップをお聞きいただき、ありがとうございます。
こちらのポッドキャストでは、普段はスタートアップにまつわるテーマについてお届けをしていますが、今回は【番外編】ということで、中国にまつわる時事ネタを取り扱いたいと思います。
はい、引き続き加藤嘉一さんにお話を伺ってるんですが、
ここまでの話を踏まえて、ぜひちょっと僕を伺いたいなと思ったこと一つあるんだけれども、
いろんな歴史の流れの中で、もともとアメリカは中国をより怪獣的に扱うというか、
市場解放したら、東証平以降の何巡コアもあって、徐々に民主主義的な政治体制に変わっていくんじゃないかという、
そういう時代があったけど、それが全く目論み通りにいかなかったというのが、ここ数年明らかになったことだと思うんですが、
ここにおいて、僕非常に興味あるのが、習近平さんという方の俗人性というものが果たしてどこまで影響しているのかということで、
確かにそれ以前も中国って付き合うにあたっては非常に難しい、難解な厄介な人たちではあったけども、
ただ、古今東政権までいって、もうちょっとソフトな印象があったわけだよね。
古今東さんが今、仮に同じような立場にいたとするならば、こうなってたのかっていうと、
なんかそれも違うんじゃないかなという、これは完全に印象論ですけど、気もするし、分かんない。
単純にその時は国力がなかったから、そこに留まっていただけなんだっていうことかもしれないんだけど、
この俗人性だとか、どういうふうに捉えてます?
ありがとう。事前のテーマセッティングもない中で、比較的大きなテーマだと思うんだけど、
ごめんね。
いやいやいや。単刀直入に答えると、俗人性というのは非常に低いと思います。
そうなんだ。
これもよくね、もちろん自分も習近平さんに会ったことはない。会ったことはないけれども、
いろんな形で、自分なりに習近平理解っていうのは大事なので、
当然聞こえてくるというか、把握できる範囲で、習近平さんというのはこういう人なんですよとかね。
そういったのは聞こえてくるわけですよ。
例えば、見えては人の話をよく聞くんですよとか。
非常に人との付き合いを第一にする人ですよとか。
このリスクに非常に敏感な人ですよとかね。
いろんなエピソードが聞こえてくるわけですけど、ただそこはあんまり重要ではなくて、
さっき朝から国民党、僕らがね、当時学生と交流をやってる国民党時代だったけども、
大事なのは2つあって、自分の考えで言うとね。
1つは、共産党の習近平であって、習近平の共産党ではないってこと。
03:02
そうなんだ。
習近平というのは党の息子であり、
習近平が上に行きたいから、成り上がりたかったからっていうことではなくて、
共産党という党員が1億人を超える巨大な政党の上層部が、元老とか長老も含めて、
集団的な意思決定によって結果的に選ばれたのが習近平ですよ。
それで言うと、よくね、この話も前にもしたかな。
中国には実質的に3つの世代しかないっていうのがあって、毛沢東、東照平、習近平なわけですよ。
江沢民国民党っていうのは、東照平の中のカテゴリーなんで、
それで言うと、非常に大雑把な議論をすると、僕の理解はね、
毛沢東の時代ってのはソ連なわけですよ。
もう完全に社会主義計画経済。
ソ連。
例任主義。
で、東照平の時代っていうのは、社会主義市場経済っていうのを取り入れたわけだけれども、
これはカンマ付きの西側。
つまり、我々が付き合いやすいと思ってるのが中国。
じゃあ今の習近平は何ですかって言うと、これが中国。
だから、今僕らが直面している中国こそが中国で、
アメリカが海獣政策を取った頃の東照平時代の路線の中国は、いわゆる中国ではなかったっていうのが僕の理解。
だから、さっき浅田も今暗示してたけど、国力がついてきて、自尊心に火がついて、
この中華民族の偉大なる復興、アヘン戦争以来の屈辱を晴らすっていうのが出てきてっていう中で、
その時代の流れの中で出てきたのは習近平ですよ。
だから俗人性っていうのは低くて。
むしろ共産党の組織の歴史の文明の党の代表という形で彼はあそこにいる。
だからこれ完全に推測だけれども、彼が本当にこんなことをやりたくて、
自分はこういう政策が正しいと思っていて、もちろんそれとは言っても最高指導者だからいろいろあると思うんだけれども、
いろんな細部に出ると思うんだけれども、表情とかね、出ると思うけれども、
基本的には党の政策を彼が執行しているっていう。
だから推揚ですね。創業者じゃない。推揚ですよ、悪魔の彼は。
ストーリーとしてはさ、やはり習近平さんって皇帝になぞらえられて語られがちじゃないですか。
ある種、共産党っていうある種システムの中からより飛び出して、
ちょっと変わったある種の統治体系を作りつつある人なのかなというような印象まで受けていたんだけれども、
全然そんなことないっていうのが今の吉勝の解説だよね。
ただね、一つじゃあ言うと、毛沢東時代っていうのはもう何でもありだったわけですよ。
もう任期も何もね、もう自分が言ったら全てっていう感じだったと思うんだけれども、
06:01
これ細かい話すると、東商兵になって、これ1982年に憲法改正を通じて国家主席に任期が設けられた。
これを習近平さんが2018年に憲法改正を通じて任期を撤廃したの。
だからある意味この歴史が逆流しているとも言えると思うんだよね。
じゃあこれが毛沢東に戻っていくのかっていうとまた違うんだよね、これ。
だから自分は中国の政治というのは振り子っていうふうにイメージするんだけれども、
この振り子もリベラルな方向に揺れるのか、保守的な方向に揺れるのか、
ただこれが行き過ぎると崩壊しちゃって、これ歴史性革命になっちゃうから、
その中で中国なりのバランスをとって、この振り子のように動きながらっていうふうにやっていく。
ただやっぱり今の中国で言うと、エンペラーっていう皇帝的な要素っていうのは見出せるのかもしれないけれども、
それも含めてまさにこの阿変戦争とか、官とか党の時代の栄光の記憶とか、
共産党としての経済力、軍事力、台湾を統一しなければいけないプレッシャー、
米中対立っていろんな要素がある中で、
古今党ではなく習近平、李克強ではなく習近平っていうのが党の意思であって、
これを俗人的に見ていると見誤るなっていうのが僕の分析ですね。
なるほどね。わかりました。ありがとうございます。
07:28

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