00:07
スタートアップ実践砲弾、シニフィ弾。この番組では、シニフィアンの3名、小林、村上、そして私は桜が、スタートアップや上場企業の経営にまつわる、少しクロート好みなテーマについてお話しします。
はい、今日はですね、またスタートアップに関する用語ということで、グロースキャピタルについて話したいと思います。
我々シニフィアンはですね、ザ・ファンドというファンドを去年の、2019年の夏に設立しまして運用しているわけなんですけれども、我々としては今回のテーマであるグロースキャピタルというのを標本しています。
ベンチャーキャピタルとは、少し性質が違いますよという話ですね。じゃあそのグロースキャピタルって一体何なのよということを、あまり耳鳴りない言葉ではあると思うので解説していきたいと思うんですけれども、
これですね、日本語で例えばグロースキャピタルって検索してもあんまり出てこない。見てみると英語で検索するとまあまあポツポツヒットするんですけれども、一番代表的なところとして、ひとまず、
ウィキペディアの英語版の方ですね。ここからちょっと定義、説明を抜粋しようと思いますが、グロースキャピタルここでウィキペディアで何と説明されているかというと、グロースキャピタルというのはプライベートエク
イティ投資の一種である。
プライベートエクイティ投資、すなわち未上場株の投資ですね。通常はマイノリティインベストメントである。
従ってバイアウトファンドのように100%を取るとか、あるいは過半数を取ることを想定しているのではなくて、あくまで少数株主である。相対的にはある種マチュアな成熟したカンパニーで、事業を大きく拡大するため
に資金を求めている。
ないしはオペレーションをリストラクチャリングするために資金を求めているような、そういった会社に対して資金を提供するファンドであるといったようなことが一番上のところで説明されています。
未上場かどうかというところは確かに一般的な定義ではよく今ウィキペディアに書かれているように言うんでしょうけども、
まさにここはどちらかというと主眼なのは、まだ何者か分からないところに貼るベンチャーキャピタルというところではなくて、これから大きく伸びていくところのエクスパンド、大きく拡大させるというところに貼る
というフェーズ間の違いという意味で、
この上場か未上場かというところよりも、拡大というところが特に我々グロースキャピタルの本質的なところかなというふうには思いますね。
ウィキペディアの英語版でもこう書かれているのが、グロースキャピタルを求める会社というのは、成長サイクルにおいてトランスフォーメーショナルイベントに向けてファイナンスをすることなので、
03:02
より今後、新たな成長カーブに乗っかっていくための大きな資金を得るためのものだと、それを埋めるのがグロースキャピタルだというふうにも読めますので、先ほどのプライベートエグギリの広義な定義の中では、より
そういったニュアンスが入っているという説明もされているので、そこは非常に我々の活動ともフィット感がありますよね。
よくスタートアップの方とお話をしていて、VCと何が違うんですかという問われ方をします。
これはグロースキャピタルの説明であり、ニアリーイコールザファンドの説明でも当たるわけですけれども、ベンチャーキャピタルの場合は基本的にどういった構造になっているかというと、
それこそシードだとか、アーリーの段階のスタートアップの会社に多数、多くの会社にお金をかける。その上でどうしてもスタートアップである以上、そのまま全ての会社が順調に成長するわけではないわけですけれども、
その中から次のラウンドに進むような会社に対してフォローオンで投資をしていく。
最終的に100社投資したのであれば、100社全部を当てにいくというよりは、その中から1社でもFacebookのようなアウトライナーというか、得意事例を出すというのがベンチャー投資の基本的なスタイルだ
と思います。
グロースキャピタルというふうに言う時の我々のスタイルというのは、そういったシードアーリータイミングのスタートアップではなくて、もう少し組織であるだとか、プロダクトというものがタンジブルに仕上がっている
会社。
こういったところに投資を行うという意味においては、リスクの取り方が全然違うんですよね。100社中1社、上外ホームランが出ればいいというパターンと、もうちょっとレートのステージで手堅い会社に投資を行
う。
手堅いと言っても上場企業の投資とは全く意味が違うわけですけれども、その上で、ある種100発100中、1類だ2類だ、前に出たらホームランを狙っていくという、そういった投資指標という意味で、ある種ベンチャ
ーキャピタルあるいはグロースキャピタルのようなファンドに投資する投資家の方からの視点から見た時も、全然異なるリスクアセットなのかなと思いますし、
我々も活動を行う上で、そもそも自分たちがそういうリスクアセットなんだということを、自覚していかなければいけないなというふうには思っています。
そうですね。そういう意味だと、多分ベンチャーキャピタルとの違いは何ですかというときに、より意識して聞いてもらうと分かりやすいかもしれない。むしろプライベートエクイティ、Pファンドに近い。
ただ、Pファンドといくつか違いがあるのかなという説明ができるかなと思っていて、典型的なプライベートエクイティの活躍の場面で、LBO、いわゆるレバレッジをかけて買っていくということだと思うんですけど、グ
ロースキャピタルというのはむしろ、キャピタルを提供しているのはレバレッジを低下する方向でお金を張っていくことなんですよね。
06:00
なので、典型的なプライベートエクイティのレバレッジを上げて儲けるということとは違って、むしろリスクを取ってキャピタルを提供してレバレッジを下げていくと。非常に一つ特徴がある行為かなと思っています。
あとは、ベンチャーキャピタルと類似している点で、典型的なプライベートエクイティの押さえ方と違う先ほどのマイノリティで張るということなので、コントロールを取ってレバレッジを取るのとは違って、むしろレバレ
ッジを下げながらマイノリティで投資していく。
ここがベンチャーキャピタルのいわゆる投資のストラクチャーに似ているので混同しやすいんですけども、基本的な考え方というのはよりPファウンドに近くて、むしろ違いがそこにある。
あとは、先ほども出たようにグロースに張っていくので、Pファウンドってむしろ割安のときに買っていく。ディストラクチャリングしたコスト削減をすることにより値段を出していくということよりは、
もうすでにオペレーションが出来上がってきて、ある程度磨けている。もっと磨けば伸びるんだ。そこのある種の拡大ですね。
ここの部分のグロースに張っていくというところが、よりベンチャーキャピタルも近いので、そういったところが似ているように見えますけども、プライベートエティティからそういったディストラクチャリングとか要素を
除いていくと、徐々にグロースキャピタルの見方が見えてくるのかなという気がします。
以上、本日のシニフィアンでした。こちらの内容は可筆修正してシニフィアンのホームページにも公開しています。
シニフィアンのオウンドメディア、シニフィアンスタイル、シニフィアンスタイルで検索してみてください。