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スタートアップは成長期の資金繰りの健全性をいかにして保つべきか
2020-08-01 12:45

スタートアップは成長期の資金繰りの健全性をいかにして保つべきか

「スタートアップ実践放談 シニフィ談」
この番組ではスタートアップや上場企業の経営にまつわる、やや玄人好みのテーマについて、シニフィアンの小林賢治、村上誠典、朝倉祐介の3名が解説、考えをお届けします。

シニフィアンはレイターステージ・スタートアップを対象としたグロースキャピタル『THE FUND』の運営などの産業金融事業、上場企業・未上場スタートアップに対する経営アドバイザリー事業、上場株式投資事業などを行っている会社です。  
なお、こちらでお話しする内容は、何らかの投資行動をとることを勧誘するものではなく、いかなる意味においても特定の有価証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではありません。

お話しした内容は加筆修正を加えて、随時以下のホームページにも掲載しています。

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スタートアップ実践砲弾シニフィ弾。こちらの番組では、スタートアップや上場企業の経営にまつわる少しクロート好みなテーマについて、グロースキャピタルを運営するシニフィアンの小林、村上、そして私、朝倉の3名
が、解説・考えをお届けします。
はい、こんにちは。シニフィアンの朝倉です。
シニフィアンの小林です。
こんにちは。シニフィアンの村上です。
はい、ここ最近ですね、レートステージのスタートアップが上場後も継続的な成長を目指す上で、どういったことに注意を払うべきなのかといったお話をしています。
これ裏返すと、グロースキャピタルであれ、我々シニフィアンがスタートアップの方々と接する際に注目しているポイントであるということになるんですけれども、
今日はですね、財務体質にひも付いて、ステークホルダーとの関係、この点について考えてみたいと思います。
これ財務体質にひも付けてという風に言っているので、ここで言うステークホルダーというのは主にフィナンシャルなステークホルダーですね。
例えば株主、投資家もそうですし、あるいは銀行さんなんかもそうですし。
なので何でしょうね、よくコーパイドガバナンスコードなんかで言われるようなステークホルダーといった概念よりは、地域社会みたいなところには少し狭い概念なのかなと思います。
そういう意味では、まさに最初に見るべきところは、実はそうしたフィナンシャルステークホルダーとの契約関係がどういう風になっているかというところですよね。
契約というと、いきなり硬い話から来ているように思われるかもしれないですけれども、
実際問題は契約でいろいろ詰めている内容のほとんどというのは、やばくなった時にどう振る舞うかという取り決めが書いてあるという風に言っても過言ではないかなという風に思うんですよね。
まさに財務的に苦境に立った時に、もう全部この人が総取りしますみたいな感じになっているのか、
もしくはみんなでそこは相応に分担するような形になっているのか、あるいは全部を経営株主に着せるような形になっているのか。
このあたりのリスクサイドというのは、実はリスク状況に陥らない限りは発動しないので、あんまり気にしていないというタイプの経営者も実はいるなというのは正直感覚としてはあります。
これは経営者というのは一般的にブルーシナリオにベッドしているので、うまくいくシナリオですね。
そういう意味ではこのまずい状況にどうなるかというのは正直そんなの起こらないんですぐらいの強気な方も実際にいらっしゃるのは知ってはいるんですけれども、
とはいえこの財務的にまさにコロナの状況のように急激に悪化するということは実際問題あり得ることなので、
そうした場合にどういうパワーバーナンスになるのか、実はこれ株主をうんうんすっ飛ばして全部デッドホルダー側に権利が行ってしまう類のものなのか、
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あるいは経営株主が過剰になるのかリスクを壊される羽目になるのか、みたいなことはきちんと把握しておくべきことだなというふうに思いますね。
そうですね、ちょっとあの私ここのポイント色分けしておいたほうがいいかなと思ったのが、いわゆるその投資リターンとか投資条件に関わるポイントというよりは、
今小林さんがおっしゃったポイント全部裏側のサイドでは、あの事業の存続継続性に対する重しになるっていうことだと思ってるんですね。
シードありの会社であれば、まあそもそも5年後生存率が非常に低いわけですし、もうなんか失敗した時どうなるかっていうことよりは、
うまくいかせることに当然頭を使うべきだし、それで私いいと思ってるんですね、エコシステムとしては。
ただ、もう上場間近だというスタートアップっていうのは、もう一定の価値を顕在化させてきているわけですし、
上場した後も、まさに社会の後期として多くの人に株を持ってもらう存在になっていくわけですよね。
そういった会社さんにとって、なんだか会社の存続性を脅かすような状態にステークホルダーとの関係がなってしまっていると、
それは上場前がより大きいですけど、上場後も含めてですね、非常に大きなリスクになると。
その思想は、ここまで大きく価値を生んだ会社なんだから、多少の環境変化等で、
例えばキャッシュローがしんどくなったり、例えばちょっと業績が悪くなっただけで、
もう一気にガタガタガタッと落ちてしまう。
例えば銀行さんのコビナンスをトリガーしてしまって、キャッシュローがタイトになって、最悪デフォルトしましたみたいな。
こういうのってはっきり言って非常にもったいないわけですよね。
本来であれば授業にまだ価値があって、社会に残しておくべき会社だったのに、
非常にこのステークホルダーとの財務的な関係性が非常によく設計されてなかったがゆえに、
要は二打席三打席ともう一回頑張れるようなチャンスも持ち得た会社だし、取るべきような会社だったのに、
結果的にこのステークホルダーの関係が重しになってしまって、
そのまま非常に苦しい局面に追い込まれてしまうと、
こういった関係性に入ってないかというのを広い意味では、我々チェックしているのかなとは思ってはいます。
もう少し訂正的に、例えば株式の投資家、既存株主の関係でいうと、
たまになんですけれども、何かよく分からないけど、株主といつも喧嘩している人たちがいて、
これは大丈夫かなというのは正直思うところはありますよね。
経営者の方が既存株主との関係性が悪化することによって、
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既存株主から思いもやるような何かしらダイレクション、
経営者と話していたら出てこなかったような新しい材料が出てくることはないのかというのは、
ある種怖いシナリオでもありますし、
また同時に、本来はお互い業者納得づくで投資を受けているはずなのに、
それだけ毎回毎回株主との関係性が悪くなっている人たちというのは、
その子も本当に大丈夫なんだろうかというのは、
自分たちとの関係性というのも含めて、
そもそもそういうキャラクターの人なんじゃないかといったような、
そういった心配は出てきます。
当然その経緯が一体どういったことだったのかというのは、
その過程で伺うわけですけれども、
ちょっと確認しなきゃなというような意識は働きます。
まさに苦境で周りから自然と助けられるタイプの会社と、
みんな警戒するタイプの会社って実は結構あったりするので、
その点はまさに何か示唆的なところではありますよね。
そういう意味だと、先ほど銀行さんの話は少し触れたと思うんですけれども、
他大きな2つステークホルダーがいるかなと思っている中では、
1つは取引先というのもあると思っているんですね。
どういうことかというと、
エコシステムの中で非常に価値の高い会社って、
いろんな取引先に対しても必要とされていて人気者だと思うんですね。
出資もしたいと言われるでしょうし、アライアンスしたいと言われると思うんですね。
この取引先の方がいるという感じで、私大きく2つあるかなと思っているのが、
そういった方がいることによって、
いろいろ苦境になった時のファイナンスのオプションが広いということですね。
いい関係性をいろんなステークホルダーと結んでいるということは、
いざとなった時にIQTを注入するオプションを持っているという意味では、
非常に評価できるポイントかなと思います。
あとは一方で注意すべきところというのは、
取引先の昇竜の中で、例えば製造になってくださっているとか、
販売になってくださっているとか、いろんな取引先で、
ある種の財務的なエクスポージャーが大きいかもしれませんが、
時にあるのが、最初だったから優遇条件みたいな形とか、
ここまではやるよみたいな形で、
ある種その取引先とのステークホルダーの関係に依存しすぎていて、
大きく拡大しようとした時に、自社で例えば販売も構築しなければいけないとか、
逆にこれ以上やるんだったら、こちらとコンフィスが出てくるから、
ステークホルダーとの関係を切り替えないといけないとか、
そういう財務的に大きく異去しているんですよね。
運転資金という観点でもそうですし、
仕切り目という観点でもそうだと思うんですけども、
そういった取引先の関係がある種、あまりにもアームスレングスじゃない、
要はフェアじゃない状態になる、
もしくは長期的なことを想定できていないということになると、
長期クロースにおいてはボトルネックになるケースも出てくるのかなと思いますので、
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取引先の関係というのは一つ見ていかなきゃいけないのかなと思っています。
あと途中で朝倉さんが言った既存株主の関係性も、
やっぱり喧嘩していると不安で、
いざとなった時に最悪フラットラウンドでフォローしてくれるのかとか、
そういうのって事業の存続性に非常に大きく効いてくることだと思いますので、
しっかりといい関係を、
特にリード大手の大きな株主さんが取れているかどうかというのは、
やっぱり空境に立った時の存続性を担保する上では非常に重要かなと思っているので、
我々はそういった関係性も、
銀行さん、株主さん、取引先、
一個一個注意深く見ていく必要があるなと思って対応させていただいていますね。
今その関係性という話をした時に、
関係性が良い悪いみたいな、
吉橋の話を主にしたかなと思うんですけども、
まさにその関係がどうなっているかといったところも注目すべきポイントで、
さっきは村上さんから取引先というようなお話をしましたけども、
取引先からすごいお金が注入されている。
よくよくこれを見てみたら、
取引先って実は割と初期の段階の株主だったりするというケースもあってですね。
ある種、株主がその事業の進展という意味において、
ちゃんとその経営チームを信頼して発注をかけてくれているとか、
そういった、よく捉えればそういった捉え方もできると思いますし、
ただ一方で上場直前期になってですね、
この株主の事業会社から大量発注が来ていて、
グイッとトップラインが上がっているような状況を見ると、
これって上場後も本当に続くんだろうか。
なんかその上場前のシグナリングとして、
むしろ株主の顔として行っていることなんじゃないかなといった、
そういった憶測が働くこともありますし、
これ良い悪い両面あると思うんですけれども、
少なくとも関係性は把握しておかれてしかるべきなのかなと思いますよね。
そうですね。
あと、ちょっとフィナンシャルにはつくなずきづらいと思われるかもしれないですけど、
もう一点あるかなと思っているのは、
創業者間との関係、創業者と会社の関係、創業者間の関係というのはあるかなと思っています。
特に株の持ち分が複数に分かれているケースになると、
中期的にはより一人の方に権限が集中していくケースもあると思いますし、
そうした時にこれを会社としては買い取らなきゃいけないとか、
上場した後に売らなきゃいけないとか、
こういった問題が出てくると思いますので、
ある種の会社にとっては不採生が高いんですよね。
買取もしくは売り出しというのは、売るってことは会社にとって一見ないんですけども、
要はオーバーハングになってきますので、
おもしという意味での少し不採的な要素があるのかなと思っているので、
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やっぱり創業者の関係性がどういう前提で株式構成になっているか次第によっては、
非常に財務的なインパクトも出てき売るのかなと思っていますので、
そういった関係性も一つステークホルダーとしては見ていくべきなのかなと思っていますね。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
こちらでお話した内容は何らかの投資行動を取ることを勧誘するものではありません。
いかなる意味においても特定の有価証券、
金融商品の売買の申し込みを推奨するものではないことをご理解ください。
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