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【グロースキャピタルの視点】グロースキャピタルがスタートアップを見るポイント
2020-07-08 09:44

【グロースキャピタルの視点】グロースキャピタルがスタートアップを見るポイント

「スタートアップ実践放談 シニフィ談」
この番組ではスタートアップや上場企業の経営にまつわる、やや玄人好みのテーマについて、シニフィアンの小林、村上、朝倉の3名が解説、考えをお届けします。

「スタートアップ」と言うと、一般的には急成長する未上場企業のことをイメージすることが多いと思います。一方で私たちは、スタートアップのことを世の中に新しい産業を創出する原動力だと考えています。
未来を生きる世代のために、スタートアップを通じていかにして新しい産業を生み出すか。こうした命題を通じて、スタートアップに関わる方々へのヒントを提供できればと考えています。

お話しした内容は加筆修正を加えて、随時以下のホームページにも掲載しています。

Signifiant Style(オウンドメディア)
https://signifiant.jp/


Signifiant(コーポレートサイト)
https://signifiant.com/

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00:04
スタートアップ実践砲弾 シニフィ弾
こちらの番組では、スタートアップや上場企業の経営にまつわる、少しクロート好みなテーマについて、グロースキャピタルを運営するシニフィアンの小林、村上、そして私、朝倉の3名が、解説・考えをお届けします。
なお、こちらでお話しする内容は、何らかの投資行動を取ることを勧誘するものではなく、いかなる意味においても、特定の有価証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではありません。
こんにちは、シニフィアンの朝倉です。
小林です。
シニフィアンの村上です。
今日はですね、我々シニフィアンは、ザ・ファンドというグロースキャピタルを運営しているわけなんですけれども、
グロースキャピタル、グロースキャピタルというのは、基本的にレートステージ2のスタートアップに投資をして、上場以降も継続的な成長ができるように、資金の提供と経営知見の提供をしていく、そしてエンゲージメ
ントしていく、
そういったことをコンセプトにした活動、ファンドですけれども、こういったグロースキャピタルの立場からして、スタートアップを評価、見る際にどういったポイントを見ているのかという、
なんというか、コックさんでいうとレシピ見せちゃうよみたいな、そういった話なんですけれども、我々内の評価視点についてお話をしたいと思います。
大きく我々5点見ていて、5つあるので、我々ペンタグラムというふうに呼んでるんですけども、ペンタグラムって五角形でいいのかね、ペンタグラムっていうふうに、アメリカのペンタゴンと同じじゃないですか、ペンタ
グラムですね、
なんですけれども、これの5つについてですね、それぞれ話をしてみたいと思います。この回はまず総論ということで、まずこの5つってそもそも何なのといったことをお話したいんですけれども、
順番に挙げていくと、1番目が経営チーム、2番目が事業の価値、3番目が上場企業候補としての体制、
体制っていうのは何だろうな、体制って耐える性質と書いて、上場企業として耐えうるかという意味での体制ですね。
4つ目が財務体質、5つ目に投資条件、こういった5点を挙げています。
細かくはまた別の回でそれぞれ話をしていきたいと思うんですが、まずこの全体感についてですね、お話をしたいと思うんですけど、どうでしょうか。
そういう意味では、これまさに我々の投資フェーズというところ、特有のポイントと、どの投資フェーズであれ、見るものというのは両方入ってはいますが、
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まさに上場企業候補としての体制なんていうのは、我々のレーターステージのグロースキャピタルというところで非常に注目しているところですよね。
実は経営チームという意味では、これはVCであろうがエンジニル投資であろうがみんな見るんでしょうが、グロースキャピタルとしてよりレーターステージだからこそ注目したいポイントというのを我々それぞれの各項目
に込めているなというのは思いますよね。
そうですね。そういう意味で言うと、グロースキャピタルならではの視点というのはおそらく上場企業候補としての体制。
あとひょっとしたら財務体質というのは、初期のスタートアップはあんまり、そもそもBSがないから考える必要がないという根底点でやや特殊かもしれませんけれども、
せいぜいこの1点か2点で、むしろ経営チームとか事業の価値だとか、投資条件はこれ投資である以上見るのは当たり前だと思うんですけれども、
そこは実はステージ時間に関わらず揃っているということの方がむしろ視差深いんじゃないかなと私は思います。
そうですね。あとは事業の価値のところについては、フェーズの特徴としては、やっぱりオペレーションがまだ固まりきっていなくてぐちゃぐちゃで、
それを作り込んでいくフェーズではなくて、やっぱりプロダクトとかオペレーション自体は一定安定に運営していて競争力がすでに実現しているというところ。
こういったところを見定めていることになるので、面白そうなアイデアだねというところではないというところでいくと、
フェーズはしっかり運営できているのかとか、事業の価値を見る上でのプロダクト事業の見方も少しそういった視点がより入ってくるところは、
同じような話なんですけれども、フェーズの特徴かなとは思いますね。
経営チームに対する見方というところもおそらく初期フェーズとの違いがあるのかなと思うのは、
まさにトップだけじゃなくて経営チームと我々は明確に書いていますけれども、
複数の経営陣を揃えてどういうようなケイパビリティを持っているか、マリスメント力を持っているかというところを見ようということで、
これはまさに初期だと本当にトップだけしかいないみたいなこともあると思いますので、これから揃えていくみたいなフェーズだと思うんですけれども、
我々のこのグロースキャピタルを投資するというフェーズからすると、相応に陣容が揃ってきた中で、
じゃあ全体の経営力、このケイパビリティはどうかというところを見ていくというのは大きな特徴かなと思うんですね。
あとはもう一つ人のところでいくと、多分アーリーとかであれば投資額も小さいですし、
この人の踏ん張りとか吐きすり抜けるやりきる力みたいなところで何とかなるものがあると思うんですけれども、
やっぱり我々のフェーズだと一定守るものができているというか、積み上がったアセットチーム、売り上げ等があるわけなので、
それをしっかり守りながらその人に賭けている知見というのを吸収していかなきゃいけないので、
本人がチームや外部の知見をどれだけうまくレバレッジできるのかという視点なので、
ある種のこれから触れるような勝手に一人でこもって独断と偏見でやるだけではちょっと足りなくて、
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しっかり我々みたいな外部を巻き込んでレバレッジできるような、こういった対話可能性みたいなところは非常に重視するポイントは違いかなと思いますね。
冒頭私ペンタグラムを説明するときに、1番経営チーム、2番事業の価値、3番上場企業候補としての体制、4番財務対策、5番投資条件というふうに説明をしましたけど、
これはこの順番にはそれなりに意味があるのかなというふうに思っていまして、前半であればあるほどより必要条件的な意味であると。
4番目、5番目、財務対策、投資条件みたいなところはどちらかというと十分条件的な意味合いなのかなというふうに思っています。
そういう意味で言うと、やっぱりこの経営チームが一番上に来るんだということが、我々内の意図を反映しているところなのかなと思いますよね。
スタートアップって最初はそもそも事業も何もないわけだから、まずは経営者ってどんな人なんだ、あるいはそこの周りにいるチームってどういった人たちなんだということが一番最初に見られて、
そこから事業ができてきて、じゃあ事業ってどうなのか、本当に良い事業なのか、それがより大きくなってくると今度は組織としての強さ、会社として本当に価値があるのかということを見られるようになります。
このように、ゼロイチではないんだけど徐々に徐々にグラデーションとしてですね、重視される観点が映ってくるとは思うんですけれども、
それでもなお少なくとも私たちのグロースキャピタルの観点で見ると、経営チームが一番上に来るということは非常に示唆的な点だなというふうに思います。
これ大きく違うなと思うのは、以前グロースキャピタルって何なんだっていうお話をしたときに、VCとも少し違うし、またPEだとか、バイアウトファンドともちょっと違うんですよねってお話をしたと思うんですよね。
バイアウトファンドの場合、すごく端的に分かりやすいイメージで言うと、事業を通じてキャッシュフォーは生まれてるんだけど、BSがズダフォローで何かその外科治療が必要な会社みたいなのが、よくありがちなバイア
ウトファンドの手がける会社さんなんじゃないかなと思うんですけれども、
彼らの場合で言うと、実は経営チームってそんなに重要じゃない。なんとなればバリアップチームを派遣して、自分たちである程度オペレーションに手を突っ込むところがあるし、またもっと言うと外部からプロの経営者を
引っ張ってくるっていうのが、PEで言うとスタンダードなプレーンなんじゃないかなというふうに思います。
一方で私たちは、グロースキャピタルレートステージとはいえ、とはいえまだまだ成長していく、これから成長していく、上場以降もポストIPOで成長していく会社を見ているわけで、そういった時にやっぱり経営チーム
が不十分な会社、あるいは十分とまでは言わないまでも、そもそも機能していないような会社っていうのが対象からは外れてしまうし、ここを置き換えることは不可能だという前提についてお話をしているのかな
と思います。
まさにそうですね。アセットがあるとは言いましたけども、アセットの価値だけを、既存のアセットの価値だけを最大化するだけであれば、アセットに価値があるわけなんで、マネジメントに価値はないと。
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なのでPファンドなプレイっていうのがワークするわけですけども、我々やっぱりグロースキャピタルとしてのフェーズは、まだアセットをレバレッジして、今あるアセットの何倍何十倍もの価値を創出できるかどうか
っていう観点でいくと、やっぱり既存の経営陣がそれを成し得るのかというところが非常に重要で、そこの経営陣を変えるということは非常にコーポレートアクションとして一番難しいことだと思ってますし、
トップの方の力量っていうのが対話可能性も含めて、これも変えられない前提、だからこそ非常に慎重に見極めたいというふうなところは全く我々の特徴の大きな根幹だなと思いますよね。
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