地域活動の現状
ちえラジChat金曜日始まりました。今回はですね、週替わりテーマSIDE BEACH CITY.についてということで、資本主義と地域主義のちょうどいいバランスという話をしようと思います。
ここ最近SIDE BEACH CITY.内外でいろんな地域活動団体に関わっていて、まあやっぱりね、いろんな団体の活動さらっと関わる程度だったら、まあ案外働いている人でもちょっと時間を使って、
例えば本当に終業後の1時間とか、休みの日の2時間とか、そのぐらいの時間を使って関わるっていうことはできたりするんですよね。でももうちょっと大きな規模で、例えば本当にどっかの団体の理事をやるだとか、そういうようなレベルになると、やっぱり働きながらとかじゃ結構つらいっていうな、時間的に厳しい状況って結構あるよねっていうふうには思うんです。
まあ本当にね、NPO、特に自分たちの団体みたいなところでやってると受益者の方々が結構平日昼間しか空いてないっていうことが多かったりして、そういう人にコンタクトを取るにはやっぱり平日動けるようになってなかったらいけなかったりするってのもあるし、やっぱり活動の数も多すぎるので、なんかね、事務的続きとかもしなきゃいけなかったりするんで、
やっぱりそういうところも含めると、仕事が終わった後の1時間を使ってとか、そんなこと言ってる場合じゃ流石に無くなってくるっていうような、そんな事業形態も結構あったりするわけなんですよ。ただ一方、そういうような仕事活動って、じゃあ直接お金になるかっていうとそんなことは全然なくて、やっぱりね、すごく仕事をかなり犠牲にしなければいけないところっていうのはあったりすると思います。
あるいは本人が年金もらってて生活に関する不安とかそういうのを特に感じてないとか、あるいは結婚しててもう一人の人がメインで稼いでるから、自分はパートをしてるにしてもそこまでフルタイムで仕事をしなくてもなんとかなるよっていうね、そんな感じの人だったりして。
なんか以前ね、オトナプリキュアってアニメで、地域のいろんなこと、町内会の活動とかに関わっている20代のオトナプリキュアの一人が、え、街のことってお年寄りがするもんじゃないの?みたいな言葉を投げかけられてて、でもあれが正直ね、今の地域に蔓延してる真実だと思うんですよ。やっぱりそういう風に誰もが思っている。
だからやっぱり地域に若い人がいない。若い人は関われる地域コミュニティが存在しない。その状況ができちゃってるんじゃないのかなっていう風に思うし、それは本当あの言葉に集約されてるんだろうなぁという風に思ったりするんですよ。
そういう人の生活保障っていうのは結構なかったりして。もちろんね、その実家で過ごせるとかいうような人だったらまだいいですよ。なんですけども、やっぱりそれもずっとその実家にすねかじりみたいな感じでいるわけにもいかないし、やっぱりどっかしらにそういうような生活保障を作る必要があると思う。
ずっと働かないと、お金になる仕事をしないでも、仕事になる社会の仕事になるようなことだけやってればそれだけでも生活ができるみたいなね。そんな環境はどっかしらに必要になるんじゃないのっていう風に思ったりするんです。
本当、地域で見ていると、やっぱりお年寄りとか、仕事をしてないっていう風に世間から言われますけども、仕事をしてないわけじゃないんですよ。お金になる仕事をしてないだけで、お金にならない仕事はものすごくたくさんやってるんですよっていう人が圧倒的に多いんだよねっていう風に思ってたりしています。
本当にね、そういう地域での仕事、社会の仕事、そういうのとって資本主義的には多分あんまり重視されてない仕事だとは思うんですけども、多分地域を考えるとすごく重要な仕事なんだろうなっていう風に思うんです。
そういうのは地域主義っていうかね、そういうような活動にちゃんとお金が回る、あるいはちゃんと生活方針がなされる、そんな仕組みっていうのは必要だよなっていう気がしますし、行き過ぎている資本主義とかも時々言われますけども、そんな資本主義の中でやっぱりそういうような地域のことを考える地域主義の人がちゃんと生活できる基盤っていうのは何か考えないといけないなっていうふうにはとても思います。
はい。というところで今日の話、これぐらいで終わりにしていきたいと思います。明日は土曜日お休みです。週明け月曜日いつもの通り今週一週間の予定お話ができればと思います。ではでは。
