やっぱり成功でしっかりいけば話を聞いてもらえて、こうやって実現することもちゃんとあるんだな。
すっごい勇気をいただきましたね。事務所の方々とキャストの方々には。
後半はもう少しクリエイティブ寄りのお話というか、作品の具体の話を今年公開されたチルドと我々宇宙人2作を中心にちょっと伺っていきたいなと思っております。
前編でもお話ししたんですが、今ナッシングにはホラーとアニメーションを中心とした映画作品の企画制作を軸にされているということで、
これはやっぱ商業的な戦略みたいなところもありつつ、
お本人の林さんご自身の趣向としてはホラーはスプラッターとかちょっと苦手な感じですか?
林 そうですね、いわゆるジャンプスケアと呼ばれる。
急にバーンみたいな。
林 急にバーンみたいになると本当に苦手というかびっくりしちゃうので。
いやわかります。すごいわかります。
一方で、これはなんか自分が怖いと思っているものの話とかを周りの友達とかにするときちょっと珍しいというか、
あんまり共感してもらえない時とかもあったので、人それぞれなのか怖いものはっていうのがあって追求しがいがあるというか、
今後いろんなジャンル、ホラーアニメーション以外も今仕込んでいるんですけど、出発点はホラーでいこうっていうなはらがくれたっていうのがあります。
面白いですね。今はそれ以外のものも少しずつ作としては。
そうですね。SFとかコメディとかやっていて、本当はSFにすごい挑みたいけどいきなりは難しいかっていうのも創業の10%くらいのきっかけであって、
SF映画がない日本っていうのがあって、それは挑みたいなっていうのをそろそろ長編でやってみようっていうのは言いましょうね。
それは単的にお金かかるからいきなりは難しいってことですか?
そうです。あともう一つはホラーはやっぱりホラーが好きで、ホラーへの思いが強い作家がたくさんいるんですが、SFはなかなかいなかったっていうのもあると思いますね。
でも確かにホラーって新しい才能が出てくる場に最近なってるなと思ってて、それこそ出版業界でも少し前の回でセスジさんっていう方に出ていただいたりとか、
最近だとナシさん、ウケツさん、ホラーって今すごい本当に先端の才能が結構出てくる場になっていて、映画でもやっぱりそうなんだっていうのは僕は聞いて納得感はすごいありました。
やっぱなんか恐怖、それこそセスジさんが昔おかしだったんですけど、恐怖っていうのを通じていろんな感情が表現できる。
僕まさにそのナシングニューの作品ですごくそれを感じていて、例えばチルドってこれね見ていただくのが一番早いんですけど、なんかね笑っちゃうシーンがいっぱいあるんですよ。
ゼルリンではブラックコメディって言われました。
前半とかほぼ笑いの方が多いぐらいで、まあかなりシニカルなブラックな笑いなんですけど、でもそういう笑いがあるとか。
で、〇〇式ではちょっとなんか僕が個人的に感じたのは、なんかあったかいなみたいな。
ヒューマンドラマの作品ありますよね。
そうなんですよ。ヒューマンのなんか温かさみたいなのもなんかあるなって。でもホラーではもちろんある。
あと僕、沢田みゆきのガンバランドにお邪魔しますも拝見したんですけど、これはもう西井さんがね、もちろんその他の今友知佳さんとやられてるラマとかも有名ですけど、やっぱりちょっと昭和っぽいというか平成っぽいっていうのがあって、
ホラーなんだけど全体的にノスタルジーもあるみたいな。僕も昭和生まれなんで、やっぱちょっとノスタルジー感じるなとか。
だからホラーって言いつつ、その怖いよっていうところからいろんなところに分岐して表現できることが実はホラーの優遇無限なところ。
ジャンルを狭めてるようで実はめちゃくちゃ奥行きがあるところだなっていうのは、これナッシングニューの作品で僕も感じましたね。
ありがとうございます。ほんとおっしゃる通りだと思いますね。ホラーを通じていろんなそれこそジャンルにも派生できるし、やっぱ世相を移しやすいみたいなのもあると思いますし、
作家が挑戦してみたい、例えば映像演出みたいなものもホラーの中だと結構尖った描写に挑戦できたりみたいな、そもそもホラーファンが多いので、そういった意味で挑戦しやすい。
いわゆる尖ったものというか、これ普通にやったらニッチだろうみたいな領域にホラーだから挑戦しやすいみたいな、本当に複合的な良さがあるジャンルだと思ってます。
漫芸も本当に同じことかなと思って、ウケツさんもそれこそ間取りを小説の中にぶち込みましょうとか、しすじさんもいかにモキメンタリーって今はもう普通になってますけど、
要は本当にありそうなネット記事っぽいものの羅列で小説を構成させようとか、これって多分本当に何の縛りもなくやっちゃうと多分それこそどう読んでいいのかわからないんですけど、
ホラーっていう軸が一個あるからそういう新しい取り組みを読みやすくなっている。結果的にホラーっていうのが一つ背骨になってくれてるからガイドラインとして多分読める。
それこそチルドもこれホラーの軸がなかったら結構何回にもなりかねないという。
すっごい変なプロット、プロットあってないようなものみたいなものを無理やり横串刺してるみたいな映画なので。
一応ちょっと今更なんですが簡単に本当簡単にチルドのあらすじご紹介したいと思うんですが、
東京の片隅にあるコンビニエニーマート倉富町7丁目店を舞台に小さな社会で起きたわずかな歪みをきっかけに世界が終わりへ向かっていく様を描いた88分間のコンビニエンスホラーというので、
僕がこれが一番まとまっている文章だなということで引用させていただいたんですけども、
でもねこのあらすじではほぼ伝わってないと思います正直。
そうですねこれは本当入り口として。
コンビニが舞台ですということしか伝わってないと思います。
もうそれ一本やりでしたね。
でも本当に見ないと分かんない。ボイドの時から僕も思ってたんですけど、やっぱちょっとボイドもこれ笑っていいのかみたいな話があるんですよね。
これくらい言ってもいいのかと思うんですけど、ワンちゃんの飲む水の器に顔をつけてデキ死しちゃう子とかの話が出てくるんですよ。
これ怖い。死んでるから人が。もちろん怖い話なんですけど、犬の水の器に顔をつけてデキ死するみたいな。
それが実際にその絵として出てくるとか、やっぱその岩崎監督のこの絶妙な笑いと怖さの感覚みたいなのって、
すごいやっぱ最初からあったし、そこを今回長編という形ですごい引き出されたんだな。
でも終わり方めっちゃ怖かったですね。ありがとうございます。
長編ホラーとしてそこは挑もうっていう。そこも割れてはいるんですけどね。どっちが好みは分かれるところだと思うんですけど。今回の挑戦。
本当のラストのあれが怖かったっていうそうです。
一番最後のシーンが一番本当だったですね。
怖かったですね。ぜひね、なんのこっちゃという方は。
まだ上映してるので。
上映してますんでね。
ぜひ見てください。
もうちょっと言うとですね。
怖いなっていう後にこれすごいチルドーは引きずったんですよ。その日一日が。
嬉しい。ありがとうございます。
人間不死になっちゃって。その日が終わるまで。
で、なんかやっぱホラーの魅力ってすごいいろんなそのホラーという軸を通すことでいろいろ挑戦的な表現ができるっていうこともそうなんですけど、
別の側面としてコミュニケーション断絶の恐怖みたいな怖さを結構やっぱり根底にあるのかなってホラーって。
要はおばけとか怪物とかっていうのも結局絶対分かり合えない相手として出てくる恐怖もあるし、
そのコミュニケーションの断絶、乖離、崩壊みたいなところが根底にあるなと思ってて、
チルドーはすごくそこが特に前面に出てきてるなと思ったんですよ。
嬉しいですね。
化け物がわーってバーンって出てきて、理解不能な奴が出てきたら怖い。もちろんこれも怖いんですけど、
知ってるはずなのに理解できないみたいなのがやっぱ一番怖いというか、
なんかそれはすごく感じました。
うれしいですね。あと岩﨑が映画作る時にいつも劇場を出た後が一番怖くなる作品を作りたいって言っていたので、
すごい岩﨑も嬉しいと思います。聞き取ってたっていうのが一番嬉しい。
本当のラストのラストの本当のワンシーンが一番怖かったんで僕は。
そういう要因ですよね。作品、エンタメって本当に見て、
あー面白かったすっきりっていうのももちろんいいと思いますし、
でも僕もどっちかというと、読んだ人の中にずっと居残ってほしいなって思いながら描いてる部分があるんですよ。
ずっとなんか考えちゃうっていう作品を僕もどっちかというと思考してて、
結構それこそ我々宇宙人もそうですし他の作品もそうですけど、
そういう要因が残る作品みたいなのがすごく多いなと思っていて、
なんかプロデューサーとして林さんは映画に対してクリエイティブ的に関わることってあるんですか?
林 そうですね。企画と脚本は本当にずっと対話しながら作っていくので、
そういった意味ではかなり根っこの部分から会話してます。
林さん自身の、言ったらその方向性。
自分が持っている方向性っていうのもやっぱりある?
林 いや、なるべく自分の役割としては、
主に1作目とか2作目の作品を描ける監督が多いので、
結構まずは本当にどんな風に育ってきたか、興味があるところから聞いていって、
1作目ってやっぱり初期衝動とか、根っこに思っていることみたいなものをぶつけて、
ある種、成仏させるというか、
かつ企画としてもそこにエネルギーがあると思うので、
そこの根っこを探るみたいなものをひたすら雑談しまくりながらやる。
そこから企画の種を作家自身にできるだけ拾ってもらって、
自分がもう一つ意識しているのは、
とはいえヒットを目指すのがもう一つのプロデューサーとしての仕事なので、
そこのバランスが取れた企画なのかっていうのを最後判断する。
これ僕も常々編集者の人とかに聞いてみたいなって思ってたんですけど、
編集者も多分同じなんですよね。
やっぱり言ってもビジネスとして成立させなきゃいけないという観点もあるから、
どういうところでそのバランス感覚、
要はどうなったらこれはビジネスとして成立するなっていう方向になるんですか。
やっぱそのある程度今受けているものとか、
時代の流れみたいなものを見ていくっていうことなんですか。
そうですよね。
一番感覚でやってるので、
言語化しないとチームに引き継げないっていう、
すごい課題を変えているんですけど、
一つやっぱその映画作品もそうなんですけど、
それ以外もインプットはできるだけしようっていうふうには心がけていて、
それに近しいものというよりかは、
もしかしたら真逆なものがいけるかもしれないしっていう部分も考えつつ、
でもどちらかといったらその作家自身の一番ニッチなところにフォーカス当てるのがほとんどですかね。
その外部でこれが何か流行ってるかみたいなのは、
それこそホラーであるっていうのでもう担保できてると自分は踏んでいるので、
あとは本当に例えばガマランドですと、
本当に企画いろいろ企画値重ねていって、
いろんな方向性を探っていたんですけど、
やっぱりガマランドっていう場所自体へのすごい興味と執着が西井さん自身にあった。
そういうことなんですね。
っていうのが自分自身がおもろって思えたこの直感と、
西井さんの原点というか、
その一作目これ挑みたいとかノッサルジェを感じる場所廃墟とかが繋がったので、
よしじゃあここから始めるというのがありましたし、
チルドだと岩崎自身がコンビニストアのオーナーの息子であるっていう。
えーそうなんですか。
そうなんです。
岩崎も本当に長編企画イチ沢山やって、
さすがに言い方難しいですけど渋すぎるかとか、
いや一本目ではないかみたいなものもある中で、
コンビニエンスストアの息子であってやっぱりそこでのそれこそ家庭環境、
お父様との環境とかが自分の今のアイデンティティを作っていて、
これを一本目にすることは意義があるかもっていうふうに言ってくれたときに、
すっごい作家としてもとてもいい一歩だと思ったし、
同時にコンビニエンスストアって言うなればキャッチーじゃないですか。
ホラーでコンビニエンスストアっていうのは、
宣伝でいろいろなんとなく戦略の骨格を考える中でも見えてきたものがあったので、
これはフィットしてるので走れるなっていう感じですね。
えー面白い。
確かにポスターとかもすごい気になる本当にビジュアルですね。
コンビニの制服着ててっていう。
ちなみにガマランドは実在するんですよね。
実在します。
沢田美行のガマランドにお邪魔しますという映画があって、
ガマランドという茨城県のちっちゃい遊園地みたいなところにカップルが行くんですけど、
僕後でこれ見てすごいなと思って調べたらガマランドが実在するって聞いてびっくりしました。
実在するところでロケしてるっていう。
そこに対して西井さんがこだわりがあったってことなんですね。
西井さんはめちゃくちゃ面白くて、西井さん主演なので。
そう、西井さん主演ですよね。
役職でもないんですけど、自分で撮って編集して美術とかもやることが、
この規模感とかこの設定だと一番打点が高くなるので、
明日から鏡に向かって練習しますって言ってぶっ飛んでるなと思って。
演技めっちゃ上手かったですけどね。
なんか全然気づいてない人も多分半分くらいいて、
西井さんの普段YouTubeで活動してるのが本人があんまり出られてない作品とかも多いから、
すごいなと思って。
そういうのが一つ乗っかってくると、この作品ちょっと新しくなるかもとか思ったりします。
作家でもよく言うのは、デビュー作にその作家の全てが詰まってるみたいな言い方をするんですよね。
それぐらいデビュー作ってすごい大事で、僕の場合もデビュー作って数学者の話なんですけど、
僕理系出身なんですよ。農学部なんで全然違うんですけど、やっぱりその研究室の感じとか、
友情、そこでの友情、それはまた別のところで培ったものですけど、
やっぱり投影されてたりとか、才能への嫉妬みたいなのがあったりして、
今でもやっぱデビュー作に確かに自分の全てが詰まってるなっていう実感もあるし、
逆に言うとそういうデビュー作ができるといいんだろうなというか、
割といいスタートを切れるんだろうなっていう感覚もすごくあるので、
初期衝動とかをすごく大事にされてるっていうのは、すごい良いことというか素敵なことだなって思いましたね。
マーケティングで作れるものって、最近僕も思うのは、当たらないとは言わないんですけども、
結構早めに上限が来ちゃうなっていう感覚がすごくあって、
もちろんそれも一つのやり方ではあるんだけど、突き抜けようと思ったら、
やっぱもう最後は作家の格にあるもので行くしかないっていう感覚は、
なんか小説でもすごく感じるんですよね。
どうしてもみんなマーケティング力が多分お客さんのマーケティング力が上がってきてるから、
こういう掛け算の企画なんだよねっていう風な見られ方が前よりされやすくなってるのかなと思う。
なんかそれこそ悪い意味でバレやすくなってるというか、
ああこういうことねみたいな、そういう戦略ねとかこういう風潮に乗ったのでみたいなことになっちゃうから、
それだったらもう本当に新しいことをやって一番手になった方が、
ジャンルを作った方が多分結果的にも実は良くなるんだろうなとか、
やっぱその逆にある程度キャリアがある人とやっていくっていう計画はあんまりないんですか?
全然個人的には、まずは本当に創業のきっかけですけど、
周りにいる同世代とか若い作家がこんなにいるのにっていうところから始めてるんですけど、
ゆくゆくは本当にそれこそ世代も問わずですし、領域も問わず、
もっとずっと思ってるのは7,80歳の建築家の方とかの中だけが培ってきたものを映像に落とし込んだらどうなのかとか、
逆に今配信のSteamっていうプラットフォームのゲームであったり、
体験型の展示みたいなものも実験的に行っているので、
そういった意味でも映画に限らない才なる作家の方と、
それこそ漫画とかもしかしたら小説とかそういった領域も、
自分は原点が映画ではあるんですけど、いろいろ挑戦したいなと。
最近は本当に特にゲーム、初めて会い始めたんですよ。
ホラーゲームのクリエイターの方、個人でプログラミングとか実装して、
最近の有名なものだと八番出口とか、一人でやられたりしてるわけじゃないですか。
っていうのを見て、一人で作れちゃうからこそ、
ゲームの場合映画館営業とかもないので、
一人でSteamってプラットフォームに出したら配信もできちゃうので、
一緒にできる人いるのかなと思ってたんですけど、
たくさんの方と話してたら、やっぱ数人がめちゃくちゃニッチで、
変態なんだけど、チームで一緒にやる思いみたいなのもある方がいらっしゃったので、
面白い。
映画の今までやってきた作り方は、もしかしたら他の映画以外もやれるのかなと。
やることはあんま変わんないかも。
ゲームだろうが、アウトプットがなんだろうが、
みんなで力を合わせて面白いものを作ってアウトプットしていくっていう意味では変わらないよね。
一緒なのかもって、そもそも映画も作ったことなかったし、創業したときにと思ってたので、
考えたらみたいなのが最近思い始めた。
それが創業から4年で全国公開まで。
なんとか来れてるので。
そんな気が最近はしてきてますね。
本当に自分が作る監督が一匹狼タイプの監督が結構多いというか、
さっきのガマランド西さんとか、
カドワキとかずっと一人でMVとかYouTubeやってきたタイプなので、
そのバランスはすごい繊細に気にしてはいるんですけど、
案外でも話しかけてみると、逆にめっちゃチーム好きなんですよね。
一人でやるこだわりとかここは譲れないみたいな部分はありつつ、
特に映像バータンの人は多いと思うんですけど、
文化祭のりが好きというか。
あと僕もなんとなくその気があるので分かるんですけど、
こだわりが割とある人ってこだわりラインがはっきりしてるんですね。
逆にはっきりしてるから意外とチーム分担が向いてるような気もしてて、
ここが曖昧だとそこは自分でやりたいけどどうしようかなってなっちゃって、
ごちゃごちゃってなっちゃうかもしれないですけど、
こだわり強い人ってここはめっちゃこだわりたい、
でもそれ以外は任せるっていうのが割とできるんで、
意外とチーム戦向いてるんじゃないかという気もします。
すっごい今確かに言ってました。
一緒に作る作家、こだわりが明確な人多いかもしれない。
確かに曖昧な方だと逆にめっちゃ苦手ですね、自分はプロデュースワークとしても。
こっちで設定したりとか、次までにこうするのとかは支持することはできるんですけど、
そうするとあんまり一緒に作る意味ないというか、
自分の作品になっちゃうしみたいな思っちゃう。
これは別に創作に限らずですけど、大きい会社のビジネスとかでもそうですけど、
何でもいいよみたいな、吉田にやっといてっていう人ほど、
後になってなんかぐちぐち言ってくるとかっていうのは僕は結構経験したので、
こだわり強い人の方が意外とチーム戦向いてたりするのかなとか思いました。
そうですね、多分きっと自分の中で内戦もずっと繰り返してるから、
かなり明確なロジックも組まれてるからできる明確さだと思うので、
思考の総量も多分、こだわりが明確な人の方が多いのではないかなとは思ったりします。
ということで、そういう門脇監督と作り上げられた我々は宇宙人。
後編の今はね、もう公開がされている。
10月1日ですが、もうほぼ命運出てるかもしれない。
ただ、2週目の木曜日か。
2週目ですね。
そうですね。
どうなってるんですか。教えてください。聞いてる方々。今どういう状況ですか。
もう話題になってますか。
もう本当にやっぱ公開、金土日で命運が決するんですか。
まあそうですね、金土日で盛り上がったからといって、
その次に2週目って本当にまさに今聞いていただいてる方々の、
2週目が落ちるか落ちないかとか落ち率とかがすっごい生々しい話なんですけど、
めっちゃ大事なんですけど、まず最初の金土日ですっこけてしまうと終わりですね。
そっからの逆転はないって感じです。
やっぱ山が最初高くならないと、もう続きようもないっていうかね。
じゃあ、まだね、見てないという方は、今週末こそ。
そうですね。今週末じゃなくても大丈夫です。
木曜配信でございましたら、
今日でも。
今日でも。
なるほど。確かにそうだ。
ぜひ、見てください。話題になってたらいいな。
いいですね。で、もしかしたらね、見られてる方もいるかもしれませんが、
あらすじを改めて。でもこれもね、あらすじ、いや分かんないんですけどね。
結構難しいですね。
一応ね、公式サイトから持ってきたあらすじは。
一応これが一番詳しいものなんですけど、なんならもう何も知らなくていいんじゃないかとも思って。
そうですね。今私の手元には一応あらすじはあるんですが、
読まなくてもいいかもしれないですね。
出演は先ほど言ったとおりですが、
バンドリオットさんと岡山のださんと山崎天さんと松井けむりさん。
そうですね。
こういった方々が出てますというぐらいの情報でも。
ちなみに一番ネタバレなしの簡単なあらすじだとどう説明されますか。
一回見ていただいて。
男の子二人の話。
正しいですね。
男の子二人の話です。
でもこれはね、あと見た後にすごい話したくなることがたぶんいっぱいある映画で、
それもいろんな意味ストーリーのはっきり言うと技巧的な部分でもそうですし、
絵のこととか表現の方法のこととか。
いろいろと話したくなる映画なのは間違いない。
そうですね。
あとアニメーションなんですけど、
アニメーション好きの方はもちろん見ていただきたいんですけど、
自分がその実写しか作ってなかったこともあって、
かなり実写映画というか、大画的な面白さがある作品だと思うので、
普段アニメあんまり見ない方にこそ見ていただきたいなという思いはあります。
そうですね。
すごくこう、やっぱりお知らせの通り、
いわゆるアニメ映画とはちょっと一線を隠すやっぱり空気感とかカットの入れ方とかがあって、
ある種ちょっとアーティスティックな部分もあるし、
でもそれがかけ離れてる部分じゃなくて、
ちょうどいい塩梅というかそれこそバランス感覚で成立してて、
ストーリーの説明とかにもちゃんとなってたりとか。
だからそういうやっぱりこれができたのは本当に奇跡的だと思うんですよ。
いろんなところがまんべんなく高いっていう作品だと思うので、
もともとだからこれは5年くらい前にスタートが切られたということなんですか?
そうですね。製作は4年なんですけど、
門脇が自分に会う前から構想していて、
本当にいろんな人と作ろうとしてはうまくいかずとか、
ずっと温めてたっていう企画です。
もともと一人で画家を志望されたりアニメ監督を志望されて、
中で出会って社員になられて、
社員になってというのがまずすごいですよね。
そうですね。
まあ何だろう、会社員として雇用したかったからというよりかは、
もともとミュージックビデオをずっと彼が作っていたので、
そういうのを一回もう全部やめた上で挑むっていうふうな覚悟を決めてくれたので、
そこの受託とかをせず、
もうこの4年間はアニメ制作、
この我々宇宙人1本で行くっていうために社員になってもらったって感じですか?
給与をお支払いできるような形が一番良いだろうということで、
社員になってもらったと。
これがね、それもすごいですし、
5人でこれも当然ですけど、
社員は5人で制作をされたってことですか?
そうですね。正式に言うと業務委託であったり、
いろいろ雇用契約は様々なんですけど、
フルで今事業にコミットしてくれているメンバーが5人ぐらいですかね。
ただこの作品で言うと、
例えばアニメーターの方とかは当然たくさん関わっていますか?
そうですね。いわゆるアニメ映画に比べてはかなり少ない方だと思うんですけど、
メインの原画マンが4人なんです。
ほんと何十人とかいる原画マンの部分が4人で、
1人目のアニメーターの方が、
当時は自分と司法の下条と門脇、監督の門脇の3人の時に入ってくださった4人目の方が、
スタートアップの広報の方でしたね。
広報の会社からアニメーターに。
趣味がイラスト。
Xで監督と探していて、これすごいフィットするんじゃないかって監督が言ったので、
話して、そしたら転職してきてくれたっていう感じです。
すごい、だからそこももうずっとアニメーターやってましたっていう方じゃなくて、
またその、まあ座位屋と言ったらあれですけど。
そうですね。絵のバイブスが空いてつ、やっぱすごい気持ちがある方だったので、
最初の1年間は門脇は絵コンテを、
絵コンテを描きながら、アニメーターの1人目の月村さんっていう方に教えてました。
自画像を描いてみたりとか、本当に画塾をやってました。
いきなりだからアニメをさ、やろうじゃなくて、もう画力を上げるところからだったんですね。
いやこれね、まあ多分見ていただいたら分かると思うんですけど、
絵のクオリティってすごいんですよね。
たぶん誰が見ても分かるぐらい描き込まれてるし、
ストーリーもすごいんですけど、
まずそこに驚く、本当に。
これ実写、本当に実写じゃないの?このシーンだけはっていうぐらいのところもあるんですよ。
だからそこもすごいんですけど、それを基本的にはアニメーター4人。
そうですね、メインの原画マン、アニメーター自体は最終的にオフラインで20人で、
リモートの方も結構いらっしゃったりみたいな感じなんですけど、
でも他のメンバー本当に本業でモデルをやられてる方とか、
保育士をやられてる方が給食して参加していただいたりとか、そういった面々でしたね。
その熱量が違ってくるでしょうね、そういう。
結果的に自分の人生の今の時期を我々宇宙人に描けるっていう思いは、
たぶん皆さんかなり会って集まってくださった。
そうですね。
聞いてるというのも一つあるのか。
そうですね、それが結果的に宿ってればいいなとは思っていますね、この作品自体にも。
そうか。
でもやっぱりこれは、あともう一つすごい実写的っていう言葉が出るんですけど、
なら実写でやるっていう点もあったんじゃないかという意見ももしかしたらあるのかもしれないですけど、
見ていただけたら分かるんですけど、これアニメーションじゃないと絶対できない表現形式なんですよね。
それは具体的にいろいろありますけど、
やっぱり画力があるっていうことは、現実と非現実がすごくフラットに接続している感覚。
実写の特殊効果では得られないくらいのフラットさなんですよね。
そこがやっぱりアニメのすごい良いところなんだなっていうのを今回思ったんですよね。
すごい嬉しいです。
現実と非現実がこんなに滑らかにくっついちゃうんだっていう、
それはやっぱりこれだけ細かく描かれてるからこそって感じたし、
あとやっぱり僕は小説家なんで、ストーリーというところもすごく注目をするんですけど、
それこそ、あんまり言うとられないんですけど、
どれぐらい最初に仕込んで、どれぐらい後でそれを刈り取っていくのかみたいなところも、
ラストのラストまできっちりあんこが詰まってるみたいなやり方だったんで、
そこも僕はすごく個人的に、おー熱いなーみたいなのがあって。
ありがとうございます。あんこっていいですね。
すごい薄皮のギチギチまであんこが詰まってるっていう。
あんこの量はちょっと多い経営かもしれないですね。
破れる寸前まで詰まってるっていう。
チルドとか逆かもしれないですね。チルドとかは割とスッとした感じの。
そうですね。どっちかというと道々に詰まってる経営なんですけど、
ストーリーも結構時間かけて。
そうですね。ストーリーが一番、自分が一番関わった部分でもありますし、
本当に特殊な作り方をしていて、いわゆるアニメーションは最初にビデオコンテを全部完成させるんです。
その下、設計図のような役割のある絵が完全には描かれてないけれども、
完全版の尺で映像の形にする設計図なんですけど、
それを元に音を入れたり、絵を完全版にしていくっていう形なんですけど、
今回の作品がそもそも実験のように作っていったんで、
例えば全体の112分の1ぐらいでパート分けをしてたんですけど、
Aパートを一旦作ってみようみたいなところで始めたんですよ。
逆も何もないのに。
で、そのAパートが一回目が30何分でしたみたいな。
あれあれ、これ全部で400分ぐらいになるんだけどみたいになって、
まあでもなんかこういう表現とか、こういう味わいいいかもねみたいな。
30分になった後に次ABパート、Bパートやってみようって。
で、ちょっとAパートを踏まえてBパートはちょっとタイトにできたから、
次はAパートの2項とBパートの2項のABパートをもう1回やってみようみたいな。
そしたらEパート。
Eパートまで行ったら1回戻ってきてみたいな感じで、
最終的に多分Aパートだけで7、8回以上もっといってるかな。
もうめちゃくちゃ開講していて。
で、かつその一番次回、2作目ではやってはいけないかもしれないけどやるかもしれないんですけど、
Vコンを走りながら完成してないんですけど、
アニメを完成させてやっぱり今年の26年度公開したいと思っていたので、
ゲンガマンもチームに入れてゲンガマンを走らせ始めたんですよ途中から。
ここは絶対に変わらないであろうみたいな。
で、その他はまだ完成してないから粘れるって言って、
ほかのVコンはいじるみたいな。
怖い。
もうほんとなんか牙の際までもう改良を加えてたっていうことなんですね。
で、ほんと最後の部分とかは途中から出たアイデアみたいなむしろ。
そうなんですか?
で、なんなら入れる入れないみたいな議論が本当に結構完璧に近づくぐらいまであって、
逆にプロデューサーチームからのシーンは発想は監督からこれどうかみたいに来て、
途中からいややっぱちょっと違うんじゃないかみたいないろんな理由があって、
いや絶対これは入れようみたいな議論をむちゃくちゃ直前期に、
もうスタジオではフルでアニメーターの方々が稼働している中、
まだ物語の議論しているっていうのがあったので、
なんだろうなそのならではのテンポ感というか、
だいぶそのすごいプロットとしてはシンプルだと思うんですけどこの作品。
ただ結構そのテンポ感とか結構いびつって言ったらなんですけど、
特殊だなとは思っていて、それは多分、
とかシーンの運びとかがちょっと独特だと思うんですけど、
それはあのそういうスタイル作ったのは結構大きいんじゃないかなと思う。
Vコンだけで映画2本分ぐらい別途作れてるぐらいあるんですよ。
あの完全な新規のストーリーで。
ボツになったストーリーが映画2本分ぐらいあるっていう。
とんでもないことを振り返ったりやってたなって感じ。
なんか勝手なイメージだと、例えば1年くらいでまずストーリーを固めて、
その後原画を作ってアニメーションにしていって、
みたいな感じでやってるんだろうなって本当に勝手に思ってたんですけど、
もうできるところからとにかくやっていこうみたいな感じで、
ギリギリまでストーリーの議論。
去年ぐらいまでされてた?
やってました。
アフレコの収録のタイミングで逆に脚本を役者さんのために作りました。
全部Vコンを脚本作りの感覚でVコンを作ってたんですよ。
そんなことできるんです?
めちゃくちゃなんですけど。
でもやっぱり自分が一緒にやるの初めてっていうのもあって、
絵でじゃないと伝わんないんだっていうのは本人も言っていたので、
脚本じゃカットすべきとかなる部分を絵で伝えたいっていうのが本人の中であって、
最初はめちゃくちゃ描き込んだVコンでやってたんですけど、
もう分かったからみたいな。
絶対そこは信じるから、もっと描き込まないと間に合わないみたいになって、
だんだん棒人間みたいなマスタイフとかしてやってたんですけど、
それでもVコンでやってましたね。