サンフランシスコ・デザイントーク
サンフランシスコ・デザイントーク、BTRAX CEOのBrandonです。
本日もBTRAXサンフランシスコオフィスからお届けしていますが、
今日のゲストは、行動経済学者で、
今はサンフランシスコでBehavioral AI Labという研究所をやられている田中智美さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
わざわざ、うちのオフィスまで来てくれてありがとうございます。
素晴らしいですね。
とても景色がいいところですよ、みなさん。
田中さんは、僕が一方的にソーシャルメディアとか、あとノートを書かれていて、
詐欺師の報道心理学みたいなタイトルの記事をいくつか書いてあって、
タイトルからしてもめちゃくちゃ面白すぎたんで、
読んでたらもっと面白くて、それでお声掛けしたんですけど、
なんかそれを読んでたら、最近の日課が
Tinderで詐欺師とやりとりをするっていう、ぶっ飛んだことを書いてたんですけど、
それをやってるんですか、今?
やってます。
Tinder、恋愛系マッチングアプリのTinderで、
この人は詐欺師だなっていう人を分かってて、やりとりをする?
そうです。
国際ロマンス詐欺みたいな日本で言われてる感じの、
そのロマンス詐欺をしようとしてるであろうユーザーに声かけて、
やりとりをする?
そうです。
それは詐欺師のデータを集めるために?
そうです。私は一目で分かります。
分かってるのにやるってことですよね?
分かってるからやるのか?
分かっててやります、もちろん。
すぐに私は分かります、大体何十秒で。
あ、これを詐欺した。
ちょっと待って、このエピソードで一番貴重な情報が、
詐欺師だって分かるプロフィールの特徴が何かっていうのを知りたいっていうことなんですけど、
これちょっと後半でやろうかなと思って。
はい、いいですよ。
もったいぶって。
それの前に、田中さんもちろん日本出身でサセボでしたっけ?
そうです、サセボです。サセボの島です。
あ、サセボの島なんですね。
今、サンフランシスコに来てると思うんですけれども、軽く自己紹介とか経歴っていうのを含めてお知らせいただければと思うんですが。
私、アメリカに来たのは1998年なんですね。
アメリカの大学院に入るために来ました。
もちろん親にお金とか出してもらえないんで、ずっと奨学金探して、やっと来ました。奨学金を手に入れて。
そしてアメリカに来て、ハワイ大学ですね。
そしてその後にカリフォルニア工科大学というところで、ポスドク。
で、その時は高度経済学、特に脳神経経済学、ニューロエコノミックスのラボに研究者として入りまして、
高度経済学本格的に勉強して、その後にアリゾナ州立大学で経済学の先生、アシスタントプロフェッサーになって、高度経済学を教えておりました。
アシスタントプロフェッサーとしてアリゾナ州立大学と、あとサバティカルでKOのミタキャンパスでも教えておりました。
はい、アリゾナ州立大学にいる時に、とてもショックなことがあったんですね。
トウェルとてもおかつ持ちの方とお会いして、その方は実は私はパンパースの一番最初のマーケターですと。
で、世界中のお母さんがまだ布を持つを使ってて、誰も紙を持つなんか見たことがなくて、どうやって売るんだろうってPNGが悩んでた時に私マーケターになって、
それでマーケティングを世界中で展開して、世界中に紙を持つを広めましたと。
その時代のお母さんは、布を持つを使う、洗濯をする、それがいいお母さんだと思っている。
その固定観念を皆さんが持っている中で、紙を持つを使って楽になってくださいって言っても、やっぱりなかなか行動変容っていうのが難しかったと。
それで大変マーケターとして難しいキャンペーンでしたって話を聞きまして、その方に聞かれたんです。
あなたは行動経済学者って言いますけど、誰かの行動を変えたことあります?
言われまして、私大変ショックを受けまして、1年後に大学を辞めておりました。
誰かの行動を変容したいと思って大学を辞めて、それからずっと行動変容の仕事というか仕事をしてます。
行動経済学ってすごく人気がありますし、皆さんも勉強したいっていう人もいますけど、行動経済学者っていう仕事はないんですよね。
意外ですよね。
企業の中に昔一時期流行った時にはありましたけど、今ほとんどないです。
だけど仕事の中でとても使える学問ですね。
だって我々の業界で言うと、いわゆる UX デザイナーとか CX デザインとか、その辺のユーザーを導く仕事を全般的に全て必要になってくる考え方とか、知識とか。
その基本ですよね。
だからユーザーのフリクションとか、どこでユーザーが諦めていなくなるんじゃないかとか、そういうことを考えると、
行動経済学というのは特にオンラインサービスにとっては基本だと思いますね。
多くの人がプロダクトマネージャーとして既に自分で勉強している分野なのかなと思っています。
グロースハックとか、その辺の業界の感じで自分たちでリースタートアップみたいな概念とか。
そうですね。そこにかなり関係してくると思います。
もちろん小さいスタートアップともそうですけども、大きな会社でも一時期はあったんですよ、行動経済学者という職種が。
けど今ないですから、きっと行動経済学者という職種よりも、きっと役割がはっきりプロダクトマネージャーとか、プロダクトマーケティングマネージャーとか、
そういう中に皆さんが入り込んでいるという感じですね、今は。
確かに。
田中さんは今、サンフランシスコに来てまだ日が浅いし、来たことなかったって言われてたんですけど、何のためにこの町に来たんですか?
大学の先生の後は私は世界銀行に行って、IT企業にその後転職するんですね。
そうかそうか、いくつかありましたもんね、働かれてた会社。
世界銀行でナッチを、アフリカでナッチの案を作ってました。
そしてその後にUber、Eats、マッチグループ、Amazon、オラクルですね。
なぜここに来たかというと、私は前から作りたかったプロダクトがあったんですよ。
それは何かというと、マッチグループにいた時に私、詐欺対策をしてました。
まさに今冒頭で言ったTinderで詐欺師とやりとりしている、その詐欺的ユーザーに対する対策ってことですか?
そうです。
詐欺ユーザーを見つけてアカバンするってことですね。
はい。
を仕事の一つとしておりました。
そのための仕組みを作るという。
悪用しているユーザーを見つけてアカウントをアンするっていうのを仕事してたんですけど、
その時にまず詐欺師のことを知るためには、
詐欺師がどうやって騙すのか、
あと人間のこの認知バイアスをどういうふうに悪用しているのかっていうのを理解する必要があるので、
そこから今まで全部で200人以上の詐欺師と私、
騙されたフリをして会話を続けて、
騙されるまで会話を続けて、
つまりお金を送ってくださいと言われたところでブロックするんですね、私。
それはマッチグループにいる時も、
初めてました。
ユーザーのフリしてやりとりしてたんですか?
ちゃんと自分の個人アカウントを作ってやってました。会社のじゃなくて。
それは仕事でやるわけではなくて、趣味?
仕事をうまくやるため、上手にやるためには、
ちゃんと理解しなきゃいけないと思いまして、
私結構マニアックなんで、性格的に。
なので200人以上も300近くやってると思うんですけども、
この仕事をうまくやるためには、私すごく突き詰めちゃうんで、
これは私が詐欺師と関わってデータを集めるしかないと思ったんですよ。
だからデータを集めるために、
詐欺師を私が見つけて、
そして、詐欺にかかっている布を利用して、
どういう詐欺をするのか、どういう言い方をするのか、
どんな認知倍差を使おうとしているのか、
っていうのを調べるためには、データを集めて分析しなきゃいけないと思うわけで、
もともと行動経済学者という前に、まず経済学者ですから、私もともとが。
なのでそれを始めて、私それに300人くらいの詐欺師と交流して、
わかったんですけど、いろんな企業の方がいろんなAIのモデルを作るんですよ。
そういう人たちをどうやって見つけるかって。
だけど、その人たちは全然違うデータを持っていて、
例えばFacebookだったら、Facebookのデータ持っていると思うんですよ。
だけど、その人たちがどういうふうに入ってきてとか、
どういうふうな動きをしてっていうのをクリックとかでだいたい見たりとか、
あとキーワードサーチですね。
どんなキーワードで話しかけたかとか、
そういうのは分かるんですけど、プロセスって分からないんですよ。
確かに。
分かります。
まず一つの問題は、Facebookから、アメリカだったらWhatsAppに移るんですよね。
WhatsAppに移った後、何ヶ月もかけて騙し続けるわけですよ。
それはもうFacebookからは見えなくなっちゃうから。
見えなくなりますよね。
あの会社、たまたま同じ会社ですけど、そこで見えなくなりますよね。
だから私もTinderとかPayAsの安全対策をしているときに、
TinderとかPayAsから24時間以内にいなくなるんです、その人たち。
そうなんだ。
その短い間にすごい勢いで騙されそうなユーザーをガンガンプローチするんですよ。
私正直アジア人で年齢が高い、一番のカモなんですよ。
だから向こうからもすぐ探してくれるんですよ。
だから私のプロフィール写真見たら騙されそうっていうのが。
田中さんは実プロフィール、実写真を使っているんですね。
そうです。
ご本人は。
私嘘つきませんから。
そうか。
嘘をつくとやっぱり会社としての方針とかもありますが、桜は良くないですから。
私はちゃんと自分の顔写真で、自分の実年齢でやっておりますので。
それやると本当に良いカモなんですよ、私って相手から見ると。
だからすごい寄ってくるし、私がいいねしてもすごい返してくるんですよ。
これは良いカモが捕まったみたいな感じで。
なのでやりやすいんですね、私は。
狙われやすいってことですね。
狙われやすい。
あとTinderもPairsも今自撮りを撮らなきゃいけないので、
自撮りを撮るとプロフィール写真とその人が同じ人物が必ず確認されますから、
私が他の人になりつますことは無理なんですよ。
それでも相手の人はおそらくの場合は、本人とプロフィール写真って同じじゃないですか?
それがですね、今同じなんです。
同じなんですか?
どういう風にするかと言いますと、
ドゥバイとかミャンマーとかにモデルがいるんですよ。
ファッションモデルが。
大好き。
なぜそうなったかというと、
私2021年に入った後に自撮りを徹底させたんです。
本人確認っていう。
そうです。
そうすると、前は自撮りなかったのに今自撮りあるじゃないですか。
だからインスタから盗んできた写真でできないんですよ。
できないですね。
昔はインスタから盗んできた写真ばっかりだったんですよ。
今はそれができない。
なので実際にファッションモデルとかがおります。
で、自撮りを撮っております。
その人が作業してるわけではないんですか?
その人は写真撮るだけの。
写真撮る代行をやってる人ですよね。
ただテンダーの、アメリカのテンダーだと自撮りを撮らなくてもプロダクト使えます。
承認されてない、承認バッジはついてないけど使えるってやつですね。
だから承認バッジがついてなくて、めちゃくちゃ美男美女だったらまずおかしいですよね。
私が最近Xに書いたのはまさしくそれです。
すごく美男美女で、本人確認できないおかしいと思わない?
なんか妙にアメリカのああいうサービスの男性のプロフィールって筋肉見せてたりとかしますよね。
見栄えがとてもいい方。
日本もそうです。
日本もそうなんですね。
日本にいるペアーズの。
そうなんですね。
音声で話すとか、オンラインミーティングをするっていうことをやるのはどうなんですか?
それを言った方がいいです。
だけど最近はそれこそCCAIでできるんです。
プロフィール写真に作り変えた顔でビデオ出てこれるんです。
ディープフェイク?
ディープフェイクできるんです、今。
それはもうどうしようもないですね。
2024年か3年くらいまでできませんでした。
おじちゃんがきれいな女の子とかでやってるディープフェイクのやつ見たことある?
防御しづらくなっちゃいますね。
だからこそ騙されてるかもとか、認知バイアスを悪用されてるかもとか、
そういう風な、やっぱり頭脳で理解しないと見た目でもわからなくなってる。
感覚的に難しくなってきますね。
文章でもわからなくなるじゃないですか。
CCAIだと文章うまくなりますから、
昔みたいに日本語がおかしいっていうのも今なくなってきてるし、
ディープフェイク使われるとビデオ出てきちゃうから、顔は。
怖いな、なるほどね。
そうですそうです。
そうです。だからそれを認知バイアス、
人間の認知バイアスっていうのは、
行動経済学でよく言いますけど、
それをどう利用してるのかっていうのを、
私が体系的に研究して、
データを見て、あとマニュアルを見て、
その後に何をしようかと思ったのは、
あなたは騙されてますよって言っても、
みんな信じないので、
こういう認知バイアスを使って、
あなたを騙そうとしてるんですっていう、
診断書を書こうと。
あなた気づいてないかもしれないけど、
このメッセージは、
あなたのこういう認知バイアスを使って、
騙そうとしてるから、
これをあなたに聞いたんですよっていう、
報告書を作る。
それを作るアプリを今作ってるんですよ。
そういうことなんですね。
例えばLINEとかWhatsAppとかで、
詐欺師と何ヶ月も話をしますよね。
そしてそれをテキストファイルとしてダウンロードして、
それをアップロードすると、
あなたのどんなに自罰を悪用したかを、
診断しますっていうアプリを作ってるんですよ。
なぜかというと、
マチグループで詐欺の対策してる時に、
よく銀行から言われたのは、
銀行の方が本当に、
詐欺師がどうやって騙してるのか知りたいから、
講演に来てください。
なぜかというと、
私たちがいくら、
うちで構造を持ってるお客さんに、
あなたは騙されてますよって言っても、
信じてくれないと。
どう説得したらいいのかって考えるときに、
まず、
詐欺師がどうやって騙してるかが分からないと、
説得ができないって言われたんですよ。
なので、
私は銀行の方々からそれを聞いて、
あ、なるほどって。
人間っていうのは、
あなた騙されてますよって言っても、
信じないんですよね。
なので、
あなたのこういう認知バイアスは、
この人を相手は利用したんですよって言われると、
ああ、そうなんだって、
客観的に分析した結果を渡すっていうことですね。
それをアプリにしようと思いまして、
今、開発をして、
そのためにサンフランシスコに来ている感じです。
スタートアップサービスとして、
そういうアプリを今作っているということですね。
そうです。
日本とアメリカだけじゃなくて、
何しろ今詐欺師が世界中で暗躍してますから、
世界中にデマンドがあるんですよ。
世界中にポテンシャルカスタマーが
私にとっているわけですから、
市場は大きい。
ただ、
この詐欺師のデータを
本当に集めちゃった人ってそういないんですよ。
たくさんいろんなNGOの方と話してますけど、
皆さんそんなデータは持ってないんですよ。
だって田中さんみたいに実際にやり取りとか、
したことある人そんなにたくさんいないし、
そういう人がこういうサービスをやろうとしているケースも
ほとんどなさそうですからね。
私はもともと経済学者ですから、
何かをするとき必ずデータを取るんですよ。
クセなので、
詐欺師と交流するたびに
全てのテキストメッセージと
プロファイル写真と
全てが保存されているわけです。
サイリングしてるんですね。
そうなんです。
だから写真の分析もできますし、
文章の分析もできますし、
プロフィールの文章の分析も全てできるんですよ。
全てがデータとして保存されてますので。
ここでちょっと聞きたいんですけど、
まずプロフィールの段階で
この人は怪しいなと思うポイントって、
さっきは美男美女っていうのがあったと思うんですけど、
それ以外は何かありますか?
プロフィール写真の文章が
アメリカ人だっていうのに英語が下手。
単純に。
日本人だっていうのに日本語が下手。
これは完全にサインですよね。
おかしいじゃないですか。
ただ英語の場合はきっと
ネイティブじゃないとわからないかなって思うんですけど、
最近は特にCCIで作るので。
そうですよね。
だけどすごく教科書的なプロフィールを書くんですよ。
私は何とか出身で、
どういうところで勉強しましたとか。
普通Tinderのプロフィールそんなこと書かないじゃないですか。
どう考えたっておかしいですよ。
お見合いじゃないんだから。
お見合いじゃないんですから。
コーヒーでも飲みに行きませんってくらいしか書いてないんですよ。
自己紹介のプロフィールでおいたちを書く人なんかいないんですよ。
そこでまずおかしいなって気づくじゃないですか。
日本の場合は特に日本語が下手ってことで。
まず日本語がおかしいですよね。
日本人が少ないのでまず詐欺師に。
確かに。
そっかそっか。
じゃあ日本語プロフィールの後ろにいる詐欺師の多くが
日本人じゃないことが多いから、
言葉がおかしくなっちゃってる。
そうです。
それはもう一番わかりやすいと思うんですね。
あと写真があまりにも美女すぎると。
そういうところですね。
あとはあれはどうなんですか。
男性の場合はお金持ってるアピールみたいなのってあるんですか。
女性もあります。
女性もあるんですか。
ありますよね、女性も。
女性もブランドバックとかが一緒にチラッと写ってたりとか。
あと会社の前でポーズしてるでしょ。
フェラーリの前で写ってたりとかしますね。
けどあれってどう考えてもインスタとかから盗んできてますよね。
たまに訳が甘い人は
Google画像検索で出てくるときありますね。
そうそうそう。
リバースサーチすると出てきますね。
その写真を送ってあげたら
急にアカウントがなくなっちゃったりした方とかもいらっしゃいますよね。
そうです。
私の場合は続けたいのでやりませんけども
会話を続けたいので意地悪はやりませんけども
やりたくなるなって時はありますね。
じゃあその詐欺師とやりとりするときは
田中さんは乗ってきてる雰囲気のやりとりをするってことですよね。
結構パッシブですね。
パッシブ。
ああそうなんだ、へえそうなんだをずっと続けたら
相手がずっと喋り続けるんで。
えーすごいね、ああそうなんだとか
えー知らなかったとか
それを永遠に続ける感じですね、私は。
最初はあれなんですか、詐欺師ってやっぱり
ラポート作りっていうか
信頼関係を築くためのやりとりを
無害な感じで最初のうちはやっとくんですか。
今日何食べたとか
今日仕事もう終わったとか
お疲れ様でしたとか
大変だったね、週末何するの
それずっと何週間も続けました。
何週間も続けました。
そこまでは普通の営業とあんまり変わらないですよね。
人間関係とか
一緒に飲みに行きましょうとか
人としての心理的距離を築める。
どっかからか少しずつ牙を剥き始めるんですか。
いや牙剥かないんですよ。
その後ちょっとずつ入れるんですよ。
今日はクリプトでいくら儲かっちゃったんだ
みたいなことを言い始めるでしょ。
その人の日はそうですね。
どんだけ投資で成功してるかを
言い始めるんですよ、相手では。
チラ見せし始める。
え、すごーいとか
え、そんなに儲かるんだ
え、すごーいとか
私はずっと言い続けるんで。
え、そんなすごいねとか
っていうのをずっと言い続けるんで
ずっと言ってくれるので、いろんなこと。
やりとりして反応してくと
え、どっかのタイミングで
君も興味ないみたいなこと言い始める。
言います言います。
え、けど私にできるかなみたいなことを
また言い始めると。
そしたらいいよ、勉強してあげるよ
教えてあげるよっていうのが
ちゃんと入ってくるんで。
田中さんのノート見たら
そのやりとりのLINEかなんかのスクリーンショット
載せてたじゃないですか。
でもあれさ、明らかに日本語が変だったから
あれすぐわかるけど
けどあれで騙されるんですよ。
あれで騙されちゃう人がいるんですね。
認知バイアスがかかっちゃってる。
そうですね。
まず日本語が下手な理由を最初に言うんです。
海外が長いとか。
生まれてすぐに私はイギリスに行って
イギリスで育ちましたとか
スウェーデンで育ちましたとか
マレーシアで育ちましたとか
香港で育ちましたとか
大抵別の先進国を出してきますよね。
イメージがいい。
イギリスだの、フランスだの、アメリカだの。
急に私が英語にスイッチすると
英語もおかしいから
アメリカで育ったわけないじゃんって思うことになるんですけど
だったら英語でやってみようって
じゃあ英語でやろうよって
私英語わかるのって言って
英語にスイッチしたら
あんまり上手くない英語が返ってくるので
これはイギリスで育ってないなってのはわかりますよね。
なるほどね。
日本語にスイッチして戻すとか
また英語にするとか
いろいろやりますけど
両方の言葉をチェックして
はい、なるほどね。
僕、ある本を読みまして
認知バイアスのことを書いてた本だったんですけど
Black Box Thinkingっていう本で
日本で言うと失敗の科学っていうタイトルの本になってるんですけど
結構いい本で
なぜ人間はミスするのか
それも頭がいい人、学歴がある人に限って
認知バイアスにかかりやすいってことが書いてあって
頭がいいとか学歴があるエリートの人たちって
自分が賢いって思っちゃってるから
目の前で起きてることを素直に受け止められずに
自分は間違ってない
だからこっちが違うんだみたいので
そこで解釈がずれちゃうことがあって
意外とエリートとかの方が騙されやすいことが多い
特にお医者さんとかパイロットとか
権威のある人たちに限って
周りのアドバイスとかもあまり聞かなくなっちゃう
自分は正しいっていう自負がありすぎて
なのでバイアスにかかるから
報道心理学を上手に活用して
ミスを減らす必要があるみたいなことを書いてる本でしたね
それはあります
実際に例えば投資会社の従役の方が
何億騙されたっていうのは知ってますね
その方とお会いしたことあります
本人?
本人に会ったことあります
投資会社なのに詐欺に会う?
そう
すごいですね
そんなことになっちゃうんだ
そうなんですよ
油断できないんですね、じゃあね
その方は自分が騙されてからアドボケートをなさって
自分でもカミングアウトなさって
自分は何億円騙されましたって言って
公演なさってる方なんですね
私その方ともお会いしましたけれども
まさか自分が騙されるなんて
私は投資のプロなんですけどっていう話をして
そうですよね
私でも騙されるぐらいだから
皆さんも気をつける必要がありますよっていう活動をしている
してらっしゃる方とお会いしたことがあります
だからそれは本当だと思います
なるほどね
だから特に今クリプトになると
20代30代の人たちも騙されてるんですよね今
それはなんかお金儲けをしたいっていう
ちょっとした気持ちをつかれちゃってる感じ
そうですね
あと本当にロッサーバージョンですね
1回お金を入れちゃうと
今度は出すために手数料払いとか
税金払いとか言い始めるんですよ
どんどんどんどんそれを
お金を返してもらうんだったらと思って
また送り続けるんですよ
1回送るんじゃなくて
実際もう5回10回20回送ってると皆さん
どんどん沼にはまっていくっていうパターンらしいんですよ
それ完全にロッサーバージョンですよね
1回投資しちゃったからそれを取り戻そうとして
どんどんどんどんお金を入れちゃうとか
本当にそういう認知バイアスをすごく使うんですよ
サンクコストバイアスみたいなやつですよね
サンクコストですね
それがひどいですよね
UXデザインでも結構活用されますね
その理論っていうのは
そういうふうに考えるとあっちこっちにあって
例えば私の実際にあるんですけど
日本のちんがアプリをターゲットにしたマニュアルっていうのがあって
そこには実際書いてるんですけど
私のおじさんは東大で教授をしていてっていう文章があるんですよ
だからもう権威バイアスですね
権威バイアスはい
権威バイアスちゃんと使うんですよそういったから
そういうふうに見てこれなんとかバイアス
これなんとかバイアスって言えるような文章が
ずっと並んでるんですよマニュアルに
ソーシャルバリデーションみたいなやつ
心の中でどうにかして実も合わせようとするんですよ
なんかおかしいと思うんだけど
そんなわけないじゃないかと
実際に起こってることと頭で考えてることがずれてるときに
不調和を合わせようとするバイアスですね
そういうのをすごいたくさん使いますね
なるほど