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2025-10-16 43:15

58: AIと供にDIYオンプレシステムを構築する - LISTENの場合 (jkondo)

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  • LISTENのバックエンド・フロントエンド
  • LISTENのインフラ構成
  • LISTENでのAI活用
  • LISTENのモバイルアプリ
  • その他のサービス展開

LISTENとは

LISTENの技術スタック

LISTENのインフラ構成

LISTENでのAI活用

LISTENのモバイルアプリ

その他のサービス展開

サマリー

ポッドキャストプラットフォーム「リッスン」の成り立ちや特徴について語り、初期の文字起こしツールからホスティングサービスへと進化した経緯が紹介されています。また、ポッドキャスト市場における日本と海外の違いについても考察されています。エピソードでは、AIを活用してDIYでオンプレミスシステムを構築するプロセスについて語られています。具体的には、PHP、ララベル、OSS、サーバー構築などの技術を用い、インフラや検索エンジンの最適化に焦点が当てられています。さらに、AIを活用してDIYオンプレミスシステムを構築する方法が探求されています。特にリッスンやコーデックスなどのツールを使用し、開発プロセスの効率化やソフトウェアとハードウェアのバランスについて語られています。このエピソードでは、ポッドキャストアプリの機能や利用方法についての議論が展開され、特にRSS登録やダウンロード機能、スマートスピードなどの便利な機能が紹介されています。また、リッスンの新サービスについても言及されています。

リッスンの誕生と進化
はい、趣味でOSSをやっている者だ、引き続き jkondoさんを迎えてお話をしていこうと思います。
そうですね、前半はサイクリングの話とか、トレーラーの話とか、そういったのをしてきたんですけど、後半ちょっとずつ趣向を変えていこうと思うんですけど、
最初にちょっと僕、聞きたかったことが一つあって、ニミィさん、ニノミヤさんっていう、もともとハテナで働かれてたディレクターの方とかが、
たぶんkondoさんともトレーラー仲間みたいな感じだと思うんですけど、結構その、ハテナの幹部っていうか、の人たちのことを表してたことがあって、
kondoさんはコミュニティの人で、コミュニティ作りの人で、naoyaさんはメディアの人で、s田中さんとか大西さんはツールの人だ、みたいなことを言ってて、
これすごい僕は面白い整理で切り口だなっていうふうに思ったんですよね。でも僕はkondoさんと一緒に働いてたわけではないので、
これを聞いて、ちょっと困るかもしれないんですけど、kondoさん的にどう感じるかみたいなのってあったりされますか。
なるほどって思いました。
なるほどですよ。ちょっと何か回答しづらい質問ですよね。
いや、そうかもって思いましたけど。
でも、それこそ今作られてるリッスンとかを見ても、やっぱすごいコミュニティを意識された作りをやっぱされてるなっていうのはすごくはしばしには感じています。
ということでちょっとリッスンの話に移っていこうと思うんですけど、リッスン、使ってます。
ありがとうございます。
アプリリリースもされたということで、おめでとうございます。
ありがとうございます。にんじんくんが頑張りました。
にんじんくんさんが頑張って作ってたなっていう感じですね。それもちょっと後で伺っていければなというふうに思うんですけど。
なので僕、ポッドキャスト始めたときに、いろんなプラットフォームちゃんと登録しようと思って、リッスンでも簡単に登録できたから。
自前のサイトでやってはいるんですけど、リッスンにも登録してるという感じでやってます。
でも何か2022年ぐらいからやられてるんですかね。何か思ったより結構最近だなって思ったんですけど。
そうですね、2020、はい。23年にリリースかな。まだ2年ちょっとぐらい。
そうか。
3年だっけ?
いや、分かんないです。分かんないです。
多分22年とかに限定公開がされてたんでしたっけ。
あ、そうですか。すみません。
僕も最初からそんな細かく聞かれてるわけじゃないんで。
時間軸が分かるような。
後で調べておきます。
リッスンはどういうサービスでどういうふうに作り始めたのかっていうのをお伺いしていいですか。
最初は文字起こしツールみたいな感じで始まりまして、やっぱり2023年の4月ぐらいに公開してるのかな。
ポッドキャストのRSSを登録すると自動的に無料で全部文字起こししてくれて、
ポッドキャスト登録するだけで文字起こしによってブログみたいな感じでテキストでも読めるページが作れますっていうちょっとツールっぽく始まりました。
ですけど、その年の8月にホスティングを始めて音声ファイルを直接リッスンに登録して、
リッスンからポッドキャストをホスティングしていろんなサイトに配信できるようになって、
そこから結構リッスンでポッドキャストを始める人とか、
講演日記っていうちょっとポッドキャストってよりもうちょっとカジュアルというか、
本当ブログのような日記っぽいことを、なんか今日は何がありましたってスマホ1個で喋るみたいな人とかがどんどん増えてきて、
そういう方同士のコメントのやり取りとか、トラックバック機能をつけたりとか、星がつけられたりとかそういうブログでやってたようなことを一通り実装していく中で、
ユーザー同士のコミュニティみたいなものもだいぶ盛り上がってきて、
今は結構リアルにたまにオフ会のような形で会ってる人たちがいたりとか、そういうコミュニティに育ってきています。
そうですよね。最初は本当にそういうツールっぽい感じだったんですね。
インフラとコスト管理
そうですね。なんかホスティングするとは最初決めてなくて、ただ文字起こしだけだったら別に多分SpotifyもAppleもそのうち全部やれるようになるだろうし、
別にそれだけじゃ全然特徴じゃなくなっていくだろうなって思ったし、やっぱり独自のコミュニティというか、
みたいなものが生まれるにはそこにオリジナルのコンテンツが出てこないと立ち上がらないよなって思って、
ただインフラとかが大変そうなんでどうしようみたいな、そういう悩みというか怖さはありましたけど、
言ってしまえみたいな感じで始めたという感じです。
そうですね。テキストだけだらいいけど、やっぱりそういう結構サイズの大きい音声メディアとか使うと結構心配になってますよね、その辺りは。
でも意を決してやられたっていうところですね。
でもなんか最初は月数百円のレンタルサーバーみたいなんでやってたんで、なんかすごいことになりました途中で。
ディスクを。
確かにすぐに潰しちゃいそうな感じがしますね。
なんかディスクはね意外と大丈夫だったんですよ、容量的には。
それよりもそのCPUとかがもうむちゃくちゃ負荷が高くなってきて、勝手に落とされるんですよね、プロセスをレンタルサーバーの。
なんかぷつぷつ落ちるみたいなのがどんどんどんどん増えていって、ちょっといい加減これはどうにかしなくちゃみたいな。すぐなりましたね、2ヶ月ぐらいで。
レンタルサーバーでやるのが面白いですね。
安いって思って。
でもちょっと戻して、そうですね、声日記とか結構ムーブメントになってるのがリスの特徴っぽくなってて、そういう割とインディーな、なんていうか、なんていうか手作り感のあるちょっとしたものを、それこそ個人の日記的なものが出てきてるのは面白いですよね。
そうですね。
スターが連打できたり、なんか連打のスピードが速くなってるのを喜んだりしてるのを見てて面白いなっていうのを、そのリスニュースとかを聞いてて思いました。
あ、そうですか。
結構そうですよね、なんかこう積極的に、近藤さんも開発、ってかまあ今かなりメインっぽくやられてますよね。
もうはい、最初ほんと2年間ぐらいほぼ一人で作ってたんで、久しぶりにウェブサービスをなんかまるっと作ってるって感じですよ。
いやそうですよね、すごい。いやでもそう、近藤さんやっぱそれができるから強いですよね。
いやでもかなり苦労しましたけどね。久しぶりすぎて、腕がなまりすぎて、最新の技術もよくわかんないしみたいな感じだったんで、AIのおかげです。
そうですよね、その話もされてましたよね。まあなので、なんかそういうのでレンタルサーバーで苦労したみたいなことをおっしゃってましたけど、ちなみになんかその辺りのインフラみたいなものって、今はなんかどういうふうにされてるんですか。
今もかなり独自な感じで、サーバー自分で作ったりとか、結構自前主義というか、もうちょっと大きな話をしたら、資金調達をしてないんですよね、全く。
普通こういうなんかウェブのスタートアップってなったら、まず資金調達して、それでオフィス借りて人雇って、別にインフラもそんななんか自分で作るとかせずにさっさとAmazon借りてっていう感じだと思うんですけど、
まあそれをやっちゃうと結構、その投資家のプレッシャーを受けながら、割と急速な成長を目指さなくちゃいけなくなったりとか、いろいろとその不自由もあると思うし、正直ポッドキャストってもうちょっとゆっくりしか育たないんじゃないかなって思ってて、
その長期戦だと思ってるんで、まあその長期戦を戦うには、一旦そのコストを抑えまくって、別に資金調達しなくても耐えられる体制を取らないとなって思ってて、まあそういうのもあって、まあ相当コストを抑えて多分今インフラもしてると思います。
ポッドキャスト市場の現状
なるほど、そのポッドキャスト確かに結構そういうゆっくりした感じとか、まあ昔の多分ウェブ感みたいなインディー感みたいなのがあるメディアだと思うんですけど、でもなんかそれこそUSとかだとかなりこう主要なメディアに入ってきてるというか、
そのあたり、日本にも結構影響があるように感じるんですけど、なんかそのあたりってどういうふうに捉えられたりされてるんですかね。
まあね、昔からアメリカとかだとポッドキャストすごい大きなビジネスになってたりするみたいなのも聞いてるし、まあすごいなと思いますけど、もっと来るっていうか伸びると思うんですけど、ただなんか根本的なライフスタイルみたいなのもあるかなとは思ってて、まあ車で運転してるときによく聞くみたいなことも言われますけど、
日本だとやっぱり電車通勤する人とか多いから、そうするとどうしても目が開いてるとYouTube見ちゃうとか動画見ちゃうとか、まあそういう方にやっぱり気持ちが行っちゃったりもすると思うし、まあなんかそういうライフスタイルによる箇所分耳時間みたいなの、キャップみたいなのあるのかなって気はしますけどね。
たしかにそうですね。たしかに僕も、まあ散歩したりとか、あと家事したりとか、そういったときに聞くことが多いので、なんかそういうコロナになってから、もともと結構聞いてたけど、まあさらに聞く時間増えたなっていうのは感じますね。
でもなんか最近ポッドキャストっていう言葉がすごい一般化してきたような感じがしてきていて、それこそ、なんかこういう2人でおしゃべりするフォーマットがポッドキャストって言われ始めてますよね。なんかそういう現象ってなんかウォッチされたりしてますか。
いや、そうですよね。そもそも最近のね、統計だとそのポッドキャストクライアントの1位がYouTubeですってなってきてて、だからもはや耳だけ、音だけじゃないもので聞いてる人が一番多い。で、実際そのビデオポッドキャストで、まあ動画もついているポッドキャストが、まあ特に海外とかかなり増えてきているので、
まあYouTubeでなんかあの、座りながら喋ってるやつでしょっていうのがポッドキャストだと思ってる人もかなり多いって聞くので、なんかまあ別に音だけじゃなくなってきてるし、でもそれだからちょっと一般化してきてるっていうのもあるのかなっていう感じますよね。
そうですね。そう、なんかポッドキャスト形式とかポッドキャスト番組とかっていうと、そういう2人で話していることを指すみたいなのが増えてきていて、結構びっくりしますよね。
そうですよね。
なんかそのままちょっと技術の話に戻して、なんか言語とかってバックエンド何で書かれてるんですか。
今はウェブ側はPHPです。ララベルを使ってます。
PHPとララベルの選択
PHPにした理由って、なんかどういったところにあるんですか。
PHPにした理由は、直接はアンノンキヨットの会員サイトを作ったんですよ、一個前に。
それはなんか業務上なんか、コワーキングの会員さんとかが、契約のオプションを選んでポチってやったら月額でストライプで課金してみたいな、ちょっと必要になったんで、ちょっと久しぶりに作ろうと思って。
で、その時に一緒にアンノンキヨットを運営しているエンジョイワークスさんって鎌倉の会社さんに行った時に、ちょっと久しぶりなんで教えてくださいよって言って、エンジニアさんに聞いたらその人たちがララベルを使ってたっていう、そういう理由です。
そういう理由なんですね。普通に得意な技術使うっていうのは普通だと思いますし、ララベルはかなり今有力なフレームワークですもんね。
もともとハテナの時にパールで作ってたんですけど、かなり近いんで、PHPは。なんか、言語の本一回も読まずにできちゃいました。
なんかララベルの本は読んだけど、それを読みながら言語も覚えちゃったっていうか、なんかすぐかけちゃったんで、何も一回も言語の本読んでないんですけど。
そうですね。PHPマニュアルとかも、オンラインマニュアルとかもすごいしっかりしてるから、書きやすい言語ではありますよね。
あと、確かにダラーがあったりとか、アローでプロパティ見るみたいなのもすごいパールと親しみがある感じがしますよね。
ですよね。でもララベルの楽さにはびっくりしましたけどね。なんじゃこりゃっていう。こんなことまでやってもらえるのかっていう。
そうですよね。やっぱりそれこそレールズが出てきて、ララベルとかそういう、かなりいろんなものを自動生成してくれるし、いろんなことをやってくれるみたいなフレームワークが主流になってますよね。
でも結構コストを抑えるみたいな話になってくると、なんていうか、PHP、ちょっと僕わかんないんですけど、PHPとかそういう動的な言語よりかは、もうちょっと静的な言語にしてったほうが、もしかしたらコストが抑えられるかもしれないとか、そういったことは考えたりされないんですか。
早くなるからっていうことですか。
そうですね。早くなるし、たぶんそのCPU使用率とかも抑えられるかもっていう、そういうところです。
できるならそうしたいけど、そんなに取捨選択できるほどのスキルは持ち合わせてないんで。一個リアクトとどっちにするかっていうのは考えたんですよ。
実際にリッスンってメディアプレイヤーを全ページ引き回せなくなってるのは、やっぱりラベルの限界っていうか、シングルページアプリケーション的な作りにもうちょっと本当はできるほうが、サービスの特性としては多分よかったんだと思うんですけど、
リアクトはなんかギャップがありすぎて、だいぶこれは使い物になるまで時間がかかりそうだなと思って諦めたのがあって、速度っていうのはそっちは考えましたけどね。
ただ、ラベルはあれですね、今フランケンPHPっていう、Goで書かれたCADにPHPが組み込まれてるのかなみたいなウェブサーバー使ってるんですけど、それにしたらめちゃくちゃ速くなりましたよ。
それでだいぶ、多分なんかその、どうしてるんですかね、コンパイルしたものを何かメモリ上に載せてるのか、中を見てないから知らないですけど、そういうのはだいぶラベルでも動き出しているんで、多分最近だと思うんですけど、すごいパフォーマンス上がりましたね。
自作サーバーの構築
あ、そうなんですね。確かにちょっと調べてみたら、リッスンで最適化してみたっていう、こんどうさんの声日記が出てきました。
そうですね。フランケンPHPめっちゃ好きです。だからむっちゃ速い。
確かにPHPやっぱりすごく広く使われている言語だから、FacebookとかSlackとかそういったとこでも使われてる言語だから、そういうエコシステム的に速くなりしたいって思ってる人多そうですもんね。
なるほど。じゃあフロントはどうされてるんですか、そのウェブのJavaScriptとかそのあたりは今どういう感じなんですか。
フロントはライブワイヤーっていうラベルのフロント側の実装があるんで、基本そのライブワイヤーを使っていて、JSのライブラリとしてはAlpineっていうのがすごいくっついて使われるんですけど、Alpine JSとライブワイヤーって言ったらわかります。
なるほど、そういう感じなんですね。そういうレールズのホットワイヤーみたいなやつを使ってるっていうことなんですね。
そうですね。
そうかそうか、なるほどね。やっぱ最近のフレームワーク本当フルスタックにそこまでやってくれるんですごいですね。
なるほど、ありがとうございます。ちなみにインフラはじゃあもうそういう普通のクラウドだけど、なんかそういう普通のマシンを並べてやってるみたいな感じでやられてるんですか?
いやいや、全然もうクラウドをできる限り使わず、自分でパソコンというかサーバーを組み立ててるところからやり、それを並べて、そこにOSSのいろんなものを入れて動かす。
めっちゃサーバー作ってますよ。
すごい、すごい。そこからやってるんですね。
そうですね、結構やってますよ。最近ストレージまで手を出したんで、えらいことなりましたけど。
それは、なんかそれをどっかのデータセンターに置いてるって感じなんですか?それともなんかもう。
いろんなとこに。
すごい、そうですね。たぶんそれこそAIがなかったら、ちょっと一人でそこまで切り込んでいくのはできなかったと思うんですけど、
その一個一個ね、やっぱりちゃんとドキュメント読んで、理解しないと動かせないみたいなものが多いし、
だいたいすぐやっても、なんかうまく動かないじゃないですか。なんかハマり込んで、なんで動かないんだろうみたいになりがちだと思うんですけど、やっぱりそういうところが、
AIの力を借りると、割とヒントを乗り換えて、課題をクリアしていくことができるんで、結構果敢に今調整をして、
なんかいろいろ、さっきのフランケンPHP動かすとかもそうですけど、本当そのOSSのいろんなものを使ってますね。
で、結構クラウドの使いやすさは違うと思いますけど、機能的には結構同等なものというか、いろいろできてるかなと思います。
今そうか、自作サーバーでも結構いけるんですね。いや、というのもなんか今もうやる人少ないから、結構やっぱ相性問題だったりとか、やっぱなんかそういうところでかなり苦労しそうだなって思ったんですけど、
なんかそのあたりも結構ドキュメントとかをAIに食わせたりとか、なんかそういったのでトラブルシューティングしたりとかされてるんですか。
自作サーバーって言っても、別にLinuxが動いちゃえば一緒じゃないですか。
というかそもそもめちゃくちゃ早いですよ。結構だいたいRyzenが多いんですけど、AMDの。
Ryzenの9950Xとか最近の32スレッドあるCPUとかって、多分サーバー用のマシンのどれよりもシングルコアのスピード早いと思います。
やっぱ数年遅れでちょっと安定革に振ったやつが出てくると思うんで、コア数は確かにめちゃくちゃ多いけどサーバー用のやつ。
多分単体のコアのスピードは多分最速が民生用というかコンシューマー向けに出てるやつが、しかも1年前に出てくるみたいな感じだと思うんで。
しかも安いじゃないですか。それでしょっちゅう落ちるんだったら困りますけど、別にそういうわけでもなく。
しかもクラウドとかだと一旦仮想化してるんで、そこのオーバーヘッドとかもあると思うんですけど、その辺がベアメタルで直接動かせるってなると、
最速のクラウドのマシンよりも数割は早い感覚があって、それが普通にその辺で10万とかのCPUで動くんで。
なんかまず速度的には圧倒的に有利っていうかコスパはいいですよね。
そうですよね。ちゃんと作れればコスパいいのが作れるのは今も変わらないんだろうなというのは思いますけど、
ちゃんとマザーボードとかそういったものを含めた相性みたいなのがあったりしないのかなと思ったんですけど。
でもそうか、ゲーミングPCとかそういったところのノウハウが結構逆にあるから、その辺を結構転用できるみたいなのもあるんですかね。
そうですね。ゲーミングPC、今自作PCっていうとほぼゲーミングPC、特にコンシューマー向けはそうだと思うんですけど、
そこも割とそんな不安定でしょっちゅう落ちるとかそういう感じではないんで、
ちゃんとその自作PCっていうかゲーミングPCの構成で作っても十分サーバーとしては動くし、
ちょっと信頼性も出したかったらそこにECCメモリに対応したマザーボードつけたりとか、
いろんなもの冗長化していったりみたいなのやって、動かしてはいますけどね。
検索エンジンの最適化
なるほど、いやーめちゃくちゃ面白いなー。
いや、さすがですね。
それでもリッスンやってるっていうのはいいですね。
なんかあの、例えば全文検索とかも今どうでしょう?
エピソード数で言うと50万とか文字起こしすでにしてるんですけど、
しかも一個のエピソードが結構な文字数なんですけど、
割と早く検索動いてると思うんですけど、
あの辺とかも検索エンジン何使うかとかね、
あと意味検索、セマンティックサーチをするためにベクトル化して保存した上で、
ベクトル検索みたいなこともやってるんですけど、
そこの辺とかも結構エンベッダーのモデルとかも日本語のやつだと割と高精度のやつが出てきたりとかしてて、
すげーって思って、そういうのとかもローカルで動いちゃうんで、GPUのマシンで。
で、普通にベクトルを検索してフリーの検索エンジン突っ込んで意味検索ができるとか、
そういうことで組み合わせていくと、
すごいたくさんの人がしゃべった内容から、こういう内容をちょっと探してって自然文で言っただけで、
実際そのエピソードが検索できるっていうのが、
そういう普通のオープンソースのソフトウェアのスタックでできちゃうっていうのは結構夢があるなと思って。
確かに、すごいですね。
文字起こしすごい早いですもんね。
僕単に登録してるだけなのに、ちゃんとパブリッシュしたら、
30分ぐらいで見つけてくれて文字起こしが完了しましたってメールが来るから、すごいなっていう。
あれもゲーム用のGPUですよ。
それが無料でできちゃっていいのかなって思っちゃいますね。
AIの活用法
僕一応、ポッドキャストを公開する前に、その有料の文字起こしツールに音声かけて、
一応それで聞き直してショーノート作ったりとかしてるんですけど、
それちょっと有料なのに、リッスンの文字起こしの精度と別にそんな変わんないから、
リッスン無料でできるのすごいなって思っていました。
でもすごいですね、やっぱりAI使って、そういった何もかも結構AIに相談しながらやってるっていうのは面白いなと思いましたし。
今、このAIが出てきて、自分がやれることがすごく増えてるっていうのが、
個人がやれることがすごく増えてるってすごく、
20年前とかのインターネットの頃に近いものがあるように感じていて、
個人の力でいろんなことができるみたいな可能性の広がりを感じる部分があるよなっていうのを、
僕自身も思ってたんですけど、
こんどうさんがそれをすごく実践されてる感じがしたので、
さすがその時代を生きた、20年前とかそれ以上前を生きた人だなっていうのを今思いました。
いやもう単純に人がいないんでやるしかないっていうだけですよ。
誰にも聞けないし、もうAIに聞きながらやるしかないっていう。
けっこうそうか、でもAIが出てきて、
どういうマインドの変化みたいなのがありました?
どれぐらいからそういうふうに任せてみようとか、
それこそにんじんくんとかも、こんどうさんがすごい活用してるからにんじんくんもやってみようと思い始めたみたいな、
にんじんくんにむしろすごい影響を与えてるみたいなのがあって、
すごいなって思ったんですけど、
そこまでやられてるんだっていうのは今驚いたんですけど、どういうふうにそうなっていったんですか?
基本、僕別にプログラマーじゃないと思ってて、
作りたいサービスがあるから作りたいんだけど、
作ってくれる人いなかったら仕方ないから自分で作るみたいな感じだったと思うんで、順番的には。
チャットGPTに聞いたらコードを書いてくれるなら、使える限り使いたいみたいなところはあるんで、
割とコードを書いてくれるらしいよって聞いた瞬間からその日からやるみたいな感じでやって、
もちろん最初は全然でしたけど、
使えるだけ使うっていう方針というかですね。
今は僕コーデックスをメインに使ってるんですけど、
コーデックスでプルリクを作ると、
GitHubにプルリクが作られて、
プルリクエストが作られると自動的にCIが動いて、
サーバー側にそのコードが反映されて、
そのプレビュー用の環境がどっかで立ち上がって、
そこに勝手にプロキシとかが設定されて、
外部から見れるURLが発行されて、
ディスコードに通知が来るっていうのを自動で作って、
だからコーデックスに指示を出してポチッってボタンを押したら、
1分ぐらい待つとプレビューの環境がどっかで立ち上がるんですよ。
結構な速度で動くやつが。
それでちょいちょいって見て、これ良さそうって言ったらマージボタン押したら終わりみたいな開発の仕方してます。
だからそれを同時に2,3個走らせて、確認何回かやって修正をして、
OKならマージするみたいなのが多いですね。
すごい、それを自前のスタックでやられてるのがすごいですね。
GitHub Actionsとかは使われてるんですよね?
それぐらいはGitHub Actionsっていうのかな。
ドローンCIっていうのを使ってるんですけど、
それのサーバーを立てて、ワーカーを動かしてみたいな。どうなってるのかな。
それを自前のサーバーで確認できるURLを作って見れるようにしてるっていう感じなんですね。
だからコード書くの減ってきたんで、ハードウェアとかインフラの方に結構行ってるのかもしれないです。
そっちばっかりはAIがやってはくれないじゃないですか、ネジ締めたりとかはしてくれないんで、
ハードディスクくっつけたりとか、そういうのやりながらちょっとソフトウェア部分結構、
AIと一緒に作ってみたいなバランスを取ってるのかもしれないですけど。
開発の効率化
なるほどな、面白い。すごい。
まあでもそうか、だから結構そういうクラウドとかに頼るみたいなの、
ムーブメントがここ10年ぐらいはあったけど、逆にAIに頼れば、
結構そういういろんなOSSを組み合わせて頑張る余地みたいなのは、また出てくるかもっていうか、
よりまた加速するかもっていうのがあるかもって感じですかね。
どうでしょうね、世の中の流れに逆行してるような気もしますけど。
でもAIって面白いのは、結構物理的な原理みたいなことも聞けるじゃないですか。
例えばサーバーを並べたときに、効率的に冷やしたいんだけど、どういうエアフロー作ったらいいでしょうとか、
どれぐらいの電気容量確保してどういうふうにやればいいでしょうとか、
そういうソフトウェアの作り方みたいなんじゃない、
もうちょっとハードヨリのこととか物理レイヤーのこととかも割とちゃんと教えてくれるから、
そういうのも面白いですよね。
じゃあめっちゃ理想のエアフローな部屋を作ってみようとか、
そういうことか、一番効率的な冷却方法って何なんだとか、
そういうことも一緒に議論してやっていけるから、結構面白い気がしますけどね。
面白いですね、それは。
めっちゃものづくりしてるって感じですね。
そうですね。
ということで、アプリもついに出たっていうことで、早速インストールしました。
ありがとうございます。
これはフラッターを使ってるんですよね。
そうですね、アプリは。
このあたりはにんじんくんがかなり取り組まれたっていう感じだと思うんですけど、
でもなんかにんじんくん多分結構夏までには出したいみたいなことをかなり意欲的におっしゃってたにもかかわらず、
ギリ夏か秋口かぐらいのリリースだったので、改めてソフトウェアの見積もりの難しさっていうのを感じましたね。
感じたんですけど、実際どうでしたか。
これはにんじんくんが言ってたことなんですけど、AIのせいで気が大きくなりすぎましたって言ってて、
AIが何でも作ってくれるから気持ちが大きくなって、万能感が出てしまって、仕様をどんどん増やした結果、
結局最後に完成度を上げるところは人間が割とやらなきゃいけないんで、思ってる時間がかかったっていうような話をしてましたね。
確かにリスニュースでもその話をされてましたね。
あれすごい面白いなって思いました。
ちょっと調子乗りすぎだと思うけど、にんじんくん。
コンドさんって言って、バイブコーディングっていうのが流行ってるんですよ、知ってますか?とか言って、バイブですよ、これからはみたいな感じで言って。
本当に出てきた行動、そのままコミットしてくることとかがあって、見てる?みたいな、ちゃんと見た?みたいな話とかね。
でもそれでコンドさんも今コーデックスとか使って、もともとはチャットGPTからに出てきたのを貼り付けるみたいなのだったのが、
もうそういうエージェントに作らせるみたいなモードになってきてるわけですよね。
そうですね。
いや、アプリ期待しております。
僕、4年ぶりにiPhoneを買い替えて、iPhone Airを買って、今日ちょうど届いたんで、それでも使ってみようと思います。
いいですね、薄いやつ。
薄いやつ、そうですね。
ポッドキャストの現状
ちょっと割と初期モデルなんで、Appleの初期モデル、ちょっと心配なんですけど、ちょっとチャレンジしてみることにしました。
なんかポッドキャスト、僕オーバーキャストってやつを使ってるんですよ。ご存知ですか?
うん、知ってます。
たぶんリビルドを聞いてるリスナーはこれを使ってる人が多いのがあるんですけど、
これ結構便利で、やっぱりオープンなポッドキャストクライアントだから、いいなっていうふうに思ってるんですけど、
僕、ポッドキャストを始めてびっくりしたのは、それこそさっき近藤さんがおっしゃってたみたいに、
YouTubeで聞いてる人がすごい多いとか、あとSpotifyもすごい多いっていうのに、すごくちょっとびっくりしたんですよね。
なんかそういう、結構プラットフォーマーのアプリみたいなものをみんな使っていて、
横断的な、いろんなプラットフォームの、いろんなサイトの情報を取ってきてくれるクライアントをみんな、やっぱあんま使ってないんだなっていうのをちょっと感じたりしました。
RSSフィードを自分で登録できる人はかなり一部だと思いますけどね。
そうですね。
そうなんですよね。そういう現実問題があり。
リッスンはちゃんと、でもSpotifyとかもできるんですけど、自分で配信してるRSSをプラットフォームに登録することができて良いなっていうふうに思ってるんですけど、
でもリッスン自体は多分汎用ポッドキャストアプリにするみたいなことは多分ないんですよね。
でもリッスンって、アプリよりむしろブラウザーが先行してますけど、RSSを自分で登録してフォローすることはできるんですよ。
それって多分他の汎用、他のプラットフォームではできないと思うんで、ちょっとそういうRSSリーダー的な側面はあって、
あとそうですね、ポッドキャストを作ったら無条件にフィードが逆に測れるとか、結構オープンなことは施行してると思いますけどね。
ただ汎用アプリ、純粋なリスナーというかプレイヤーアプリとしてというよりは、配信とかも含めた感じになってるかなと思いますね、アプリの方は。
そうですよね、ちゃんとリッスンで番組配信すると、RSSがデフォルトで測れるようになってるっていうのはいいですよね。
Spotifyだと逆で、デフォルトでは測れないけど測れる設定にできるみたいな感じなんで。
そこはブログ民なんで、そりゃそうでしょっていう感覚なんですけど。
そうですよね、ほんとそりゃそうですよでしょって感じですよね。
自分プレイリストみたいなものに、RSSを食べさせることが登録できる。
ポッドキャストアプリの機能
自分のタイムラインにそれを流せるんで、今回のアプリでそれを聞けるようになるし、もうすぐダウンロード機能を付けようとしてるんで、そういう意味では割と汎用アプリに近いような動きもできるようになると思います。
完全に汎用アプリですね。ほんとだ、できますね。
ちゃんと自分のプレイリストのプラスボタンを押すと、RSSを登録することもできるのか。
じゃあ完璧ですね。
それだけで汎用認定ですか。
でもちょっとね、それで若干、今日ちょうど変更したんですけど、やっぱりそのポッドキャスターが認証してないのに、知らないうちにこうページができてて、全エピソードが公開されてるのどうなのみたいなのがあったんで、
今日変更で最新の5件しか表示されなくて、フォローしたら見えるみたいなのに変えました。
そうですよね、そうですよね。それがあるから結構難しそうだなっていうふうに思ってました。
なんか自分だけ見れるとか、登録したやつだけ見れるとかだったらいいのかなって思ったんですけど、確かにそうですよね、そういう。
でもなんか最近ポッドキャストまとめサイトみたいなのもちょいちょいあるから、なんかそういうのって結構もうかなり勝手にじゃないけど、いろんなところで表示してくれてるみたいなのもあるから。
そんなに抵抗感もなく受け入れられるのかなっていうか。
さすがに勝手に文字起こしとかしてないですし、フォローして聞いてる分にはと思ってるんですけど。
そうですね、それはいいなって思います。
そうですね、ダウンロード機能があればあとは。
あと、欲を言うならやっぱりオーバーキャストってスマートスピードっていう機能があって、1.5倍速とかで聞くことが僕多いんですけど、適切に割と早めにしてくれたり遅めにしてくれたりとか、そういうスマートな速度調整をしてくれる機能があるんですよね。
それが結構便利で。
あれすごいですよね。
あれすごいですね。だいぶ昔からあるし。
これって公開されてるんですか?ソースが、オーバーキャストが。
どうなんだろう。公開はされてないんじゃないかな。
それがあったらね、そもそもそれを参考にしたらっていう。
でも、そっか。よかった。今ちゃんとRSSを直に登録できるということを知れてよかったです。
ちょっと引き続きやってみようと思います。
スマートスピードもちょっと頭の隅に入れておきます。難しそうやけど。
リッスンの新サービス
そうですね、難しそうですし。それこそ、そうですよね。今は聞くことに特化するような機能をしてるって言ってますけど、声日記とかもやっぱり需要があるでしょうから。
そうですね。
録音したりとかもありますよね、きっと。
なるほど。ちょっと引き続き利用させていただければなと思っております。
ぜひぜひ。
ポッドキャストホストとしても。
あと、アンノン京都ちょっと行ってみたいなと思っているので、京都に行く機会があれば泊まりたいなと思っています。
お待ちしてます。
京都、毎年行ってたつもりだったんですけど、ここ2年ぐらい行ってなくて、次行くときは泊まって。
あと、それこそ本書いたりとか今してるので、そういう作業とかもできるといいのかなって思ったりしております。
ポッドキャスト撮りましょう。
そうですね。
リッスンスタジオで。
リッスンスタジオで。いいですね。それはご招きいただければぜひという感じです。
じゃあ、そうですね。だいぶちゃんと話したいことは紹介できたので、以上って感じですが、
近藤さんのほうで話したいこととか、宣伝されたいこととかありますか。
大丈夫です。
大丈夫ですかね。
でも、ちょっともうすぐポッドキャスト系の新サービスというか、リッスンの姉妹サービスみたいなのが出ますんで、
タイミング的にはそっちが先に出てるかもしれないですけど。
すごい。
よかったら見てください。
楽しみですね。すごいここで楽しみにしてます。
はい。
じゃあ、そんな感じですかね。
ということで、趣味でOSSをやっている者だ、J.近藤さんを迎えていろいろお話しました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
43:15

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