LISTEN iOSアプリのリリース
こんにちは、ninjinkunです。
昨日、LISTENのiOSアプリがついにリリースされて、ほっとしております。
すでに今日公開されたLISTENニュースの方で、どういうところが苦労したとか、そういう話を語っていますので、もしよかったら聞いてみてください。
あとは使ってみた感想とか、ディスコとか、皆さんの声日記でしゃべっていただけると嬉しいです。
このアプリを使って、これすごいっていう体験ができるというわけではなく、LISTENのアプリだねっていう感じになると思うんですよ。
そういうところを狙って作っているので、そんなに驚きはないかなと思うんですけど、
今後のアップデートで、アプリらしたというのをもうちょっと出していければいいかなと思っております。
LISTENニュースでも話しているんですけど、ここ数週間は本堂の傍らで、このiOSアプリのApp Store対応をひたすらやっていまして、
これはそんなにずっと忙しいというものではなくて、Appleにレビューを依頼して、数日すると戻ってくると、
なんか対応しなくちゃいけないという、そういうやり取りの連続ですので、
対応が大変なものもあるんですけど、単純にちょっと変えて試してみてはまたダメみたいなね、そういうこともあったりして、
なかなか時間が取られる作業ではありましたね。
ただ、昔、私がiOSアプリ開発を始めた2009年、10年くらいと比べるとはるかに改善されていて、
まず当時はレビューに関する情報が全然なくて、レビューはおろか、iOSアプリ開発、当時はまだiPhone、OSだったんですけど、
開発に関する情報自体が全然インターネットに出回っていない時代で、
というのもAppleが結構NDAに厳しい会社で、
昔からのAppleデベロッパーはオンラインに、例えばベータ版の情報とか、
あとはApp Storeレビューに関する情報とかを書いてはいけないというふうに言われていたと。
私も別の会社の年上の人からそう言われていたりしたし、業界的にもそういう雰囲気だったんですけど、
途中から方針転換したのかな?どこからかオンラインにいろいろ情報が出回るようになりましたね。
なのでまず開発が大変だし、レビューに出してみても、よくわからない理由で落とされると。
そのレビューはとりあえずこのガイドラインに提出していますみたいなことを書いてくるんですけど、
このガイドラインが読み解きづらくて、これってどういう意味なの?というのを当時まだ不慣れな英語を読み解いて、
社内のいろいろな人に聞いて、多分こういう意味じゃないかな?というみんなで解釈を考えるという、
そういう作業を毎回やっていました。
それから比べてみると、今はまずLALMに聞けるというのがすごいデカいですね。
ChatGPTなりクロートなりに、このAppから返ってきた返信をぶち込むと、
こういうことを言われています。こう返信したらいいですというのを一発で出してくれて、
しかも返信文も前は英語を自分で書いていたわけですけど、
今ではもうAIが書いてくれるという、本当に楽になったなという、
それもやっぱりレビューに関する知見がインターネット上に既に溜まっているというのも多分前提としてはあって、
それもあってLALMがそういうことを最初から知っているというのはあるんですけど、
比較的に楽になったなと思いますね。
あとはAppleのレビューの方も、昔は本当に1週間以上かかっていたんですけど、
今は本当に数日で返ってくる、多分そういう体制を構築したんでしょうね。
この辺りが、私が最後にアプリ開発をしたのが2017、18ぐらいだったんで、
その時でもうだいぶ改善されていましたけど、
今はもっと早くなっている気がして、だいぶ良くなったなというのはありますね。
App Storeレビューの愚痴みたいなことを喋っていますけど、
一方でApp Storeのレビューというものがあるおかげで、
iOSアプリというのは結構昔からちゃんとした品質のアプリが揃っているという状態が保たれていたのも事実だと思っていて、
Appleの品質に勝てる、このApp Storeというものを変なアプリで生み出そうという、
こういう開発のスタンスというのは一つある種の世界観だなと思いますね。
という感じで、ようやくリスナーアプリを出せてほっとしましたという話です。
App Storeレビューの変化
ぜひ皆さん試してみてください。
ありがとうございました。
