正直、万博でできたのは、全体の構想の2割ぐらい。
脈々から派生した、自然発生的に名前が生まれてきたような、こみゃくという。
それはもう一般の方が…
一般の方が呼び始めて、こんなに広がるなんてその時は思ってなくて、いいインターネットが帰ってきたっていう。
未来社会の実験場というのが万博だったとすると、それがスタートだよなっていう。これで終わりじゃないよねっていう。
やっぱり仮説があって試してみるっていうことか。
そうそう。その熱量とか文化とか人のつながりとか、そういうものを残していく装置が必要だなって。
それ、祭りじゃねっていう。
発明前夜 by Konel
発明前夜始まります。
この番組では、デザインやビジネスの最前線にいらっしゃる専門家と、イノベーションの夜明けをテーマに、歴史と未来について語り合っていく番組です。
MCは、Konelの出村光代です。
本日のゲストは、株式会社ビジョンズ代表の菱地光太さんです。菱地さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
菱地さんですけれども、大阪関西万博のデザインシステムを手掛けられたクリエイティブディレクターであり、
そして薬脈から派生した小脈の産みの親、別名小脈パパなんて言われてたりもしますけれども、ご存知の方も多いかと思います。
菱地さん、発明前夜ようこそ改めてよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
万博の時も何度かお会いしてまして、あなたたちも死ぬほど忙しかっただろうなと思うんですけど、
今ちょっと楽になっているのかなと思ったら、逆に忙しそうにしてますね。
なんかそうなんですよね、なんかあれ、昨年万博終わったんじゃないかなっていうことを思ってたんですけど、万博続いてるんじゃないかっていうぐらい、むしろなんか今年の方がすごいバタバタしてますね。
さっきもあのうちの事務所に来ていただきながら、入港ボタンを押してるみたいな状況もあったりするんで、むちゃくちゃデザイナー業務も多分やられてるんだろうなっていう想像があった。
そうですね、だから僕クリエイティブディレクターに名乗ってるんですけど、基本やっぱりベースはデザインをやってるので、
特にね、ある程度一重とか、乗ってきたらもちろんチームでやるんですけど、ゼロ一を作るときはやっぱりどうしても自分で手を動かさないと見えてこないっていうのがあって、自分で結構まだ手を動かしますね。
わかりますし、それが楽しいし良さが出るところでもありますからね。
ありがとうございます。このタイミング今日お呼びをしたのが、実は大阪関西万博って昨年の10月13日まで開催をされていたということで、ちょうど1年ぐらい経つと、そろそろ1周年だねっていうようなタイミング。
閉幕1周年ですね。
閉幕して1周年ということです。いわゆるデザインシステム、結構デザイン業界にいる人以外でももしかしたら見たことある方あると思うんですけど、赤と青とグレーの大きいマップみたいなものが、
デザインシステム、どこを切り取ってもいい具合に見えるというようなことで、それも知財図鑑に登録されている一つの知財であったりするんですけど、そこで生まれた小脈であったり、このデザインシステムを単発の思い出で終わらせる、その時のハイライトっていうことではなくて、
今も様々な取り組みとして発展させていらっしゃるっていうところが見て理解しているところがありまして、
この状況を1年のタイミングでじっくり伺いながら、万博終わったと思ったら続いてるんじゃないか説も先ほどありましたが、今後どういうふうに発展していくかなっていうところを、
まずはこの歴史のパート、そして後半で未来のパートということでお話を伺っていこうかなと思います。
よろしくお願いします。
発明前夜
まさに発明前夜としてのお話をずばり聞いていきたいなと思っていて、
ご存知の方も多いと思いますが、脈々から発生した、自然発生的に名前が生まれてきたような小脈という、
ちっちゃい脈々みたいな、
ちっちゃい脈々みたいな。
そういったものが世間ではすごく、SNSも含めてみんなから可愛がられていたような記憶があるんですけど、
小脈ってどういうところから生まれたんだろうみたいなのを、ちゃんともう一回振り返りたいなと思っていて、
要はその前夜って何がフツフツとしてたんだろうみたいなこととかも含めて、ちょっと記憶をたどりたいなと思うんですよね。
そうですね、具体的に出てきたのは、実は万博の開幕1年ぐらい前かな、
今までデザインシステムの中でIDって呼んでいた、めくめくの1個切り出したみたいな目玉のみがあって、1個だけのもの。
つまりそのシステムの中のアイデンティティというか、コアになるようなところ。
そうですね、僕らは子の命って呼んでいたんですけど、細胞が一応モチーフになっているので、細胞のセルですね。
セルをモチーフにした1個の目玉みたいなものが、小脈たちって呼ばれ始めたっていう。
それはもう一般の方が。
一般の方が呼び始めて、僕とのやり取りの中で生まれたっていうのが正しいんですけど、
なんかこの子たち、IDって名前だとちょっとこう、愛着が湧きづらいから、
なんか相性みたいなのもあっても面白いよね、みたいなことをちらっと言ったんですよね。
僕がSNSで言ったんです。
まさかこんなに広がるなんてその時は思ってなくて、
なんかちらっと言ったら、意外と何かそれが響いたのか、結構いろんな方が大喜利みたいに、あんなアイディア、こんなアイディアみたいな形で。
で、その中に1つ小脈たちっていう名前がカタカナだったんですけど、その当時は。
で、小脈って何かいいなと思って。
他にもあったんですか。
他にもありましたね。
覚えてるのあります?
いやー、他もちょっと上書きされて、今ね、調べれば残ってると思います。
残ってると思うんで、ちょっとあれなんですけど。
なんかね、僕がもともと実はそういう展開を提案したときに、思って提案したところもあって、
実際にその時はもう1年前だね、4年とか3年前にデザインシステム作ったときに、
なんかそういうような形でいろんな人たちがカスタマイズして、
変な話ベアブリックじゃないですけど、
どんどんどんどん展開されていくようなプラットフォームとしてIDを据えたらどうだみたいな、
なんかそういうイメージがあったはあったんですよね。
で、その流れで、なんかこの1個のやつって実は結構可愛いなと思ってたんですよね。
なんかね、まあ結構ロゴンの時も賛否両論正直あって。
ありましたね。
いろいろ好きな人は好きだけど、苦手な人は苦手っていう。
賛否含めてインパクトありましたよね。
インパクトあった、すごくインパクトあって。
で、僕は好きだったんですけど、
なんかもうちょっと入りやすい可愛らしいものが、
その周辺にあったらどうかなって思ったところで言うと、
例えばジブリとかって、結構インパクトあるもののけ姫とか千と千尋とか、
なんかそういうものもあるけど、その周辺に、
例えばこだまとか、マックロクロスケとか、結構愛らしいキャラがいるじゃないですか。
なるほど。
なんか世界観としてインパクトある一体が全体でわーって増殖して、
数がたくさんいろんなとこにあるよりも、
なんかその周辺にいろんな生き物たちがいた方が、
なんかその世界観が作れるんじゃないかなっていうか、
可愛らしいさとインパクトとその全体のバランスがよくなるんじゃないかなって。
面白い。だからキャラクターだとやっぱり、
そいつって感じだけど。
そうそうそいつってそれだけっていう感じ。
その周辺にあることで、空間とか世界観みたいなものができてくるってことですよね。
そうですね。なので、当時からコンセプトとしては、
命がテーマだったので今回。
日本人的とか日本的美意識の中で言うと、
様々なところに神がいるとか命があるとか、
石ころとか葉っぱ一枚にも命があるみたいな形で、
ヤオイロズの命って呼んでたんですけど、
ヤオイロズの命たちがこのIDをモチーフにして、
いろんな形で展開されていったら、
それはかなり拡張性がある全体の世界観になるなと思って。
なるほど。アニミズム的な考え方が。
まさにまさにアニミズム的な考え方で。
とっても日本らしいところもありますよね。
そうですね。日本で行われる万博なのにね、やっぱり。
なんかそのSNSのやりとりって、Xでした?
Xでした。
なんか興味Xで、そんな牧歌的ないいやりとりしてるの、
なんかもう珍しいというか懐かしいですよね。
そうなんですよね。
だいたい誰か喧嘩してるっていうプラットフォームじゃないですか。
喧嘩プラットフォーム。
喧嘩プラットフォームで、
そこにちょっと中毒を食らっちゃってる私とかが見てるみたいな。
ああそうね。
そういうような時間がやっぱり多い中で、
なんか相性があったらいいんだけどなーみたいなところから
コミュニックが生まれてるって、捨てたもんじゃないですね。
Xね、まだ。
そうなんですよね。
だからその時結構ね、1年そういうことを思っていて、
それが実際みんなが名前をつけてくれた。
もともと構想とか世界観にはあったんだけど、
そこに名前がつくことによって命を宿されたというか。
そのやりとりを見ていた人たちが、
まさに今おっしゃっていただいたみたいに、
いいインターネットが帰ってきたっていう。
そういう空気が結構ね、ポジティブな空気が徐々に醸成されたっていうのは、
ちょうど1年前ぐらいから徐々に出てきましたね。
ちょっとそれは羨ましいっていうか、
逆中に痛かったなっていう感じというか、
なんか無くないですか、そのお帰りインターネット感というか。
なんかこれこれみたいな。
懐かしいなみたいな。
Web 2.0的なみたいな。
マジの競争みたいな。
みんなで作る意味での。
いいですね。
なんかそういう意味ででも、コミュニックってある意味なんだろう、
だからストリートで生まれた相性みたいなものってことですよね、きっと。
そうなんですよね。
まさにだから国家的イベントで公式として、
僕もある種のプロとしてそっち側に関わって、
国家側とある種ストリートとの掛け算で、
市民と国家の掛け算みたいな形で、
一緒に競争していくみたいな。
なんかそれが公式と非公式とか、国家と市民とか、
そういう淡いが生まれて、
それ自体を今やってる社団法人コモンズっていうのは、
その淡いのことを共有地って呼んでたりもするんですけど。
なるほど。
ちょっと知財図鑑的な意味で言うと、
知財なので、コミュニックというストリートネームが、
言ってみれば、
例えば権利処理とかされてない機関って結構あったんじゃないかなと思っていて、
みんなが勝手に呼んでるっていう状態ですよね。
そこから例えば、
コミュニックのマスコットキーホルダーみたいなのを作る方もいたと思いますし、
いわゆる二次創作みたいなものが、
すごく豊かに広がっていったという印象があって、
あの時何が起こってたというか、
誰も例えばそれで逮捕されたりとかも、
もちろんするわけでもなく、
なんか楽しい感じだったじゃないですか。
あれなんかどういう位置づけの現象だったんですか。
あれはね、一言で言うと多分、
許されていたというか、
誰か注目していたのかわからないけれども、
何か許容されていたというか、
言い方によってはグレーであったという、
白と黒がはっきりしなかった状態。
淡いのところですね。
淡いのところだったんじゃないかなと思いますね。
だからあれを例えばすぐ、
いやそんな名前は公式ではないとか、
何か二次創作を書くのは、
まだその時二次創作ガイドラインというのができてなかったんですよ。
今はあるんですけど、
脈々はあったんですけど、
コミャクと呼ばれるものがまさかそういう風に使われるなんて、
誰も想像してなかったから、
その上のガイドラインと、
あとコミャクという名前も、
商標登録もちろんされてなかったという状態だったので、
ある種の愛称、
みんなが愛していくぐらいの、
公式からドンって出すというよりは、
本当に市民の人たちから、
徐々に徐々にっていう、
ある種のグレー感だけど、
別に公式も止めなかった。
僕はあの時間結構好きでした。
ありがとうございます。
今回そういうのがあったんですよね。
辻さんのマップとか、
ああいう非公式で作られたマップを、
公式が許容するみたいな状態っていうのは結構ありましたね。
すごい豊かだなと思ってますね。
一方で、
たぶん引き辻さんとワンパク中だったかな、
お話しした時に、
もうその時はかなりコミャクのムードが、
すごく出来上がっていたっていうところがあるので、
言ってみればこれを、
もっとちゃんと使っていきたい人にとっては、
ルールがないと使いにくい状態でもある、
みたいなことだったかなと思っていて、
そのあたりの調整というか、
調節に引き辻さんも結構尽力されていた印象があって、
そのあたりはどうだったんですか。
はっきり言うと想像以上に広がっていったっていうのが、
結構リアルなところで、
別に何か数人とか数十人レベルで、
かわいいかわいいって言ってたら、
特に何の問題もないんですけど、
やっぱり現象としてかなり、
二次創作が出れば、
本当に万バズするものがいっぱい出てくるみたいな、
結構そういうレベル感のムーブメントになっていって、
みんながやっぱりこの波に、
ビッグウェーブに乗るみたいな、
どんどんどんどんその渦が大きくなっていって、
万博自体もやっぱり後半につれて、
すごく盛り上がっていったじゃないですか。
やっぱりそういうのもあって、
これこのままだとちょっと危険な状態に、
入っていくんじゃないかっていうのを、
僕もなんとなくは思ってたんですけど、
やっぱり周りの方たちが結構言ってくれて、
いろんな流れで弁護士さんとかと知り合ったりとか、
これなんかしっかりしとかないと、
あとあと例えば悪意ある人が、
コミャクっていう名前を商標で取っちゃう、
っていった時に、
みんなが呼べなくなる可能性があるっていう。
誰か商標取ったって知らなくて、
使ってた人が訴えられちゃったりとか、
そういうことが起きちゃうレベルってことですね。
これを教会さんにもそういう現象があるっていうのは、
何かお伝えしつつ、結構ご相談しながら、
正直そこは僕の仕事じゃないんですけど、本来は。
もう納品はしてるので、
ただやっぱりもうね、
さっきの紹介のときにパパとかって書いてあるから。
そうだから、ビジネス上の役割っていうより、
パパ仕事って感じがありますよね、そこは。
そうなんですよね。
パパ仕事を娘を守るために、
パパが立ち上がらないとっていうか、
ある種、制度的にはやっぱり、
もちろんルールとして教会が管理していただいてるんですけど、
文化っていう意味ではやっぱり中心にいたっていうのは確かにあったので、
制度と文化っていうところは一見一緒になりがちなんだけど、
実は今回は分かれていて、
そこの文化の中心になっていたっていう責任もやっぱり感じたので、
責任を自分が見過ごすわけにはいかないっていう。
めっちゃ伝わってくるのが、
たぶんひきさんそれをやったことによって、
別にチャリンチャリンしてる感じもないじゃないですか。
だけど本当に可愛いんだろうなっていうところからの動きだなっていうのは。
ひきさん そうですね。
実際本当に、もちろん可愛いという可愛いはあるんですけど、
自分が作ったものなんで、
どっちかというと責任の方が結構後半はありましたね。
確かにそれで知らない人が知らない人を傷つけてしまったりみたいなことって、
ちょっと悲しいですもんね。
ひきさん そうなんですよ。
僕が作った人間としてやっぱり、
それがどう育っていくかも、
デザイナーの責任になってくるんじゃないかなっていう意識もちょっとあって、
これからですね。
作って終わりじゃないっていう。
そういう時代にこれから入ってくるっていうことはなんとなく思ってたので、
そこをじゃあどう育てていくか。
そこにも作り手の責任があるなと思った。
ありがとうございます。
結構前夜の話扱ったんで、
現在地の方にシフトしていこうかなと思うんですけれども、
ビジョンズはひきさんのデザインワークの軸足ということで、
株式会社だと思うんですけど、
先ほどおっしゃっていただいた一般社団法人コモンズというのは、
今どういう活動をされてらっしゃるんですか。
そうですね。
さっきチラッとお話ししたんですけど、
僕が今回の万博で感じたのが、
いろんな人たちが参加して一緒に作っていくことによって、
熱量だったり社会変革っていうのが起きてきたなっていう意識があって、
僕らクリエイターとかデザイナーとかって同じ業種でどうしても固まりがちっていうか、
その中で作っていくっていうことが多いんですけど、
これからのものづくりって同じ業界からどう違う業界だったり、
違う属性の人とどう掛け算して新しいものを生み出していくかっていうのが、
これからのものづくりだったりイノベーションのすごく大事なところだなと思ってて、
それでいうと今回のコミュニック現象も含めて、
万博全体がいろんな属性の人たちとどういうふうに掛け算的にものを作っていくかっていうのが、
万博全体であったなと。
それは僕ら公式側の人間もある種非公式の市民の人たちも、
一緒になって作っていったっていうのもあったっていう、
この国家と市民、ある種の制度と文化だったりとか、
そういう淡いの部分がこれからすごく重要になるんじゃないかっていうので、
Commonsっていうそういうものを作っていくためのプラットフォームとして作ったっていう、
デザイナー、建築家、研究者、行政、市民、いろんな方たちが掛け算されて作っていく。
そういう場所を作った流れの中で、万博がやっぱり一つのきっかけにはなったので、
その万博の後の社会実装、いわゆる社会実験、
未来社会の実験場というのが万博だったとすると、
それがスタートだよなっていう、これで終わりじゃないよねっていう。
社会実験ってやっぱり仮説があって試してみるっていうことだから、
その検証だったり、そこから出た結果をバトンとして次何するか、
そういうことかもしれないですよね。
そうなんですよ。だから社会実験、未来社会の実験場をやったんだとしたら、
確かにそこでの学びは僕自身もすごくあったので、
これを学んだ人たち結構いたんじゃないかっていう。
実体験として、感覚として持っていた人たちが、
じゃあそこから社会実装をやっぱりどんどんしていかないと、
実験して終わりじゃ意味がない。
じゃあそれの場所を作ろうっていうので、
コモンズを立ち上げたっていうのが原因ですね。
今一番厚く取り組んでいるのは何ですか、コモンズの中で。
それがですね、大きく二つあって、
一つが万博の書籍、具体的に言うと万博じゃなくて、
万博に関わった人の、その人の物語をアーカイブして、
未来へつなげていくっていうプロジェクト。
これはコモンズバージョン1.0って呼んでるんですけど、
書籍になります。本を作っている。
この本を作るっていうのと、
あと万博、もう間もなくなんですけど、
万博閉幕1周年、具体的に言うと10月12日と、
その前の10月10日、11日、12日、この3日間に、
大阪で祭りをやるんですよ。
世界縁日って僕ら呼んでるんですけど、
コモンズ2026世界縁日、エキスポ2025じゃなくて、
コモンズ2026世界縁日っていう、
世界と世界が作るお祭りみたいな感じで、
それは万博だけじゃなくて、万博をきっかけに生まれた、
さまざまな文化だったりとか、
創造性だったり、いろんな知見、ナレッジみたいなことっていうのを、
これで終わらせると、たぶんそのままなくなっていく。
熱量も含めてなくなっていくっていった時に、
その熱量とか文化とか人のつながりとか、
そういうものを残していく装置が必要だなと思うんで、
それ祭りじゃねっていう、
藤本聡介さんと飲みながら話してたら、
祭りやりたいねみたいな。
めっちゃいいですね。
コモンズもちょっとうちのメンバーも関わったりとかしてるっていうところもあって、
すごい注目してるんですけども、
先ほどのコモンズバージョン1の書籍が出るということで、
クラウドファンディングもやられてたと思うんですけども、
今完了されてて、最終どのくらいいきました?
結構支援が集まってたんですか?
最終が5700万くらい。
すごいっすね。
熱狂してる人がちゃんと存在してるっていうことの表れでもあるなと思うので、
それを引き継いでいかなきゃいけないっていう使命感はむちゃくちゃ伝わってきますし、
本はちなみにできたら変えたりもするんですか?
それもちょっといろいろ検討して、
今はまずクラウドファンディングで支援してくれた方にちゃんと届けるっていうところをまず目指していて、
次のステップで一般流通も一部できたら嬉しいなと思ってるんですけど、
もし興味ある出版社とかいたらご連絡ください。
世界縁日めちゃくちゃ楽しみで、その中でもいろんなコーナーがあるみたいですけど、
ハローワールドっていうのが、
まだ多分この収録してるタイミングだと全然外出てないと思うんですけど、
おそらく公開されてる時にはホヤホヤだと思うんで、
なんかチラ見させてもらいたいなと。
チラ見せ?まじっすか。まあいいでしょう。
見せてもらっていいですか?
ちょっとネクストのプロジェクトとして、
今こういう風に作ってるんですよ。
めっちゃかわいい。
今回の展覧会初出しなんですけど、
要は、めっちゃいるんですよ。
いろんな生き物たちが。
生きてるなあ。
これ何か数百パターン作ったのかな。
すごい。これめっちゃ楽しくて大変なやつじゃないですか。
めっちゃ楽しくて大変なんですけど、
これ何かというと、
結構今回の万博をきっかけにいろんな二次創作のカルチとか、
みんなで作っていくような、
そういうものの可能性、
新しいものづくりの可能性っていうのをすごい僕も感じてて、
これを万博っていう枠じゃなくて、
その先の未来にどうつなげていって、
新しい可能性を新しいプロジェクトとして始められないかなっていうのが、
Commonsでもちょっと議論はしてたんですよね。
やっぱり万博ってどうしても国会イベントだから、
こういうある種のオープンデザインとか、
二次創作とか、
これだとやっぱりこう全部が、
すごい自由に進むっていうわけではない。
なかなか難しい、制度的な問題で難しかったことっていうのも、
正直なところあったんですよね。
結局そういう可能性が見えたんだけど、
その可能性をここで閉じて終わらせるっていうよりは、
その先の未来にどう新しい可能性をつなげていくかって言ったときに、
万博1周年っていうところもあって、
世界縁日っていうところもあって、
じゃああの時に、あれもやりたかった、これもやりたかった、
いっぱいやりたかったがまだ僕の中には残っているんですよね。
正直万博でできたのは全体の構想の2割ぐらい。
その分ずっとバネが縮こまって、
ずっとありましたね。
この数で返すっていう。
そうそう、この数で返す。
要は本当は、これぐらい多様な新しいデザイン、キャラクター、
そういうものがどんどん総発していくような、
もっと多様な可能性を秘めたプロジェクト。
なり得るものだとは思ってたんですよね。
でもパッと見の感想ですけど、
命の多様性っていうタイトルがついてそうな絵になってるなと思うし。
なるほどな。
なんでこんなにいっぱいにしたんですか。
なんかコミュニックって、ある意味パターンがそれなりに決まってたから、
いじりやすかったと思うんですけど、
こんなにいっぱいあったら逆に戸惑っちゃう人もいるかなって思ったりもしつつ、
単純に見てめっちゃワクワクするなって思うし、
なんか狙いみたいなのあるんですか。
もともとこのくらい多様にしたかったんですよ。
もともとやりたかった。
もともとやりたかったんですよね。
でもやっぱりブランドとしては、
やっぱり万博ってイメージがあるじゃないですか。
ブランド管理のイメージとしてはあるんですけど、
でも世界って多様じゃないですか。
でも確かにこれが分かりました。
すごいワクワクしてる理由が何となく自分でも腑に落ちてきたんですけど、
脈々は一定のパターンの中で二次創作がやりやすかったけど、
これが仮に1000パターンあったとして、
1001個目作れそうだなって思うんですよね。
そうですね。
でも広い意味で言うと、むちゃくちゃ多分アイデンティティが共通化してるし、
この目玉の可愛さ、
この3つぐらい丸を描くと、
絵が下手な俺でも描けそうみたいなところも含めて、
むちゃくちゃオープンだし、
仲間をさらに自分で作っていけそうな、
開かれた可能性みたいなのは感じてると思いますね。
そうですね。
僕がまず01としてこれ作って、
世界観ある程度考え方をイメージはしてるんですけど、
やっぱり万博だったりとか、
公脈もそうですけど、
ある一定のルールがもうちょっと狭いんですよね。
固定的で、やっぱりブランドイメージとして認知させないといけないから、
あまりそこまで多様にはできない。
それはブランディングのプロとしてはそういう判断をするんですけど、
本当は今回のこの考え方っていうのは、
もっとプラットフォーム的になれるっていうか、
例えば絵文字ってありますけど、
ああいうのもオープン絵文字みたいなプロジェクトっていうのがあって、
いろんな人たちが絵文字を作るっていうプロジェクトがあったりするんですよ。
なんかそのくらい、
もっとオープンソース的に、
新たなキャラクターとか、
新たなものをみんなが作っていけるような、
なんかそういう生態系みたいなものを生み出していくと、
なんかこれで例えば、
あのイラストレーターさんとか、
あのデザイナーさんとか、
いろんな人たちがこのプラットフォームに入ってきてくれて、
新しい僕なりの、
このこいつら、生き物。
ちょっと名前を今考えていってるんですけど、
そういったものを生み出していけるような、
新たなプロジェクトっていうのを作っていきたい。
まさにベアブリックなんかわかりやすい。
まさにそうですね。
いやーむちゃくちゃいいし、
これLINEスタンプできたら買うんで言ってください。
ありがとうございます。
ベアブリックもそうだし、
ベアブリックってある種の、
形は一つなんですよね。
IDですよね。
そうなんですよね。
形は一つで柄が違うっていう。
今回はもう形も結構多様に作っていけるっていう。
でもなんか一つの世界観の中にいるみたいなことで、
なんかそれをね、
ちょっとここからどんどん開いていって、
また新しいいろんな人たちと、
このものづくりの物語を始めていきたいなと。
楽しみがあるなー。
例えばね、じゃあ、
よみうり巨人が優勝しましたって言った時に、
その2色で作るとかすごいできそう、
みたいなこととかもありますよね。
さすがですね。
まさにご当地的なものとか、
企業とのコラボレーションだったりとか、
一緒にプロジェクト何かやっていこうとか、
結構あの時万博でいろんな構想が、
国バージョンのやつを作るとか、
ちょっとそういうのもイメージはしてたんですけど、
あの時できなかったことが結構まだあって、
もうもったいないから、
コモンズで、この新しいプロジェクトで、
その可能性を開いていくっていうのは、
やっぱり文化的なこと側面だったり、
創造的な側面ですごく重要なことかなと。
いやー、チラ見せありがとうございます。
いい企みでした。
ありがとうございます。
ぜひ来てくださいという感じです。
そういう現在地で、
これから実験場を、
次にどうやって繋いでいくのかっていうことを、
今取り組まれていると。
じゃあちょっとここからは、
カジュアルに無責任な未来の話をしてみたいなと、
本当に思っていて、
縁日は多分具体的なイベントで、
いろんな人が集まるってことだと思うんですけど、
多分これやると、
また次に繋がりそうな気もしますし、
年一の楽しいお祭りもいいと思うんですけど、
たぶん悲惨の中にイメージされているビジョンって、
もうちょっと先があるんじゃないかなって勝手にしてて、
なんかその先描いている、
グッドイメージってあったりしますか?
そうですね。
今足元めちゃくちゃ走りながらなんで、
未来と足元を行ったり来たりしながらはあるんですけど、
やっぱり万博とか、
僕オリンピックにもかかわってましたけど、
大きなイベントっていうのもすごい大事、
これは祝祭空間として大事だったりもするかなと思っているんですが、
やっぱりそこまでのプロセスだったりとか、
その過程で何をどういうふうに作っていくか、
継続した取り組みとアクション、
それに伴うプロジェクトをどう走らせていくかっていう、
このハレとケじゃないですけど、
ケの部分をずっと続けていって、
そこの中で様々な社会的な変化を起こすようなプロジェクトっていうのを、
やっていくっていうのがやっぱりまずは大事かなと思うんですよね。
そのある種の発表会がこういうお祭り空間であるべきで、
万博もあるしそういう側面はあったと思うんですけど、
あんまり家庭とかそういうところはそこまでフォーカスされずに、
やっぱりイベントが一番分かりやすくフォーカスされるので、
そうですね、万博は仕上げていくものって感じがやっぱりありましたね。
そうなんですよね、それはしょうがない部分はあるんですけど、
やっぱりこのイベントごと、祝祭空間っていうのは定期的にやっていきたいなと思ってるんですけど、
それまでの過程の中で、今具体的に言うとディスコード上で、
様々な人たちと交流、市民の人たちも含めたクリエイターも含めた交流をしながら、
実際書籍とか祭りの過程をみんなと共有しながら作っていくっていう、
プロセスの作り方っていうのもやっていて、
来年以降はそれをもう少しちゃんと育てていく、
今は本当にクラウドファンディングの中でいろんな人たちに入ってもらってるんですけど、
みんなでこの共有地を守っていきながら、
その先の未来にいろんなプロジェクトを起こしていくためのプラットフォームっていうのをちゃんと作っていきたいっていうふうに思っていて。
例えばどんなプロジェクトがあったりしたら面白そうだなみたいなのを、
これごと妄想でもいいかなと思うんですけど。
それで言うと、ある種、これからの都市ってどういうことなんだろうとか、
あとは、例えば今回すごく関わったところで言うと、
まさに知財だったりIPだったり、
そういったものってこれからどういう形であるべきなんだろうっていうものが、
研究とアクションされていったりとか、
Commons側ではいくつかのそういった研究、
ラボって僕ら呼んでるんですけど、
ラボが複数立ち上がっていくみたいな形で、
いろんな方たちとそこで研究開発をしていくっていうのに、
これからやっていきたいCommons側では。
実際これから社会実装にそれを取り組んでいくときに、
もう実際プロジェクトをちゃんと起こして事業化していったりとかですね、
自分たちでブランドを作ったりとか、それこそIPを作ったりとか、
実際そこからいろんなものが外に飛び出していくというか、
会社だったりブランドだったり、
プロジェクトが起きていくための場所として作り続けていきたいなと。
面白いですね。
じゃあ例えば、
公脈みたいなものの取扱い権利みたいなものが、
ちゃんと制定された状態においては、
何より正義だなって思うのは、
公脈可愛いじゃないですか。
可愛いから、
その後も、
お好み焼き屋のノレンで使うっていうことがあったときに、
街に溶け込んでいったりするようなことだったりするんですけど、
そういうのを試していってもらいたいなというか、
やりたいって思ったときにどういうふうにするといいんだみたいなものが、
ものすごくスマートに整理されていたりとか、
それが何て言うんですかね、
アフター万博を盛り上げようみたいな気運で言うと、
教会主体で市民がフォローして頑張るみたいな雰囲気になっちゃうと思うんですけど、
そうじゃないなって思ってて、
可愛いじゃんとか、
これ好きなんだよ。
うち半信好きと同じくらいの感じっていうか、
好きだから使ってるんだよね。
だって使っていいものだし、
っていう風にして街の雰囲気ができていったりするのが、
僕はちゃんと愛されてるIPだなっていうふうに思っていて、
そうするとやっぱり大阪のIDというかアイデンティティーになっていくと思うし、
そういうふうな取り組みにつながるようなこととかは、
例えば飲食店に100個小脈が現れるまでの軌跡をたどるみたいな、
ちょっと面白そうって思う。
なんかそういう話一回しましたよね。
なんかしましたね。
そういえばしてたかもしれない。
それぐらいやっぱり好きだから使うとか、
応援したいとか好きな人のIDとして活用してもらう世界線を、
なんか開いていってもらいたいなって。
イチガイヤからのリクエスト。
いえいえいえ。
実際それはもうやってるんですよ。
どうですか。
まさにそういう提案をいろいろと、
いろんな方に投げかけていったりとかして、
やっぱり結構もったいないなと思うのが、
万博のデザイン、これ脈々も含めた小脈も含めた、
いわゆるソフトと言われるものって、
やっぱり万博ってハードレガシーが注目されがちなんですか。
例えば建築物とか、大屋根リング一部残りますけど、
ハードだけじゃなくて、
ソフトとして何をつないでいくかっていうのも結構大事な視点だなと思ってて、
実は昨年の末ぐらいから、
万博のデザインを大阪のデザイン資産に、
っていうキャッチフレーズで、
万博のデザインシステム作ったりとか、
ああいうものって実はこんなに盛り上がったんだったから、
資産なんじゃないかなっていうふうに思っていて、
それをこのイベントが終わったからもう使わないっていうのって、
実は結構もったいないことじゃないかなと思ってて、
それをその後大阪の都市ブランディングだったりとか、
大阪の街づくりだったりとか、
まさに先ほど言ってたお店の人が勝手に自由に使っていったりとか、
文化を殺さずに残していくような、
なんかそういった動きができないかなっていうのは、
僕らもちょっと提言書をまとめて、
いろいろな方に見ていただいたりとかっていうのは、
実は続けていたりします。
素晴らしい。
行政の方へのアプローチとかそういったことを目でやられてますよね。
素晴らしいと思います。
やっぱり盛り上がった二次創作文化とか愛着とかって、
何もしなければ結構落ちていくんだけど、
それをちゃんと使い続けていけば文化として成長していくし、
場合によってはそこで、
例えばお土産とかに使ったり、観光施策に使ったりとか、
そこでもしかしたら収益が上がる可能性もあるし、
そこで上がった収益をまた次の街づくりに投資したりとか、
教育、例えば創造性教育とか、
そういったものに投資していくとかで、
新しい循環を作っていくっていうことも結構大事かなと思っています。
大事ですね。
むしろある一定規模以上の国家イベントとか地域のイベントみたいなものの、
アフターフォローとして、
ちゃんと全部一連のパッケージにした方が本当はいいっていうことを、
多分今やられてるんだなと思っていて。
そうね、だから成功したからっていうのもあるのかもしれないですけど、
今回万博がね。
やっぱりちゃんと最初からサステナビリティとかって歌ってるぐらいなので、
実はソフトとしても継続的に使っていく、再利用するみたいなことも、
僕ら作っていかないといけない時代に入っていくんじゃないかなと。
そうですよね。
でも本当それが風化する前に、今必要、今必要ってところで、
どんどん薪をくべてってされてる感じがするんで、
やっぱり今日ずっとお話聞いて一本線通ったなと思うので、
今そうやってやっぱり愛され続けられてるこのポテンシャルがまだある。
実はその前夜にXのわちゃわちゃがあったっていうのが、
結構大事だったんじゃないかなと思って。
要はそれが何か公式が認定した何かであるみたいなことで、
アイドルとかだったらやっぱあるかもしれないけど、
でもそれも相当クラスター化していくというか、
それが好きな人っていうような形になるかなっていうので、
結構一般市民の方とオープンにコミュニケーションを取った形跡のある、
ID、もしくはそういったことに成功できたものがあるんだとしたら、
レガシーになる資産になるものとして、
ちゃんとその後まで含めて一連で考えましょうっていうのが、
ちゃんと今回ので一つパッケージというかできるんじゃないかなと思ってて。
まさにこれで今活動してるのがこれが成功するのか、
どう結論というか記述するのかっていうのは分からないですけど、
やっぱこの活動してた人がいるっていうこの物語、
こういうことって可能性として一つありえるんだっていうことを、
何か次の例えば国会イベントだったり何かのイベント、
公共のプロジェクトするときにそういう視点が入ってくるっていうだけでも意味があるかなと思うんで。
コモンズってね、それって別にやってても別に、
それをやってたからってお金が儲かるわけでも何でもないんですけど、
やっぱりそれを株式会社じゃなくて社団法人でやってるっていうのは意味が、
一見足元では意味がないけど、
未来につながるそういう可能性のあるプロジェクトだったりっていうのもやっぱりやる必要があるかな。
楽しいだろうなとも思うし、
ある意味でそれって社団法人として社会実験をしてる感じでもあるじゃないですか。
そういったところにデザイナーだけではなくて、
研究者であるとか空間の人とかいろんな人が今関われるってことなので、
ぜひコモンズの方も見てる方注目していただけるといいのかなというふうに思いました。
そうですね。
具体的にそういった万博のデザインもそうですし、
ちょっとじゃあ万博のデザインだとなかなかできないけど、
その万博で生まれた可能性、デザインの可能性だったりとか、
新しい創造性の循環だったり、
知材の可能性だったり、
そういったものを新しいプロジェクトとしてまたやっていくっていうのも結構大事かなと思っていて、
そういうのも実はコモンズの今回の展覧会で一つ表現できたらなと思っているので、
それもぜひ見てほしい。
ありがとうございます。
これ9月30日からやるんです。
すごい楽しみにしてます。ありがとうございます。
いやでもほんとすごいいろんなお話、
多分これからもやった後またちょっと別で話聞かせていただきたいなと思うので、
やっぱりちょっとスナップショット撮ってた方がいいですね。
これから。
ですね。
その時ね、どんな気持ちでやってたのかとか。
ぜひぜひ。
そういうことはちょっと知材図鑑として今後も追いかけさせていただこうかなと思います。
ありがとうございます。
ということで、本日のゲストはビジョンズ、そしてコモンズの代表の引口幸太さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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お相手はコネルの出村光代でした。
次回もお楽しみに。
幸太さんありがとうございました。
ありがとうございます。